今回は、ディーラー系中古車店での値引き交渉のやり方と値引き限界レポートについてご紹介します。
中古車の値引き事情が厳しいのは以前から良く言われていますが、ディーラー系の販売店では、輪をかけて難しい状況が予想されます。
メーカーの名前を背負っているだけに、品質や保証の部分ではかなり強力と判断しますが、値引きに至っては敬遠される事が多く、元の販売価格も決して安く無いと感じられます。
しかし、商品が良いだけに価格の部分の問題が解消されれば、こんなに良い売り手はないでしょう。
何とか少しでも安く買える方法を考えていきたいと思います。
それでは、ディーラー系中古車店での値引き交渉のやり方と値引き限界レポートについてお届けしていきますので、お見逃しなく!
でも品質や保証は万全だから、ものが良いのは凄い魅力です。
何とか少しでも価格の問題を解消できないですかね
【目次】
ディーラー系中古車店の特徴は?
出典:http://www.jyutaku.co.jp/column/%E5%A3%B2%E5%8D%B4/1451
ディーラー系の中古車店で購入する際の、メリットとデメリットを考えながら、値引きの方法を考えてまいります。
品揃いが豊富!
ディーラー系中古車販売店は、それぞれのメーカーの看板を掲げて販売している中古車店です。
ディーラーでは基本的に新車を販売するときに、購買者が持っている車を下取りというかたちで買い取ります。
その買い取った車を自社で販売するために、このようなディーラー系中古車販売店は存在します。
ディーラー系中古車販売店の特徴は、品揃えが豊富なことです。
メーカーの中古車販売店は、全国の店舗が情報を共有しており、購入できる車種も多くなります。
希望の車を他店から取り寄せることも可能です。
品質や保証にこだわりたい人にオススメ!
価格に関しては、他の中古車販売店よりも割高ですが、その分、メンテナンスや保証は充実しています。
メーカーの看板を背負っているので、悪評がたったりすると、メーカーのイメージに直結してしまうからです。
そういう意味から、中古車を購入する時に、品質や保証を重視するのであれば、ディーラー系の中古車販売店がおすすめといえるでしょう。
ディーラー系中古車店は値引き交渉が厳しい?
ディーラー系中古車店が値引きできるか気になるところですが、結論から言うとディーラー系中古車店での値引きは難しいと言えます。
値引きができる商品があったとしても、そうした商品は品質が低いものが多くなっています。
そういう事も踏まえると、品質第一を自慢するディーラー系中古車販売店で販売されている中古車は、基本的に値引きができないことが多くなります。
値引きを引き出す方法はある?
値引きしてもらいたい理由を伝える
店側としても、ただ値引きしてほしいといわれても、すんなり応じてくれる事はまず無いでしょう。
本当に値引きをしてもらいたいのなら、値引きして欲しい理由と金額を正直に伝えることです。
細かい最終的な予算までは言う必要はありませんが、この金額なら大丈夫そうだとか、月々の支払いはこの金額に抑えたい等と、おおまかな金額を伝えることで、相手も購入者の状況と予算を把握できるので、売る側としても交渉がしやすくなり、次のステップへ動いてくれるようになります。
値引きを受諾してくれたら購入するという意思を、店員に見せる事が大きなポイントです。
車両本体価格以外の項目で値引きを狙う
中古車を購入する時には、車両本体金額や税金だけではなく、販売手数料や点検整備料などの諸々の費用が発生します。
車両価格を値引くことが難しいのであれば、こういう諸費用をカットしたりすることで値引きと同じ効果を狙うのも一つの手法です。
中古車の見積もりを確認していく中で、自分で行うことによりカットできそうな項目を探して、店員と交渉してみるのも良いでしょう。
店舗によっては本人に任せると時間がかかると予想して、店側が負担してくれる場合もあるようです。
なるべく早く契約を終わらせたいので、面倒だからお金はいらないと言う事なのでしょう。
中古車は値引きする理由がない?
新車購入では新車本体価格では10%程の値引きしてもらうことが一般的なようです。
新車の場合は同じ定価で同じ品質のものが多数売られているため、ユーザーが他の店舗で車を買わないように価格競争が起こります。
しかし中古車には定価もなければ全く同じ品質のものが存在しないので、価格競争が起こらないため値引きする意味がないとも考えられるのです。
先述のように中古車は2台と同じものはなく、売れてしまうと同じ商品は二度と手に入りらない事にもなります。
値引き交渉するユーザーに無理して売らなくても、品質と価格に納得する他のユーザーに買ってもらえば、値引きの無い利益が入ってくるのです。
現在では店頭販売よりネット経由で販売される事も多くなっていますので、中古車市場の商業区域は日本全国はもちろん、海外までに販売域を拡大しています。
そのように、新車では店舗同士の競合で値引きを出すこともできますが、同じ条件の車がない中古車ではその値引き交渉も役に立たないのでご注意が必要です。
また、中古車販売店では値引きがしつこいと、相手にしてくれない事も多いようなので、心得ておくと良いでしょう。
値引き交渉はかなり厄介?
