ディーラーのタイヤ交換は高い?廃車費用はいくらなの?

Pocket

今回は、ディーラーでのタイヤ交換にかかる費用は高いのか?また廃車費用はどのくらいなのかについてご紹介していきます。

タイヤは消耗するものですからいずれ交換は必要ですし、交換のタイミングは素人目では少し判断が難しいかもしれませんが放置してしまうと大事故に繋がりかねません。

その為ディーラーでも、定期点検や車検の際にタイヤ交換は推奨されることも多いですよね。

ディーラーでのメンテナンスは基本的に高くなる傾向にありますが、タイヤ交換の費用ももちろん、廃棄費用も、はたまた廃車費用も高くなりがちです。

それでは、ディーラーでのタイヤ交換にかかる費用は高いのか?また廃車費用はどのくらいなのかについてお届けしていきますので、最後までお見逃しなく!


タイヤは、車が走行する上で重要なパーツの一つですよね。

その為、『車検』でも、タイヤは検査対象になりますし、定期的なチェック・交換が必要ですよね。

ディーラーでのタイヤ交換の目安となる3つのチェック項目は?

ディーラー タイヤ交換 高い 廃車費用

まずタイヤがどのような状態になると交換を推奨されるのでしょうか。

チェック項目を確認してみましょう。

 

タイヤの溝とスリップサイン

タイヤの溝が無くなってくればもちろん交換時期ですが、素人目では中々難しいですよね。

その為目安になるのがスリップサインです。

タイヤの溝が1.6mm以下になると、タイヤ交換の時期を知らせてくれるスリップサインが出てきます。

一箇所でもスリップサインが見えたらすぐにタイヤの交換が必要です。

タイヤの溝が1.6mm以下で走行していると道路交通違反になるので注意しましょう。

 

ひび割れやゴムの劣化に要注意

タイヤはゴム製ですので、古くなるとヒビ割れも起きてきます。

もちろん使用状況にもよりますが、屋外で直射日光が当たる場所に車を停めているだけでも、ゴムの劣化は進行しますし、長年放置した車でももちろん劣化しています。

その為、タイヤには消費期限があり、メーカーが推奨している消費期限は4~5年です。

溝が十分にあり、ひび割れが無かったとしても、タイヤの使用状況によっては目に見えないゴムの劣化が進行している場合があります。

 

タイヤの製造年をチェックする

2000年以降の製造番号は、タイヤのサイドウォールに4ケタの数字で表記されています。

最初の2ケタが週で、次の2ケタが年です。

例えば『3108』と表示されていれば、2008年の31週目(2008年7~8月頃)に製造されたということになります。

タイヤの消費期限は上の項目の通り4~5年ですので、上記のタイヤは2012年~2013年が消費期限となります。

また、売れ残りで残っていたタイヤは、例え新品であっても製造後2年過ぎているタイヤの可能性もあり、タイヤの消費期限は2年短くなります。


溝などは素人目では判断は難しいですが、年数による消費期限はわかりやすいですね。

しばらく点検が空いてしまっている場合など気を付けましょう。

 

ディーラーではタイヤ交換費用も廃棄費用も高い?

ディーラー タイヤ交換 高い 廃車費用

ではディーラーでタイヤを交換する際にどのくらいの費用がかかるのでしょうか。

また、交換した際に忘れてはいけないのは古いタイヤの廃棄費用です。

こちらも高いのでしょうか?

 

ディーラーで購入から交換までした場合の費用は?

ディーラーでタイヤを購入し交換するとなると、ディーラーは安全性や信頼性から言って国産の有名メーカーのタイヤをお勧めする場合が多いです。

また国産のタイヤメーカーの営業さんが来店しキャンペーンなど直接営業する場合もあります。

また、国産のメーカーのタイヤは比較的価格も高く設定されています。

ディーラーはタイヤの値引き販売はしないのでどうしてもタイヤ専門店やカー用品店より割高になってしまいます。

料金はタイヤ4個の場合のタイヤ代+工賃+バランス調整+廃タイヤ費用など込みで100,000円前後になります。

 

