この記事では、車のバッテリーマークが点灯してエンジンがかからない時の原因と対処法についてご紹介します。
バッテリーマークが点灯してエンジンがかからないときは、どのような原因が考えられるのでしょうか?
エンジンをかけるときや、走行中に突然なんの前触れもなく、異変を示すチェックランプが点灯したら驚いてしまいますね。
停車中や走行中に関わらず普段目にする機会の少ない表示ですので、原因や対処法を知っているれば、いざと言うときに安心ですよね。
それでは、バッテリーマークが点灯した時にエンジンがかからない原因と対処法についてお届けしていきますので、最後までお見逃しなく!
車にとって、バッテリーは重要な部品なのでトラブルは起きてほしくないですね。
万が一、バッテリーマークが点灯してしまった場合に、原因や対処法をしっておきましょう!
バッテリーマークが光る原因と対策は?
バッテリーマークは、別名『充電警告灯』とも呼ばれ、車のバッテリーの『充電状態の異常』をお知らせする表示なのです。
ですから、バッテリーの異常かな?と思ってしまいがちですが、バッテリー本体の異常を示しているのではないのです。
乗用車のバッテリーは、通常12ボトルのバッテリーが搭載され、走行中は14ボルト程度の電圧になすのですが、この電圧が低下したときにバッテリーマークが点灯するのです。
バッテリーの電圧が低下するということは、必要な電力がきちんと充電されていないこと意味しています。
ファンベルトの切れが原因?
バッテリーがきちんと充電されない原因として、『ファンベルト』が切れてしまう原因が考えられます。
では、どうしてファンベルトが切れてしまうと、バッテリーが充電されなくなってしまうのでしょうか?
ファンベルトは、エンジンの回転を利用している発電装置の『オルタネーター』に動力を伝える役割を担っています。
ですから、ファンベルトが切れてしまうと、オルタネーターが回転できなくなってしまい、バッテリーが充電されなくなってしまうのです。
ファンベルトの交換費用は?
万が一ファンベルトが切れてしまった場合の、交換にはいくらくらいの費用がかかるのでしょうか?
軽自動車の場合は約3,000円程度、普通車の場合は約4,000円、SUVなどの大型の車の場合は約5,000円が一般的なお値段のようです。
交換の為の作業工賃は、車種に交換作業を行うディーラーや修理工場によって、多少の違いはありますが、おおよそ5,000円程度のようです。
ファンベルトが切れないためにすることは?
ファンベルトが切れないためには、普段からどのようなことに注意していれば良いのでしょうか?
車検のタイミングやファンベルトが劣化したときに特有の『キュルキュル』という音が鳴り出したら、ファンベルトのゴムの劣化や張りが弱くなってきていますので、要注意です。
車の使用状況や保管状況によって異なる場合もありますが、一般的に3~5年毎、もしくは5~10万キロ毎での交換が推奨されています。
お車の車種にもよりますが、部品代と交換工賃を含めて1万円程度ですので、走行距離や車検のタイミングで定期的に交換しておきましょう。
オルタネーターの故障も原因?
バッテリーマークが点灯して、ファンベルトをチェックしても問題がない場合は、他に何の原因に考えられるのでしょうか?
それは、バッテリーを充電するための電力の源である『オルタネーター』が原因として考えられます。
オルタネーターは、ファンベルトによってエンジンの回転を伝達し、その回転力を動力として用い作動して発電を行う部品です。
このオルタネーターが壊れてしまうと、電気を作れなくなってしまい、バッテリーの充電や各種電装部品への電力の供給が滞り、エンジンがかからなくなってしまいます。
オルタネーターの交換費用は?
オルタネーターが壊れてしまった場合には、どのくらいの交換費用がかかるのでしょうか?
車種やメーカーによって異なりますが、新品の場合は5~10万円くらいのようです。
オルタネーターは、中古品をメンテナンスして再使用できるようにした『リビルト部品』も多く流通しており、こちらを利用した場合は新品の半額程度で購入が可能です。
交換工賃の費用は、新品・リビルト品にかかわらず1万円ほどです。
オルタネーターの寿命は?
重要部品であるオルタネーターの寿命はどのくらいなのでしょう?
