今回は、トヨタの新型アクアの実燃費が悪いのは本当なのか、年間の維持費についても詳しくご紹介していきます。
コンパクトカーでありながらハイブリッドを装備ていることからも人気が高い車といえば、トヨタの新型アクアですよね。
そんなアクアを購入しようと検討している方にとって気になるのは、実燃費や維持費。
実燃費については、あまり良くないなんていう噂もありますが、実際のところはどうなのでしょか?
それでは、トヨタの新型アクアの実燃費が悪いのは本当なのか、年間の維持費についても詳しくお届けしていきますので、お見逃しなく!
実燃費がどれくらいなのか、年間の維持費はどれくらい掛かるのか重要ですよね!
【目次】
新型アクアの実燃費は悪いって本当?
アクア新型のオプションパーツまとめ【エアロパーツ・ライト編】 https://t.co/WKuhSah838 pic.twitter.com/tGhYPmE8bm
— 霜降りカルビ (@gate_of_rebirty) 2019年1月13日
みんカラやe燃費でのデータを見てみると、アクアの実燃費の平均は22~24㎞/Lとなっています。
カタログ燃費での62%とは、少し数字が違う事から少しがっかりしてしまいますよね。
38.0㎞/Lと書かれていますが、実際のところは燃費が22㎞/Lとなっています。
16㎞もの差があれば、詐欺レベルと言われてもおかしくはないのですが、他車との比較をしてみても妥当な数字となっています。
現在の燃費の計測はJC08モードという方法で行っており、以前は10・15モードという方法で行っていました。
それよりはかなり制度は上がってるのですが、空気抵抗や乗車人数・停止回数などで大幅なズレが生じてしまうようです。
そのため、実際の燃費はJC08モードの60~80%となってしまいます。
送迎や買い物などの街乗りなら60%前後となり、高速道路なら80%くらいは行くかもしれませんね。
ということで、アクアの実燃費で下記の数字が出ていれば合格点となります。
- 街乗り・・・22km/l
- 通りの良い国道など・・26km/l
- 高速道路・・・30km/l
アクアの燃費は、運転の仕方や季節、乗車人数によっても変わってきます。
なので、あくまで参考値として見ておくのがいいでしょう。
そして明らかに燃費が悪いという場合は、故障の場合もあるのでディーラーに相談してみましょう。
グレードによって実燃費が変わる?
アクアは燃費が38.0km/Lであるとうたっていますが、カタログ燃費同様に実際には少し違っています。
アクアには4つのグレードが存在し、実はその1つだけが38.0㎞/Lであり、それは一番下のグレードのみとなっています。
アクアのグレードごとのカタログ燃費は?
グレード | 燃費 | 実燃費 |
---|---|---|
Crossover | 34.4km/L | 20.64~25.8km/l |
G | 34.4km/L | 20.64~25.8km/l |
S | 34.4km/L | 20.64~25.8km/l |
L | 38.0km/L | 22.8~28.5km/l |
クロスオーバータイプのCrossover・高級グレードのG・真ん中のSグレードの燃費は34.4km/L。
実際の燃費は、街乗りで20㎞程で、高速道路では26㎞程といった感じです。
アクアを購入したのに20㎞も下回ってしまうとショックかもしれませんが、それはほかのライバル車も変わらないという事を覚えておきましょう。
満タンでどれくらい走る?
アクアの全グレード一律で、燃料タンクは36ℓとなっています。
実際の燃費を22㎞として考えると、ガソリンを満タンにして走れる距離は約800㎞ということになりました。
800㎞というと直線距離で東京タワーから札幌まで行けちゃう距離で、車であれば東京から広島くらいまでは行けてしまいます。
給油回数が減ることで、ガソリン代が結構節約できてしまうというのは嬉しいですよね!
モデルチェンジで実燃費も向上!
2017年にモデルチェンジがされたアクアは、ハイブリッドシステムの効率をさらに高めた設計になったんです!
優れた走りを保ちながら、燃費を向上させているというのは嬉しい悲鳴です。
また、車体の重心を下げることにより、走行性能も向上しています。
路面に吸い付くような安心感ある走りをトヨタもうたっていますので、ぜひ体感してみてください。
さらに、高速道路などの運転を楽にするクルーズコントロールも装備されています。(Gグレードに標準装備)
なので高速道路をよく利用するという方には、かなり重宝しそうですね。
新型アクアの年間維持費はどれくらい掛かるの?
