この記事ではレガシィのエンジンがかからない原因と対処法をご紹介します。
レガシィはスバルの誇るセダンタイプの乗用車で、警察車両にも採用されています。
警察車両にも採用される車ですから、耐久性や性能には問題は無いと思いきや、エンジンがかからなくなってしまう事もあります。
そんな時にエンジンがかからない理由について知識があれば慌てずに対処することが出来ます。
それではレガシィのエンジンがかからない原因と対処法についてお届けしていきますので、最後までお見逃しなく!
水平対向エンジンによる製造コストを超えた性能に需要があるという事ですね!
スバルが社運をかけて開発している水平対向エンジンには、独自の故障もありそうです!
【目次】
レガシィははどんなエンジンを搭載しているの?
レガシィにはFB25型という4気筒の水平対向エンジンになります。
FB25型エンジンは、FB型エンジンの中でも最大の排気量を誇る2,498ccのエンジンになります。
FB型のエンジンはほかにも
- FB16(1,599cc)
- FB20(1,995cc)
というシリーズで構成されています。
デビューは2010年で、スバルのフラッグシップにも多く採用されているエンジンになります。
- フォレスター
- インプレッサ
- XV
といった4WD性能の高い車に採用されることが多いです。
レガシィーのハイブリッドシステムバッテリーは何?
現行のレガシィにハイブリットシステムは導入されていません。
ですが、スバルの中期経営ビジョンの『際立とう2020』では、今後スバルは、スバルらしい世界最高のHV技術を展開していく予定だと述べています。
特に、2017年頃からPHV(プラグインハイブリッド)にも参入することが書かれている点には注目できます。
これを考えると、フラグシップであるレガシィの次期モデルでハイブリッドモデルが用意される可能性が高いと予想できます。
そこで、レガシィにハイブリッドが導入された際には、どのようなバッテリーが搭載されるのかについて、現在のハイブリッドシステムを導入している車両を参考に予想してみます。
通常、車にはバッテリーが1台搭載されていますが、ハイブリットカーには2種類のバッテリーが搭載されています。
- 補機バッテリー『12Vバッテリー』
- 走行用バッテリー『高圧』
走行用バッテリーはハイブリッドカー特有のもので、モーターを動かすのに使用します。
ハイブリッドカーのエンジンは走行用バッテリーによって動いていますが、エンジンシステムは補機バッテリーによって動いているため、補機バッテリーが動かないとエンジンが始動せずバッテリー上がり状態となります。
走行用バッテリーの交換は車種によりますが、相場は15万~35万円前後と高額です。
ですが現在発売されているハイブリッドカーでは交換の心配はほぼなく、車の寿命と同じくらいバッテリーも長持ちするように設計されています。
ハイブリッドカーの補機バッテリーは、従来のガソリン車と同じような仕組みです。
電力消費がガソリン車よりも少ないため、ガソリン車より長持ちしますが、通常は4~5年で交換が推奨されています。
補機バッテリーが上がるとハイブリッドカーの走行システムが動かなくなるため、補機バッテリーの寿命や状態の確認を行うことは必須ですね!
レガシィのエンジンの寿命は10年?!
一般的に走行距離が10万キロ~15万キロがエンジンの寿命と言われています。
この位走るとエンジンに何らかの異常が見つかるようです。
さらに日本人が1台の車に乗っている期間は平均して7~8年です。
10万キロ走行というと、1年に1万キロ走ったとして、毎日30キロ計算で到達する数字です。
もちろん、必要最低限のお手入れをしていれば10万キロを超えても問題なく走行することが出来るようになっています。
エンジンの寿命は一概には言えませんが、車を大事にしてしっかり整備に出してあげることで寿命はどれだけでも延ばすことが出来ますね!
先代のエンジンとの違いは何?
レガシィのエンジンの先代と大きく変わったことといえば、ターボ系がこれまでのツインから、インプレッサなどと同様のシングルへと変更を受けたことと言えます。
ツインスクロールのシングルターボを組み合わせ、吸排気系を一新したことで、低回転からレスポンスがよく、フラットにトルクを出す特性を得ています。
最大トルクの発生回転数は、従来型の5000rpmに対して新型では2400rpmと半分以下の回転となっていることからわかるように、低回転からトルク感の強い、扱いやすい性格へと変わりました。
組み合わせられるトランスミッションは、ターボ系でついに5速ATが与えられたことがポイントになります。
これと新エンジンの組み合わせで、従来にはない上質感のある滑らかな走りを実現し、同時にスムーズでスポーティな走りが楽しめるようになったといえます。
同じエンジンを積んでいる車は何がある?