使用状況にもよりますが、おおよそ10万キロの走行を境目にトラブルが出始める事がいいようです。
オルタネーターの性能や品質向上によって、最近では20万キロ以上の走行しても壊れない場合もあるようです。
車検や定期点検の際に、ファンベルトと一緒にチェックしてもらいましょう。
バッテリーマークが光ったら危険状態?!
ここまで、バッテリーマークが点灯する原因について説明してきましたが、バッテリーマークが光ったらどのような危険があるのでしょうか?
バッテリーマークの点灯は、車の電力の低下をしめしていますので、電装部品が不調をきたすことになります。
近年の車は、省燃費性能向上の為に、パワーステアリングやブレーキの補助装置など走行に欠かせない重要な部品が電気で動くようになっています。
ですから、バッテリーマークが点灯したということは、パワーステアリング効かなくなってハンドルが急に重たくなったり、ブレーキの危機が急激に落ちるなど、重大な事故に繋がりかねない危険があるのです。
バッテリーが充電されないと、エンジンがかからないといった単純なトラブルでは済まない場合もあるのね!
パワステやブレーキが効かなくなると、とっても危険なので、バッテリーマークが点灯する意味や原因を知れてよかっわ。
油圧警告灯が一緒に光る場合はどうなってるの?
オルタネーターと同様に、エンジンにオイルを供給するポンプもファンベルトによってエンジンの回転を動力にしています。
ですから、ファンベルトが切れてしまうとオイルポンプも作動しなくなってしまうために充電警告灯が一緒に点灯する場合があります。
まず初めはオルタネーターの不具合など、充電警告灯の原因を解決してみてはいかがでしょうか?
そうすると油圧警告灯と充電警告灯が一緒に治る可能性もあります。
油圧警告灯だけ光った場合の原因は?
油圧警告灯だけが光った場合は、どのような原因が考えられるのでしょうか?
この場合は、オイルの容量がが不足しているか、オイルポンプの破損や劣化などの故障が原因として考えられます。
エンジンオイルは、人間に置き換えると血液のような重要な存在であり、オイルポンプは心臓の役割を果たし、エンジンが動くためにはなくてはならないものなのです。
ですから、オイルポンプが壊れてしまうと、エンジンにオイルが行き渡らなくなり、最悪の場合はエンジンが壊れてしまいます。
オイルポンプの寿命は無い?
オイルポンプはエンジンの心臓とも言える重要な部品です。
オイルの容量さえしっかり入っていれば、壊れることはまずありませんので、愛車の寿命がある限りと言えるかもしれません。
もし、交換が必要な事があるとしたら、それはあなたの愛車があなたと一生涯を伴にするほど長くお乗りになった場合でしょうか。
修理の費用はどれくらい?
オイルポンプは、エンジンにとって非常な部品で、人間ならば心臓に値する部品ですので、そもそも交換を前提としていませんので、非常に高額です。
そのために、オイルポンプはエンジンと一体化した構造の場合が多く、交換するためにはエンジンを分解したり複雑な作業が必要になります。
オイルポンプ自体は数万円程度ですが、交換の工賃は車種やメーカーにもより異なりますが、10万円前後かかるようです。
自分で直すことも出来る?
オイルポンプの交換には特殊な工具が必要であったり、修理作業に時間がかかるため屋内設備がいることもあり、自分での交換は難しいです。
サンデーレーサーや自宅ガレージをお持ちの方で、ご自身で直す方もいるようです。
車の心臓であるエンジンの心臓の役割があるなんて、オイルポンプはすごく重要な部品ですね。
油圧警告灯が点灯する原因を知っていれば、万が一トラブルに遭遇してもゆとりを持って対処できますね。
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まとめ
この記事では、車のバッテリーマークが点灯してエンジンがかからない時の原因と対照法についてご紹介してきましたが、如何でしたか?
バッテリーマークが点灯したら、バッテリー本体の不具合かと思っていましたが、まさか発電が上手くできていない警告だったとは驚きでした。
ファンベルトが切れてしまったり、発電のために最重要であるオルタネーターのトラブルが原因だと知ることができましたね。
最悪の場合は大事故につながる可能性もありますので、充電警告灯が点灯したら速やかに走行をやめて、購入したディーラーや最寄りの修理工場に相談してみましょう。
場合によっては、油圧警告灯が点灯する時もあり、この場合は状況によっては最悪エンジンが壊れてしまう可能性もあります。
ないに越したことはありませんが、愛車のバッテリーマークが点灯してしまった場合に、役立ててくださいね!
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