本記事では、プリウスαの燃費を向上させるテクニック・コツについて詳しくご紹介いたします。
プリウスαは、燃費が良く、車内空間が広い為、プリウスでは車内空間に不満を持っていた方にプリウスαが良く選ばれています。
さらにその実用性は高く評価されていて、ファミリーカーやセカンドカーとして人気を博しています。
プリウスαは、燃費がいい車として広く知られていますが、人によってはいざ乗ってみると予想よりも燃費が思うように伸びなかった、というような話もよく耳にします。
せっかくプリウスαの燃費に期待して購入したのに、そのような状態になってしまっては、さすがにガッカリしてしまいますよね。
そこで今回は、どんなことに気を付ければプリウスαの燃費をより向上させることができるのかについてテクニック・コツをお届けしていきますので、最後までしっかりとご覧ください。
プリウスαは、低燃費のハイブリッドカーとして有名で実用性も高いので、前から気になっていました。
燃費は車の維持費にも影響するので重要視していましたが、実際乗ってみて思ったよりも燃費が伸びないとやっぱりガッカリしてしまいますね。
ですが、燃費を向上させるには運転するときにコツやテクニックが必要と聞いたので、とても気になっています。
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【目次】
プリウスαの燃費を向上させるテクニックやコツはある?
プリウスαの燃費を向上させるテクニックやコツについて、ご紹介していきます。
運転テクニック『滑空』とは?
『滑空』とは、モーター・エンジンを使わない状態で惰性で走行させることです。
プリウスαのモーター走行では、モーターを使い過ぎるとエンジンが始動して充電をし始めるので、結果的にガソリンが早く減少して燃費が向上しづらくなります。
ですが『滑空』走行をすると、一定速度で走行しているときに、モーターを使わずに惰性で走行させることで、エンジンによるモーターの充電が起こらないようになるので、燃費を向上させることができます。
この『滑空』走行だと、回生モーターでの抵抗が起こらないので車速がほとんど落ちず、モーターが使われないので充電も減少することがなくなり、なおかつエンジンによる充電が行われなくなることで、無駄にガソリンが減少することも防げるので、効率よく走行することができます。
滑空のコツはある?
低燃費走行ができる『滑空』ですが、アクセルワークのコツを掴まないとかなり難しいようです。
『滑空』の手順としては、
- Dレンジで速度を一定にして走行し、一旦アクセルから足を離す。
- ハイブリッドシステムインジケーターの充電とモーター走行の境目になるように、少し軽くアクセルを踏む。
というように行います。
この操作は、ある程度プリウスαに乗って経験を積んでいる方だと、アクセルワークや走行時の感覚が掴みやすくやりやすいと思います。
ですが、初めての方はアクセルワークの感覚が掴みづらいので、アクセルワークの微妙な操作が比較的簡単な『ECOモード』に切り替えてからやってみてください。
EVモードを使ってPWRモードを使わないのが良いの?
プリウスαでは、EVモードとPWRモードとECOモードという3種類のモードが選択できます。
EVモードは、エンジンを駆動させずに電気のみで走行するモードです。
EVモードは、エンジンを完全に使用せずに電気のみで走行できるので燃費が良くなると思われがちですが、EVモードは電池の残量がある一定の数値より少なくなったら、その後の充電にエンジンを使うので、EVモードを使用しても結果的に燃費が良くならない場合があります。
しかし、山道や峠道などを走っている時に下り坂を活用できれば、EVモードを使った方が逆に燃費が良くなることもあるので、使い方次第ではEVモードで燃費を向上させることができるでしょう。
PWRモードは、エンジンを駆動させて走行するモードです。
PWRモードは、エンジンをフルに使用するので、ガソリンが多く減少して燃費が悪くなりますが、速度変化に対しての反応がかなり良くなるので、高速道路での走行や上り坂などではPWRモードを使用することで、効率よくパワフルに走行することができ、場合によっては燃費が良くなることもあります。
ECOモードは、アクセルの踏み込みによる急発進や急加速、エアコンの効き目などを制御することで燃料を無駄遣いせずに、燃費を良くするモードです。
ECOモードは、加速の必要ない道路では燃費が良くなりますが、加速が必要な道路でECOモードを使用すると、アクセルの踏み込みによる加速が鈍くなってしまい、いつもより余計にアクセルを踏み込み過ぎて、かえって燃費が悪くなってしまう場合もあります。
このように、モードによってメリット・デメリットがあるので、加速が必要な時はPWRモード、加速が必要ない時はECOモード、長い下り坂などではEVモードなどというように、シーンによって使い分けることで燃費向上が期待できるようです。
ブレーキをなるべく使わない?
