今回は、ノートe-POWERの値引き額相場や限界値引き額についてご紹介します。
車を購入する時にディーラーで値切り交渉を行うのは皆さんやっていることと思いますが、実際にどれくらいの値引き額相場なのか?どれくらいの値引きが限界なのか?という事は知らないのではないでしょうか。
そこで、今回はノート e-powerの購入を検討している方に値引き額の相場や限界はどれくらいなのかを紹介していきますので、交渉する時の目安にしてみてくださいね。
この値引き額相場や限界価格を知っておくことで、値引き交渉の材料にもなります。
それでは、ノートe-POWERの値引き額相場や限界値引き額についてお届けしていきますので、最後までお見逃しなく!
【目次】
ノートe-POWERの値引き額相場はいくら?
中古車の場合は市場での販売価格などを基準に行い、販売価格もバラバラなので値引き相場はなかなか算出しにくいのですが、新車の場合はある程度の幅があります。
そこで導き出される基準としては、車両本体価格の10%以上です。
そこから先はケースバイケースと抑えておくと良いでしょう。
なお、軽自動車の値引きの場合はもう少し下がり、3~5%が目安となります。
これは本体価格が安いため、値引き相場が辛口になります。
新車でも値引き可能な理由とは?
そもそもなぜ値引き交渉に応じてくれるのかというと、実際に販売した際にメーカーからもらえるマージンに余裕があるからですね。
もちろん利益を犠牲にしている分、どこまで値引き交渉に応じてくれるのかは、そのディーラーの状況によって変ってきます。
ディーラーの都合で値引きも?
e-POWERがスゴイよっ!と試乗をしてきた友人から聞き、興味があったので乗りに行きました。
乗ってみたらすぐにでも欲しくなりましたが、3ヶ月待ちと言われました。
とりあえず見積書を見ると値引きもなく、やっぱり新しい車は買いにくいなぁ〜と思っていたら、
「本来は値引きができないのですが、そんなに気に入っていただけたのなら、お待ち頂く分、5万円値引きします!」
と値引きをしてくれました。
オプションからの値引きはありませんでしたが、工賃と小物類をサービスしてもらえましたよ。
納期がかかってしまうお詫びとして値引きをしてもらえる場合もあるんですね。
これは、営業マン次第といったところでしょうか?
値引き額の相場はどれくらい?
このクラスにはトヨタアクア、ヴィッツやホンダフィットなど強いライバルがたくさんあるため、ノートも値引き額を大きくして販売しています。
追加発売したe-POWERが大ヒットしているものの、アクア、ヴィッツHVなどの強力ライバルに勝つために値引きもそこそこ出てきました。
e-POWERにはアクアとヴィッツのトヨタハイブリッド勢とホンダフィットハイブリッドをぶつけるのが定石です。
これらのライバルを効果的に駆使して、 総額22万円値引きを目指しましょう!
サービスで実質の値引きをしてもらうのもアリ?
サービスといえば、ガラスコート・フロアマット・ガソリン満タンですね。
見積書を出してもらったら値引き部分に数字がなかったため、『いくら安くなるの?』と聞くと『値引きがないんですよ〜。』と言われました。
それでも交渉してみると、直接的な値引きではないけど、サービスを受けることができます。
発売当初は一切値引きなしだった?
e-Powerの発売当初、値引きしてもらえなかった!と嘆く人が多々いましたが、よく見ると、色々とサービスを受けていることがわかります。
金額に変えたら3〜5万円ほどの内容であることが多く、内容もフロアマットやガラスコート、時にはガソリン満タンや納車費用カットなど、あえて付けたくないけど必要なもので補われています。
現時点で値引きが0円ということはあまりないでしょうが、もし、値引き交渉が停滞してしまったら、サービスをおねだりするというのも一つの手段かもしれません。
ノートe-POWERの値引き額の限界レポートをご紹介
高額な値引きになると、メーカーからのマージン額を超えているケースもあるのですが、これでは赤字になってしまうのでしょうか。
実はディーラーの利益は、メーカーからのマージンだけではありません。
ディーラーオプションや諸費用、ローンや保険などからも利益を得ているのです。
また販売目標を達成することによってメーカーから報奨金も出るので、目標達成がかかっている場合は利益よりも成約を重視して対応してくれることもあります。
つまり、状況によっては高額値引きも可能ということでできます。
限界の値引き額はどれくらい?
