スイフトのトランスミッション警告灯が点灯する原因・修理費

トランスミッション警告灯 スイフト 原因 修理費
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この記事では、スズキスイフトのトランスミッション警告灯が点灯する原因や修理費についてご紹介します。

小型車の人気モデルである、スズキスイフトのトランスミッション警告灯が点いてしまったら困りますね。

トランスミッションは、エンジンの回転を効率よくタイヤに伝える為に、車にとっては無くてはならない部品の一つです。

万が一、トランスミッション警告灯が点いてしまっても、原因や対処法を知っていれば落ち着いて対応できますよね。

それでは、スズキスイフトのトランスミッション警告灯が点灯する原因や修理費についてお届けしていきますので、最後までお見逃しなく!


スイフトは、小型車クラスで人気の車種ですね。

トランスミッションは、車が動くためになくてはならない部品だから、トラブルが発生すると困ってしまいますよね?

もしもの時に備えて、トランスミッション警告灯が点いたときに原因や対処法を知っていると安心ですね!

スイフトはどんなトランスミッションを採用しているの?

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現行型のスズキスイフトのトランスミッションは1.0Lターボ車の『RSt』と、スイフト・スポーツには6ATが採用されていますが、その他のAT仕様車は、全て『CVT』を採用しています。

CVTとは『Continuously Variable Transmission』の頭文字に由来していて、意味の通りに『連続的に変速することができるトランスミッション』です。

一般的なATのように歯車ではなく、自由に径を変えることのできる2組のプーリー(滑車)と、そこにかけられたチェーンを用いることで無段階に変速が可能です。

そのため、速度やエンジン回転数に応じて、いつでも最適なギア比を選択でき、しかも駆動力を途切れさせることなくスムーズな走行できるのです。

 

スイフト先代のモデルとはトランスミッションは違うの?

3代目の先代モデルのスイフトにはどんなトランスミッションが搭載されていたのでしょうか?

先代モデルでは、全てのモデルでCVTが採用されていました。

このモデルから採用されたCVTには、従来のアイシンAW製からスズキと日産で共同開発したジヤトコ製『副変速機構付CVT』が搭載され、現行の4代目でも仕様されています。

副変速機構とは、CVTとエンジンの間にさらに普通の2速ATを介在することによって、CVTの変速幅を倍にすることが可能となり、エンジンの効率をよりきめ細かく幅広く使えるようにしたものです。

 

スズキは昔と今はトランスミッションが変わった?

以前は、一般的なトルクコンバーター式のATを採用していましたが、近年の排ガス規制や低燃費化のために、ここ最近はほとんどの車種にCVTを採用しています。

通常のATtoあわせて、先程もお話した日産との共同開発で完成したジヤトコ製の副変速機構付のCVTや、以前からあるMTを利用してAT化したスズキ独自の『AGS』という商品もあります。

トランスミッションの種類を複数もち、車種やグレードに応じて幅広い選択を可能としているのが特徴です。

 

同じトランスミッションを積んでいる車はある?

スズキのスイフトと同じトランスミッションを搭載している車は、スイフト、ソリオ、ソリオ・バンディット、スプラッシュがあります。

また、三菱自動車にOEMで供給している、『デリカD:2』も同じトランスミッション搭載車にあげられます。

いずれも、人気車種ですので、かなりの数の車が同じトランスミッションを搭載していることになります。


スイフトのトランスミッションにはCVTが搭載されているんですね。

しかも、副変速機構というより低燃費やスムーズさが特徴のCVTなんですね!

先代のスイフトからも仕様されていて安心感がありますね。

 

スイフトのトランスミッション警告灯が付く原因は?

スイフトのトランスミッション警告灯が点灯する理由には、どのような原因があるのでしょうか?

  • センサー類の誤作動
  • CVTFの油圧低下
  • CVTFの酸化などによる劣化
  • CVTコントロールユニットの故障

以上のような原因によって警告灯が点灯することが多いようです。

 

可能性が高いのはCVTFの劣化!?

CVTFとは、CVTトランスミッションの内部のプーリーやベルトの潤滑や摩擦に必要なオイルのことです。

ベルトとプーリーの伝達ロスを少なくするための摩擦特性が求められると同時に、この滑りが多いと発熱し焼きつく可能性があるので非常に重要な役割があり、一般的には2年または20,000km毎の交換がメーカーによって推奨されています。

このため、CVTFが劣化してしまい、本来の性能が発揮出来ない状態になると、CVTの動作に不具合が発生し、トランスミッション警告灯の点灯の原因になります。

 

どんな症状が出る?

CVTFが劣化してベルトとプーリーが回転するために必要な摩擦がへってしまい、CVT内部のベルトが滑りやすくなるので、それを防ぐためにエンジントルクを一時的に制限されてしまいます。

このため、発進時にアクセルを踏んでもエンジントルクが立ち上がるまでに遅れが生じるてしまい、加速力が弱くなってしまいます。

具体的な症状としては、いつも通りにアクセルを踏んでも加速が悪く感じると同時に、加速中に「カリカリ」とノッキング音がなることが多いです。

 

CVTFの劣化の対処法は?

