今回は、BMWの車種がフルモデルチェンジする際の値引き交渉のやり方についてご紹介します。
BMWをはじめ外国車は、レクサスがそうであるように、基本的に値引きは行わないと言われています。
特に新しいモデルを購入したいとなれば、値引きの交渉は難しいと思うのも当然です。
しかしモデルチェンジ直後であっても、在庫やノルマ等の要因が影響して、値引が出来る事も十分あります。
値引きが可能だとすれば最適な時期があるのか、どういう交渉をすれば値引きがしてもらえるのか、詳しく知りたいことだと思います。
それでは、BMWの車種がフルモデルチェンジする際の値引き交渉のやり方についてお届けしていきますので、お見逃しなく!
でも値引きが無いっていわれるレクサスも、実際には少額かもしれないけど値引きがあるって話も聞きました。
日本でもフルモデルチェンジ後の値引きは厳しいから、BMWも同じかしら。
【目次】
BMWは新型フルモデルチェンジ後の値引きは無い?
出典:https://www.autocar.jp/newsjp/2015/10/07/140860/
モデルチェンジ後は値引きが厳しいのは日本車でも同様に言われますが、BMWにおいても同じ事が言えるようです。
直後は定価で売れるので値引きはしない?
モデルチェンジをした直後は、新型を待っていた顧客などから多くの注文が入り、わざわざ値引きをしなくても売れるのは日本車と同じです。
ですから、モデルチェンジ直後の値引きは殆ど無いと思って良いでしょう。
但し、これは量販される安価な商品にあてはまる事で、高額なモデルについてはこの範囲ではありません。
インポーターも安値の売れる商品は多数仕入れて、仕入れ値を安く調整しますが、高価なものは少数の仕入れとなります。
モデルチェンジ直後と言っても、金額もそれなりですから、そう簡単に買い手がたくさん見つかるものでもありません。
もともと相当期間の維持費用も計上して価格に上乗せしているはずですから、大きな金額は見込めませんが値引き交渉の余地はあるはずです。
BMWの高級車ともなれば500万円以上は当たり前となっており、買い手もそれなりでしょうから、値引きを要求する人も少ないのでしょう。
500万円のものから5万円の値引きをしてもらっても喜ばない人達も多く、値引きの5万円よりも交渉時間を惜しむ人もいるので、何とも言えないところです。
特別注文商品は値引きゼロ?
外国車はインポーターの手で、グレードや色などが選ばれ日本に輸入されます。
その中から各ディーラーは買い付けて在庫にすることになります。
在庫商品であれば値引きの可能性もありますが、在庫に気に入ったカラーやグレード等が無い場合の取り寄せや、特別なメーカーオプション等があるような場合には、値引きは存在しないのが普通です。
交渉しても相手にしてくれないのが当然かもしれません。
その1台のために数十台を仕入れるのと同じ手続きをしなければいけないので、まずは値引きは無理だと考えておくべきでしょう。
もし、自分の好みのものが在庫にない場合は、複数の違う店舗で探してみると見つかる場合もあります。
在庫があれば値引きの可能性はあるので交渉しましょう。
時間がある人であれば、在庫としてインポートしてくれるのを待つ事もできるでしょう。
しかし次に希望の車が入ってくるとは限りませんので、ご注意下さい。
フルモデルチェンジ後でも決算期は値引きが期待できる?
ワンプライスとか値引きなしと言われ、モデルチェンジ後の値引きも厳しいといっても、決算期だけは違うのが外国車です。
やはり金額や維持費が日本車よりも高い印象もあり、日本車に比べると圧倒的に販売数が少ないのが実情です。
それでいてノルマが課せられるのですから、ゆっくり構えていた営業マンも決算期には嫌でも腰をあげなくてはなりません。
特に決算まで売れていない営業マンにとっては死活問題です。
たまにそういった営業マンにあたると割と大きな値引き額が出るようです。
それ以外の営業マンでも決算期は1台でも多くの実績を残したいので、値引きは期待できます。
売れない商品には奨励金が出る?
BMWでは、人気がなくて売れない商品に『販売奨励金』が出るのは有名です。
販売直後は商品の動向も見えないため難しいかもしれませんが、特にメーカーのお勧めでありながら売れない場合や、不人気カラーなどで長期間在庫となっている商品があれば、高額値引きも期待できます。
但し、不人気の商品ですから、性能には問題がなくても独特のカラーであったり、必要な装備の無いグレードだという事も多いでしょう。
値引きの金額と比較して自分で妥協できるものであれば、購入するのも1つの方法です。
レクサスも基本は値引きなしと謳っているけど、実際には値引きはあるみたいですよ。
モデルチェンジのあとにすぐ購入しないで、近い決算期を狙ってみるのも手ですね。
BMWは新型フルモデルチェンジ直前に大きな値引きが連発する?
