トランスミッションとは警告灯が点灯する原因の一つですが、トランスミッション警告灯の付いた車は簡単に治るのかどうか、修理値段について詳しく知っている方は少ないのではないでしょうか?
トランスミッションとは『変速機』と日本語では言いますが、変速機を英語に翻訳してもトランスミッションとはなりません。
直訳すると『伝達する』という意味になっています。
では、トランスミッションは何を伝達しているのか、車には必要なものなのなのか。
また、トランスミッションの故障で高額な修理費用を払った、見積りが出ている方も多くいるのではないでしょうか?
それでは、トランスミッションとは警告灯が点灯する原因なのか、警告灯が点灯した車は簡単に治るのか、修理値段についてもご紹介していきますので、最後までお見逃しなく!
壊れたら警告灯が点く位だから、故障したら危険なんでしょうか。
故障したら、自分で直せるのか、修理に出した時の値段も気になります!
【目次】
全ての車についているトランスミッションとは?!

出典:http://renault.sblo.jp/article/70889716.html
以前はトランスミッションという言葉よりも、クラッチという言葉が多く使われていたように思います。
エンジンで発生した動力を車輪に『効率よく』伝える役目を持っているのが、トランスミッションです。
動力はベルト等を使って発生した力を遠くの場所に伝えているのですが、方向等を変えるのに歯車等を使います。
因みに歯車の事を『ギア』と言ったり、『クラッチ』と言ったりします。
ギアと言えば自転車を思い浮かべた方もいらっしゃるでしょうが、直訳された『変速機』は自転車にも使われているので、分かり易いと思います。
自転車の車輪には、中央に歯車つまりギアがついており、脚でこいだ力をチェーンをからギアを伝って車輪に送り、自転車が走ります。
この付いているギアが小さければ大きい力を必用とし、大きければ小さな力で動かす事ができます。
そのかわり、車輪の進む距離は反対になるようになっています。
どちらにしても仕事の量は変わらない、と学校で習ったような気がしませんか。
これを利用したのが所謂『変速機』で、上り坂でつらい時は、小さい力で少しづつ登り、下り坂では勢いがあって力がいらないので、大きい力を必用とする小さい歯車を使ってスピードを出す。
この仕組みを車に応用したのが、変速機、つまり『トランスミッション』です。
よく、5段変速等と聞いた事があるかもしれませんが、異なる大きさの歯車を5ケ使って、その場面に適応する歯車に変換できる装置が5速トランスミッションになります。
これが、どんどんと進化して現在の新しい『トランスミッション』になっているのですが、原理は同じです。
効率よくエンジンの力を車輪に伝える装置と覚えて下さい。
トランスミッションは全部の車に付いてるって本当?
自転車には、変速機の無い自転車もありますが、車には必ず『トランスミッション』が付いています。
それは、自転車のスピードの幅が狭いのに比べ、車は時速100キロメートル近い速さまで出るから必要になるのです。
スピードに合わせた歯車に変える事で、歯車やエンジン、車輪への負担を減らす事ができます。
また余分な力を使わなくて済むようになるので、燃費アップと排ガスも減る為に自然にも優しくなるのです。
だから、種類が違っても、全ての車に『トランスミッション』が付いています。
トランスミッションは何で必要なの?
では何故トランスミッションが必用なのかは、すでに前の項で半分以上言ってしまったのですが、余分な力を使わないようにして、各部分への負担を少なくする事ができるからです。
それによって、各部分、部品の摩耗や故障が減って、燃費も良くなります。
特に、車の心臓でもあるエンジンの負担を軽くする役目は大きいでしょう。
逆に言えば、トランスミッションに不具合が起きれば、それらに負担がかかり故障につながり、燃費も悪くなると言えるでしょう。
トランスミッションには、エンジンと同じくらい大切な役目があるんですね。
その大事な役目を持った、トランスミッションに不具合が起きると、それに伴ってたくさんの不具合が起きてしまうんですね。
走行不能になる事もあるそうですね。
トランスミッションに種類はあるの?

