今回は、アコードハイブリッドの実燃費は悪いのか?などの様々な問題点をみんからを参考に検証してご紹介します。
アコードハイブリッドと言ったら何といっても気になるのは燃費ですよね。
実際に乗っている人の声を聞くことが出来るみんからのデータをもとにカタログ燃費等と比較してみたいと思います。
また、アコードハイブリッドの購入を考えている方にとっては、現在かかえている問題点があれば、これも知っておきたい部分です。
それでは、アコードハイブリッドの実燃費は悪いのか?などの様々な問題点をみんからを参考に検証してお届けしていきますので、お見逃しなく!
新しいハイブリッド『i-MMD』はどんなシステムなのかしら。
気になる問題点があれば教えて欲しいし、改善されているのかも気になります。
【目次】
アコードハイブリッドの実燃費は悪い?みんからで検証!
出典:http://white-splash.blogspot.com/2013/08/blog-post_11.html
アコードのハイブリッドは、シリーズ型ハイブリッドに近い2モーター式のハイブリッドシステムです。
トランスミッションなどは取り除いて、単純構造になっていますが、2つのモーターが上手く連動する部分は、やや複雑であり価格の部分にも反映されているようです。
実燃費を見ながら、そのハイブリッドシステムを理解していきましょう。
平均実燃費19.4㎞/ℓ!
アコードの実燃費を、みんからのデータで見てみると、実燃費の分布では18~22㎞/ℓに集中しており、カタログ燃費の6~7割が実燃費と言われていることからも、妥当な数値と言えるでしょう。
一番集中している燃費数値は20km/ℓで、全ての平均数値は『19.41km/ℓ』となっています。
また月別の燃費では、各月で大きな変動はなく、若干ながら5月と10月の燃費が伸びており、冬場の12~1月に燃費が悪くなっていますが、大きな落ち込みにはなっていません。
以前に比べると寒さにも強いハイブリッドと言えるようになったことは評価に値するでしょう。
「i-MMD」ハイブリッドは燃費がいいの?
アコードのハイブリッドシステムは、1つのバッテリーと2つのモーターからなる『i-MMD』ハイブリッドシステムです。
駆動用モーターは駆動軸と直結していて減速時には回生ブレーキで蓄電します。
もう1つのモーターは発電のみに特化し、エンジンと直結しています。
途中にトランスミッションなどを介在しないことで、それぞれの機器で発生する摩擦抵抗などのフリクションロスを減らす事で、高効率でスムーズな駆動で燃費にも良い影響を与えてくれるシステムです。
エンジンを使って発電する時も同じで、発電用モーターをダイレクトに駆動することでエネルギーロスを最小限に抑えます。
このようにエネルギーの無駄をなくすることのより、燃費向上の効果が見込めるハイブリッドシステムとなっています。
また、『i-MMD』の良いところは、強力な走行用モーターでもパワー不足が感じられるときには、エンジンを発電から動力に切り替えてアシストするところです。
これにより、モーター主役型ハイブリッドの弱点だった高速巡行も問題無くなりました。
ただ、加速感はスムーズであるものの、それほど突出した大きなものではありません。
この辺りがパワー不足といわれるところでしょうか。
燃費を良くする走りは?
ストップアンドゴーの走りでは、発電型のハイブリッドでも燃費は悪くなるだけです。
加速や始動の際には多量の電力でモーターを回すため、バッテリーの減りも早くなりエンジン稼働が起こり燃費悪化に繋がります。
同様に上り坂ではパワーを継続して使う為、バッテリーの消耗は激しくなり、逆に下り坂では全くバッテリーを消耗しないような場合もあるようです。
長い下り坂では100㎞/ℓを記録したとの報告もあり、運転の仕方や道路状況によっても燃費が大きく左右されるようです。
やはり丁寧な加速とブレーキングが燃費向上のための条件のようです。
大きくて重いアコードの車体ですから、いかに負荷をかけないかが高燃費に繋がります。
満タンで、1200㎞走行も実現可能らしいので、ぜひ挑戦してみて下さい。
パワー不足も補っている分だけ、燃費の向上が見られないんですね。
でも燃費もパワーも悪くはないけど、特別に良いとは言えない感じですね。
アコードハイブリッドの問題点は?みんからで検証してみた!
出典:https://auto-style.jp/productsearch/info/MRY311E1572A01/
アコードハイブリッドには、多くの問題点が寄せられています。
その中から、数多く寄せられた意見や、気になる意見を取り上げてみました。
ホンダの高級セダンの代表であるだけに、厳しい指摘も多いようですが、それだけ期待も大きい証拠ですので、ぜひ聞いていただきたいと思います。
エンジン音がうるさい?