プリウスαなどのハイブリッドカーには、回生ブレーキという仕組みが備わっています。
回生ブレーキとは、車が減速した時の運動エネルギーを使って発電することで、電気エネルギー(回生エネルギー)を再利用してモーターを充電する仕組みのことです。
この電気エネルギーを再利用するときに一定の抵抗が生じ、それがブレーキとして機能するので回生ブレーキと呼ばれています。
回生ブレーキは、ガソリンを使わずに充電できるので、積極的に使うことで燃費性能が向上するのですが、フットブレーキを使っていると回生ブレーキが利かないので、回生ブレーキでの効果が得られません。
ですので、普通に走行する時には回生ブレーキを使用して、急ブレーキなどを使う時にはフットブレーキを使用するようにすれば、燃費を向上させることができます。
また、ハイブリッドカーではフットブレーキより回生ブレーキを積極的に使うので、ブレーキパッドの減りが非常に遅く、メンテンナンスの費用を抑えることもできます。
プリウスαで走行するうえで、低燃費走行ができる滑空やモードの使い分けがうまくできるようになれば、燃費を向上させることができることがよく分かりました。
特に、回生ブレーキを積極的に使って充電することは燃費向上に直結するので、とても燃費性能に期待することができますね。
この燃費テクニックやコツを使って、もっとプリウスαの燃費を向上させることができたら、とてもうれしいですね。
プリウスαの最大燃費レポートは?
こちらでは、プリウスαでの最大燃費レポートをいくつかご紹介していきます。
- ECOモードで26km/Lで、主に通勤・退勤で走行し、渋滞の少ない道路を滑空走行を取り入れて走行。
- ECOモードで22.1km/L。やや下り坂で加速と減速が繰り返しある道路を走行。
- 標準モードで24.1km/L。混雑が数ヵ所あるアップダウンがきつい道路を走行。
- パワーモードで15.7km/L。急な坂道の山道をハイペースで走行。
このようにしてみると、ECOモードは普段使いすれば、かなり燃費を向上させることができるのですね。
こうしてみると、滑空走行はかなり燃費向上に効果的な走行であることがわかりました。
滑空走行はコツを掴まないとかなり難しく感じるそうですが、少しづつ慣れていければ楽にこなせるようになるようなので、徐々に身につけていきたいと思いました。
標準モードでも燃費はそこそこいいのですが、さらに燃費テクニックやコツを交えた運転をすることで、かなり燃費が向上するのですね。
プリウスαより燃費の良いハイブリッド車はある?
