今回は、BMWの直営店での値引額相場や値引額の限界はいくらなのか?についてご紹介します。
BMWを購入する際には、直営店ディーラーかフランチャイズディーラーで交渉して契約すると思います。
その際に、おおよその値引額や値引き相場が事前に分かっていれば、交渉の席で慌てる事もないでしょう。
そして、出来るだけ限界まで値引きを引き出して購入したいですよね!
それでは、BMWの直営店での値引額相場や値引額の限界についてお届けしていきますので、お見逃しなく!
直営店の利益は本社の利益に直結するから、安く仕入れがでるんですね。
だったら、直営店の方が値引きが出来そうですが本当はどうなんでしょう。
BMW直営店での値引きは渋い?
出典:http://www.goo-net.com/usedcar_shop/9730761/detail.html
直営店と聞くと何か敷居が高いイメージで金額も高そうに感じますが、外国車の販売では少し事情が異なるようです。
本社が指示を出す事で自社としての自由がきかない部分もありますが、直営の利点も多いようです。
正規ディーラーでも直営店と他の事業者が存在する?
BMWの正規ディーラーには、ドイツ本社の日本法人BMW直営店と、契約ディーラー店であるアルファオートや国際興業グループ、ヤナセなどといった他社の車業者も存在します。
特にヤナセ等は当初はBMWやベンツ等を一手に引き受けていたので、プライドも高くヤナセという看板からも値引きが少なくなっているようです。
かたや、ヤナセに利益を取られていた各メーカーは直営店を日本に進出させ、直接の仕入れとし販売させることで大きな利益を得ようと考えました。
BMWも同じで正規ディーラーといっても、直営とそれ以外に区別されます。
直営店かそうでないかの区別するには、店舗の名前である程度の判別ができます。
直営店の多くは『BMW+地名』というケースが多く、契約ディーラー店の場合には『個別名+BMW』というケースが多くなっています。
例えば、『BMW東京』は直営店で、『東京BMW』は契約ディーラーという感じです。
全てがこの限りではありませんので、ホームページ等で確認されると良いでしょう。
直営店の見積もりは何処でも変わらない?
BMW直営の店舗の場合には、車種別に値引きをできる範囲をBMWが会社として決めているため、どこの店舗でも大きくは変わらない見積もりになります。
しかしメーカーからの直接の仕入れが可能な事から、他のディーラーよりも安く仕入れることができます。
そうした意味から、他が自社工場等を持って保証をあつくして値引きを抑えるのに対し、直営店ではある程度の値引きの枠を持っているのが普通です。
但し、この値引きについてもドイツ本社から厳しく制限を受けるので、大きな値引きは勝手に行う事ができません。
そうした細かい統制が敷かれている事から、直営店で見積もりを取った場合には殆ど同じ見積もりになる事が普通です。
インポーターを兼ねるので在庫が豊富?
また、他のディーラーではインポーターであるBMWジャパンから仕入れて在庫にするため、インポーターの在庫と相談しながら、自社での在庫にする商品を考えなくてはなりません。
直営店のディーラーではBMWジャパンに在庫があれば、その都度手配する事も可能で融通も利き、他よりも在庫は豊富で顧客としても選択肢が広がります。
また今後の入荷の予定等についても、ある程度の情報は把握しており、購入の際に役立つでしょう。
しかも直接に仕入れるようなシステムになるから、利益が大きい分だけ値引きもできそうですね。
でも本社からいろいろと制限がされるみたいだから、店舗だけでは判断できない事が多いようですね。
BMW直営店での値引き相場は?
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では、気になる値引き相場はどうなっているのか、見てみましょう。
値引き相場は価格の5~10%?
直系ディーラーでの値引き相場はカタログ価格の5~10%と言われています。
モデルチェンジ直後は、本社から値引き統制が行われるため、直系でも他のディーラーでもかなり値引きを抑えられる事になります。
ですから、新型のデビュー直後は正規ディーラーであれば、直営でもフランチャイズでもあまり金額に差はないようです。
1年後から値引きに変化?
