プリウス エンジン掛からない

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今回は、冬にエンジンが掛からない時の原因と対処法についてご紹介します。

人間が冬になって体を動かす前に体操やストレッチをするのと同じく、冬は車も軽くエンジンを温めてあげないとエンジンが掛かりづらくなってしまいます。

無理してエンジンの始動を繰り返すと、うんともすんとも言わなくなります。

何気なくしている事が、実は車の持ちを悪くしたり、エンジンの始動を妨げるといった逆効果になっていることもあるんですよ(汗)

それでは、冬にエンジンが掛からない時の原因と対処法についてお届けしていきますので、お見逃しなく!


冬はエンジンが掛かりづらい事が多々ありますよね。

「かからないっ!」と焦って、どんどん始動を繰り返して失敗した経験があります。

冬場にケーブルみたいなものを繋いで作業しているのを見かけた事がありますが、それはバッテリーですよね。

冬にエンジンが掛からない時の原因は?

出典:https://hmmmhmmm.com/45444.html

冬場にエンジンが掛かりづらいのは何が原因なのでしょうか。

どうしても掛からない時の対処法等をご紹介させていただきます。

 

バッテリーが原因?

まず冬にエンジンの掛かりが悪いと思ったら、バッテリーを疑ってみましょう。

バッテリーには電気が貯められており、電池のような役割を果たしています。

エンジン始動時に作動するセルモーターは小さい割に大きな電力を必要とします。

その大きな電力を供給するという役割をバッテリーが担っているのです。

バッテリーは寒さに弱く、気温が低いと放電がしづらくなり、エンジン始動に十分な電気を放電できなくなってしまいエンジンが掛かりづらくなります。

冬によくキュルキュルという音だけが続いてエンジンが掛からないという状態は、この少ない電力で回っているセルモーターが頑張って抵抗の大きなクランクシャフトを回そうとしている状態です。

また、バッテリーは長く使用することで蓄電能力が低下し、放電を充分に行えなくなってしまいます。

放電能力が少し落ちても夏場など暖かい季節は問題なくエンジンが掛かりますが、冬場になり気温の影響によってさらに放電しづらい環境が重なってしまうとエンジンが掛からなくなってしまうのです。

最近のバッテリーは種類にもよりますが、性能が良くなっており、3年は問題なく使えるようです。(ガソリン車は2年?)

そして蓄電と放電を繰り返して、ある程度の時期(ハイブリッド車は大体5年)で最後に寿命を迎えます。

そうなったら、たとえ新型の素晴らしいエンジンであったとしても燃料に放電して点火しないため、エンジンが始動しない、つまりエンジンが掛からなくなってしまいます。

 

エンジンオイルが原因?

また、気温が下がるとエンジンそのものの抵抗力が大きくなるのも原因の1つです。

ピストンとクランクシャフトの運動は、普通の走行中では1分間に数千回も行われています。

この高速の運動をスムーズに行うために、摩擦や焼付を軽減するエンジンオイルと呼ばれる潤滑油があるのですが、気温が低くなるとこのエンジンオイルの粘度が高くなります。

潤滑油であるはずのオイルが冬場の低温で硬くなり、冷えたエンジンを回すには通常よりも大きな力を必要とし、セルモーターの力だけではクランクシャフトが回せなくなり、エンジンが掛かりづらくなるのです。

オイルが通常の柔らかさで潤滑油の役目を充分に果たしてくれればこの問題は起きないので、オイルが原因ということになります。


エンジンが掛からないといっても、いろんな原因が考えられるんですね。

時々バッテリー等の状況も点検してもらった方がよさそうですね。

エンジンオイルの交換も忘れないようにしましょうね。

 

冬にエンジンが掛からない時の対処法は?

出典:http://labaq.com/archives/51709467.html

エンジンが掛からない時は焦ってしまいますが、落ち着いて対処方法を考えましょう。

いくつかの対処法を試してもダメならば、素直に工場に持って行きましょう。

 

5分おきにエンジンを掛けるのが良い?

エンジンが掛からないのは、低気温によってバッテリーの温度が下がっているからです。

大切なのは、バッテリーの温度を上げて放電しやすい環境を作る事となります。

一度セルを回すことで、バッテリーの動きが活発になり、放出できる電力量も化学反応の活性化により増えてきます。

こうなればセルモーターも万全の状態になるので、無事エンジンが掛かるというわけです。

5分が経過したら、再度エンジンの始動を試してみましょう。

通常では、これで問題なくエンジンが掛かるようになっているはずです。

このような方法で5分後にエンジンを掛けても始動しない場合は、他の原因も考えられます。

 

ケーブルをつないでジャンプスタート?

バッテリーが上がっている場合は、5分経ってもエンジンは始動しません。

他の車のバッテリーをつないで始動させてもらいましょう。

ブースターケーブルを使って、他の車からの電源を利用した上での始動を『ジャンプ』と言いますが、ジャンプの際には、ケーブルの端子を付け間違えると大変な事にもなりかねません。

最近では、ケーブルを積んでいる車も多いようで、こうした道具を用意している人は、使い方も良く分かっている人が多いので、遠慮せずにお借りして、使い方が分からなければ、遠慮せずお願いしてやってもらいましょう。

近所の人でも割と車好きの中年以上?の方なら、ケーブルを用意されている方も多いので、お願いしたついでにやってもらうのが良いです。

後でお菓子でもあげれば喜んでもらえるでしょう。

万が一、高速道路などの走行中でバッテリーが上がってしまった場合は、連れの車がなければ、素直にJAFなどロードサービスを呼ぶのが良いでしょう、

また、時間が無い時等は、市販のジャンプスターターを使う手もあります。

しかし、ジャンプスターターの使用はバッテリーを痛めるので極力使わない方が良いでしょう。

こうしてジャンプした場合もバッテリーが弱っている可能性がありますので、エンジンが掛かったら、そのままディーラーや工場に行って、バッテリーの状況を確認した方が良いでしょう。

2日続けて近所の人にお願いするのも、さすがに気が引けます。

また1シーズンに何回もエンジンが掛からなくなるなら、それはバッテリーが寿命を迎えている可能性が大いにあります。

バッテリーの交換も考えておくべきですね。

 

冬用オイルを使用しよう!

