今回は、2018年発売のセレナ e-powerの価格と値引きの限界を調査し、お届けしてまいります。
ファミリー層をターゲットに好感を得てきた『セレナ』ですが、スペースや外観だけでは利用者の要望は満たされなくり、プラスの付加価値が求められるようになりました。
内装の豪華さもそうですが、家計と自然に優しい『省燃費』が強く要求され、そのニーズに応えるべく、登場したのが『e-power』です。
この装備により、省燃費と乗り心地の快適さを上級ミニバンに付加する事で、多くの利用者を満足させ、新しいユーザーの獲得にも成功しています。
ではこれより、2018年版ニューセレナ e-powerの価格と値引きの限界の詳細をご報告してまいりますので、お見逃しのないように。
普通のハイブリッドとは違うんですか。
確か、セレナは『スマートシンプルハイブリッド』とかいうシステムを省燃費の為に導入したはずだけど、『e-power』ではもっと燃費が向上したのですか。
【目次】
セレナe-powerが発売日は2018年2月に決定!
出典:https://worldcar-ranking.com/serena-e-power/
2018年に、日産が開発した『e-power』をミニバン代表のセレナに搭載してデビューしました。
まずは、『e-power』についてのご説明から始めさせていただきます。
e-powerって何?
e-powerとは、簡単にいうとガソリンエンジンで発電して、その力でモーターを回し、
モーター走行する『電動パワートレイン』です。
通常のハイブリッドが、エンジンとモーターの併用で走行するのに対し、e-powerはエンジンは発電のみに使い、動力は全てモーターで行う所が大きく異なります。
ハイブリッドはエンジンとモーターが並列しているに対して、e-powerはモーターの後ろにエンジンが直列しているイメージです。
スマートシンプルハイブリッド 『S-HYBRID』とは
通常のハイブリッドと同様に、回生エネルギーをバッテリーに蓄電し、電力を補うとともにエンジンをサポートするシステムですが、発生するエネルギーが小さい事と、その分バッテリーがコンパクトで車内空間を広く保てる事が、通常のハイブリッドとの大きな違いです。
おすすめのグレードは、装備重視で『XV』!
まずは、e-POWERのグレードと販売価格を列記いたします。
- e-POWER X 2,968,920円
- e-POWER ハイウェイスター 3,178,440円
- e-POWER XV 3,128,760円
- e-POWER ハイウェイスター V 3,404,160円
- e-POWER AUTECH 3,821,040円 ※カタログ燃費 26.2㎞/l
『ハイウェイスター』は、フロントグリルの造形が変わり、専用のエアロパーツが装着された、外観アップのグレードです。
見た目重視の若い人は、ハイウェイスターを選ぶ傾向が強く見られます。
また『e-POWER V』は、オプションを付ける必要はないレベルで装備が充実しています。
そして一番のお勧めは、e-POWERのウリの1つである『プロパイロット』が後付け可能なこのタイプです。
金額が高い分、色々な機能が標準装備となっているのもいいですし、リセール価格アップにも反映します。
結論として、装備充実を求める人は『XV』、見た目重視は『ハイウェイスターV』という事になりました。
セーフティパックBは必須のオプション?
セーフティーパックにはA、B、Cの3種類があり、装備と金額で比べると、B→A→Cの順番になります。
Bには『プロパイロット』が装備されているのが、大きな特徴です。
これ以外にも違いはありますが、金額ではAとでは約13万円、Cとでは約18万円の差が出ます。
結論を言えば『プロパイロット』が必用か否かと言う事ですね。
この機能は、高速道路の同じ車線での走行を自動運転によってサポートするものです。
殆ど使用する事もなく、有れば良い程度であれば、この金額が見合うかは疑問に感じます。
逆に高速道路での走行が多い方にはありがたいシステムで、有効であると言えます。
効果と金額で判断して下さい。
e-powerはエネルギーが無くなったらエンジンが稼働するから、エンジン音の発生のタイミングも違いますね。
動力はあくまでモーターだから、エンジンはかなり小さいもので済むんですね。
セーフティーパックは自分の車の使い方で選ばないと、無駄な出費になる事もありますね。
2018年発売のセレナe-powerの値引き価格相場はいくら?
