今回は、アコードハイブリッドのナンバー灯の交換方法と注意点についてご紹介します。
ナンバー灯は、ナンバープレートを照らすために必要な灯火であり、切れてしまうと違反にもなる保安部品です。
そんなナンバー灯が切れてしまった方はすぐに交換しないといけませんが、どこで交換できるのか、費用はどれくらい掛かるのか、自分でも交換作業は出来るのか気になっていることでしょう。
小さな電球一つくらいなら簡単に交換できると思われがちですが、交換する際にはいくつかの注意点もあります。
それでは、アコードハイブリッドのナンバー灯の交換方法と注意点についてお届けしていきますので、お見逃しなく！
詳しい交換の仕方を解説してもらえると助かります。
交換時の注意事項も教えて貰えば、安心して作業ができます。
【目次】
アコードハイブリッドのナンバー灯は交換しないと違反になるの？
出典：http://koutsuuihann110.blogspot.com/2011/07/blog-post_04.html
自分が運転している時に目には入るのは、他の車のナンバーです。
走行中に自分のナンバーを見ることはまず無いでしょう。
そのためナンバー灯が切れていても気が付く事は少なく、誰かに指摘されるまでわからないケースがほとんどです。
ナンバー灯が切れてしまっているまま交換しないと、最悪の場合には『整備不良』で捕まってしまうこともあります。
整備不良で違反になる？
ナンバー灯の玉切れは違反になります。
保安基準第36条に ナンバー灯『番号灯が本来の名称です』についての保安基準が定められています。
番号灯が切れたままでの車両運行は保安基準に適合しなくなるので整備不良として違反になります。
この場合には、『整備不良車両の運転の禁止・道路交通法第62条』が適用されます。
長い文面は省略しますが、これに違反した場合には、3ヶ月以下の懲役又は5万円以下の罰金が科せられますと明記されています。
1つだけ切れていても違反？
アコードハイブリッドでは、2つのLEDランプを使ってナンバーを照らしています。
1つだけ切れていてもナンバーが確認できる事も多いようですが、これも違反とされます。
出発の時には点いていたのに、という言い訳も全く効果がないようで、警察に咎められたら場合には、かなりの高確率で切符を切られるので、1つ切れてもすぐに交換して下さい。
左右の明るさが違うだけでも違反？
アコードハイブリッドのナンバー灯は2個で1セットになっています。
下から覗くと2つ付いているのが分かります。
交換の際も2つ同時にするようにしましょう。
細かく言うと、照らし方にムラがあっても保安基準を満たさないとなっています。
2つの明るさが違うだけでも警察に止められることになりますので注意してください。
ナンバープレートカバーの装着が全面禁止？
2016年4月からナンバープレートカバーの装着が全面禁止になっています。
カー用品店等では、いまだにカラーのナンバープレートカバーが売られている事もありますが、これを装着すれば、100％違反になりますので購入は避けるようにしましょう。
因みに、道路交通法の定めるところによると、50万円以下の罰金となります。 『道路運送車両法第109条第1項』
1つだけでも切れていたら警察に停められるらしいから、気を付けないといけませんね。
キチンと罰則まできまっているから、電球1つもバカにできませんね。
アコードハイブリッドのナンバー灯の交換方法は？
出典：http://fukuoka-customcar.com/blog/2830/
ナンバー灯の交換はそんなに難しいことではありません。
できれば、一度覚えてしまえば簡単な作業ですので、自分でやってみた方が今後の車生活に役立ってくれると思います。
交換方法は？
アコードハイブリッドのナンバープレート灯の交換方法を記載します。
アコードの場合は、外側からの交換は難しいようです。
内側からドライバーや内貼りはがしを使って、内貼りを外しての作業になります。
それでは始めます。
①マニュアル通りに、内貼り剥がしやドライバーなどで内貼りを外していきます。
ピンを丁寧に外して、両サイドのアームカバーは上の方をゆっくり力強く引っ張れば外れます。
