今回は、エンジンがかからない時に、カラカラという異音がする場合の原因と対処法にについてご説明致します!
エンジンから異音が聞こえてきて気にならない人はいないでしょう。
エンジンがかからないとなれば、慌ててしまいます。
急いでいる時は特に焦って、エンジンを回し続けて逆効果になる事もあります。
エンジンの異音や、エンジンのかからない原因は様々で分かりにくいものです。
それでは、エンジンがかからない時に、カラカラという異音がする場合の原因と対処法にについてお届けしていきますので、最後までお見逃しなく!
何が原因かより、早くエンジンをかけて出発する事ばかり考えてしまうでしょう。
エンジンから変な音がしたら気になって運転できませんね。
異音が発生したら、すぐにディーラーへ行った方がいいんですかね。
【目次】
エンジンからカラカラと音がする原因はメンテナンス不足?
出典:https://japaneseclass.jp/trends/about/%E3%82%BF%E3%83%9A%E3%83%83%E3%83%88
エンジンからの異音の原因はオイルメンテナンス不良が大半のようです。
オイル量の不足、オイルの詰まり、オイルの劣化、エンジン内の裂傷等と、メンテナンスをきちんとしておけば防げる不具合は結構あります。
何故カラカラ音がするの?
エンジンのパーツにタペットという部品がありますが、このタペットに不具合が起きると『カラカラ』という金属的な乾いた音が聞こえる場合があります。
『カツカツ』とか『カタカタ』と聞こえる事もあるようですが、もしこのタペットに不具合があるとすれば危険な合図です。
タペットはカムシャフトと吸排気バルブとの間でカムの回転型の動きを直線型に変える部品です。
ここにはクリアランスと言って一定の隙間があるのですが、経年劣化等により摩耗して間隔が広くなってしまうと『カラカラ』という異音が発生する場合があります。
カラカラ音は異常?
経年による摩耗で、規定以上の隙間が生じて発生する音ですから、規定外という事です。
異常事態であり、放っておくと摩耗が進んで取り返しのつかない事態になりかねません。
何かの対応が必要である状態と思った方が良いでしょう。
カラカラ音は何処から聞こえるの?
バルブとタペットの間には、先述のクリアランスという一定の隙間があり、完全に密着しているわけではありません。
なぜ『隙間』があるかというと、エンジンが始動すると高温になり、金属がわずかに膨張します。
その熱膨張分のためにバルブとタペットの間に隙間を作っています。
その隙間である『バルブクリアランス』にはエンジンによって規定があります。
摩耗などにより、規定以上の隙間ができるとバルブタペットがバルブを打ちつけるため異音となって、『エンジン内部』から音を発生します。
カラカラ音はタペットから鳴っている?
タペットはエンジンの回転数に合わせてバルブを押すため、金属の性質上、打刻音や摩擦音が生じます。
そのため潤滑油としてエンジンオイルで油膜を作って音を小さくしています。
しかし、オイル交換を怠ったり、オイル内にスラッジ『カス』が溜まってオイルが潤滑できない場合には小さく抑えていた打刻音や摩擦音が大きくなって聞こえてくるのが『カラカラ』と聞こえる正体であり、異音が発生する原因でもあります。
タペットからの異音を特定する方法は?
カタカタという音を聞き分けて下さい。
- 回転数に合わせて音の回数も変化する。
- エンジンの始動の直後が音が大きい。
- 低速では聞こえるが高速では音が聞こえない。
もし、この3つの条件に当てはまって異音がするようなら、『タペット音』の可能性が高いようです。
また、タペットに不具合があると圧縮工程で爆発力が逃げてしまい、『出力の低下』が起こる事もあります。
エンジンの構造は複雑で理解するのもむずかしいけど、時間が経過すればするほど、手入れをするようにという事ですね。
異音には要注意ですね。
カラカラ音がしてエンジンがかからない時の対処法は?