出典:https://car-moby.jp/246713
いつもは値引きが渋いBMWですが、100万円以上の値引きが報告される事があります。
それも複数台が同じ時期に値引きされている事がわかりました。
フルモデルチェンジ前には3ケタ値引きも可能?
BMWはフルモデルチェンジの数か月前から大型値引きが行われている事がわかりました。
新型モデルが発売されると現行モデルは旧型の扱いとなり、新車販売は新型に集中し旧型は価値も大きく下落する事になります。
そのため新モデル発売前に現行モデルの在庫一掃をはかるようです。
通常では5~10万円の値引きも厳しい車が、突然100万円以上の値引きとなるのです。
考え方によっては、この時期を狙うのも1つの方法です。
新モデルに、どうしてもこだわるのであれば別ですが、大幅な値引後の価格と新モデルの機能や装備を比較して、旧モデルに魅力があると思えば、かなり安い金額で憧れのBMWのハンドルを握る事ができます。
粘りようによっては100万円は普通で、150万円まで引っ張れると聞いた事もあります。
但し、あくまで在庫処分ですから、自分の気に入った商品と合致するかは保証できません。
新型を諦め、好きなグレードやカラーもある程度妥協できる商品であるならば、購入しても損はないでしょう。
フルモデルチェンジ後に現行モデルの相場は大きく下がる?
そういう意味では、値引きとも捉える事はできますが、価格が下落すると考えて良いでしょう。
もし、自分が旧モデル『モデルチェンジ前なら現行モデル』を乗っていたとして、下取りをお願いする場合にも、フルモデルチェンジ前と後では値付けが大きく変わってくるでしょう。
その辺りも考慮して新型にするのか、旧モデルとなる現行モデルを購入するのかを考えなくてはいけません。
2~3年で乗換えを考えている人ならば、新モデルの方が圧倒的にリセールバリューが高くなりますから、旧モデルが安いと飛びついても、あとで損することにもなるのです。
メリットとデメリット、自分の愛車の利用の仕方も充分に考えて結論を出して下さい。
でも新型がどうしても欲しい人には興味も無いでしょうね。
安くするには、それだけの理由があるのだから、よく考えないといけませんね。
BMWが新型フルモデルチェンジする際の上手な値引き交渉は?
出典:https://carnosy.com/identified-import-car/
BMWは外国車であり、外国から輸入して販売する形態をとります。
そして輸入する会社と販売する会社は、別の会社であることが殆どです。
そういった観点から上手な値引き術を考えてまいります。
フランチャイズとディーラーで値引きの差が出る?
輸入を手掛けるのはインポーターであるBMWジャパンです。
ディーラーは通常の場合、インポーターから車を仕入れる事になります。
直営のBMW東京などのディーラーも存在しますが、基本的には、輸入元と販売店舗であるディーラーは別々の企業と考えるべきでしょう。
インポーターでもある直営店は、本国から原価レベルで車両を仕入れる立場にあることから、フランチャイズのディーラーとは値引きの裁量額が異なります。
直営店であるBMW東京とフランチャイズ店舗の東京BMWは名前もひっくり返しただけですが、全く違う経営になります。
新車発売から間もない期間は、どこで買っても値引き統制が敷かれており、ほぼ全国一律と考られます。
しかし、1年を経過して決算期を迎えると、そこからはディーラーの裁量により値引き額に差が現れます。
売れ筋のモデル以外は商品の動きも落ちてくるので、決算期は何としても台数をさばきたいという事情があります。
そうした事からも購入時は、仕入れ方法も経営母体も異なるフランチャイズ店と直営店の2店舗で見積もりを取ることが理想的です。
今後の付き合いや、ちょとしたトラブルがあった時のことも考えると、自宅に近い地元で買いたいものですが、金額が大きく違うようであれば、地元ディーラーさんにも見積もりを見てもらい交渉してみましょう。
どうしてもこのお店で買いたい旨を伝えれば、、地元ディーラーさんもそれなりの返答をしてくれると思います。
それを無碍に断るようなら、購入後の相談にも同じような対応しかしてくれないはずですので、思い切って別の店舗で購入する事にした方が良いでしょう。
外国車では時期が重要?