ディーラー系の中古車販売店は地域の中古車店と違い、ユーザーが自社の顧客であることも多いようです。
スタッフもディーラーに所属しているスタッフと同じで、研修や教育でマナーや販売スキルを磨いた熟練の営業マンばかりとなっています。
また、買取りをした車体のうち自社のブランド力を下げる可能性のあると判断された車は、店頭販売では無くオークションで転売してしまう事も多いようです。
そのため店頭の車は選び抜かれた好条件車ばかりとなり、そういう車は仕入れ価格も高く安定しているので、地域の中古車販売店と比較すると値引き幅が少なくなってしまいます。
交渉する時のコツは無い?
正直なところ、中古車での値引き交渉のコツというものは存在しません。
何店かあたってみて、相応の金額をの回答がもらえればよいだろう位の気持ちで臨んだ方が良いでしょう。
何度もそのディーラー系の中古車店を利用している場合は特別で、購入を繰り返している常連であれば、他の顧客よりは若干の値下げを見込めるかもしれません。
ディーラー系中古車の値下げ交渉に適した時期はある?
中古車を安く購入するために値引交渉することはもちろん大切ですが、中古車が値下がりする時期が存在する事を知っておくことも大切です。
中古車の車両価格が下がるのは次の5つの時期です。
4~5月
車は新車・中古車ともに2~3月に車が爆発的に売れますので、その後の4~5月は車が売れない時期になるため、中古車販売店では中古車を値下げして販売します。
この4~5月は中古車の価格が1年を通して最も下がりますので狙い目です。
年始後・GWの大型連休後
連休中にたくさんのお金を使った方が多いため、通常の価格で中古車を販売しても売れないことから、中古車販売店では値下げして販売することが多くなっています。
ボーナス支給月前後
ボーナス支給月前は多くの方が財布のひもを固くするため中古車が売れなくなります。
またボーナス支給後は多くの方がお金をもっており、中古車の購入より新車購入が多くなるので中古車価格は下がります。
お盆
祖先の霊を供養する行事ですから、この時期は縁起のことを考えて、消費を控える傾向にあるため、中古車の価格が下がります。
12~1月
12月は年が明けてしまうと中古車の年式が1年古くなります。
そのため車の価値が大きく下がることから、中古車販売店はそれまでに中古車を売ってしまいたいため中古車の価格を下げるのです。
年が明けた1月は車の年式が1年古くなってしまい、車の価値が大きく下がってしまったため、中古車販売店も中古車を安くして販売します。
また多くの方は年末年始にお金をたくさん使ってしまうため、1月は車が売れる時期ではありませんので、合わせて中古車の価格も下がります。
下取り車や、自社所有、新古車も多いから、値引きは難しいのかもしれませんね。
値引きが難しくても、価格が下がる時期があるんですね。
ディーラー系中古車店での値引き交渉の限界レポートは?
出典:http://nonogray.hatenadiary.jp/entry/2014/06/02/200211
値引きが難しいディーラー系の販売店の値引き限界はいくらなのか、値引き相場などから考えてみます。
車両本体の値引きの相場はいくら?
中古車の車両本体価格の値引きは、一般的に『100万円の中古車で10万円』が限度です。
100万円未満の車なら、数万円程度の値引きが限度となります。
新車販売では、ディーラーは、メーカーからマージンや販売報奨金が入るため、値引きしても十分に利益を確保することが可能で、ある程度の値引きを最初から考慮しているのも通例となっています。
しかし、中古車販売店にはそのような仕組みがありません。
もともとの車両本体価格が高ければ高いほど、値引きされる金額は大きくなりますが、それでも新車と同じだけの値引きを期待するのは難しいということは心得ておくべきです。
また、中古車がどれだけ値引きされるかは『車の人気度』にも左右されます。
中古車は需要と供給のバランスで車の価格も変動します。
人気のある車は高く、人気がないものはドンドンと値を下げる事になります。
わざわざ値引きしなくても売れる人気車種より、買い手の少ない不人気車種のほうが値引きしてもらえる可能性は高いという事です。
中古車の市場人気を調べるためには、買取相場をチェックするという方法があります。
買取り相場の一括査定などを利用して、購入したい中古車の相場を知る事も1つの方法です。
細かい年式やカラー、グレードまで考慮して金額を算出してくれるので、参考にするにはモッテコイです。
ぜひ利用してみると良いでしょう。
値引き限界は10万円?