出典:http://illust-imt.jp/archives/008265/
やっと異音の原因がわかりました。
では、どのようにして対処していくかを考えてみましょう。
カラカラ音は故障なの?
上記で説明しましたように、タペットが原因であれば、完全な故障です。
修理か、何かしらの対応が急いで必要になります。
できれば、すぐにディーラーへの持ち込みをお勧めします。
自分で直す事は出来る?
万が一、本当に軽度の状態でしたら、オイルを交換して直る事もあります。
オイルを交換しても全く同じ状況であれば、状態は進行していますので、早めにディーラーに出して診断を待ちましょう。
修理が必要?
タペットが原因と特定されれば、修理が必要です。
そのまま放っておけば、エンジンがダメになってしまう事もあります。
早めに専門の工場か、ディーラーに修理依頼して下さい。
修理費用は?
もし、オイル交換で直ったとしたら、オイルと工賃ですから3,000円~5,000円位で済むでしょう。
バルブタペットの調整となると分解整備が必要となり、調整費用が3万円程度とパッキン等の部品や工賃で、合わせて5万円程度といったところでしょうか。
もっと状態が悪く、進行していると『エンジンのオーバーホール』という事にもなりかねません。
そうなれば、50万円近くの金額が掛かってしますことになりますので、小まめにメンテナンスする事と、異音を感じたらすぐにディーラーに持ち込むようにしましょう。
異音を感じたらすぐにディーラーですね。
何より日頃からのメンテナンスが大切ですね。
カラカラ音以外のエンジンがかからない原因は?

出典:https://car-maintenance-labo.com/12330.html
エンジンがかからない原因はいくつもありますが、割と電池切れや、ガス欠も多いそうです。
日頃から見ているはずですが、結構忘れてしまうようですね。
原因が分かれば問題ありませんが、分からない場合は、早めに連絡をして車を引き取ってもらうようにしましょう。
キーの電池切れ
どんな症状が出る?
- 鍵は開きメーターランプは点灯するがエンジンが回らない。
- 鍵鍵が開かずにメーターランプも点灯しない、または、本体のランプが点灯しない。
原因は?
- ブレーキの踏み込みが浅いため、プッシュスタートボタンがエンジンONの状態になっていないのでエンジンがかからない。
- メーター内に鍵マークが点灯する場合は、殆どが電池切れです。
対処方法は?
- 深くブレーキを踏み込込んでプッシュスタートボタンを押すとエンジンがかかります。
- スマートキーの電池を交換します。
スマートキーの電池切れでドアのロックを解除出来ない場合は、内蔵されているメカニカルキーでロックを解除する事ができます。
とりあえずエンジンをかけたいときには、スマートキーのエンブレムをプッシュスタートボタンに5秒程度近づけ、プッシュボタンを押すとエンジンがかかります。
スマートキーの電池が無くなった時のエンジンのかけ方はメーカーによって多少異なりますので、緊急のために覚えておくとよいでしょう。
また、電池は1年が寿命といわれています。
早めの交換を心がけましょう。
バッテリー上がり
どんな症状が出る?
エンジン始動してセルモーターの勢いで確認します。
いつも通り勢いよく回ればバッテリー正常です。
途中で止まる場合や『キュルキュル』ではなく『カリカリ』という勢いの無い音はバッテリー上がりが濃厚になります。
また、このキュルキュルを繰り返しているとバッテリーがあがる事にもなりますので、エンジンがかからなければ、少し時間をおいてかけてみましょう。
原因は?
バッテリーの寿命やオルタネータの故障による充電不良、ユーザーによるルームランプなどの消し忘れ等と複数の原因が挙げられます。
オルタネータの故障はチャージランプ点灯またはファンベルト切れなどがありますが、現場では確認出来ない可能性もあります。
症状等で判断して対処するようにしましょう。
対処方法は?
バッテリーが原因の場合はブースターケーブルで対処できます。
最近は個人でケーブルをもっている人も多いようです。
遠慮せずにお借りして、やり方が分からなければ、手伝ってもらいましょう。
バッテリーはすでに寿命もしくは充電不足なので、エンジンが始動できてもすぐに止めてしまうと再始動できなくなります。
ある程度走行してバッテリーへ充電する必要があります。
またバッテリーが劣化している場合は交換した方が無難です。
惜しまずに愛車につぎ込んだ方が、あとの見返りも大きいでしょう。
プラグ被り
どんな症状が出る?
一瞬エンジンがかかりそうになりますが、エンジンがかからないのが特徴です。
原因は?
最近の車では減りましたが、スパークプラグがかぶりと言って、火花を飛ばす部分がガソリンで濡れている状態になると、火花が飛ばせずエンジンがかからなくなります。
スパークプラグのかぶりは、エンジンがかからない不具合の中では、エンジンがかかる可能性が高く、一度かかればあとは普通にエンジンがかかる状態になる事が多いようです。
対処方法は?
アクセル全開でエンジンをかけ、かからなければスパークプラグを清掃するか、インジェクターのカプラーを外してエンジンを空回りさせる事でスパークプラグが乾きエンジンがかかります。
1時間くらい時間をおいてから、エンジンをかけると、プラグが乾いてかかる場合もあるようです。
時間に余裕がある方は試してみても良いでしょう。
もし、プラグに原因があるようなら交換した方がよいでしょう。
プラグも消耗品です。
2~3本の交換であれば、それなりの金額になりますが、後日安心ですので安らかな時間を買うつもりで、劣化している場合は交換をお勧めします。
燃料切れ
思ったより多くあるのが『ガス欠』です。
対処法は燃料を補給するしかありません。
近くにガソリンスタンドがあっても、車が動きませんので、JAFや保険屋さん、ディーラーさんでも持ってきてくれる事があります。
メーターを確認して頼める人にお願いしましょう。
どうしてもエンジンがかからない場合はどうすれば良いの?
エンジンがかからない原因が分からない場合や、自分では対処できない場合には、落ち着て下記の方法等で対応するようにしましょう。
- 行きつけの車屋に連絡をする
- JAFや自動車保険についているロードサービスを使う
- 自分で直す
また、車が邪魔にならないように手伝ってもらい、端のほうに車を寄せておきましょう。
原因が分からない場合はディーラー等に持ち込みましょう。
素人判断は危険です。
プロに判断を仰ぎましょう。
ケーブルは使った事もないし、反対に付けたりすると危ないって聞いたから、誰かにお願いします。
困った時は、JAFか保険屋さんですね。
今は保険屋さんのロードサービスも充実してますよね。
新車・中古車を買う時の下取り車を高く売る方法は?

