今回は、ディーラーローンが払えない場合の対処法や、アコムなどの消費者金融を利用しても良いのかについてご紹介します。
ディーラーローンは比較的審査が通りやすく利用している方も多いと思いますが、もし何らかの状況で払えなくなってしまった場合はどうしたら良いのでしょうか?
やはり真っ先に思いつくのは何とかお金を用意して払おう!という事だと思いますが、どのような方法があるのでしょうか?
アコムなど消費者金融も利用できるのか見ていきたいと思います。
それでは、ディーラーローンが払えない場合の対処法や、アコムなどの消費者金融を利用しても良いのかについてお届けしていきますので、お見逃しなく!
ですが、ディーラーローンを借りてる以上可能性は0ではありませんので、方法を知っておきたいですよね。
【目次】
もしディーラーローンが払えない場合どうなるの?
誰しもこのような状態になりたくはないと思いますが、もしディーラーローンが払えなければどのようなことになるのでしょうか?
すぐに売却されてしまうのでしょうか?
払えないまま放置すると遅延損害金が発生する
1日でも車のローンを滞納すると、遅延損害金を支払わなければならなくなります。
遅延損害金とは 、決まった期日までに支払わなかった場合、相手方に対し損害賠償とし支払わなければならない金額のことを言います。
遅延損害金の利率は、利息制限法によって10万円未満の場合は29.2%、10万円以上100万円未満の場合は26.28%、100万円以上の場合は21.9%と制限されています。
遅延損害金を算出する延滞利率は、ディーラーローンの取り扱い先によって異なりますがもちろん、通常のローンの代金も支払わなければいけませんので、払えないまま放置しておくと、負担はどんどん大きくなっていきます。
当然督促の連絡もくる
支払期日を過ぎても、代金が引き落とされていないことが確認されると、ローン会社からまず督促の連絡がきます。
自宅への郵送書類や携帯電話への電話が一般的ですが督促の連絡が来ます。
もちろんこれを無視して放置してはいけません。
きちんと対応し支払えるのかどうか、どうするのか返答をしなければなりません。
また、督促を無視し続けると『車の引き上げ』の可能性もありえます。
もちろん、急に車の引き上げが行われる訳ではなく、事前に購入者へ電話で通知されます。
車が無くなるのを避けるには、強制執行される前にカーローンの滞納金や遅延損害金を支払うしかありません。
ですが督促の連絡が来る前にまず自分から、車のローンを取り扱う会社への電話連絡をしましょう。
状況にもよりますが、担当者に相談すれば、支払期日を延期してもらえる可能性もあります。
2~3ヶ月以上の滞納で信用情報に傷がつく
2~3ヶ月以上の長期滞納は『金融事故』として扱われ、信用情報に記録されてしまいます。
金融事故と言うのはいわゆるブラックリストに載ると言われるものです。
事故情報は完済から5年間、信用情報から消えることはありません。
その間、様々なデメリットを抱えて生活しなければならなくなります。
- 住宅や車のローンが組めなくなる・ クレジットカード契約ができない
- カードローンでお金が借りられなくなる
- スマホの本体料金を分割できない
- 賃貸住宅の契約で保証会社を保証人にする場合に審査落ち
などがあります。
もしそのような状況に陥ってしまっても、誠実に対応しましょう。
ディーラーローンを払えない場合の3つの対処法
いくら払えない場合でも、借りたものは返さなくてはいけません。
ですが、車を売却するしか方法は無いのでしょうか?
他にも解決法があるのが見ていきたいと思います。
残債の返済方法の交渉して払えるものに変更してもらう
住宅ローンなどは支払い回数の変更をできる場合があります。
ディーラーーローンもローン会社に交渉することで残りの支払回数を増やすことが可能かも知れません。
その場合保証金だったり手数料がかかることもありますので、逆に一時的な支払いが増える可能性もあります。
ですが3年で支払う予定を5年に変更するだけでもかなり月々の支払額は減らせますよね。
まずはローン会社に電話してみて素直に『支払額が厳しいので回数を伸ばすことは出来ませんか?』と相談してみましょう。
車を売却して安いものに乗り換える
高いローンを払い続けることを考えると毎月の支払いがなくなる、または減額となるのはかなり精神的な不安がなくなりますよね。
ディーラーローンを支払っているということは、あくまでも車の名義人はローン会社になっています。
ディーラーローン支払い中の車を売るとなると名義人のローン会社に残債を一括返済する必要があります。
そして、出来るだけ高く買い取ってくれるところを探し、ローンの返済にあてます。
また、返済額に届かない場合は次の車を購入の際に差額分を次の車の借入額に上乗せしてもらえないか相談しましょう。
アコムなど金融機関から借り入れをする
お金の問題は簡単に人に相談しにくいですし、中々借りれませんよね。
その場合、金融機関からお金を借りてローンの支払いに充てる、といった選択肢にも目を向けてみてみましょう。
もちろん、金融機関からお金を借りた場合は、金利をもとに算出される利息を加えて返済する必要がありますが、他人に迷惑はがかかりませんよね。
ただどちらにしろ、必ず返済は必要ですから計画的に行いましょう。
しっかり自分が出来る方法を見つけましょう。
アコムで借入してディーラーローンを払っても良いの?