日本での値引き交渉では、ライバル車との競合や店舗同士での競合で値引きを煽って値引きの交渉をするのが常套手段になっています。
外国車でもその手法が通用しない訳ではありませんが、BMWというブランド商品という事や輸入という日本車にはない仕入れの段階がある事などで少し事情が変わります。
外国車で大きな値引きを狙う重要な要素は、『時期・タイミング』になります。
勿論、日本車でも重要な値引き要素でありますが、外国車では最重要要素であり、交渉自体よりもタイミングで値引きが決まると思ってもいいくらいです。
やっぱり狙いは決算期?
日本車と同じになりますが、決算期は値引きが大きく見込める時期になります。
因みに輸入元であるBMWジャパンの決算期は外資系企業と同じように12月になります。
直営のディーラーではインポーターであるBMWジャパンの決算期の12月にキャンペーン等と称して、おおっぴらに値引きをしますので、これも狙い目でしょう。
やはり、輸入元であっても決算期には在庫整理の動きが活発になることと、日本のボーナス時期を狙い、高額なBMWを売るには絶好機ということでキャンペーンが行われるようです。
しかし、販売店である多くのディーラーの決算期は日本企業と同じ3月であり、売るのはあくまで販売店ですから、値引きを狙うのも3月という事になります。
新車購入時の下取りは重要?
下取りは支払い金額に直結しますので重要事項です。
値引き以上に気を使わないと十万円単位の金額を損してしまう事にもなります。
BMWでも新車販売のために、かなり無理をして下取り価格を付けるのは前にお話しました。
但し、値引きと称して下取り価格で調整する奥の手は、日本車でも外国車でも同じように行われているようです。
購入と下取りは別々で計算して、合計金額にキチンと反映されているかを確認して下さい。
その為には、下取り車の適正な価格を知っておくのが得策です。
複数の買取り店舗で見積もりをしてもらいましょう。
もちろん、外国車であるBMWも買取り店でキチンと見積もってくれます。
ディーラーでの下取りが安ければ、買取り店で買い取ってもらえば損をする事はありません。
高く買い取ってもらった分を支払いにまわせば、値引き同様かそれ以上の効果もあるでしょう。
安易にディーラーの言い値で下取りしてもらうのは愚の骨頂です。
でも名前だけでは直系なのかフランチャイズなのか分かりづらいですね。
ホームページとかで分かるようですよ。
どっちにしても、第一の狙いは3月の決算期ですね。
新車・中古車を買う時の下取り車を高く売る方法は?
新車・中古車を安く買うには、値引きをしてもらうのが圧倒的に早いですが、あなたに下取り車があるのならば、その車を下取りに出せば更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ここで注意すべき事は、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」という事。
また、
と言ったセールストークに誤魔化され、あやうく損するといった場面も見受けられます。
やっぱり、1円でも高く下取りに出したいですよね?
そのためにも、ある程度の今あなたの乗っている車がいくらで売れるのか相場を知っておく必要があるのです。
そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。
そこで、下取りに出したい車を一括査定してもらって買取価格の相場を知ってその見積書を提示して、それより高くしなければ下取りに出しませんとあなたの下取り車を高く売るために交渉する最大の武器となります。
私もディーラーに車を下取りに出した時、ラブ4の初めの提示金額は40万と言われました。
そこで、車買取査定サイトから無料査定をしてもらった結果、57万円という買取金額が出て唖然としました。
あやうく17万円を損するところでした!
その後、私は再びディーラーへ行って車買取査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えたところ、車下取り価格を17万円+1万円UPしてくれました。
初めから相場以上の金額で対応してくれよと思いながらも、車買取査定サイトを知らなくては損するのは当たり前ですね。
だからこそ、下取り買取金額を出してもらう前に、利用していくのを忘れないようにして下さいね。
かんたん車査定ガイドでは、かんたん車査定ガイドで申し込み後、買取相場が表示されます。
ディーラーの下取り買取価格と比較したい方・すぐに相場を知りたい方は、無料ですぐに利用できるのでお早めに利用してくださいね。
かんたん車査定ガイド
まとめ
出典:http://www.balkanforum.info/f44/bmw-mercedes-audi-51021/index11.html
今回は、BMWの車種がフルモデルチェンジする際の値引き交渉のやり方についてご紹介してきましたが、如何でしたか?
フルモデチェンジが行われる際の新型の値引きは、日本車と変わらずかなり難しいようですね。
しかし、普段値引きが渋いだけに大々的に行われる12月のキャンペーンや、3月の決算期では値引きが期待できそうです。
また、新モデルに固執しないのであれば、フルモデルチェンジの直前に格安で購入できる事もわかりました。
かんたん車査定ガイド