キュルキュル音がしてエンジンがかからない時の原因・対処法

エンジンがかからない キュルキュル 対処法
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この記事では、エンジンがかからない時にキュルキュル音がする場合の原因・対処法についてご紹介します。

いざ車を動かそうとしたときにエンジンがかからないと、どうにもできずに本当に困ってしまいますね。

キュルキュル音が鳴る場合とならない場合、それぞれの状況にあわせた解決方法があります。

ご紹介する原因と対処法で、今すぐ試せるものがあれば試してみてくださいね。

それでは、エンジンがかからない時にキュルキュル音がする場合の対処法についてお届けしていきますので、最後までお見逃しなく!


エンジンがかからないって、本当に困ってしまいますね。

キュルキュル音がするか、しないかで対処法が違うのです。

いざと言うときに困らないように、エンジンがかからない時のキュルキュル音が鳴ったときの対処法を知っておきましょう!

エンジンをかけると、キュルキュル音がする場合の原因・対処法は?

エンジンがかからない キュルキュル 対処法

エンジンがかからなくてお困りの方で、鍵を回すと、スタートボタンを押すとキュルキュルという音だけが鳴り響いてエンジンがいつまでもかからない状況になっている方もいるのではないでしょうか?

この場合の原因と対処法についてご紹介します。

 

キュルキュル音はセルモーターの音なの?

このキュルキュル音はセルモーターが回っている音です。

エンジンをかけるためには、なくてなならない電装部品の1つです。

元気なキュルキュル音は聞いていて心地よく感じますよね!

 

セルモーターって何なの?

セルモーターとは、エンジンをかけるための動力となるモーターです。

エンジンは、一度動き出すとフライホイールの回転による惰性や、他のピストンシリンダーの力によって動きますが、最初の始動は外部から回転の力を与えてあげなければなりません。

止まっているエンジンの回転抵抗には相当なもので、それに打ち勝てるように強力なモーターが使われています。

 

セルモーターはどこについてるの?

セルモーターは、エンジンの出力軸であるクランクシャフトを回すため、エンジンの下部に接続されています。

変速装置とエンジン接合部分付近に配置されている場合が多いようです。

最近の車は静寂性を高めるために、エンジンルーム内を遮音材で囲んでいたり、車内スペース確保の為にエンジンルームが狭いために各部品がぎっしりと詰まっていて、エンジンルームの上側から見るのは難しいです。

一部の車種で採用されている、発電用のオルタネーターとセルモーターが一体になっている車種ではエンジンルーム上部から見ることが可能です。

 

セルモーターは壊れやすいの?

セルモーターは、一般的には15万キロ程度で故障やトラブルが目立ってくるようです。

営業車や宅配便など、頻繁にエンジンのオン・オフを行う場合はセルモーターへの負担が増えるので寿命はもっと短くなるようです。

エンジン始動時には毎回使う部品なので、簡単には壊れないようになっています。

 

セルモーターの交換費用はいくら?

交換にはどの程度の費用がかかるのでしょうか?

新品のセルモーターに交換する場合は、部品代が車種によって異なりますが4万円前後、交換する工賃が8千円前後かかるようです。

あまり費用をかけられない場合には、廃車や不動車から取りはずした部品を再生したリビルト品というものがあります。

このリビルト品のセルモーターを使った場合には、交換工賃は同じですが、部品代はおおよそ新品の半額程度となるようです。

 

バッテリーが弱っているのが原因の可能性もある?

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バッテリーが弱っていて、セルを十分に回せずに弱々しいキュルキュル音がする時がありますよね?

そんな場合には、バッテリーを交換すれば治るかもしれません。

 

弱ったバッテリーを復活させる方法は?

バッテリーが弱ってきたら交換するのが1番ですが、安くても数万円するバッテリーを購入するのは、少々悩んでしまいませんか?