新車・中古車を安く買うには、値引きをしてもらうのが圧倒的に早いですが、あなたに下取り車があるのならば、その車を下取りに出せば更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ここで注意すべき事は、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」という事。
また、
と言ったセールストークに誤魔化され、あやうく損するといった場面も見受けられます。
やっぱり、1円でも高く下取りに出したいですよね?
そのためにも、ある程度の今あなたの乗っている車がいくらで売れるのか相場を知っておく必要があるのです。
そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。
そこで、下取りに出したい車を一括査定してもらって買取価格の相場を知ってその見積書を提示して、それより高くしなければ下取りに出しませんとあなたの下取り車を高く売るために交渉する最大の武器となります。
私もディーラーに車を下取りに出した時、ラブ4の初めの提示金額は40万と言われました。
そこで、車買取査定サイトから無料査定をしてもらった結果、57万円という買取金額が出て唖然としました。
あやうく17万円を損するところでした!
その後、私は再びディーラーへ行って車買取査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えたところ、車下取り価格を17万円+1万円UPしてくれました。
初めから相場以上の金額で対応してくれよと思いながらも、車買取査定サイトを知らなくては損するのは当たり前ですね。
だからこそ、下取り買取金額を出してもらう前に、利用していくのを忘れないようにして下さいね。
かんたん車査定ガイドでは、かんたん車査定ガイドで申し込み後、買取相場が表示されます。

ディーラーの下取り買取価格と比較したい方・すぐに相場を知りたい方は、無料ですぐに利用できるのでお早めに利用してくださいね。
まとめ

出典:https://girlschannel.net/topics/1222826/
今回は、エンジンがかからない時に、カラカラという異音がする場合の原因と対処法にについてご説明してきましたが如何でしたか?
エンジンからの異音が恐ろしい事が分かりましたし、メンテナンスの大切さも実感しました。
あとは何かが起きた時に慌てないでいられるかという問題ですね。
緊急の時こそ落ち着く必要があります。
まずは、深呼吸して良く考えて行動するように心がけましょう!
かんたん車査定ガイド