トランクを閉めるときのフックに気を付けながら内貼りを外していきましょう。
②内貼りを剥がした中央部分の穴に、ナンバー灯のコネクター部分が見えますので、手前に引き出します。
③グレーカバーの接合部分を手でつまみながら表面の透明カバーとの間を外します。
この時に透明カバーとグレーカバーの取付角度をよく見ておくと、後で元に戻す時に便利です。
④あとはLED灯を交換して透明カバーにグレーカバーを接続すれば完了です。
⑤最後に点灯確認！
で、終了となり、また内貼りなどを戻して完成となりますが、内貼りを元に戻す前に必ず『点灯確認』をして下さい。
もし、全て戻してから点灯しない事に気づけば、一からやり直しという事になります。
また、LEDバルブには素手で触らないようにしてください。
バルブの劣化の原因になりますので、手袋などをして作業するようにしましょう。
作業時間と必要な工具は？
必要な工具は、内貼り剥がしかドライバーがあれば充分でしょう。
内貼りはがしの方が内装などに傷をつけたりする可能性が少なくなるので良いでしょう。
作業時間は10分程度でできると思います。
内貼りを剥がした事がない人は、思い切って力を入れないと剥がれてこない事もありますので、度胸も必要です。
戸惑っていると時間がかかるばかりとなってしまいます。
交換を依頼できるの？
カー用品店や整備工場、ガソリンスタンド等でも交換は引き受けてくれます。
場所によって工賃が異なりますので確認されると良いでしょう。
だいたい電球1つあたり『500円』の工賃が相場のようです。
これは内貼りはがし込みの工賃です。
アコードハイブリッドは2つのLEDを取り換える必要がありますから、電球2つ分の工賃1,000円とバルブ代金の合計金額が必要となります。
高価なLEDを購入された場合には、工賃をタダにしてくれる事もあるそうなので、売り場の人に交渉してみても良いでしょう。
作業も時間がかからないようだし、工具もドライバー位だから挑戦してみようかしら。
高いLEDとかを購入した時は、工賃も高くないからお願いするのもいいですね。
アコードハイブリッドのナンバー灯交換に必要な費用はいくら？
出典：http://zeronagano.jugem.jp/?eid=908
アコードハイブリッドに合う規格のナンバー灯は多種販売されています。
金額も幅広く用意されています。
ナンバー灯の金額は？
純正タイプのものから社外品のLEDまで、多数のナンバー灯が販売されています。
金額も安い物では、2個セットで1,000円から、上限は8,000円くらいまであるようですが、高ければ良いと言う事もありません。
あまり安価で品質に問題があるものもいけません。
前述の規格に適合し車検に通るものを選んで下さい。
種類はあるの？
アコードハイブリッドに対応する商品は、同じ規格のものでも何十種類もあります。
保安基準を満たしていないと違反になりますが、違反となる青色なども販売されているようです。
基準を満たす適切な商品を選んで下さい。
お勧めは？
やはり大手メーカーのものが信頼できるでしょう。
安いものでは左右の明るさが違う物もあるようです。
3,000円くらいの『広角』と呼ばれるタイプが良いとも言われています。
広角でないタイプでは、光が直進してしまってナンバー全体を照らしてくれません。
また、明るさなどは点灯させているサンプルを参考にしても良いでしょう。
但し店内が明るいので夜に照らした時とは雰囲気も違います。
明るさの違いだけでも見ておくと良いでしょう。
点灯していないのも違反だから、気が付いたら早く取り換える事が大切ですね。
自分では気づきにくいから、時々おもてから見てみた方がいいですね。
アコードハイブリッドのナンバー灯交換の注意点は？
出典：https://driver-times.com/driver_work/driver_transport/1054361
ナンバー灯はその名の通り夜間にナンバーを照らす役割りを持った保安部品ですので、細かく基準が設けられています。
自動車部品の中では非常に地味な部品ではありますが、とても重要な部品です。
ナンバープレート灯が1つでも切れていると違反になるため、速やかな交換が必要になります。
