今回は、2018年12月17日にマイナーチェンジが行われた新型プリウスの最新情報についてお届けします。
いよいよ待ちに待った『新型プリウス』が、2018年12月17日に登場しました。
マイナーチェンジにより、大きく外観が変わり、今までのプリウスとは、また一味変わったようです。
プリウスファンでなくても気になる事はたくさんあるでしょう。
その外観に隠された細部まで、ご紹介したいと思います。
それでは、2018年12月17日にマイナーチェンジが行われた新型プリウスの最新情報について、詳しくご説明してまいりますので、最後までお見逃しなく!
今度はどんな風にかわったのでしょうか。
前回があまり評判が良くなかったから、いろいろ考えてのマイナーチェンジとなっていそうですね!
【目次】
新型プリウスは2018年マイナーチェンジでどう変わった?
出典:https://kakakumag.com/car/?id=13150
新型プリウスはマイナーチェンジでどう変わったのか、外観から順を追って見ていきましょう。
新型プリウスの外観はどう変わった?
今回のマイナーチェンジでは、デザイン評価の高かった『プリウスPHV』のスタイルを多分に取り入れているようです。
ベースとなった旧モデルとは、全く趣きが異なって見えます。
新型プリウスの顔とも言えるフロント部分では、ヘッドライトとターンライトを切り離し、フロントバンパーの奇抜とも思えた両端の切り込みが小さくなり、全体的にオーソドックスで落ち着いた雰囲気になったのは好印象です。
やはり、ここにもたプリウスPHVの要素が多分に盛り込まれたようです。
リアも特徴であった縦長のテールランプの下側を切り捨てて、綺麗に上部にまとめています。
先進的と言われた独特のコンビネーションランプはサブウィンドウに沿うような自然な流線に変更され、よりベーシックな雰囲気が上品になりました。
特に旧モデルの後部は評判が良くなかったので、今回では一新されて『車らしい車』の雰囲気に戻っており、それでいて新しさを感じさせるのは、やはり『世界のトヨタ』の代表車に相応しいフォルムです。
またホイールのデザインも変更されて、17インチアルミホイールは樹脂加飾部にチタン調の塗装を施し、15インチアルミホイールはツインスポーク形状を採用して、よりスタイリッシュなデザインに変更されました。
新型プリウスのカラーラインナップに変更はあった?
トヨタ新型プリウスのボディカラーは、新しい2色を加えた全9種類を設定しています。ボディカラーは全9種類を設定しています。
新しいに色は前モデルからの入れ替えで、青系と赤系に変更がありました。
- スーパーホワイト2
- グレーメタリック
- スティールブロンドメタリック
- ホワイトパールクリスタイルシャイン『3.24万円高』
- アティチュードブラックマイカ
- サーモテクトライムグリーン『4.32万円高』
- シルバーメタリック
- エモーショナルレッドⅡ『新・5.40万円高』
- ブルーメタリック『新』
『ブルーメタリック』は新型プリウスのイメージカラーとなっており、高い環境性能をイメージしたデザインと聞いています。
また、前モデルの、3種類の2トーンカラーを設定していた特別仕様車『S“Safety Plus・Two Tone”』が廃止され、ブラックの幾何学調で、ラッピングタイプの『ルーフフィルム』を採用し、6色のカラーラーリングを『ツーリングセレクション』にメーカーオプションで設定しています。
トヨタ新型プリウスのルーフカラーはこのようになっています。
- グレーメタリック
- スティールブロンドメタリック
- ホワイトパールクリスタイルシャイン
- シルバーメタリック
- エモーショナルレッドⅡ
- ブルーメタリック
新設定の『幾何学調ルーフフィルム』は、 オプションとして5.40万円~7.56万円高に設定されています。
新型プリウスのボディーサイズは?
