ディーラー在庫車の値引きはできない?納期は早いの?

ディーラー 在庫車 値引き 納期
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今回は、ディーラー在庫車の値引きはできるのか?納期は早いのか?についてご紹介します。

チラシなどを見ていると、『在庫車』と書かれているのを見たことないでしょうか?

ディーラーでは人気車種の在庫車を持っている場合が多いのですが、在庫車が売れ残っては困りますし、値引きなどの相場も気になりますよね。

また、在庫車だと車がディーラーにあるので納期も早くなるのでしょうか?

それでは、ディーラー在庫車の値引きはできるのか?納期は早いのか?についてお届けしていきますので、お見逃しなく!


売り切りたいのなら、値引きも大きいのでは?なんて期待してしまいますよね。

また在庫車だと、製造期間もかかりませんし納期も早そうですよね。

どこのディーラーにも在庫車ってあるの?

ディーラー 在庫車 値引き 納期

『在庫車』と聞くと、売れ残り?なんてイメージをお持ちの方もいるのではないでしょうか?

ですが、それは少し異なるようです。

詳しくご紹介してみたいと思います。

 

在庫車ってどんな車?

国産車の場合、新車購入を決定したら、販売店からメーカー(車を作っている工場など)へ当該車種の発注を行い、それから工場で車が生産されて販売店へ配車⇒納車となるのが一般的です。

ですが、これだとは納車までにかなりの時間がかかってしまいますよね。

更に人気車種だと、余計に時間がかかってしまったりもします。

そこで、あらかじめ売れ筋モデルなどを、販売店が在庫車として持つようになっています。

なので、在庫車は、売れ残りというよりも、『売れ筋モデルのストック』と言えます。

 

在庫車には2種類ある

在庫車のまず1つは、売れるだろうと言うグレードやボディーカラーを自ら仕入れて在庫として持つ『見込みオーダー』が大半です。

ですが、これ以外にも在庫車の種類があります。

それがが『押し込み』といわれるものです。

これは、メーカーが決めたグレードやボディカラーなどの仕様などを、一方的に在庫車として持たせることです。

『見込み』は販売店の判断ですが、『押し込み』はメーカーの判断という事ですね。

あからさま押し込みではないものの、メーカー側が売れ筋の特別仕様車などを多く生産することで、ディーラーや販売店側は、ストックとして持つ車を選べることなく、半ば仕様を決められたような感じになってしまうこともあります。

メーカーは生産台数を増やすことで、1台当たりの製造コストを安くすると言った目的のようです。

ただ、販売店としてはまずまずは店舗がメーカーに代金を支払う必要がありますし、車両を管理するコストもかかってしまう為、『早く売りさばきたい』というのが本音のようです。

 

在庫車を持たないメーカーも?

一部では上記のようにたくさんの在庫車を持っても、管理コストもかかりますし、もし売り切れなかった場合自社の車として新古車市場へ流れるケースもあり、問題視しているメーカーもあるようです。

その為在庫車を持たないとしているところもあるようです。

 

どのくらい保管されているの?

メーカーで新車が完成すると『完成検査修了証』という書類が発行されます。

この『完成検査修了証』があると、新車登録をする際に、実車を陸運局に持ち込む必要なく、書類だけのやりとりで登録手続きを終わらせることができます。

この『完成検査修了証』には有効期限があり、9ヶ月間となっていますので9ヶ月を過ぎると実質的に新車として登録できなくなってしまいます。

その為、在庫車と呼ばれるものは。9ヶ月を超えるような長期の保管をされ売られることはありません。
もし、切れてしまった場合は完成検査切れや完切れ車などと呼ばれます。

このような車でも、車両を陸運局へ持ち込み、所定の検査をパスしもちろん登録することは可能です。

一般的には、在庫車としてではなく完検切れの中古車として中古車市場に流通させたり、完切れになる前に登録だけ済ませて登録済み未使用車として販売することが多いようです。


ちなみに海外では販売店は、たくさんの在庫車を抱えており届いた車をできるだけ大きな敷地に並べ、販売台数の多さを売りにしてお客を集めるようです。

そして、お客はその中に気に入った車があれば、試乗⇒契約となり、その場で新車に乗って帰るそうですよ。

 

ディーラー在庫車は値引きでき無いって本当?

ディーラー 在庫車 値引き 納期

では、在庫車が出来る理由、またディーラーは在庫車を売り切りたい!と思っているという事がわかりましたので、値引きも期待したいところですよね。

どのくらいが相場なのか見ていきたいと思います。

 

在庫車の値引きの相場

その車の車両本体価格にもよりますが、通常より50,000~100,000円くらいは安くなると思います。

さらに不人気車であったり、在庫期間が長かれば、更に安くなることも見込めます。

在庫車以外の車でももちろん値引きがありますし、それ以上の値引きを期待出来るのは嬉しいですよね。

 

在庫車の値引きを最大限引き出すには?

売れ筋車両のストック=台数が多く出る車種と言えば、軽自動車やコンパクトカーですよね。

このような車を検討している際に、モデルチェンジのニュースがあれば、在庫車は特に狙い目です。

新型の出る時期の2ヶ月くらい前からディーラーへ行けば、これらの在庫車をかなり安く買えるのでオススメです。

営業マンは、基本的に在庫車から販売されるように上司から指示されてますので値引き交渉もしやすいかもしれません。

 

メーカー在庫車の場合は特別な値引きは無し?