交換の際には、アコードハイブリッドに適合する種類のナンバー灯を選ぶ必要があります。
車種によってナンバー灯が違う？
車の説明書に車種にあった型式が書かれています。
アコードハイブリッドでは『T10』型のバルブが使われています。
型式によってバルブの形や口金の大きさが変わってきます。
間違ったものを使用すると、すぐに切れてしまったり、買っても点かない事もあります。
一度使用すると返品できない事も多いので、必ず確認してから購入しましょう。
旧モデルと新型では種類が違う？
同じ車種でも販売時期によりに異なる場合もありますので、キチンと確認した方が良いでしょう。
グレード等でも異なる事がありますので注意が必要です。
アコードハイブリッドでは、先代から同じ種類のものを使っています。
今後の為にも車の説明書で確認しておきましょう。
最近の新しい車では、グレードによって新型のLEDに変更している事もあるようですので、気を付けて下さい。
LEDでは型式の表示も違う？
社外品のLEDに変えようと思われている方も多いと思います。
その場合には車の説明書の型式とは異なる場合もあるので、車種別で適合品を探す必要があります。
カー用品店等ではLEDバルブメーカーの対応車種表などで調べる事ができます。
分からない時には、店員さんに遠慮せずに質問しましょう。
ナンバー灯の車検基準は？
保安基準では、色と視認性の2つの基準が大きくとりあげられています。
色は？
保安基準では白色のみと決められています。『道路運送車両の保安基準 第三十六条』
大人気の『青』は違反です。
但し、色は人の目で判断されますので、ある程度まで許される事もあれば、厳しく取り締まられる事もあります。
また『オレンジ』もNGで、それに近い『黄色』も基本的にはNGです。
これも人の目による判断となり、青よりは厳しくないようですが、NGとなります。
白色と言い切っている以上、白色の中から選ぶようにしましょう。
明るさは？
明るさもある程度必要で、ナンバーも相応の視認性を有していることと定められています。
ナンバー灯の明るさは、試験機で測定した時に8ルクス以上あることが求められています。
LEDはハロゲン球よりも明るいと言われるから問題ないと思う方もいるでしょう。
しかし、車自体は純正品に対応した作りとなっており、LEDバルブに適合した作りにはなっていません。
ハロゲン球とLEDでは光の届き方が違うので、LEDに交換しても十分な明るさにならない場合もあります。
また、基準では『夜間に後方20mの距離から数字を確認できる事』となっていますので、それをクリアするものを選ぶようにしましょう。
明るすぎてもダメ？
ナンバー灯の基準では『他の交通の妨げとなってはならない』と定められています。
ナンバー灯の明かりが眩しすぎる場合は車検に合格しないことになります。
『爆光』などと明るさを強調した商品も販売されていますが、迷惑のかからない明るさで、ナンバー全体を照らすものを選んで下さい。
特にLEDバルブは1点方向のみを集中的に照らすものが多いので、広角で明るすぎないLEDバルブを購入しましょう。
LEDの場合には表示の仕方もかわるようですね。
車検の基準等は、細かく決められているので、適合するものを選ぶ必要があるんですね。
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まとめ
出典：https://www.webstagram.me/tag/AccordHYBRID
今回は、アコードハイブリッドのナンバー灯の交換方法と注意点についてお届けしていきましたが、如何でしたか？
ナンバー灯の玉切れは、警察でも厳しく取り締まっているようです。
また車検においても基準を満たしていなければ通らなくなってしまいます。
お金の問題もありますが、危険が及ぶことにもなり兼ねませんので、速やかで適切な交換を心がけるべきでしょう。
また、バルブ交換程度であっても、自分で整備したバルブが点灯した時は気持ちの良いものです。
興味のある方は、交換に挑戦してみてくださいね！
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