出典:http://fx-square.com/trend-range/
セレナe-powerの値引き価格相場は『20万円』程度といった所でしょうか。
まだ発売から、時間が経っていない事もありますが、発売当初の割引き相場が10万円以下であった事を考えれば、順調に値引き額も変動していると考えます。
新モデル発売直後は値引きが少ない?
『新モデル』というだけで放っておいても売れる商品を、安くする必要はありません。
そこで、発売キャンペーン等と銘打ってオプションサービスや各種保証サービスを加えるて数をさばきます。
そして販売台数が増えていくと、値引きの幅が増やす事ができます。
そういった事情から、どんな車であっても、新モデルの発売直後は値引きは抑えられていることは事実です。
通常のセレナとの値引き価格差はどれくらい?
現状では20万円程度と分析します。
通常のセレナが値引き相場が40万円強に対し、e-powerの値引き相場は20万円程度で、グレード別に見ても同じ傾向にあるようです。
ディーラーに下取りを出さないほうが良いといわれている理由は?
ディーラーでは新車販売が第一目的であり、特に発売当初はその目的で頭がいっぱいです。
そのため、下取り車の販売はこの時点では白紙であり、今後の維持費を考慮して下取り金額が提示されます。
つまりは、通常の下取り金額から在庫管理費を引いた少ない金額が提示されるのです。
また、発売したての車は本体価格の割引きが小さいために、下取り金額を割引き金額に組み込んで、割引きが多くなったように見せかける方法もみられます。
結局は、下取り金額がその分差し引かれて合計は変わらないという事です。
これに比べて買取り業者は、余分な維持費等の計上は必要ないので、昨今ではこちらの方が高金額を提示してくれる事が多いのが実情です。
だんだんと数が売れてきたから、今は前よりもかなり値引きは多くなったんですね。
新しいモデルが出ると旧モデルが安くなるのも同じ仕組みと考えればいいですね。
ディーラーさんで下取りしてもらうのが最良だと思っていたんですけど違ったんですね。
セレナe-powerの値引き価格限界額はいくらになる?
出典:http://ucar-best.com/
では実際のところ、e-powerの値引きの限界はいくらなのでしょうか。
e-powerでは値引きが『30万円以上』はかなり少なく、『40万円』代は数件のみでした。
これは、本体とオプションの合計での値引き額です。
現況では大きな変動要素もなく動きもかなり緩やかなので、e-powerの値引きの限界は
『40万円』といった所でしょう。
未使用車の値引き価格は大きくなりやすい?
未使用ですが、完全な新車にこだわらないのであれば、店舗に飾られていた展示車を狙う手もあります。
試乗車とは違って、公道では使用されていません。
色々な人が乗り降りしたり触ったりしたため、気分的には中古車に近いですが、購入を検討している人に見てもらうために、メンテナンスはきちんとされています。
通常より10万円程多く値引きできたとの報告もありますので、本体割引きが少ない車では大きな割引きとなります。
但し、ディーラー側の協力無しでは難しいと考えますので、普段から良好な関係を作っておきましょう。
完全な新車にこだわらないなら、展示車っていう選択もあるんですね。
でもディーラーさんの協力がないと難しいみたいだから、普段から情報交換しておいた方がいいですね。
セレナe-powerの限界値引きを引き出すにはライバル車との競合が必須?
それでは、ライバル車に適すと思われる3台と内容についてご案内いたします。
どうしてライバル車と競合させると値引き額が大きくなるの?
同じターゲットに売ろうと思ったら、性能を上げるか、価格を安くするしかないでしょう。
お互いにある程度までの性能にあり、もう商品が出来上がっている以上、金額での勝負しかないのです。
値引きに有効なライバル車ランキングベスト3!