現在の車では夏・冬でのオイルの使い分けは必要ないようです。

昔のエンジンでは、冬場の始動性をあげるため、夏場より低い粘度のオイルを使ったりしていましたが、エンジン性能の向上によって変える必要がなくなったようです。

オイル製造元の適合表を見ても、一種のみ指定されていることが普通です。

その適合オイルを必ず使用するようにして下さい。

また、定期的な交換は必ず行うようにしましょう。

トヨタ公式によると、走行距離15000㎞か、乗車1年後(1年に1回)が目安のようです。(山道などでの走行が多いといった、エンジンの発進・停止の繰り返しが多い場合は、走行距離7500㎞か、乗車半年後(6ヶ月に1回)が目安の模様)

カー用品店等で『冬用のオイル』と言っても、長々と説明されて時間を取られるのがオチでしょう。

 

分からない時は素直に工場へ!

ベルトの劣化などバッテリー以外の理由でエンジンが掛からない場合は、ディーラーや整備工場に連絡をして指示を仰ぎましょう。

またエンジンが掛からないのに伴って、白煙が上がったり異常がある場合も、無理に始動しないで、ロードサービス等を利用して工場に運んで診てもらいましょう。

個人で直すのは極めて難しいので専門の方に任せるのが安心です。


5分待った方がいいなんて考えもしませんでした。

ケーブルとかは見た事はあるけど、扱った事は全くないので、素直に誰かにお願いしたいと思います。

どうしても分からない時は素直にディーラーへ直行ですね。

動かなかったらロードサービスを利用しましょう。

 

冬にエンジンがかからない時に絶対やってはいけない3つの事

出典:http://minkara.carview.co.jp/userid/603264/car/1499059/4192792/2/photo.aspx

良かれと思ってしている事が、悪影響を与えている事もあります。

エンジンが掛からない時にしてはいけない事を列記します。

 

連続してセルモーターを回す

連続してセルモーターを回してしまうと、バッテリーは蓄えていた電力を失って、バッテリー切れになります。

通常は車が動いてオルタネータを回して充電されるのですが、充電されずに放電のみを繰り返すため、バッテリーが空になって、セルも回らなくなってしまいます。

掛からない時は、先述しましたように、5分待ってから回すのが基本です。

 

プラグがかぶっているのに始動を繰り返す

プラグはガソリンに火花を飛ばして着火させる部品です。

ライターの着火部分をイメージしていただければ分かりやすいと思います。

セルを回すと同時にガソリンが着火部に送り込まれます。

何度も始動を繰り返すと送り込まれたガソリンで点火部分のプラグが濡れてしまいます。

そうなると火花が飛ばず、点火ができなくなります。

このようにプラグに大量のガソリンがかぶって濡れた状態になることを『かぶる』と言います。

かぶらないようにするには連続して始動させないようにし、かぶった場合には1時間程度放置しておきます。

ガソリンは揮発性が高いので乾きやすいのですが、ボンネット内の奥の奥になりますから、焦らずに待てば大丈夫でしょう。

 

エンジンが掛かってすぐにエンジンを切る

ジャンプや繰り返しの始動でエンジンが掛かった場合には、バッテリーが弱っている可能性が大きいです。

弱ったバッテリーは蓄電能力も落ちているため、短時間で充電する事は難しくなっています。

もしエンジンが掛かったからといって、すぐにエンジンを切ると同じ状況に陥る事が多くなります。

またすぐに掛かれば良いですが、2度と掛からない事もあります。

掛かったら最低でも5㎞は走らせないと、弱ったバッテリーに充電ができないでしょう。

できれば、エンジンが掛かっている内に、整備工場へ直行してバッテリーの状態を確認してもらうのがベストです。

掛かったからといって、すぐにエンジンを止める事は絶対にしてはいけない事です。


知らないうちに、やってはいけない事ばかりしていました。

信号で止まった時にエンジンが止まったりしたら怖いですね。

すぐにハザードを付けて、誰かに手伝ってもらい車を道路の端へ避けて、ロードサービスを呼びましょう。

 

新車・中古車を買う時の下取り車を高く売る方法は?

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まとめ

出典:https://blogs.yahoo.co.jp/yukikaze_261/22518010.html

今回は、冬にエンジンがかからない時の原因と対処法についてお届けしてきましたが、如何でしたか?

車も猛暑の時や冬場の寒い時期は調子が悪くなる事も多く増えてきます。

乗っている自分も寒いので、何としても早く出発したい気持ちも分かりますが、それは逆効果になってしまいます。

まずは日頃からの小まめなメンテナンスと、エンジンがかからない時は5分なり1時間待つことが肝心です。

焦ってセルを回し続けるなどは最悪で、その影響でレッカーを呼んだりまでとなれば、数時間ものロスになりかねませんから、その前に待つ事です。

あとは、冬場は予想だにしない状況が発生する事が考えられますので、充分な時間の余裕を持った行動を心がけましょう!

かんたん車査定ガイド

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