持ち込みでタイヤを交換する場合の費用

ディーラーへタイヤを持ち込み、交換を行ってくれるディーラーもあります。

また、『持ち込み料』が発生する場合もあります。

タイヤを持ち込んで交換したい場合は、事前に確認しておきましょう。

持ち込みでタイヤ交換を依頼する場合の料金の平均相場としては、1本あたり1,000円から2,000円ほどが加算されます。

インターネット等でタイヤだけ安く購入し、ディーラーで持ち込み料がかかっても、トータルで安くなればいいと考える方も多いと思います。

ディーラーは車のことを隅々まで把握していますから、社外品でも取り付けなど安心してお任せ出来ます。

 

ディーラーでのタイヤ交換には保障があるから高い

タイヤ取り付け時の整備士によるミス、タイヤ本体の初期不良、その他もろもろに関する保障期間の長さというのもディーラーでタイヤ交換することのメリットの一つです。

もちろんディーラー以外でも、保障があるところもありますが、やはりディーラーに比べると保証の厚さや長さに大きな差があります。

 

外注が作業している場合もある?

ディーラーでのタイヤ交換には保証が付くため、料金もタイヤ専門店に比べて高くなりがちですが、ディーラーではタイヤ交換を専門店に外注している場所もあるようです。

つまり、結局作業している人は同じ専門店のメカニックさんという事になりますので、保証がいらないという場合には直接専門店に持っていたほうが中間マージンが取られずに安く済ませることが出来ます。

教えてくれるところは少ないかもしれませんが、タイヤ交換を外注しているディーラーであれば、外注先のショップを聞いてみても良いのではないでしょうか?

 

廃タイヤの費用は高くない

新しくタイヤを交換すれば、もちろん古いタイヤを処分する必要がありますよね。

ディーラーで購入し交換した場合は見積もりに含まれている場合が多いですが、持ち込みなどの場合廃タイヤを処理するには、1本あたり300円くらい必要になります。

4本変えれば1200円必要になります。


車検や点検同様、タイヤ交換もディーラーは工賃など他に比べて高いようです。

ですが、保障があるのは安心感が強いですよね。

 

ディーラーでの廃車費用は他と比べて高い?

ディーラー タイヤ交換 高い 廃車費用

廃タイヤに費用は特に高いことはありませんでしたが、ではタイヤだけでなく車を廃車した場合も高いのでしょうか?

下取りとして取ってもらう事も多いと思いますが、廃車にした場合はどうなのでしょうか。

 

ディーラーでの廃車費用には2種類ある!

ディーラーに依頼するときの廃車方法には2種類ありますので1つずつご紹介します。

 

永久抹消登録にかかる費用

  • 引き取り代(レッカー代含む)0~30,000円
  • スクラップ代(車体解体費用)0~30,000円
  • 書類手続き費用10,000~20,000円
  • 合計10,000~80,000円

車が動くかどうかがポイントです。

事故や故障で動かなくなった場合は、お金を払って引き取ってもらうしかありませんが、動かせるのであれば自分で持ち込み、帰りの交通費だけで済みます。

また、車種など部品等の価値によっても費用が若干前後することがあります。

 

一時抹消登録にかかる費用

一時抹消登録の場合は、

  • 引き取り代(レッカー代含む)0~30,000円
  • 書類手続き費用10,000~20,000円
  • 廃車手続き代350円
  • 合計10,350円~50,350円

ディーラーによっては、車の引き取り費用に書類の手続き費用を含めている場合も多いようです。

また、重量税還付や自賠責保険料の払い戻しに必要な手数料は、別途必要になることもありますので確認しておきましょう。

 

少しでも安く抑える方法はある?