CVTFの劣化の対処法はあるのでしょうか?

メーカー推奨の交換サイクル通りに交換したり、定期的にCVTFをレベルゲージで確認することによって対処可能です。

エンジンオイルのチェックと同じく、CVTFも定期的な点検や交換が大事なので、忘れないように覚えておきましょう。

走行距離や使用頻度によっては、交換推奨サイクルの期間内でも劣化が進むこともありますので、やはり日頃のチェックが重要です。

 

CVTFの交換は自分でも出来る?

CVTFは自分でも交換可能でしょうか?

結論から言いますと『可能』ですが、CVTF交換中に異物が混入したり、湿度が高いと水分の混入も考えられますので、CVTの故障に繋がりかねませんので、あまり勧めはできません。

それでも、愛車のためにやってみたい!とう方は、きちんとした道具や交換方法がわかれば難しい作業ではないのでチャレンジしても良いのではないでしょうか。

補足ですが、アイドリングストップ付き車は交換時に『エア抜き』が必要になるため、専門工場でプロにお願いしましょう。

 

CVTF交換の手順は?

簡単に説明しますと、

  1. 必要な工具やCVTF準備
  2. ドレンボルトを外し、CVTF排出
  3. ドレンボルト新品装着し、新しいCVTF注入
  4. レベルゲージで規定量の確認。

という手順になり、エンジンオイルの交換と基本的には同じやり方になります。

 

CVTF交換費用はいくらかかる?

必要な工具や道具は、廃油受けや新品CVTFやレンチ類に新しいドレンボルトなどですので、全て揃えても1万円でお釣りがくる程度の費用になります。

CVTFも、エンジンオイルと同様に粘性や劣化性能などのグレードがあり、選択するCVTFによって、お値段は変わってきます。

 

プロにCVTF交換してもらった場合はいくらかかる?

ディーラーや修理工場、カー用品店に交換をお願いするとどのくらいの費用になるのでしょうか?

交換する車種やCVTフルードの種類、CVTフルードを交換する量によっても交換料金は違いますが、おおよそ5,000円から15,000円くらいで交換可能です。

自分で交換した場合とあまり大差がないことや、万が一CVTが壊れてしまうと30万円程度の費用がかかりますので、そのことを考えると、CVTFの交換はプロにお任せするのが良いといえるでしょう。


トランスミッション警告灯が点灯したときは、色々な原因が考えられるのですね。

CVTFもエンジンオイルと同じように交換すると、性能が回復するんですね。

いつまでも、調子よく車が走れるように、日頃からの愛車のチェックは大事ですね!!

 

スイフトには他にもつきやすい警告灯がある?

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1つ目:ブレーキ警告灯

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リアブレーキのキャリパーの製造が不適切なため、駐車ブレーキ用ピストンが収まる部分のシリンダ内径が大きいものがあり不具合が発生するようです。

このために、キャリパー内部のシール性が低くなってしまい、密閉が保てずブレーキ液が漏れて警告灯が点灯してしまいます。

場合によっては制動力が低下してしまい、大事故につながりかねませんので、ブレーキ警告灯が点灯した場合は速やかに停車してディーラーや修理工場に連絡しましょう。

年式によっては、リコール対象になっている可能性もあるようですよ。

 

2つ目:充電警告灯

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『ISG』と呼ばれる、モーター機能付発電機とウォーターポンプを駆動しているウォーターポンプベルトの強度が不足しているため、使用過程で破断することがあるようです。

そのため、ISGとウォーターポンプが作動しなくなってしまい、発電不良により充電警告灯が点灯するようです。

また、冷却水温上昇により水温警告灯やエンジン警告灯が点灯する場合もありようです。

発電警告灯が点灯した場合も、原因によってはエンジンが停止してしまい、大きな故障に繋がる可能性もあるので、警告灯が点灯したらディーラーや修理工場に連絡しましょう。

充電警告灯も、車種や年式によってはリコール対象になっているようです。


どの警告灯がついても、めったにみないので焦ってしまうわよね。

トランスミッション警告灯の他にも、点灯する可能性のある警告灯について知っておくことは大事ですね。

たくさんの知識があると、いざというときに安心して対処できますね!

 

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まとめ

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この記事では、スズキスイフトのトランスミッション警告灯が点灯する原因や修理費についてご紹介してきましたが、如何でしたか?

スズキの特徴である、副変速機構付のCVTは燃費や加速の良さをもたらしますが、壊れやすい部分でもあるのですね。

その他の警告灯についても、トラブルが発生すると場合によっては、大きな事故に繋がりかねないので、点灯しやすい警告灯についてしっていると、適切な対応ができますね。

警告灯が点灯の原因によっては、リコールの届け出がメーカーから提出されていることもありますので、トラブル発生時には真っ先にディーラーに相談ですね!

スイフトに乗っていて、万が一、トランスミンション警告灯が点灯してしまった場合に、対処法や修理費について知っていれば安心ですよね。

 

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