レガシィと同じエンジンを搭載している車には
- インプレッサ
- フォレスター
- エクシーガ
などがあります。
やはり水平対向エンジン独自の重心の低さからくる高速安定性には素晴らしいものがあります。
長時間長距離運転しても疲れにくいパッケージングになっているので、長く所有したい車になります!
レガシィのエンジンがかからない原因は?
車のエンジンがかからない原因には、
- バッテリー上がり
- ガス欠
- スマートキーの紛失・電池切れ
- その他の故障
などがあります。
一番あり得るのはバッテリー上がり!
エンジンがかからない原因で最も多いのはバッテリー上がりです。
特に冬場はバッテリー性能が落ちやすいのでバッテリ上がりが多発します。
- エンジンが始動しない
- メーターが光らない
という症状です。
バッテリー上がりを起こすと、スターターボタンを押したときに、点灯するコックピット内の警告灯の表示が暗くなります。
さらにメーター類を点灯させようとしても暗くなってしまいます。
このような場合は、バッテリーが弱っているというサインなので、早めの充電・交換を行いましょう。
バッテリー上がりの原因は次のことが考えられます。
- バッテリの劣化
- 長期間エンジンかけずにバッテリが放電した
- 電気装置の切り忘れ(ヘッドライト、ルームランプなど)
- 暗電流(あんでんりゅう)が大きいエンジンを止めた後に流れる電気である暗電流(あんでんりゅう)が大きい
バッテリー上がりの対処法は?
バッテリー上がりの対処法には
- ジャンピングでエンジンを始動させる『ブースターケーブルともう1台の救援車が必要』
- JAFにレスキューを依頼
- バッテリーを交換する
-
ジャンプスターターを活用する - 家庭用電源を使って充電する
などが挙げられます。
JAFは会員でない場合には少し高額な金額となってしまう可能性もあるので、任意保険やディーラーのロードサービスが利用できるかどうか、1番に確かめる方が良いかもしれませんね。
バッテリー上がりは自分で治すことも出来る?
バッテリー上がりは、バッテリーを再充電するか、新品に交換するかで対処します。
自分でバッテリーを交換する際には、メモリー機能のある電子機器を装備している車種の場合、バッテリーの交換時にメモリーが消えることがあります。
一度データーが消えてしまうと、コンピュータが学習するまでに車の挙動がおかしくなることがあるようです。
しばらく走らせることでコンピュータが学習して今まで通りに戻るようですが、心配な方は専門店で依頼してくださいね!
部品はどこで購入可能?
バッテリーはカーショップなどで購入することができます。
バッテリー交換にかかる費用はバッテリーの価格は大きさや性能によって異なりますが、価格の目安として3000円~2万円ぐらいです。
最近ではオンラインショッピングでも車用のバッテリーが販売されており、手軽に商品を購入することが出来るようになりました。
プロに依頼したときの値段はいくらかかる?
ディーラーや修理工場にバッテリー交換を依頼すると、
- バッテリーの価格3000円~2万円
- 通常工賃が500円~1500円
かかります。
実際にその場面に遭遇してしまったときに正しい対処法を取れるか不安ですね。
焦ってしまうと簡単なバッテリー上がりを見逃してしまう可能性もありますので。
レガシィの壊れやすい弱点は他にもある?
レガシィの壊れやすい他の弱点についてもご紹介します。
パワーステアリングからのオイル漏れ
BP5型レガシィツーリングワゴンでよく見るのがパワーステアリングからのオイル漏れです。
これは運転している時にはこれといった症状が出ないために発見が遅れることが多いのですが、敏感な人ではパワーステアリングが重たくなったとか、ゴリゴリ感などを感じることが多いようです。
原因は単なる劣化で、いわゆる持病というもの。
まめに点検する以外は対策がありません。
修理にはパワーステアリングラックごとそっくり交換となります。
交換にかかる費用は工賃含めてだいたい10万円以上になります。
それ以外にエンジンルーム内がパワステオイルでとんでもないことになっていることが多いのでその清掃作業に若干取られるかもしれません。
フロントサスペンションからの異音
レガシィツーリングワゴンでフロント周りからギシギシといったような音が聞こえる時があります。
それはサスペンションがバンプするときやリバンプするときになるとのことですが、実はこれがいわゆるレガシィツーリングワゴンの弱点となる、フロントサスペンションのロアアームのブッシュ切れです。
原因は基本的に経年劣化ですが、少々劣化が早すぎるということでレガシィツーリングワゴンオーナーの中で弱点とされているものです。
修理にはロアアームのブッシュを入れ替えを行い、修理費用も工賃あわせて2万円以下で収まると思われます。
やはり、定期点検にしっかり出して被害の小さいうちに気が付いてもらう事が一番ですね。
レガシー特有の弱点がフロントサスペンションのロアアームのブッシュ切れと言われても素人には分からないので、メーカーさんにはこの弱点の対策をとって欲しいですね。
故障は修理するよりも中古車を購入した方がお得?!