 

解体業者に直接依頼

車を永久的に使わないと決めた場合は『永久抹消登録』をしますが、永久抹消登録の手続きを行なう場合は、車を解体業者にスクラップ(解体)してもらう必要があります。

解体業者にスクラップの依頼をした場合、距離にもよりますが無料で車を引取り(レッカー移動)してくれますし、それだけでなく軽自動車の解体を依頼すると約5000円、普通車だと約10000円支払ってくれる解体業者もあります。

ディーラーに依頼するとスクラップ代が0~30,000円かかっていたのに凄い差ですね。

解体業者は、まだまだ使うことができるパーツに関しては取り外して販売し、最後に残ったフレームなどの金属は金属資源として販売することで利益を得ているので、このようなことが可能です。

 

廃車買い取り業者に直接依頼

世の中には廃車にする車を、価格をつけて買取りしてくれる、『廃車買取業者』といわれる業者があります。

0円以上で買取保証をしてくれるところもあり、過走行車・過年式車は中古車ショップのような買取査定業者やディーラーではほとんど価格がつかない車でも買い取りを行ってくれる場合が多数あります。

 

廃車費用はディーラー以外がお得!

ディーラーで廃車を依頼した場合は、数万円支払う必要がありましたが買い取り業者など直接依頼することで、反対にお金を支払ってもらえる場合があることがわかりました。

これに関しては、作業に対する安心感などの問題も少ないですしディーラー以外がお得かもしれませんね。


ディーラーとディーラー以外ではこれだけも差があるのは驚きですね。

車の買い替えの為に下取りにする場合も多いと思いますが、少し頭にいれておきたいポイントですね。

 

新車・中古車を買う時の下取り車を高く売る方法は?

新車・中古車を安く買うには、値引きをしてもらうのが圧倒的に早いですが、あなたに下取り車があるのならば、その車を下取りに出せば更に安く買えますよね。

しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!

ここで注意すべき事は、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」という事。

また、


値引きは限界です。その代わり下取り金額に10万円上乗せしたので、これで契約してください!

と言ったセールストークに誤魔化され、あやうく損するといった場面も見受けられます。

やっぱり、1円でも高く下取りに出したいですよね?

そのためにも、ある程度の今あなたの乗っている車がいくらで売れるのか相場を知っておく必要があるのです。

そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。

そこで、下取りに出したい車を一括査定してもらって買取価格の相場を知ってその見積書を提示して、それより高くしなければ下取りに出しませんとあなたの下取り車を高く売るために交渉する最大の武器となります。

私もディーラーに車を下取りに出した時、ラブ4の初めの提示金額は40万と言われました。

そこで、車買取査定サイトから無料査定をしてもらった結果、57万円という買取金額が出て唖然としました。

あやうく17万円を損するところでした!

その後、私は再びディーラーへ行って車買取査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えたところ、車下取り価格を17万円+1万円UPしてくれました。

初めから相場以上の金額で対応してくれよと思いながらも、車買取査定サイトを知らなくては損するのは当たり前ですね。

だからこそ、下取り買取金額を出してもらう前に、利用していくのを忘れないようにして下さいね。

かんたん車査定ガイドでは、かんたん車査定ガイドで申し込み後、買取相場が表示されます。

ディーラーの下取り買取価格と比較したい方・すぐに相場を知りたい方は、無料ですぐに利用できるのでお早めに利用してくださいね。
かんたん車査定ガイド
 

まとめ

ディーラー タイヤ交換 高い 廃車費用

今回は、ディーラーでのタイヤ交換にかかる費用は高いのか?また廃車費用はどのくらいなのかについてご紹介してきましたが如何でしたか?

ディーラーでタイヤを交換する際にかかる費用や、廃車に関する費用はやはりディーラーが圧倒的に高いようです。

点検や車検も基本的に高くなることが多いため、ディーラーでは他の整備工場に比べどれも高い傾向にあるようです。

ただ、安心感を重視する場合はディーラーがオススメかもしれませんね。

かんたん車査定ガイド

関連記事

ディーラーのタイヤ交換は何時間掛かる?待ち時間を短くする方法は?

ディーラー メンテナンス 高い

ディーラーのメンテナンス代は高い?メンテナンスはどこですべき?

ディーラーローン 借り換え 手数料

ディーラーローンの借り換えの手数料はいくら?注意点もご紹介

ディーラー バッテリー 高い 変える

ディーラーのバッテリーを変えるのが高いのはなぜ?

ディーラーローン 銀行ローン 違い

ディーラーローンと銀行ローンの違いは?借り換えの審査が厳しいのはどっち?

ディーラー 車検 メリット どこでもいいの

ディーラー車検のメリットは?受けるのはどこでもいいの?