一般的に使用される自動車用バッテリーは鉛蓄電池は安価で、高電圧が取り出しやすい特徴があり幅広く利用されています。

反面、長期の使用によりサルフェーションと言われる現象が発生し、バッテリー容量が低下してくるのが、一般的に『バッテリーが弱っている』状態なのです。

であれば、サルフェーションを回復できれば、バッテリーが復活するだろうという考えで、バッテリー復活剤なるものが、販売されていますが効果は短期・限定的なようです。

結論として、一度弱ったバッテリーはいつ止まるか分からないし、他の場所が壊れるかもしれないので、出先でのトラブルにも対応できるように、日本全国を網羅しているロードサービスJAFに念のため入るのも良いかもしれませんね

 

JAFには入ったほうが良いの?

みなさん、一度は聞いたことのあるJAFですが、入会すると良いことはあるのでしょうか?

JAFの利用は誰でもできますが、JAFに入会することによって様々な特典や、非会員では有料であるロードサービスを無料で受けることが可能になります。

まず、JAFに入会するためには入会金2,000円(オンラインカード決済なら1,500円)+年会費4,000が必要になります。

特典としては、全国約48,00か所の優待施設での利用料金の割引があり、代表的なものとして、食事、カラオケ、旅行パックなどの割引があげられます。

主に食事では、外出先で楽しめるロイヤルホストや牛角、自宅にいても利用できるドミノ・ピザなど、1人でも家族でも楽しめる有名店が挙げられます。

肝心のロードサービスですが、路上トラブルトップ3のバッテリー上がり、パンク、キーの閉じ込みなどが365日・24時間、日本全国で無料になるのです!

ちなみにこれらを実費で払うとなると、いずれも一般道の場合でバッテリー上がり12,880円、パンク交換13,080円、キー閉じ込み14940円と結構な金額がかかってしまいます。

 

セルモーターに異常なくキュルキュル音が鳴る場合は燃料系統にトラブルあり?!

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燃料系統とは、燃料を貯蔵するガソリンタンクにはじまり、エンジン方面へガソリンを送るフューエルポンプ、送られてきたガソリンをエンジンに噴射するインジェクター、そして最後にガソリンに点火するスパークプラグから構成されています。

 

スパークプラグは消耗品?

エンジンが動くのに、欠かすことの出来ない重要なパーツのスパークプラグですが、交換しないとどうなってしまうのでしょうか?

スパークプラグは普段は目立たない縁の下の力持ちの様な存在で、エンジンが動いている間は、スパークプラグも働きっぱなしなのです。

常に火花を飛ばし続けているので、火花を飛ばす電極部分が消耗していき、やがて寿命が尽きてしまい、火花が飛ばなくなりエンジンが動かなくなってしまいます。

 

スパークプラグはカー用品店でも購入可能!?

エンジンが動くためには欠かすことのできないスパークプラグはカー用品店で売ってますし、その場で短時間で交換してもらえる部品です。

スパークプラグは性能やメーカーによって異なりますが、メーカー希望小売価格で見ると1本が2,000円前後、通信販売を利用すると1,000円前後で購入可能が出来ます。

一般的な乗用車に多い4気筒エンジンの場合は、4本の交換が必要となりますので4,000~8,000円ほどの費用がかかる計算になります。

 

スパークプラグは自分でも交換できる?

愛車のスパークプラグの型番を使用マニュアルやインターネットで検索して、同じスパークプラグを購入すれば交換は簡単です。

交換には、別途プレグレンチという、スパークプラグ交換専用の工具が必要になりますが、安いものであれば1,000円以下で購入可能です。

締め付けは厳密には締め付けトルクが決まっていますが、そのためには『トルクレンチ』という高価な工具が必要になってしまいます。

トルクレンチがない場合はスパークプラグを手締めで締め込み後に、新品なら1/2~2/3回転程度(180~240度)、再使用の場合は1/12回転(30度)締め付けるとちょうど良い締め込み具合になります。

怪我や火傷防止のために軍手の用意・着用を忘れずに!

ちなみに、交換をお店にお願いする場合は、1本当たり500円の交換工賃が一般的なようです。


エンジンがかからない原因ってたくさんあるのね。

自分でも修理や対処できそうなら、やってみるのもいいかもね!