車が故障したとき修理をしたほうがいい場合は『修理代が10万円以下軽い故障の場合』です。
修理代が10万円以下で軽い故障であれば、修理して使い続けたほうが経済的です。
また故障自体も大したことがないことが多いので、一度の修理でその後、故障なしで乗り続けられる可能性も高いです。
また、メーカー保証や中古車販売店の保証の期間中であれば、基本的に無料で修理してもらうことができます。
保証がまだ残っている状態であれば車の状態もまだいいはずなので、買い替えることをせずに修理して乗り続けることをお勧めします。
もちろん、車の買い替え費用に余裕がない場合や新しい車を買うためのお金に余裕がない場合は、修理をしたほうがいいです。
反対に次のような場合は買い替えの方が安くつく可能性があります。
修理代が20万円を超えるような大きな故障をした場合は、車を買い替えることをお勧めします。
交通事故などに遭わなくて普通に乗っていた場合の故障で20万円以上する場合は、他のところもだいぶ痛んでいる可能性が高いです。
さらに、年式10年以上・走行距離10万キロ以上の古い車は一つの車を買い替える目安となっています。
もちろん日ごろからメンテナンスをしっかりやればこれ以上でも乗ることはできます。
とはいっても、10年以上車に乗っているといろいろな個所が痛み頻繁に故障することがあります。
そうなると地味に修理代がかかるだけでなく、いつ大きな故障をするかが分かりません。
そういう不安が残る場合には車を買い替えたほうがいいでしょう。
まあ、車の寿命が10年と言うのはなんとなくわかります。
私も10年は同じ車に乗ったことはないですし、車もどんどん新しい車が発売されますから。
ただ、やはり日頃のメンテナンスに気をつければ何十年も乗れるので日常メンテナンスは大事ですね。
新車・中古車を買う時の下取り車を高く売る方法は?
新車・中古車を安く買うには、値引きをしてもらうのが圧倒的に早いですが、あなたに下取り車があるのならば、その車を下取りに出せば更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ここで注意すべき事は、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」という事。
また、
と言ったセールストークに誤魔化され、あやうく損するといった場面も見受けられます。
やっぱり、1円でも高く下取りに出したいですよね?
そのためにも、ある程度の今あなたの乗っている車がいくらで売れるのか相場を知っておく必要があるのです。
そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。
そこで、下取りに出したい車を一括査定してもらって買取価格の相場を知ってその見積書を提示して、それより高くしなければ下取りに出しませんとあなたの下取り車を高く売るために交渉する最大の武器となります。
私もディーラーに車を下取りに出した時、ラブ4の初めの提示金額は40万と言われました。
そこで、車買取査定サイトから無料査定をしてもらった結果、57万円という買取金額が出て唖然としました。
あやうく17万円を損するところでした!
その後、私は再びディーラーへ行って車買取査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えたところ、車下取り価格を17万円+1万円UPしてくれました。
初めから相場以上の金額で対応してくれよと思いながらも、車買取査定サイトを知らなくては損するのは当たり前ですね。
だからこそ、下取り買取金額を出してもらう前に、利用していくのを忘れないようにして下さいね。
かんたん車査定ガイドでは、かんたん車査定ガイドで申し込み後、買取相場が表示されます。
ディーラーの下取り買取価格と比較したい方・すぐに相場を知りたい方は、無料ですぐに利用できるのでお早めに利用してくださいね。
まとめ
この記事ではレガシィ エンジンがかからない原因 対処法についてご紹介してきましたが、如何でしたか?
レガシイーには水平対向エンジンと言う優秀なエンジンを採用していますが、車は機械ですから絶対故障しないとは言い切れません。
もし、レガシーのエンジンがかからなくなった時に、その原因と対処法を知らないのと、知っているのとでは不安感は全く違います。
この記事でご紹介した原因と対策法を頭に入れて、いざという時に役立ててくださいね!
かんたん車査定ガイド