では上記項目で出てきたアコムなど消費者金融にカードローンを依頼してディーラーローンの返済にあてる場合の特徴を見ていきたいと思います。
遅延損害金が増えることを防げる
既に滞納をしてしまって、督促の電話が入っているような場合は、今月の支払いだけでもアコムなどのカードローンなどで借りて支払ってしまうというのも手段のひとつです。
滞納が続けば続くほど遅延損害金が増えていくため、遅延損害金の利息より低いカードローンで借りれば、滞納するよりは支払利息の負担が減ります。
ただし、カードローンの支払いも長期間続けると支払利息が高くなってしまうため、早めに完済できるめどがたっている場合のみ利用するようにしましょう。
早ければその日中に車のローンを払う事も可能
審査が早いカードローンを利用すれば、最短でその日中にローン代金を支払うこともできます。
最短30分で審査結果が出ると宣伝しているカードローンもありますよね。
このようなカードローンは、無人店舗でカードの即日発行もできるので、その日中に車のローンを払わない場合でも対応できますし、所有車の引き上げなど最悪の事態を防げます。
今月分だけ借りることも出来る
アコムなど、金融機関からお金を借りる場合、1万円単位の融資が基本となっているケースが多いので、今月分だけ借りると言うことも可能です。
今月は大きな出費があって、ディーラーローンが払えない!と言った場合でも今月分だけアコムから借りて間に合わせることもできます。
ローン専用カードを利用してATMから現金を借入できる
振込サービスを利用した借入方法も用意されているので、手持ちのスマホを使って自宅から引き落とし口座の残高を補填することも可能です。
アコムで借入しているとディーラーローンが組めなくなる?
今まではディーラーローンを借りているが払えない場合にアコムなどを借りて返済する手段を見てきましたが、逆にアコムで借入がある場合にディーラーローンの審査に通るのでしょうか?
アコムでの金融事故を起こしている場合は難しい
アコムで延滞や自己破産などの金融事故を起こした人は、ディーラーローンの審査に通りません。
金融事故を起こした人は、カーローンの審査担当者に貸倒れのリスクが高いと判断されます。
またこれは、アコムだけでなく過去一定期間に、長期延滞や自己破産(債務整理)などの金融事故により、信用情報の傷(=ブラックリスト、事故情報)として個人信用情報機関に記録されている場合はディーラーローンでも審査は通りにくいです。
また、金融事故の情報は個人信用情報に5年~10年間記録されるだけでなく、各金融機関に共有されます。
もちろん、金融事故を起こした事実は、カーローンの審査担当者も知ることになりますので金融事故を起こした人は、5年~10年経過するまでは、カーローンを諦めるしかありません。
アコムを含む多重債務者の場合も通りにくい
アコムを含めて4件以上、金融業者から借入がある人は、ディーラーローン審査に落ちる可能性が高くなってしまいます。
他社借入件数が4件以上ある人は『多重債務者』と呼ばれており、ディーラーローンを含むすべてのローン審査に通りづらくなります。
なお、他社借入件数に含まれるのは、消費者金融会社や信販会社、クレジットカード会社、銀行など、すべてのキャッシングやローンが含まれます。
また、ローンの種類は問わず、住宅ローンや教育ローンなども他社借入件数に含まれます。
利用限度額いっぱいまで利用している場合
利用限度額いっぱいまで借入している人は、それだけお金に困っていると審査担当者に返済能力を疑われ、ディーラーローン審査に不利となってしまいます。
たとえば、アコムなどの貸金業者では、貸金業法で定められている総量規制により、個人の年収の3分の1以上の借入が禁止されています。
また、総量規制は多重債務者を減らすために作られた法律ですから総量規制に抵触している人は、ディーラーリーンの審査担当者が多重債務者として判断する恐れがあります。
アコムから利用限度額いっぱいまで借入している人は、『税込年収の3分の1の金額-他社借入残高の合計金額』を計算しましょう。
計算した結果、アコムからの借入額が年収の3分の1を超えていなければ、カーローン審査に通る可能性があります。
ただ、どのような借り入れをしているかが重要となるようです。
新車・中古車を買う時の下取り車を高く売る方法は?
新車・中古車を安く買うには、値引きをしてもらうのが圧倒的に早いですが、あなたに下取り車があるのならば、その車を下取りに出せば更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ここで注意すべき事は、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」という事。
また、
と言ったセールストークに誤魔化され、あやうく損するといった場面も見受けられます。
やっぱり、1円でも高く下取りに出したいですよね?
そのためにも、ある程度の今あなたの乗っている車がいくらで売れるのか相場を知っておく必要があるのです。
そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。
そこで、下取りに出したい車を一括査定してもらって買取価格の相場を知ってその見積書を提示して、それより高くしなければ下取りに出しませんとあなたの下取り車を高く売るために交渉する最大の武器となります。
私もディーラーに車を下取りに出した時、ラブ4の初めの提示金額は40万と言われました。
そこで、車買取査定サイトから無料査定をしてもらった結果、57万円という買取金額が出て唖然としました。
あやうく17万円を損するところでした!
その後、私は再びディーラーへ行って車買取査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えたところ、車下取り価格を17万円+1万円UPしてくれました。
初めから相場以上の金額で対応してくれよと思いながらも、車買取査定サイトを知らなくては損するのは当たり前ですね。
だからこそ、下取り買取金額を出してもらう前に、利用していくのを忘れないようにして下さいね。
かんたん車査定ガイドでは、かんたん車査定ガイドで申し込み後、買取相場が表示されます。
ディーラーの下取り買取価格と比較したい方・すぐに相場を知りたい方は、無料ですぐに利用できるのでお早めに利用してくださいね。
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まとめ
今回は、ディーラーローンが払えない場合の対処法や、アコムなどの消費者金融を利用しても良いのかについてご紹介してきましたが、如何でしたか?
ディーラーローンがもし払えない場合、いきなり車を売却されてしまうと言うことはなく自分自身でもいくつか行える手段がありました。
このような状況にならないのが1番ですが、もしもの時は無視や放置したりするのではなくまじめに向き合い解決策を模索しましょう。
こうした事態にならないように、車の購入前にしっかり値引き交渉をして、月々の支払額を抑えたいですね。
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