この記事では、ヴェルファイアのエンジンがかからない原因と対処法についてご紹介します。
ヴェルファイアは、2008年にフルモデルチェンジをしたアルファードの派生モデルとして誕生した車になります。
そして車両販売価格が400万円から最上級グレードで700万円を超えるほどの高級車であるにもかかわらず、とても人気のある車になります。
そんな高級車であるヴェルファイアのエンジンがかからなくなってしまったら、どうしようかと悩んでしまいますよね。
そんな方へ向けて、ヴェルファイアのエンジンがかからない原因と対処法についてお届けしていきますので、最後までお見逃しなく!
せっかく高級車を購入したのにエンジンがかからないトラブルが発生してしまったらショックですよね。
現在エンジンがかからない方も、そうでない方も、知識としてエンジンがかからないときの対処法について頭に片隅に入れておいてくださいね!
ヴェルファイアはエンジンがかかりにくい?どんな車なの?
ヴェルファイアはトヨタが発売している7人乗りのフルサイズミニバンの車になります。
ヴェルファイアは上品さや洗練さを謳うアルファードに対し、力強さや先進性を意識したデザインの車といえます。
アルファードとヴェルファイアはそのデザイン性を除けばほぼ同じ車ですが、それぞれアルファードはトヨペット店、ヴェルファイアはネッツ店で取り扱われています。
グレードと販売価格はいくら?
ヴェルファイアには9このグレードが存在しています。
ハイブリッド車
- HYBRID Executive Lounge Z:7,508,160円
- HYBRID ZR“G エディション”:5,674,320円
- HYBRID ZR:5,119,000円~
- HYBRID Z:4,610,520円
ガソリン車
- Executive Lounge Z:7,183,080円~
- ZG:4,947,480円~
- Z“G エディション”:4,362,120円~
- Z“A エディション”:3,905,280円~
- Z:3,692,520円~
売れ筋グレードはZ“G エディション”
ヴェルファイアの中で人気のある売れ筋グレードはZ“G エディション”となります。
ヴェルファイアの中でも安めなグレードでありながら、実用性を求めるには最適なグレードとなっているのが売れ筋の要因となっています。
ガソリン車には2.5Lと3.5Lの2種類のエンジンがラインナップされていますが、年間維持費を考えると2.5Lの方が税金の面でお得なので、必要十分な2.5Lを選択する方が多いという事でしょう。
外装の特徴は?
ヴェルファイアの外装・エクステリアの大きな特徴の一つが、ヘッドライトのデザインです。
先代モデルよりも精悍なデザインになっています。
今回ビッグマイナーチェンジをして新発売された新型エグゼクティブ ラウンジZを初め上位モデルでは、3眼識のLEDヘッドライトを標準装備しています。
また、その大迫力なフロントフェイスも、街中で目立つこと間違いなしです。
内装の特徴はある?
新型モデルと旧型の大きな違いの一つが、インパネの加飾パネルです。
この新型モデルでは、エグゼクティブ ラウンジの専用デザインとして、シルバー木目調の加飾パネルを新たに追加。他のグレードと差別化を図っています。
ブラウンカラーの木目調パネルを採用していた既存のデザインと比較すると、新しくエグゼクティブ ラウンジに設定された”シルバーの木目調パネル”は重厚感は劣りますが、スタイリッシュさはアップしています。
新型ヴェルファイアはシート素材が変更され、質感がアップされています。
安全装備はついてるの?
ヴェルファイアはセーフティ・サポートカーSであり、自動ブレーキ等を含む、さまざまな安全装備がついているほか、車両自体の衝突安全性も高く作られています。
- レーントレーシングアシスト
- プリクラッシュセーフティ
- レーダークルーズコントロール
- アダプティブハイビームシステム
- ロードサインアシスト
などの装備がトヨタ初搭載された車種でもあります。
実燃費はどのぐらい?
ヴェルファイアのカタログ燃費はJC08基準は以下の通りとなっています。
- ヴェルファイア:11.6㎞/L
- ヴェルファイアハイブリッド:18.4㎞/L
そして、ユーザーの口コミ情報によると、実燃費は以下の通りになります。
実燃費
- ヴェルファイア:7.39~10.16㎞/L
- ヴェルファイアハイブリッド:11.19~12.24㎞/L
実燃費は車の走らせる場所、乗車人数などによって変化してきますが、平均的にはこれくらいの数値を目指すことが出来そうですね!
全長・全幅・全高は?