大体、新型の場合は発売から1年が経過すると値引き統制が解かれます。
大手の販売店で大量に仕入れをしてしまった場合などは、決算期では大きな値引きも行われる事でしょう。
直営店はというと、値引き統制後の値引き幅は広がるようですが、上限は本社からシッカリとお達しがくるようで、値引きは進むようですが特別大きな値引きを行う事はできないようです。
但し、もとの仕入れが違う訳ですから、他の値引きの渋い小規模ディーラーに比べると、安定した値引きが狙えて、他と比べても安値で買える事も多いようです。
シリーズによって値引き相場が違う?
全てが本社の意向に従うかたちになり、売りたいモデル等も本社に委ねられます。
細かく指示が出て、シリーズごとの値引き上限などが伝えられ、本社の売りたい商品に値引きも集中することになり、各シリーズやグレードごとで値引きが違ってきます。
そこに自分の希望が当たればラッキーですが、外れた場合は粘っても交渉は上手くいかないでしょう。
但し、買うのはお客さんですから、本社の意向のように売れない場合が多々あるようです。
こうした場合には、また本社の指示で格安値引きが起こる事もあるようです。
本社のアテが外れて在庫が残ってしまったのでしょうね。
こういう事もあるので、自分の欲しいシリーズの値引きが渋いと思っていても、突然にラッキーチャンスが舞い込んでくる事もあります。
価格が高い物は値引き率も高い?
特別な値引きはさておき、値引きの相場は価格の5~10%であることはお話ししましたが、価格の低い物は値引き率が低く、逆に高額の商品の値引き率が高い傾向であることは覚えておいた方が良いでしょう。
もともと高価なBMWですが、1・2・3→とシリーズの数時が大きくなるにつれて、高額な商品になるのがBMWの特徴です。
グレードによっては逆転することもありますが、基本的には1シリーズでは5%で最高級グレードで10%と思っていれば良いでしょうか。
とりあえずは、最低でも5%の値引きは目指すようにしましょう。
直営店では安定した値引きが見込めるから安心かもしれませんね。
でもモデルチェンジ後はどこで買っても安くしないように、『御触れ』が回るんですね。
BMW直営店での値引額の限界は?
出典:https://www.cbre-propertysearch.jp/article/office_relocation_project-bmw/
直営店での値引きは大体の金額は分かりました。
但し、個々の商品によって値引きも変わってくるようです。
それでは、値引き限界をどのように捉えていけば良いのでしょうか。
値引きの限界は10%?
上限が10%となっていますから、限界もそのように考えるべきです。
但し、時期やメーカーの意向で大幅な値引きが行われる事は、日本車では見られない事です。
この時は別扱いとして値引き限界を考えるべきでしょう。
本来では2ケタ値引きさえ難しい商品が、突如3ケタ値引きが発生し、事態が収束するまで状況は長くはないようですが続きますので、全くの例外として考えておきましょう。
モデルチェンジ前は破格?
まず例外の1つがモデルチェンジ前の数か月です。
新しいモデルの発売のために在庫処分が行われ、3ケタが当たり前の値引きが行われます。
新モデルが発売されれば価値が殆ど無くなるという考えなのか、全ての在庫処分が終わるまで続くようです。
最後まで粘れば150万円の値引きが可能とも言われますが、在庫の在庫になっていますので、最後に残った商品は最も人気の無かった商品となる事が多く、自分の好みと合うかは保証できません。
また数か月後に新型モデルが発売されるのですから、新型にこだわるのであれば意味もありません。
値引きだけで判断すると、あとで後悔する事にもなりますから、どこまで妥協できるかをしっかりと考えておきましょう。
売れない商品には販売奨励金が出るから期待できる?
これも上からの指示で、ある時期を過ぎて思ったように売れないで在庫に残っている商品に対して、メーカーから『販売奨励金』なるものが出ます。
その商品を販売すれば奨励金が出る訳ですから、自然と値引きも大きくなります。
但し、これも売れない商品である事を理解しておかなければいけません。
人気の無いカラーやグレードの商品ですから、自分が納得できるかを良く考えないとモデルチェンジ前の商品と同じように、後で失敗したと思っても、安い買い物のつもりが高い買い物になってしまいますので、充分に考えて答えを出しましょう。
決算期は値引き限界も高い水準に?