燃費テクニックやコツをうまく取り入れると、さらに低燃費になるプリウスαですが、プリウスαよりもさらに燃費のいいハイブリッド車もいくつか存在します。
こちらでは、プリウスαよりも燃費のいいハイブリッド車についてご紹介していきます。
トヨタプリウス
プリウスは、世界初の量産型ハイブリッドカーとして1997年に登場しました。
プリウスは、低燃費のハイブリッドカーとして世界的にも人気を博しており、環境性能や安全装備にも優れた点で、今でも人々に支持され続けています。
プリウスの特徴の一つには優れた静粛性があり、中に設置された吸音材・遮音材などにより走行中の車内はとても静かで、ドライブモードを切り替えると走行音も軽減し静かで快適な走りを実現できます。
構造についても、走行中の揺れも軽減されるように設計されているため、車酔いせずに長時間乗ることが可能で、走行中の揺れも軽減されるように設計されているため、車酔いせずに長時間乗ることが可能です。
プリウスは排出ガスを少なく抑えることができるなど環境性能にも優れています。
また、プリウスの燃費についてですが、34.0km/L~40.8km/Lとなっており非常に低燃費で、従来の使用者からも高く支持されています。
この低燃費化を実現するために、最大熱効率40%を実現し、システムの小型軽量化や
エネルギー損失低減を実現するさまざまな技術を取り入れ、空気抵抗を減らし風の流れをスムーズにすることで燃費の良い空力フォルムを新しく開発しました。
トヨタアクア
トヨタアクアは、コンパクトハイブリッドカーとして2011年に発売されました。
トヨタアクアは、トヨタのコンパクトハイブリッドカーとしてラインナップされ、世界トップクラスの燃費性能と驚異の加速性能を持ち、販売当初から高い販売実績を上げており、多くの人々から人気を博しています。
トヨタアクアは、ハイブリッドカーとしての燃費性能が抜群で、コンパクトで軽量なので街中を走行するときも小回りがきき、また空気抵抗が少ない形状で安定した走行ができるので、とても運転しやすいという特徴があります。
そして、車体の重心を低くして、エンジンなどの重さのあるものをできるだけ車体の中央に寄せることで、操縦安定性を向上させて安定感のある走りを実現しました。
また、高い性能を持っていながらも、170万円台から購入できるので、比較的多くの人が手を出しやすい価格設定なことも、高く支持されている理由の一つです。
トヨタアクアの燃費についてですが、34.4km/L~38km/Lとなっており、非常に優れた燃費性能が高く評価され、現在も多くの人々から選ばれ続けています。
ホンダフィット
ホンダフィットは、コンパクトハイブリッドカーとして2010年10月に登場しました。
ホンダフィットは、コンパクトなシルエットですが、室内空間と収納スペースが広いので使い勝手が良く、抜群の低燃費でありながらパワフルでスピーディーな安定した走行ができることから、人気を博しています。
ホンダフィットは、広々とした視界をしっかりと確保した車体と、コンパクトでありながらフラットで余裕のある収納スペース、そして静粛性を向上させた静かな走りが特徴です。
ホンダフィットは、停車時に自動でエンジンをストップするなどの機能を取り入れて、燃料の消費を抑え、排出ガスを低減させており、燃費性能も環境性能も優れています。
インテリアもエクステリアも、無駄を排除したスポーティでシンプルなデザインに整えられていて、室内空間も膝回りと頭上にゆとりをとることで、コンパクトカーとは思えないほどゆったりとリラックスすることができます。
また、ホンダフィットの燃費についてですが、37.2km/Lとなっており、ハイブリッドカートップレベルの低燃費を実現しており、多くの人々に支持されています。
プリウスαより燃費のいいハイブリッドカーも、このようにいくつかあることが分かりました。
プリウスαと同じトヨタの中でも、トヨタ プリウスとトヨタ アクアの2種あるので、今後の選択肢が広がりますね。
ホンダのフィットも、収納スペースが広いので使い勝手が良いところと、非常に低燃費なので、とても期待できると思いました。
それぞれ燃費性能が非常に良く、その他の機能や性能も優れているのでそれぞれチェックしてみようと思います。
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まとめ
本記事では、プリウスαの燃費テクニックのコツについてご紹介いたしましたが、いかがでしたか?
プリウスαの燃費は、燃費テクニックやコツをうまく使いこなすことで、さらに向上させることができます。
プリウスαで運転する時には、モードの使い分けや滑空走行、そして回生ブレーキなどをうまく使い分けることにポイントを置いて、今後の低燃費走行のためにお役立てください。
また、プリウスαより燃費のいいハイブリッドカーもいくつかあり、それぞれ性能や機能が充実しているので、気になった方はそちらのほうもぜひチェックしてみましょう。
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