1つ目 ボクシーハイブリッド
トヨタのミニバンで最も人気がある商品で、運転性も死角が小さく良好との評価ですが、動力性能はやや不足ぎみとの辛口コメントもあります。
価格 301万円~ 値引き相場 55万円程度 カタログ燃費 23.8㎞/l
人気はエアロボディーにメッキパーツを加えた『ZS煌』です。
2つ目 ステップワゴンハイブリッド
出典:http://car-report.jp/blog-entry-1414.html
新型ステップワゴンハイブリッドは内装も特化しており、走りはパワフルなくせに上質そのものと評価を受けています。
価格 330万円~ 値引き相場 50万円強 カタログ燃費 25.0㎞/l
ハイブリッドモデルは、フロントマスクが特徴の『スパーダ』のみとなっています。
3つ目 ノアハイブリッド
出典:http://toyota.jp/noah/grade/index.html
成熟したミニバンとも言われ、優しい顔立ちも好印象ですが、思ったよりも内装が安っぽいとの感想もあります。
価格 314万円~ 値引き相場 50万円強 カタログ燃費 23.8㎞/l
『Si W×B』が人気車種となっています。
ほかにも値引き額を引き上げる為に使える方法はある?
日産の中で競合させるのも一つの方法ですし、同じセレナのガソリン車との競合も有効でになります。
営業マンにとっては、自分の実績と1円でも高い車の方を売りたいのが本音だからです。
他社にお客さんを取られる事は負けに等しいから頑張ってくれる訳ですね。
日産同士で競合させるっていうのも効果があるんですね。
新車・中古車を買う時の下取り車を高く売る方法は?
新車・中古車を安く買うには、値引きをしてもらうのが圧倒的に早いですが、あなたに下取り車があるのならば、その車を下取りに出せば更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ここで注意すべき事は、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」という事。
また、
と言ったセールストークに誤魔化され、あやうく損するといった場面も見受けられます。
やっぱり、1円でも高く下取りに出したいですよね?
そのためにも、ある程度の今あなたの乗っている車がいくらで売れるのか相場を知っておく必要があるのです。
そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。
そこで、下取りに出したい車を一括査定してもらって買取価格の相場を知ってその見積書を提示して、それより高くしなければ下取りに出しませんとあなたの下取り車を高く売るために交渉する最大の武器となります。
私もディーラーに車を下取りに出した時、ラブ4の初めの提示金額は40万と言われました。
そこで、車買取査定サイトから無料査定をしてもらった結果、57万円という買取金額が出て唖然としました。
あやうく17万円を損するところでした!
その後、私は再びディーラーへ行って車買取査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えたところ、車下取り価格を17万円+1万円UPしてくれました。
初めから相場以上の金額で対応してくれよと思いながらも、車買取査定サイトを知らなくては損するのは当たり前ですね。
だからこそ、下取り買取金額を出してもらう前に、利用していくのを忘れないようにして下さいね。
かんたん車査定ガイドでは、かんたん車査定ガイドで申し込み後、買取相場が表示されます。
ディーラーの下取り買取価格と比較したい方・すぐに相場を知りたい方は、無料ですぐに利用できるのでお早めに利用してくださいね。
かんたん車査定ガイド
まとめ
出典:http://blogs.yahoo.co.jp/status797/folder/950518.html?p=5
ここまで、2018年発売のセレナ e-powerの価格と値引きの限界を調査し、お届けしてまいりました。
新しい時代に向けて、新しい技術を搭載した『ニューセレナe-power』です。
モーター走行による省燃費と操作性の向上、加えて快適な乗り心地をも実現さた『e-powerシステム』は、今後の新しい車の象徴ともなるでしょう。
どうか、その1台を少しでも安く手に入れて下さい。
また次号でお会いしましょう。
かんたん車査定ガイド