アクア新型でのおすすめグレードはどれだ!?用途別にご紹介!! https://t.co/kY4kh2Za2n pic.twitter.com/O9XtgiFZ96
— 霜降りカルビ (@gate_of_rebirty) 2019年1月13日
新型アクアの年間と月間維持費を表にしてみました。
維持費 | 年間 | 月間 |
---|---|---|
自動車税 | 34,500円 | 2,875円 |
自動車重量税 | 7,500円 | 625円 |
自賠責保険 | 13,920円 | 1,160円 |
ガソリン代 (年間1万キロで計算) |
60,000円 | 5,000円 |
駐車場代 | 120,000円 | 10,000円 |
車検費用 | 40,000円 | 3,333円 |
任意保険 (11等級 車両保険あり) |
80,000円 | 6,666円 |
消耗品 | 50,000円~ | 4,166円 |
合計 | 約40万円 | 約3.3万円 |
ガソリン代や駐車場代・任意保険は人によって金額が大きく変わってしまうので、一概には言えませんが、大体上記くらいの維持費がかかるようです。
費用によっては、毎年支払うものや2年に一度支払うもの、必要になった時に支払うものなどがあるので時期によっても変わってきます。
自動車税
自動車税は、毎年5月か6月に納税通知書が届き、排気量によって税額が変化します。
新型アクアは、1500cc以下ということなので34,500円となります。
エコカー減税については、アクアは平成32年度燃費基準+50%という最高レベルとなっています。
自動車税は、グリーン化特例で約75%の25,500円が減税されることになります。
しかし減税の恩恵を受けられるのは1度だけ。
なので購入した翌年の自動車税が減税となり、9000円が負担となってきます。
購入した年の自動車税については、月割計算され割引はありません。
自動車重量税
重量税というのは、どのタイミングで支払っているのかわからないという方も多そうですが、これは車検時に支払っています。
ということは、2年に1度支払っているということになります。
重量税は車の重さが500kg増えるごとに、5,000円増額されるので、アクアは1.5t以下となっているので15,000円となります。
重量税もエコカー減税の対象となっており、アクアは最初の3年間と次の2年間が免税となります。
つまり、5年間支払う必要が無いということになります。
2回目の車検から15,000円かかってくるので、しっかりと覚えておきましょう。
自賠責保険
自賠責保険は強制保険と言われており、車やバイクに乗るなら必ず加入しなければならないものです。
そして、この自賠責保険料も車検時に支払われています。
保険料は普通車ならどのクラスでも同じ金額で、24ヶ月27,840円となっています。
ガソリン代
ガソリン代というのは、月にどれだけ乗るかで大きく変わってくるものです。
上記でも説明しましたが、アクアの燃料タンクは36L、実燃費は22㎞程度なので、満タンで約800km走るとされています。
アクアは、カタログ燃費34.4~38.0km/Lと、コンパクトハイブリッドカーでNo1の低燃費です。
実際の燃費は約22km/Lくらいになるので、年間10,000㎞走るとして計算して年間約60,000円かかることになります。
(ガソリンは1リットル120円)
あなたの年間走行距離を当てはめて計算してみると具体的な数字がわかりますよ。
駐車場代
駐車場代は場所によっても、大きく変わってきてしまいます。
田舎であれば賃貸アパートで1台3,000円~5,000円くらいとなり、都会であれば10,000円~30,000円くらいといったところでしょう。
アパートに駐車場がない場合は、月極契約となるので少々割高になってきます。
逆に持ち家であれば駐車場代は0円ということになります。
はじめて車を買う場合は、駐車場代がいくらになるのかも計算しておくといいかもしれませんね。
車検代
車検時に支払うお金は大きく分けて3つです。
- 法定費用
- 点検費用
- 修理交換費用
法定費用とは先程出てきた、重量税と自賠責保険・印紙代のことをさし、どこで車検を受けても金額は変わらず、43,000円くらいとなります。
点検費用は、点検する人の人件費とお店のマージンとなります。
ディーラーは高めとなり、コバックなどの専門店のほうが安い傾向にあったりします。
ユーザー車検であれば、自分でやるので点検費用はかかりません。
維持費一覧表の40,000円とは、この金額を入れてあります。
車検では各部分の点検が行われ、正常に動かなければ車検には通りません。
整備士さんが、車ををチェックし交換や修理が必要な部品を教えてくれます。
アクアはコンパクトカーなので、交換費用は比較的安くなります。
高級車になってくると、この修理交換費用が高くなってくるんです。
また当然のことですが、長く乗っていくと修理交換が増えて高額になっていきます。
任意保険