ヴェルファイアのボディサイズは全長・全幅・全高が4935 mm・1850 mm・1935 mmとなっています。
ボディサイズは一見大きく見えますが、全幅は1850mmまで抑えられています。
この全幅は、RAV4やムラーノ、レクサスRXよりも全幅は小さいという事になります。
全長はレクサスLSよりは小さくなっており、見た目から受ける大きさよりはコンパクトに収まっているのかなという印象を受けますね。
トランクの使い勝手はどう?容量は?
ヴェルファイアの特徴の一つと言えば、広い荷室を上げることができます。
新型ヴェルファイアは3列目シートをスライドする事ができます。
また、3列目シートを格納することによって広い荷室にすることができます。
ヴェルファイアの荷室容量は、148リットルの床下収納を含めて2,207リットルもあるようです。
この容量があれば、大人数での旅行や、レジャーでも大活躍すること間違いなしですね!
外装・エクステリアの大きな特徴は先代のモデルよりも精悍なデザインになっていることですか。
荷物を積めるスペースが同じような車で一番広いのはありがたいです。
安全装備も充実していて皆さんにおススメしたい車です。
ヴェルファイアのエンジンがかからない!?原因と対処法は?
ヴェルファイアの、エンジンがかからない時の原因と対処法についてご紹介します。
スマートキーは持っている?
ヴェルファイアをはじめ、最近の車はドアロックの開閉からエンジンのスタートまで鍵を身につけているだけで可能になるスマートキーが採用されています。
スマートキーを身につけている事で、エンジンをかけることが出来るので、もしスマートキーを忘れてしまっていればエンジンをかけることが出来ません。
さらに、スマートキーは車の近くにあればいいという訳ではなく、エンジンをかける際には、車内にスマートキーがある必要があります。
ドアのフレームにセンサーが付いており、そのセンサーで中にあるのか外にあるのかを判断しています。
鍵を持った人が車外にいる場合はエンジンをかけることが出来ません。
スマートキーはカバンに入れっぱなしにしている方も多いので、本当に自分が今持っているのか確かめてみてくださいね。
数年使っていると、中に入っている電池が切れてしまい、使えなくなることもあります。
その場合は、スタートボタンにスマートキーをくっ付けることで、微弱な電波によって指導させることが出来ます。
人為的ミス
人為的ミスとして考えられるのがまず、
- Pに入ってない
AT車は、シフトがPパーキングに入っていないとエンジンが掛かりません。
DやRのまま、エンジンを切って、戻ってきてエンジンをかけようとしてもかかりません。
シフトをPに入れてブレーキペダルを踏んでエンジンスイッチを押して下さい。
- ブレーキを踏んでいない
ブレーキを踏んでいないとエンジンがかかりません。
- MT車でクラッチを踏んでない
MT車には事故防止のため、クラッチ・スタートシステムという安全装置がついています。
この装置は、誤発進防止のため、クラッチペダルを踏み込んでいないとエンジンがかからないようにするものです。
現在はこの装置がついている車がほとんどなので、クラッチペダルを踏んでいないとエンジンはかからないのです。
エンジンがかからなかったら、クラッチペダルを踏んでエンジンをかけてみて下さい。
ガス欠
ガソリンが不足している場合、セルは回るもののエンジンがかからない、あるいはかかってもすぐに止まってしまうことがあります。
念の為に、ガソリンの残量を再度チェックしてみてください。
もう少し走れるから…と考えていても、状況によってガソリンの消費量は大きく変化するものですから、できるだけ余裕を持つようにしましょう。
もし、ガス欠になった場合は次の対処方法が考えられます。
- JAF、ロードサービスへ連絡する
- 知人などにガソリンを持ってきてもらう
- 近くのスタンドへ連絡し持ってきてもらう
- 自ら近くのスタンドへ行って調達する
- 車をガソリンスタンドまで押していく
バッテリー上がり
セルが動作しないという場合は、最初にバッテリーのトラブルを疑ってください。
可能性として、いわゆるバッテリーがあがった状態になっていることがあげられます。
このバッテリーに関する問題はさまざまな車のトラブルの中でも、非常に多くあります。
バッテリーが上がるってしまうと、車の電気系統が一切使えないので、チェックする方法として、ルームライトやエアコン、ディスプレイ表示が点灯するかどうかを調べてください。
バッテリーの寿命は2~3年と言われています。
もしものときにのために、ブースターケーブルを車に積んでおくことをおススメします。
中古車の場合の4つのチェックすべき事項とは
中古車は特にエンジンルームをしっかりチェックしないと、エンジンルーム内のパーツに破損や消耗していれば、バッテリー上がりやオーバーヒートなど重大なトラブルにつながる可能性もあります。
最近の中古車は程度が良いと言われていますが、中古車はあくまで中古車なので、購入後のエンジンがかからないようなトラブルを少しでも避けるため、次の点を注意して下さい。
プラグ
エンジンを爆発させるために必要な部品であるスパークプラグ。
このプラグが故障・異常を起こしてしまうとエンジンがかからなくなってしまいます。
スパークプラグの交換時期の寿命は一概には言えませんが、走行距離2万km~3万kmごとに交換を推奨されています。
プラグに原因があってエンジンがかからない場合は、一瞬だけエンジンがかかりそうになるのがエンジンがかからないのが特徴です。
対策としては、スパークプラグを掃除するか新品に交換することです。
DIYが好きな方は、比較的簡単な整備になるので自分でやってみても良いかもしれませんね!