出典:http://clicccar.com/2017/03/01/448826/
トランスミッションには種類があるので、それぞれの特徴を説明いたします。
マニュアルトランスミッション・MT
クラッチ操作を運転手が自分で行う変速機です。
クラッチとは歯車自体もそう呼びますが、歯車に直結する操作レバーのことも『クラッチ』と呼びます。
オートマチックトランスミッション・AT
当初はマニュアル式が主流でしたが、その操作性に技術を要したり、疲労にもつながる事から考え出されたのが、『オートマチックトランスミッション』です。
その名の通り、機械が自動で変速コントロールする変速機です。
これにより、クラッチレバーや、切り替え時のクラッチフットが無くなりました。
以前のような面倒な技術も必要なく、エンスト等の人為的ミスも無くなりました。
CVT(Continuously Variable Transmission)
そして、現在主流なのが、『無段変速機』とか『連続可変式』と呼ばれる『CVT』です。
厳密には、CVTもオートマチックトランスミッションの中の1つであり、車業界においてもそのように扱われるのですが、分かり易くするため、個別で説明いたします。
CVTは大きく分けると、ベルト式、チェーン式、トロイダルの3種類で、いずれも歯車ではない機構を用いて、変速比を連続的に変化させます。
いくつかの歯車の組み合わせで変速する『オートマチックトランスミッション』が数段階のギア比から走行状況に応じて最適な変速段を選ぶのに対し、CVTの場合は歯車ではなく自由に径を変えることのできるプーリーと呼ばれる滑車と、それにかけられたチェーンを用いることで無段階に変速します。
そのためいつでも最適なギア比を選択でき、しかも駆動力を途切れさせることなく走行できます。
CVTのメリットは変速時のショックの少なさです。
しかも発進時はトルコン装置を使用するため、トルコンAT同様に発進時も非常にスムーズになります。
トルクコンバーター『トルコン』
トルコンとは、オートマチックトランスミッションの一種です。
構造は、ポンプと呼ばれる部分が、エンジンからの動力を直接受けて回転し、タービンと呼ばれる部分が、その動力をオイルを介して受け止めてトランスミッションに伝えます。
ステータと呼ばれる部分が、ポンプとタービンの間に挟まれオイルの流れをコントロールし、トルクを増幅させます。
CVTと並んで、採用例が最も多いものの1つです。
トルコンの優れている点は、発進時のスムーズさと、変速時間も早いところです。
トルク増大ができるため、非力なエンジンが低回転でもスムーズに発進できます。
また、トルクの細い乗用車のエンジンにはピッタリのシステムです。
トランスミッションの中で最も現実的で完成度の高いシステムと言われています。
最新のトランスミッション『DCT』
『デュアルクラッチトランスミッション』・Dual Clutch Transmissionの事です。
別名、『ツインクラッチトランスミッション』ともいいます。
2つのクラッチで、2系統の並行ギア式のトランスミッションを交互に切り換える変速機です。
奇数速と偶数速を個別に2つ用意にして、双方のギヤを先にスタンバイして、ギヤの切替を瞬時に行います。
それらの制御をコンピュータがすべて処理するわけです。
従来、マニュアル操作を人間がやっていた事を全てコンピューターが処理してくれます。
半クラッチ処理までもやってのけます。
これにより、マニュアルでの伝送効率の良さをそのままにして、最適なギヤを最良のタイミングで変速することが可能となります。
全自動のマニュアルということで、AMTと略される場合もあります。
こうして見ると、変速機の変遷が車の歴史そのものであったようにも感じられます。
新しい技術が開発されていますが、マニュアルなどは技術を要する事から、それに通ずるマニアもあり、敢えてそのタイプを選ぶ人もあります。
またスポーツカーの世界でも生き続けており、『古いもの=悪い不要物』ではないのも事実です。
トルコンとATを組み合わせたり、CVTと合わせたりして、2つの変速機を使う事もあるんですね。
日々進化して、新しいトランスミッションの開発も進んでいるようですね。
トランスミッション警告灯が付いた時の原因は?

出典:http://autotransport123.com/6-ways-you-could-be-killing-your-car/
では、万が一『トランスミッション警告灯』が作動したらどうするべきか、ご説明します。
警告灯が点く条件は何?
トランスミッション独自の警告灯がついている車もありますが、エンジン警告灯と一緒になっている車もあるようです。
前者の場合はミッショントラブルに限定されますが、後者の場合はエンジンや駆動系に関わるミッション等に異常があった場合に『エンジン警告灯』が点灯します。
どちらにしても異常を察知して点検を促すように点灯します。
これは、専門の機械を使わないと異常の原因がわかりません。
機械さえあれば、原因が分かるらしいのですが、なかなか置いてあるところも少ないようです。
警告灯が点灯した時の症状は?そのまま動くと危ない?
症状としては、マニュアルの場合の不具合は、クラッチが切れない、クラッチが入らない等です。
走るものの、クラッチが切れなければ、エンストして止まるしかなく危険です。
ATミッションで多いのは、クラッチが滑って動力がうまく伝わらない。
ほんの少しタイムラグがあって、加速する感じです。
また、オイルが焦げたような異臭が発生するとか、ギアチェンジの際にショックを感じる、燃費が悪化する等も故障の合図です。
まずはディーラーに持ち込みましょう。
CVTの不具合で多いのは異音です。
経年により、動力を伝えるベルト等がずれて、プーリーなどに接触し異音や振動を起こします。
こうした異音や振動は故障の合図ですから、こちらも速やかにディーラーに持ち込んで下さい。
但し、全てにおいて警告灯が点灯する訳でではありません。
警告灯が点かなくとも、このような症状が現れたら、見てもらって下さい。
警告灯が付いたら専門家に相談しよう!
警告灯の点灯は異常事態です。
危険もはらむという事です。
修理はディーラーにて診断をしてもらってからということになりますので、安全な場所に避難してから、自走ができそうならディーラーに電話して走っても大丈夫という指示が出た場合のみに自走で持ち込みましょう。
自走を禁止されたらレッカーを呼んでもらいましょう。
エンジン警告灯の点検は自動車用コンピューター診断機が必要ですので、ディーラーで見てもらうのが一番安心です。
危険がないかディーラーに状況を確認してから、運転持ち込みかレッカーか考えた方が良さそうですね。
警告灯が点かなくても、異音等があったら早めにディーラーに持ち込んだ方がいいですね。
トランスミッション警告灯が付いた車の修理値段は?簡単に治るの?