メーカー在庫車というのは、ディーラーではなくメーカーが在庫として保管している車両の事です。

新車の販売は基本的に受注生産となっており、お客様がディーラーで注文してから、メーカーに発注をかけます。

ただ、人気の車種ではあらかじめ人気の高いグレードやメーカーオプションを装着した車両を見込みで生産します。

この時に生産されてストックとして保管されている車両の事をメーカー在庫車といいます。

また、受注生産とはいってもディーラーから詳細な注文が確定してから生産を始めるのではなく、メーカーが製造計画を進めています。

その製造計画に乗っている車両もいわばメーカー在庫となりうる車両ですが、結局は受注生産と変わりないので特別に値引きがあるとも言えません。

ディーラーに割り振られているわけでは無いので、ディーラーからすれば値引きしてまで売る必要がありませんからね。


売れ残ったわけではなくても、やはり在庫車は早く売る為には値引きも通常より期待できるようですね!

 

ディーラー在庫車の納期はどれくらい掛かる?

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在庫車以外の注文では数カ月かかる場合もありますが、在庫車は販売店が保管していますから輸送期間もいりませんし、通常より納期は早くなります。

どのくらい早くなるのでしょうか?

 

在庫車の納期の目安

在庫車がディーラーにあれば、1~2週間で納車されるそうです。

メーカー側にある場合は、ディーラーまで運ぶ必要があるため、更に1週間くらい長くなり、2~3週間くらいで納車できます。

通常では1カ月くらいから人気車種では、数カ月かかる場合もありますので、新車でこの期間で納車されるのはとても早いですよね。

急いで納車してもらいたい方にはオススメですよね。


在庫車では中古車と納期はあまり変わらないんですね。

急な買い替え時にタイミングが合えばラッキーですよね。

 

ディーラー在庫車の購入方法とデメリット

ディーラー 在庫車 値引き 納期

在庫車は値引きも大きく、早期も早いことがわかりましたので、購入したい!と思われた方も多いのではないでしょうか。

では、どうしたら在庫車を購入出来るのでしょうか?

また、良いことばかりではなくデメリットも知っておきましょう。

 

在庫車の購入の仕方は?

基本的に、どのメーカーのディーラーも在庫車から先に売っていくように指導されています。

メーカーオプション装着車や特別色の車種は在庫車にはありませんので、まず最初は在庫車にない車種を希望、営業スタッフが難色を示したり値引きを渋ったりしてきたら、少しずつ在庫車に譲歩します。

譲歩の姿勢が見えれば営業スタッフは在庫車に誘導を始めるので、それに乗じて値引き交渉を始めましょう。

最終的に『納車時期は早い方がこちらもディーラー側も得だよね』なんて言えば、営業スタッフも購入者が在庫車を求めていることが分かるかと思いますので、値引きを期待できます。

ただ、トヨタなどは在庫車を持っていないようですから、難しそうですね。

 

在庫車を選ぶデメリット

在庫車のデメリットは、グレード・色・メーカーオプションなどが自由に選択できないことです。

在庫車ならではの安さを取るか、あくまでも自分が気に入ったものにしたいので、注文車を選ぶかとなります。

ですがディーラーオプションは販売店でも可能ですので、追加することが可能ですが納期はパーツが来るまで遅くなるかと思います。

また保管期間が長いものは屋外保管されていますので、サビが気になるかと思いますが、こちらはあまり心配の必要がなさそうです。

新車は錆防止処理のコーティングを製造時にしてあり、車両が販売された時に、新車点検を実施、コーティング材を洗浄、納車となります。

ですがやはり、気分的にはあまりいい気はしないと思いますので、最長の9ヶ月に近い在庫車は避けたいですね。


サンルーフなどのメーカーオプションの希望や、ボディーカラーの希望が決め手になるかと思います。

ですが在庫車に多い無難なボディーカラーと言うのは、人気もありますし下取りに出す際も高値が付く可能性があるので、一概にデメリットとも言えません。

 

新車・中古車を買う時の下取り車を高く売る方法は?

新車・中古車を安く買うには、値引きをしてもらうのが圧倒的に早いですが、あなたに下取り車があるのならば、その車を下取りに出せば更に安く買えますよね。

しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!

ここで注意すべき事は、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」という事。

また、


値引きは限界です。その代わり下取り金額に10万円上乗せしたので、これで契約してください!

と言ったセールストークに誤魔化され、あやうく損するといった場面も見受けられます。

やっぱり、1円でも高く下取りに出したいですよね?

そのためにも、ある程度の今あなたの乗っている車がいくらで売れるのか相場を知っておく必要があるのです。

そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。

そこで、下取りに出したい車を一括査定してもらって買取価格の相場を知ってその見積書を提示して、それより高くしなければ下取りに出しませんとあなたの下取り車を高く売るために交渉する最大の武器となります。

私もディーラーに車を下取りに出した時、ラブ4の初めの提示金額は40万と言われました。

そこで、車買取査定サイトから無料査定をしてもらった結果、57万円という買取金額が出て唖然としました。

あやうく17万円を損するところでした!

その後、私は再びディーラーへ行って車買取査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えたところ、車下取り価格を17万円+1万円UPしてくれました。

初めから相場以上の金額で対応してくれよと思いながらも、車買取査定サイトを知らなくては損するのは当たり前ですね。

だからこそ、下取り買取金額を出してもらう前に、利用していくのを忘れないようにして下さいね。

かんたん車査定ガイドでは、かんたん車査定ガイドで申し込み後、買取相場が表示されます。

ディーラーの下取り買取価格と比較したい方・すぐに相場を知りたい方は、無料ですぐに利用できるのでお早めに利用してくださいね。
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まとめ

ディーラー 在庫車 値引き 納期

今回は、ディーラー在庫車の値引きはできるのか?納期は早いのか?についてご紹介してきましたが如何でしたか。

あまり車にこだわりの無い方では在庫車の存在も知らなかった方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ですが、そのような方こそ在庫車はお得な買い物になるのではないかと思います。

新車をご購入の際はぜひ1度選択肢に入れてみてくださいね!

かんたん車査定ガイド

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