ファンベルト
エンジン内部にはファンベルトなど、固いゴムでできた各種ベルト類がいくつかあります。
ファンベルトは張りすぎていてもダメで、指で押してみて1cmほどたるむのが正常です。
ファンベルトはどのくらいの期間で劣化し、交換しなければならなくなるのでしょう?
もちろん、乗り方などによってかなり変動しますが、一般的には走行距離にして5万〜10万キロ、年数で考えると3年から5年程度と言われています。
エンジンからキュルキュルキュルという音が出ると、ファンベルトがかなり劣化していることを意味します。
走行中にファンベルトが切れてしまうと大変なことになるので、定期的な点検は欠かせません。
当然ファンベルトが切れてしまうとエンジンをかけることが出来なくなってしまいます。
対処法は、新品に交換することしかありません。
セルモーターの故障
セルモーターは、エンジンに1発目の火をつけるために電気の力でエンジンを動かすためのモーターになります。
このパーツが壊れてしまうと、エンジンの1発目が動かずに、エンジンがかかりません。
基本的にセルモーターは耐久性が優れているので簡単には壊れることはありませんが、絶対に壊れないということはなく、ほとんどの場合が寿命により故障してしまいます。
ではセルモーターの寿命はどれくらいのものかというと、一般的には10万キロから15万キロ走った車がセルモーターの寿命の目安と言われております。
普段は短距離しか乗らない車や小まめなアイドリングストップを心がけている車はセルモーターの使用頻度が上がっていますので、早めの交換をした方が良いと考えられます。
燃料ポンプの故障
車のエンジンがかからない時に、セルモーターはしっかり回っていて、バッテリーにも問題がなく、ガス欠の疑いもないときには燃料を供給する部品の故障が原因であることが考えられます。
そうなると、自分ではどうすることもできないので、ディーラーやロードサービスに連絡して、修理を依頼する必要があります。
ちょっとした自分のミスでエンジンがかからないという状況も意外に多いかもしれませんね。
エンジンがかからないと焦って冷静に考えることが出来なくなってしまいますが、まずは落ち着いて1つ1つ考えてみてくださいね!
新車・中古車を買う時の下取り車を高く売る方法は?
新車・中古車を安く買うには、値引きをしてもらうのが圧倒的に早いですが、あなたに下取り車があるのならば、その車を下取りに出せば更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ここで注意すべき事は、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」という事。
また、
と言ったセールストークに誤魔化され、あやうく損するといった場面も見受けられます。
やっぱり、1円でも高く下取りに出したいですよね?
そのためにも、ある程度の今あなたの乗っている車がいくらで売れるのか相場を知っておく必要があるのです。
そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。
そこで、下取りに出したい車を一括査定してもらって買取価格の相場を知ってその見積書を提示して、それより高くしなければ下取りに出しませんとあなたの下取り車を高く売るために交渉する最大の武器となります。
私もディーラーに車を下取りに出した時、ラブ4の初めの提示金額は40万と言われました。
そこで、車買取査定サイトから無料査定をしてもらった結果、57万円という買取金額が出て唖然としました。
あやうく17万円を損するところでした!
その後、私は再びディーラーへ行って車買取査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えたところ、車下取り価格を17万円+1万円UPしてくれました。
初めから相場以上の金額で対応してくれよと思いながらも、車買取査定サイトを知らなくては損するのは当たり前ですね。
だからこそ、下取り買取金額を出してもらう前に、利用していくのを忘れないようにして下さいね。
かんたん車査定ガイドでは、かんたん車査定ガイドで申し込み後、買取相場が表示されます。
まとめ
この記事では、ヴェルファイアのエンジンがかからない原因と対処法についてご紹介してきましたが、如何でしたか?
もし、エンジンがかからない時に、原因と対処の方法を知っていれば自分で対処できることがあります。
そのことを知らなければ、ディーラーや修理工場に依頼して、必要のない費用も掛かってしまいます。
これまでの記事の内容をしっかりと理解していただいて、もしもの時に役立てていただければ嬉しいです。
かんたん車査定ガイド