通常の購入であれば、決算期が有効です。
日本車と同様に、いつもより大きな値引きを狙える絶好機です。
BMWや輸入元のBMWジャパンの決算期は12月ですが、ディーラーの決算は3月になります。
各ディーラーで決算し、親会社から評価をうけるので、狙い目はディーラー自社の決算期である3月です。
同様に半期決算期の9月も狙い目となります。
通常は値引き統制等もあり、値引きが厳しいBMWですから、交渉云々よりも時期を優先し
た方が値引きは期待できると考えます。
イヤーモデルの早出し時期を狙う?
最近の外国車のモデルは、発売から2~3年後のマイナーチェンジや、4~8年後のフルモデルチェンジでは顧客にも新鮮味が薄れるため、毎年に小変更を加えた『イヤーモデル』を販売し、現行モデルの鮮度を落とさないように努めているようです。
そして、次年度モデルという新車が、10月あたりから登場してきます。
そこでモデルチェンジと同じように、それまでのモデルは在庫として抱える事になり、12月の年末商戦や3月の年度末決算時期は、在庫処分モデルとしての大幅値引きが期待できることもあるようです。
この場合は在庫といっても、新モデルとは殆ど変わらないものであり、機能的にも遜色ない商品ですから、絶好の狙い目と考えます。
また、12月は前述したように本社やBMWジャパンの決算期であり、全ての在庫整理にも関係するせいか、直系ディーラーにキャンペーン実施の指示が出ます。
おおっぴらに値引きを行うのは12月ぐらいですし、営業マンも限られた範囲の中でしょうが、本社の意向ですから思い切って値引きをする事ができます。
是非この機会も利用してみると良いでしょう。
値引き限界額の引き出し方は?
5~10%の幅があるなら10%を狙いたいと思うのが普通です。
ならば、直営店以外の店舗を回って見積もりをもらいましょう。
直営店以外でも在庫商品などに大きな値引きが行われる事もあるようで、値引きの範囲もディーラー事で異なるようです。
できるだけ大きな値引き金額の見積もりを持って直営のディーラーに向かいましょう。
直営店同士は通じ合っていますので、直営で無い所の見積もりでないと意味がありませんので注意して下さい。
新型と大きく変わるようなら、良く考えないとダメですね。
3年で乗り換えるなら、新型でないと買い取りも安くなってしまうから、深く考えた方がいいですね。
新車・中古車を買う時の下取り車を高く売る方法は?
新車・中古車を安く買うには、値引きをしてもらうのが圧倒的に早いですが、あなたに下取り車があるのならば、その車を下取りに出せば更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ここで注意すべき事は、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」という事。
また、
と言ったセールストークに誤魔化され、あやうく損するといった場面も見受けられます。
やっぱり、1円でも高く下取りに出したいですよね?
そのためにも、ある程度の今あなたの乗っている車がいくらで売れるのか相場を知っておく必要があるのです。
そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。
そこで、下取りに出したい車を一括査定してもらって買取価格の相場を知ってその見積書を提示して、それより高くしなければ下取りに出しませんとあなたの下取り車を高く売るために交渉する最大の武器となります。
私もディーラーに車を下取りに出した時、ラブ4の初めの提示金額は40万と言われました。
そこで、車買取査定サイトから無料査定をしてもらった結果、57万円という買取金額が出て唖然としました。
あやうく17万円を損するところでした!
その後、私は再びディーラーへ行って車買取査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えたところ、車下取り価格を17万円+1万円UPしてくれました。
初めから相場以上の金額で対応してくれよと思いながらも、車買取査定サイトを知らなくては損するのは当たり前ですね。
だからこそ、下取り買取金額を出してもらう前に、利用していくのを忘れないようにして下さいね。
かんたん車査定ガイドでは、かんたん車査定ガイドで申し込み後、買取相場が表示されます。
ディーラーの下取り買取価格と比較したい方・すぐに相場を知りたい方は、無料ですぐに利用できるのでお早めに利用してくださいね。
かんたん車査定ガイド
まとめ
出典:http://www.goo-net.com/usedcar_shop/9571172/detail.html
今回は、BMWの直営店での値引額相場や値引額の限界はいくらなのか?についてご紹介してきましたが、如何でしたか?
直営店と聞くと敷居も高く、金額も高いイメージですが、実際には違うようです。
直接の仕入れができるので、原価を低く抑えられるので値引きの幅も大きくなります。
但し、全てが本社の指示に従う事になるようで、上から抑えの指示もでるようですね。
購入する際には、時期やイベントをチェックしていきましょう!
かんたん車査定ガイド