出典:http://minesniikura.blog62.fc2.com/blog-entry-46.html
トランスミッションの不具合には修理が必用です。
トランスミッションの不具合には修理が必用?
トランスミッションは人間に例えると『静かなる臓器』にあたり、大事な部分でありながら、症状が出た時は既に遅し、と言う事も多いようでう。
最近のものは、10年以上の使用に耐えるようにか、密閉されて初心者では手を出せない構造になっているようです。
また、内部修理も難しいようで、大体が『本体の載せ替え』となっているとの事です。
トランスミッション不具合の修理費はいくら?
上記のように、修理は難しいため、多くは新品の載せ替えとなります。
新品との交換費用は、車種にもよりますが工賃含めて『約30万円』と聞いています。
交換費用も高く、経年による故障が多いため、載せ替えするなら、買い替えを考える人も多いようです。
トランスミッションは自分で直せないの?
現在の車では正直言って、個人での修理は無理でしょう。
整備工場等でも手こずるくらいですから、早急にディーラーに持ち込む事をお勧めします。
もし、自分でできる事としたら『メンテナンス』でしょう。
ATもCVTもオイルを使用しており、使用によってスラッジというカスが出てきます。
これが、内部のオイルを交換しないでおくと、詰まって寿命となります。
同様に、長年ミッションオイルの交換をしないで、いきなりオイル交換を頼むと断られる事があります。
経年により内部に溜まったスラッジが、オイルを交換する事で、スラッジが詰まって即死するケースがあるからです。
この場合はディーラーでも手に負えませんので、壊れるまで乗りつぶすしかありません。
ただし、2年に1度とか車検時にでも交換していれば、ここまではなりませんので、メンテナンスしましょう。
エンジンオイルの交換はしているが、ミッションオイルの交換は経験が無いという人もいますので注意が必用です。
因みにこのオイルの交換は工賃を含めて5,000円~8,000程度だと思います。
オイルは絶対に間違ってはならないので、できれば確認しましょう。
修理は難しいから、新しいものと載せ替えになってしまうんですね。
高い費用がかからないように、メンテナンスしておくべきですね。
新車・中古車を買う時の下取り車を高く売る方法は?

新車・中古車を安く買うには、値引きをしてもらうのが圧倒的に早いですが、あなたに下取り車があるのならば、その車を下取りに出せば更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ここで注意すべき事は、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」という事。
また、
と言ったセールストークに誤魔化され、あやうく損するといった場面も見受けられます。
やっぱり、1円でも高く下取りに出したいですよね?
そのためにも、ある程度の今あなたの乗っている車がいくらで売れるのか相場を知っておく必要があるのです。
そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。
そこで、下取りに出したい車を一括査定してもらって買取価格の相場を知ってその見積書を提示して、それより高くしなければ下取りに出しませんとあなたの下取り車を高く売るために交渉する最大の武器となります。
私もディーラーに車を下取りに出した時、ラブ4の初めの提示金額は40万と言われました。
そこで、車買取査定サイトから無料査定をしてもらった結果、57万円という買取金額が出て唖然としました。
あやうく17万円を損するところでした!
その後、私は再びディーラーへ行って車買取査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えたところ、車下取り価格を17万円+1万円UPしてくれました。
初めから相場以上の金額で対応してくれよと思いながらも、車買取査定サイトを知らなくては損するのは当たり前ですね。
だからこそ、下取り買取金額を出してもらう前に、利用していくのを忘れないようにして下さいね。
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ディーラーの下取り買取価格と比較したい方・すぐに相場を知りたい方は、無料ですぐに利用できるのでお早めに利用してくださいね。
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まとめ

出典:http://minkara.carview.co.jp/userid/1245295/blog/39291493/
今回は、車のトランスミッションとは警告灯の仕組みや、トランスミッション警告灯は簡単に治るのかどうか、修理値段についてご紹介してきましたが、如何でしたか?
トランスミッションの役割が、いかに大事なものかご理解いただけたでしょうか。
現在も、エンジンの開発は勿論ですが、トランスミッションの開発も進められています。
現にこれだけの進歩の結果を残しており、乗り心地や燃費にも大きく貢献しています。
その仕組みが複雑なだけに手は出しにくい部分ですが、メンテナンスは、定期的にお願いできるので、忘れずにしていきましょう!
かんたん車査定ガイド