アコードハイブリッドは、エンジンが発電の為に稼働するため、走行に関係なくバッテリーが少なくなると稼働するようになっています。
バッテリーが満タンに近い時は静かすぎる程であるために、エンジンが稼働すると非常にエンジン音が気になってしまうようです。
プリウス等の通常のモーターとエンジンを併用ハイブリッドでは、ある程度走行に比例した感じでエンジンが稼働するので、エンジン稼働の予測もできるので気にならない部分も多いですが、走行と関係なく突然にエンジン稼働が始動する、発電タイプ型のハイブリッドでは、特に音が気になってしまうようです。
静音設計が雑?
アコードというよりは、ホンダ車全般に言えるようですが、静音設計が雑に感じます。
特に400万円クラスのアコードに使われる遮音材や防振材の少なさには驚かされます。
エンジン音はボンネットからダダ洩れ状態のようで、自分で遮音加工を施しただけでもかなり変化はあるようです。
ドア内貼り内部にも雑音緩衝材がないため、外からの音や振動も拾ってしまいます。
ドアやタイヤハウスへの防音や防振加工により、かなりの静音化が図れるものの、400万円クラスのハイブリッドであるならば、相応の対処はして欲しいものでしょう。
ホンダセンシングが運転の邪魔をする?
最徐行で曲がる時にホンダセンシングが誤検知してブレーキをかけるとか、高速運転時に左右に振られる感じがあるなどと、安全装備が誤った判断をして作動することがあるようです。
運転している方では、違和感や危険を感じる事もあり、修正が必要と感じている人も多いようです。
ナビの反応が悪すぎる?
ナビのシステム自体にはあまり問題がないようですが、操作後の反応が遅いという報告が多くあります。
ナビは走行中の案内画面ですから、できるだけ早い情報がないと運転者のストレスになります。
あまりにも情報が遅ければ、ナビの本来の役割も果たせないことにもなってしまいます。
また、その反応が遅い他に、スマホとの連携が悪いとの批評もあり、最新のスマホでもナビの不具合と思える程の使い勝手の悪さだと評価されています。
他にも『ハンズフリー』の機能が不十分だとか、不具合の報告が発売当初よりありましたが、改善は見られないようです。
こうした機能は、絶えず進化しているものであり、スマホ等の端末だけ開発が進んで、連携するナビが対応できないのであれば、まったく繋ぐ意味がないものになってしまいます。
何とか早めの対応が欲しいものです。
小回りが利かない?
ガタイが良いだけに、小回りが効かなくて運転がしづらいとの声は多く聞こえます。
確かにこのクルマはボディサイズが大きいのも事実ですが、小回り性能を表す最小回転半径も競合車やライバル車と比べると良くありません。
他車と比較してみます。
新型アコードHVと競合車の最小回転半径比較!
- 新型アコードHV 最小回転半径:5.7m~5.9m
- クラウン アスリート 最小回転半径:5.2m~5.4m
- カムリ 最小回転半径:5.5m
競合車やライバル車と比較すると、小回り性能の違いは明らかです。
殆ど大きさが変わらない車でこれだけの差があれば、運転がしづらいとの評価をうけても仕方ありません。
細い路地や駐車場への出入りにも気を使い、運転が疲れるといった声が多いようでは、走りを楽しむ以前の問題になってしまいそうです。
中型セダンと言われていますが、その中でも大きなサイズになっていますので、不安に思う方は購入前にしっかりと試乗された方が良いかもしれません。
『i-MMD』でコストがかかるのもわかるけど、もっといろんな部分に気遣いが欲しいですね。
特別に秀でた部分が無いから、悪い部分が目立ってしまうようですね。
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まとめ
出典:https://www.motortrend.com/cars/honda/accord/2018/
ここまで、アコードハイブリッドの実燃費は悪いのか?などの様々な問題点をみんからを参考に検証してお届けしてきましたが、如何でしたか?
実燃費は悪くはありませんでしたが、想定の範囲内でした。
乗り方で燃費が変わるのも理解できますが、このクラスになると気遣いしながら運転するのも、どうかと思います。
問題点も気になる事が多く、静寂性やパワー不足は400万円の車には納得できないものかもしれません。
マイナーチェンジ後に幾分の改善が見られるうようですが、10代目のフルモデルチェンジでは、そういった不安を全て打ち消す姿で登場して欲しいものですね!
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