ボディサイズは全長が僅かに伸びただけの変更になっています。
新型プリウスのボディーサイズは下記の通りです。
- 全長4575㎜
- 全幅1760㎜
- 全高1470㎜ 『E-Four・1475㎜』
- ホイールベース2700mm
- 車重:1320kg
全長が35㎜拡大しただけで、他に変更はありません。
また、プリウスPHVと比較すると、全長のみ105mm小さくなっています。
安全装備が全車に標準採用されたことで、車重が10kgアップしています。
新型プリウスの内装は変わった?
新型プリウスの内装は、インストルメントパネルやフロントコンソールトレイなどにブラック加飾を施し、上質感のある落ち着いたデザインになっています。
トヨタ新型プリウスの室内サイズはこのようになりました。
- 室内長×室内幅×室内高:2110×1490×1195mm
- 乗員:5人
- ラゲッジ容量:502L
上記のようにラゲッジ容量が増え、オプションの『ワイヤレス充電』のスペースを拡大して大型スマートフォンにも対応し、リアシートは6:4分割式で長尺物にも対応できるようになっています。
Aグレードにも運転席パワーシートを備え、Aプレミアムの本革シートには、エアコンの冷風を吸い込むことで冷涼感をもたらす吸い込み方式の『ベンチレーション機能』を追加するなど、快適装備が充実しています。
新型プリウスは2018年マイナーチェンジで安全装備が充実?!
出典:https://car-moby.jp/363570
新型プリウスでは安全装備の充実を図りました。
また、新型通信装備の導入でも、安全の強化がされています。
新型プリウスはセーフティセンスの機能を強化して全車に標準装備!
新型プリウスでは、4つの先進安全機能からなる衝突回避支援パッケージ『Toyota Safety Sense』を全車に標準装備しています。
また、後方を横切る車両の存在を知らせてくれる『リアクロストラフィック警告』をオプション設定する事で、安全性の強化も図っています。
新型プリウスDCM搭載でコネクティッド化!
トヨタの他の新モデル同様に、通信機能の充実が図られました。
車載通信機である『DCM・Data Communication Module』を全車に標準搭載しました。
機能名称 | 機能の内容 |
エージェント | 音声認識機能により、目的地の設定や、情報検索をすることができる |
eケア走行アドバイス | 警告灯が点灯したとき、車両から発信される情報を元に、コールセンターや販売店から適切なアドバイスを受けることができる |
eケアヘルスチェックレポート | エンジンオイルの量や、スマートキーのバッテリー、警告灯の点灯状態などを、スマートフォンで確認することができる |
コネクティッドメンテナンスパック | 定期点検に加えて、車両情報を活用し、最適なタイミングでメンテナンスを受けることができるパック |
ドライブ診断 | ドライバーの運転傾向から、安全な運転、エコな運転2つの観点で、スマートフォンでアドバイスを受けることができる |
マイカーセキュリティ | ドアやトランクの開閉、ハザードランプの点灯、アラームのON/OFFの状態をスマートフォンで確認し、またリモート操作をすることができる |
ヘルプネット | エアバッグの展開に連動して、オペレーターが警察や消防に取り次いでくれる |
トヨタつながるクルマの保険プラン | 車両から取得した走行データに基づいて、安全運転の度合いを保険料割引に反映されるあたらしい自動車保険 |
オペレーターサービス | オペレーターに、ナビの目的地設定や、ホテル、レストランの予約などをしてくれる |
ハイブリッドナビ | 道路交通情報や走行情報をもとに、最適なルートが配信される |
エージェント | 音声認識機能により、目的地の設定や、情報検索をすることができる |
このように、全てが繋がって連動し、便利で安全なシステムを享受する事ができます。
トヨタは、今後ほぼ全車種にコネクティッド機能を搭載していく方針との事です。
最新の『トヨタセーフティーセンス』が搭載されると思ってたのに、少し残念です。
でも装備は充実したみたいですね。
DCMの機能を使いこなせるか心配だけど、良さそうな機能ですね。
使ってみるのが楽しみです。
新型プリウスは2018年マイナーチェンジでパワーユニットと燃費はどうなった?