任意保険代については、「高い!」と不満を感じてる方も多いでしょう。
保険料は、等級や年齢などの条件によっても大きく変化します。
20等級35歳以上でゴールド免許であれば、車両保険ありでも年間5万円くらいとなります。
しかし6等級21歳以下のブルー免許であれば、車両保険ありで20万円くらいと跳ね上がります。
ちょっとでも安くしたいと考えるのであれば、条件を変更したり特約を外したりすると違ってくるでしょう。
車両保険を付けなければ、保険料は半額くらいになるのですが、自損事故などの修理費は自腹になってしまうので悩むところですよね。
また代理店型よりもダイレクト型のほうが保険料が安くなりますので、一度比較してみるのも良いでしょう。
消耗品費
消耗品は先程車検の時にも書きましたが、車検時だけではなく突然の故障と言った場合もあります。
消耗品の交換は頻度が高いわけではないのですが、結構大きな金額になってしまいます。
車には多くの消耗品が使用されており、多くは車検時に見てくれます。
古くなってきた場合は、1年点検なども行うといいかもしれません。
また日頃から、不調がないか音や振動に気をつけるなど、何か不調があるならすぐに点検するというのが、長く乗るコツにもなりますよ。
アクアのバッテリーは交換が必要?
アクアのバッテリーはニッケル水素バッテリーを使用しています。
これは、基本的には15~20万㎞で交換が必要になってしまいます。
つまり、10年以上は持つということになります。
なので、バッテリー交換についてはあまり気にしなくても大丈夫。
バッテリーの料金は2万円くらいではあるのですが、5年間はメーカー保証もありますので安心ですね!
新車・中古車を買う時の下取り車を高く売る方法は?
新車・中古車を安く買うには、値引きをしてもらうのが圧倒的に早いですが、あなたに下取り車があるのならば、その車を下取りに出せば更に安く買えますよね。
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ここで注意すべき事は、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」という事。
また、
と言ったセールストークに誤魔化され、あやうく損するといった場面も見受けられます。
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そのためにも、ある程度の今あなたの乗っている車がいくらで売れるのか相場を知っておく必要があるのです。
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そこで、下取りに出したい車を一括査定してもらって買取価格の相場を知ってその見積書を提示して、それより高くしなければ下取りに出しませんとあなたの下取り車を高く売るために交渉する最大の武器となります。
私もディーラーに車を下取りに出した時、ラブ4の初めの提示金額は40万と言われました。
そこで、車買取査定サイトから無料査定をしてもらった結果、57万円という買取金額が出て唖然としました。
あやうく17万円を損するところでした!
その後、私は再びディーラーへ行って車買取査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えたところ、車下取り価格を17万円+1万円UPしてくれました。
初めから相場以上の金額で対応してくれよと思いながらも、車買取査定サイトを知らなくては損するのは当たり前ですね。
だからこそ、下取り買取金額を出してもらう前に、利用していくのを忘れないようにして下さいね。
かんたん車査定ガイドでは、かんたん車査定ガイドで申し込み後、買取相場が表示されます。
ディーラーの下取り買取価格と比較したい方・すぐに相場を知りたい方は、無料ですぐに利用できるのでお早めに利用してくださいね。
かんたん車査定ガイド
まとめ
新型アクアにおすすめのナビとは?取付けできる純正ナビと社外ナビをご紹介https://t.co/o5dCbTRs1e pic.twitter.com/s0fleQJMR2
— タッピー@快適カーライフサポートブロガー (@tappi001767) 2017年10月13日
今回は、トヨタの新型アクアの実燃費が悪いのは本当なのか、年間の維持費についても詳しくご紹介してきましたが、如何でしたか?
実燃費についてはカタログ燃費との誤差はあるものの、他のライバル社と比べても優秀であるという事がわかりました。
また乗り方や走る道によっても実燃費は変わってくので、うまく節約することができればかなり期待ができそうです。
維持費についてもガソリン代や駐車場代・任意保険によって、大きく変わってきます。
自分の現状と照らし合わせ、計算してみるともっと具体的な数値がわかるでしょう。
また保険については、多少見直すことで金額を減らすこともできなくはなさそうですので、この機会に見直してみるのもいいかもしれませんね。
かんたん車査定ガイド