最近の状況としてはどこの車屋さんも売り上げが悪く大変苦戦しています。
昔からですが車屋さんはお客さんが思っているほど儲かりません。
程度の良い車を他店より安くプライスしないと売れません。
欲をかいて高くプライスしても他店に負け売れ残ります。
プライスからは5万円程度の値引きが妥当なところだと思います。
安心して使用するために1年の保証は必要ですが、2年の延長保証は無くても問題ないかもしれません。
実際でも制限があり、全てが保証されるわけではありません。
2年延長保証を削って、現金値引きをお願いするのも良いかもしれません。
それが無理であれば部品やオプション品をサービスしてもらったり、ETCの取り付けをサービスしてもらうとかが妥当なところでしょうか。
中古車としては、総額で10万円が限界のラインと考えます。
諸経費の値引きの相場はいくら?
中古車購入にかかる諸経費は、大きく分けて『法定費用』と『販売店の手数料』の2種類があります。
法定費用とは、自動車税、自動車重量税、自動車取得税などの税金や、自賠責保険料、リサイクル料などです。
これらは法律で決められているお金ですので、カットすることはできません。
値引きしてもらえる可能性があるのは、販売店の手数料のほうです。
たとえば、車の名義変更や車庫証明などの手続きを販売店にお願いすると、代行手数料をとられますが、自分で行なえば支払わずに済みます。
販売店にもよりますが、名義変更の代行手数料『登録代行手数料』は20,000円~50,000円程度、車庫証明の代行手数料は15,000円程度が相場です。
これらをカットするだけでも、かなりの節約になります。
ただし、最近は車両本体価格をギリギリまで下げて、手数料で儲けを出すお店が増えているため、販売店によっては自分で名義変更や車庫証明の手続きをすることを断られる場合もあります。
事前に確認しておくようにしましょう。
本体がダメならオプション値引きや、オプションサービスの交渉を狙うべきですね。
諸経費も値引きに換算すると大きいから、上手く交渉した方がいいですね。
新車・中古車を買う時の下取り車を高く売る方法は?
新車・中古車を安く買うには、値引きをしてもらうのが圧倒的に早いですが、あなたに下取り車があるのならば、その車を下取りに出せば更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ここで注意すべき事は、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」という事。
また、
と言ったセールストークに誤魔化され、あやうく損するといった場面も見受けられます。
やっぱり、1円でも高く下取りに出したいですよね?
そのためにも、ある程度の今あなたの乗っている車がいくらで売れるのか相場を知っておく必要があるのです。
そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。
そこで、下取りに出したい車を一括査定してもらって買取価格の相場を知ってその見積書を提示して、それより高くしなければ下取りに出しませんとあなたの下取り車を高く売るために交渉する最大の武器となります。
私もディーラーに車を下取りに出した時、ラブ4の初めの提示金額は40万と言われました。
そこで、車買取査定サイトから無料査定をしてもらった結果、57万円という買取金額が出て唖然としました。
あやうく17万円を損するところでした!
その後、私は再びディーラーへ行って車買取査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えたところ、車下取り価格を17万円+1万円UPしてくれました。
初めから相場以上の金額で対応してくれよと思いながらも、車買取査定サイトを知らなくては損するのは当たり前ですね。
だからこそ、下取り買取金額を出してもらう前に、利用していくのを忘れないようにして下さいね。
かんたん車査定ガイドでは、かんたん車査定ガイドで申し込み後、買取相場が表示されます。
ディーラーの下取り買取価格と比較したい方・すぐに相場を知りたい方は、無料ですぐに利用できるのでお早めに利用してくださいね。
かんたん車査定ガイド
まとめ
出典:http://www.kurumaerabi.com/shop/detail/40001855/
今回は、ディーラー系中古車店での値引き交渉のやり方と値引き限界レポートについてお届けしてきましたが、如何でしたか?
ディーラー系中古車店では、値引き交渉は非常に難しいと考えられます。
ある意味、高品質かつ高価値の中古車を販売している事を考えれば、当然とも言えます。
しかし、交渉が全くできないわけではありませんので、あきらめずに交渉をする事です。
値が下がる時期を狙えば、期待も大きくなりますので粘って安値を勝ち取りましょう!
かんたん車査定ガイド