出典:ttps://www.sankei.com/economy/photos/151013/ecn1510130038-p6.html
新型プリウスのパワーユニットと、気になる燃費についてご説明いたします。
新型プリウスのパワーユニットは?
パワートレインには、TNGAプラットフォームに最適化された最新モデルが引き続き搭載されています。
- パワートレイン:直列4気筒1.8L+電気モーター
- エンジン出力:98ps/14.5kgm
- フロントモーター出力:72ps/16.6kgm
- リアモーター出力:7.2ps/5.6kgm『4WDのみ搭載』
- トランスミッション:CVT
- 駆動方式:FF or 4WD
バッテリーは、今回の改良でリチウムイオンに集約され、実用燃費をアップしています。
但し、4WDグレードは、寒さに強いニッケル水素電池のままです。
新型プリウスの燃費は?
新型プリウスのカタログ燃費は、JC08モード燃費で37.2km/Lとなっています。
但し、低燃費を追求したEグレードの燃費は、トヨタセーフティーセンスの追加による車重10kg増に伴い、従来のJC08モードで40.8km/Lから39.0km/Lに低下しています。
新型プリウスの4WDシステムは『E-Four』を継続搭載!
新型プリウスでは、これまでと同じ『E-Four』という電気式4輪駆動方式を採用しています。
北米モデルの公開では、E-Fourと異なる新電動4輪駆動システム『AWD-e』を搭載していましたが、今回は見送られたようです。
パワーユニットも性能は向上しているけど、構造に大きな変化は無かったようですね。
4WDでは、新しい電動4輪駆動システムが導入されるかと思っていたけど、次回に持ち越しですね。
新型プリウス2018年マイナーチェンジの新車価格はいくら?
気になるマイナーチェンジ後の新型プリウスの価格を見てみましょう。
新型プリウスの価格は?
前回のフルモデルチェンジでは、プリウスは売れ筋車種ということもあり、前のモデルよりも20万円近く高く設定する強気でしたが、今回は割と良心的な価格に収まったようです。
グレード | 駆動 | 新型プリウス価格 | 旧型価格 |
E | FF | 2,518,560円 | 2,430,000円 |
S | FF E-Four |
2,565,000円 2,759,400円 |
2,500,000円 2,670,000円 |
S ツーリングセレクション | FF E-Four |
2,732,400円 2,926,800円 |
2,630,000円 2,820,000円 |
A | FF E-Four |
2,842,560円 3,036,960円 |
2,780,000円 2,970,000円 |
A ツーリングセレクション | FF E-Four |
3,006,720円 3,201,120円 |
2,930,000円 3,120,000円 |
Aプレミアム | FF E-Four |
3,175,200円 3,369,600円 |
3,100,000円 3,300,000円 |
Aプレミアム ツーリングセレクション | FF E-Four |
3,284,280円 3,478,680円 |
3,200,000円 3,390,000円 |
トヨタ 新型プリウスのグレード構成に旧型からは全く変化はありません。
『トヨタ セーフティセンス』の全車標準装備やコネクティッドサービスの実装といった内容に、他の様々な要素を加味しても、今回の価格の上がり幅は決して大きくないと考えます。
前回のモデルチェンジに比べると、とても良心的に思えますね。
あとは、消費性やエコカー減税の事も気になりますね。
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まとめ
出典:https://kakakumag.com/car/?id=13150
今回は、2018年12月17日にマイナーチェンジが行われた新型プリウスの最新情報について、お届けしてきましたが、如何でしたか?
新車販売台数でも、1位の常連だったプリウスですが、デザインや価格上昇がユーザー離れの原因となったのか、急ブレーキを踏んでしまったプリウス。
機能面では世界トップクラスの燃費性能と使い勝手の良さを備えた車だけに、万人受けするデザインが求められているのかもしれませんね。
ただ、マイナーチェンジでかなりデザインが完成されてきたので、今後の改良にも期待が持てますね!
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