少しでも不安があり作業に自信が無い場合は、JAFなどのプロに任せるのが安心ね。

 

キュルキュル音がしない場合に考えられる他の故障原因は何?

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これまでは、エンジンからキュルキュル音がする場合の原因と対処法をご紹介してきましたが、キュルキュル音が全くしないで、車が全く動かなくなってしまった方もいるのではないでしょうか。

ここからはそんなときの原因と対処法をご紹介します。

 

セルモーターが故障してしまっている?!

エンジンがかからない時に

  • エアコン吹出口から風が出ている
  • オーディオやナビゲーションシステムが作動している

という状況であれば、バッテリーには問題がないということになります。

この場合は、セルモーターが故障している可能性があります。

 

スマートキーを持っていない

現在の車は、スマートキーから発せられる電波と車に搭載されているコンピューターとが相互に通信しています。

スマートキーを持っていない場合には、車側がエンジン始動の許可を出さないように判断するために、セルモーターが動かずエンジンはかかりません。

 

ブレーキを踏んでいない

ラジオから音がして、エアコン吹出口から風もでている状況でバッテリーは問題なく、スマートキーもしっかりと持っているのにエンジンがかからないという場合。

この場合には初歩的なミスでありがちな、ブレーキペダルの踏み忘れが考えられます。

初心者やベテランを問わずに、うっかりやってしまいがちですね。


キュルキュル音がしない原因ってたくさんあるんですね!

素人では対処出来ない故障からうっかりミスまで、たくさんの原因がありますね。

自分で原因に気がつけば良いですが、わからない時には無理をせずにJAFなどのプロに任せしましょう!

 

新車・中古車を買う時の下取り車を高く売る方法は?

新車・中古車を安く買うには、値引きをしてもらうのが圧倒的に早いですが、あなたに下取り車があるのならば、その車を下取りに出せば更に安く買えますよね。

しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!

ここで注意すべき事は、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」という事。

また、


値引きは限界です。その代わり下取り金額に10万円上乗せしたので、これで契約してください!

と言ったセールストークに誤魔化され、あやうく損するといった場面も見受けられます。

やっぱり、1円でも高く下取りに出したいですよね?

そのためにも、ある程度の今あなたの乗っている車がいくらで売れるのか相場を知っておく必要があるのです。

そんな時に役立つのがかんたん車査定ガイドになります。

そこで、下取りに出したい車を一括査定してもらって買取価格の相場を知ってその見積書を提示して、それより高くしなければ下取りに出しませんとあなたの下取り車を高く売るために交渉する最大の武器となります。

私もディーラーに車を下取りに出した時、ラブ4の初めの提示金額は40万と言われました。

そこで、車買取査定サイトから無料査定をしてもらった結果、57万円という買取金額が出て唖然としました。

あやうく17万円を損するところでした!

その後、私は再びディーラーへ行って車買取査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えたところ、車下取り価格を17万円+1万円UPしてくれました。

初めから相場以上の金額で対応してくれよと思いながらも、車買取査定サイトを知らなくては損するのは当たり前ですね。

だからこそ、下取り買取金額を出してもらう前に、利用していくのを忘れないようにして下さいね。

かんたん車査定ガイドでは、かんたん車査定ガイドで申し込み後、買取相場が表示されます。

ディーラーの下取り買取価格と比較したい方・すぐに相場を知りたい方は、無料ですぐに利用できるのでお早めに利用してくださいね。

かんたん車査定ガイド
 

まとめ

エンジンがかからない原因 対処法

この記事では、エンジンがかからない時にキュルキュル音がする場合の原因・対処法についてご紹介してきましたが、如何でしたか?

エンジンがかならない!キュルキュル音がするか、しないかでの原因や対処法の違いがいろいろとあるのですね。

バッテリーやスパークプラグの交換など自分で出来そうなことや、セルモーターの故障といった、JAFなどのプロにお願いしなければならない場合があります。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

この記事が愛車ライフの参考になれば嬉しいです。

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