- ノートの限界値引額は総額25万円
- 車体から12万円
- オプションから13万円
ノートe-Powerは気に入っていたので買うことは確定していて、最初の見積書の値引きは7万円でした。
ただ、次の車検まで時間に余裕があったので一店は家の近く、もう一店は会社の近くと、2店舗のディーラで比較し、交渉に挑みました。
他店の見積書を見せると、2万円くらいずつ値引き額は上がっていきました。
『妻に見せないといけないから、すぐには返事できない。』と言い、その場で即決しなかったことで、ディーラーを焦らせたのか、営業さんが勝手に値引きをしてくれて、どんどん安くできたように思います。
ディーラー間の比較も効果的?
値引き交渉で行っていることは良くある方法で、他ディーラーとの比較です。
ただ、焦りがなかった分、どちらのディーラーともじっくり向き合うことができ、上手く値引き交渉につながったのではないでしょうか。
これなら、誰でも挑戦でき、また誰にでも可能性があると言えますから、比較交渉の時は、焦らず堂々と話を進めると良さそうです。
グレードによって値引きにも温度差が?
日産ノートには
- e-POWER
- メダリスト
- ニスモ
- ライダー
- アクシス
のモデルが有ります。
それぞれの値引き額には差があるのでしょうか?
これらのモデルは価格がかなり違ってきます。
ノートXは139万円~ですが、e-POWERは195万円~、メダリストは182万円~。
エアロスタイルは154万円~、ニスモは195万円~です。
当然ですが、値段が高ければ値引き額も大きくなります。
目標額は15万円ですが、グレードによっても差が出てくるのは注意しましょう。
メダリスト・ニスモは値引きしやすい?
メダリストやニスモは本体価格が高いので値引き額も引き出しやすいでしょう。
ただ、マイナーチェンジ後は値引きも下がることがよくあるので一概には言えません。
ちなみにメダリストを購入した方で、オプションをたっぷり付けて30万円値引きを引き出した方もいます。
ライバル車を比較するのがセオリー?
ノートe-POWERの競合車を知っておきましょう。
正直競合車さえなければそこまで値引きをしなくても売れてしまいます。
同じジャンルの同じような性能の車が沢山ある事で価格競争が起きている事は間違いないでしょう。
そういう意味では競合車の一台や二台の情報をある程度知っているとディーラーでの商談ネタも増えてきます。
ただ、競合車は諸刃の剣の時もあり『そこまで色々考えているならまだ購入は先』と思われると逆に値引きを引き出せなくなる場合もあります。
競合車は多ければいいというものではないのでこれからご照会する1〜2台を検討するとして頂ければ良いでしょう。
まずはノートe-POWERの簡単な詳細を確認しておきましょう。
- 価格:190万円〜246万円
- 燃費:34.0km/L〜37.2km/L
このスペックに近いコンパクトカーを幾つかご紹介します。
アクア
- 価格:178万円=253万円
- 燃費:38.0km/L
フィット
- 価格:169万円〜236万円
- 燃費:37.2km/L
ヴィッツ
- 価格:181万円〜232万円
- 燃費:34.4km/L
ノートe-POWERに近い競合車3車種をあげて見ました。
ベースグレードの価格が一番高いのはノートe-POWER、最上級グレードで価格が一番高いのはアクアになります。
燃費はアクアがナンバーワンになります。
競合車としてはこの程度の情報があれば問題はないでしょう。
ノートe-POWERの買取相場はどれくらいなの?
ノートには、大きく分けて『S』『X』『ライダー』『メダリスト(MEDALIST)』『ニスモ(NISMO)』の5つのグレードがあり、モデル・グレードによって買取相場が異なってきます。
順位 | グレード | 年式 | 新車価格 | 買取相場 |
1位 | NISMO S | 2014年10月~ | 224.4万円~232.8万円 | 132.9万円~153.4万円 |
2位 | NISMO | 2014年10月~ | 195.2万円~209.4万円 | 105.3万円~119.4万円 |
3位 | ライダー ブラックライン | 2011年10月~2016年 | 160.8万円~202.5万円 | 23.4万円~114.3万円 |
4位 | アクシス | 2013年12月~2016年 | 159.8万円~204.6万円 | 54.4万円~110.7万円 |
5位 | ライダー | 2005年01月~2016年 | 154.0万円~196.0万円 | 3.2万円~108.4万円 |
6位 | MEDALIST X FOUR | 2015年11月~ | 180.5万円~184.3万円 | 83.9万円~105.6万円 |
7位 | X FOUR エアロスタイル | 2013年12月~2016年 | 165.9万円~189.8万円 | 53.4万円~100.0万円 |
8位 | X DIG-S エアロスタイル | 2013年12月~2016年 | 164.6万円~191.7万円 | 52.3万円~98.8万円 |
9位 | MEDALIST | 2012年09月~ | 167.4万円~198.5万円 | 39.9万円~96.3万円 |
10位 | X FOUR ブランナチュール インテリア | 2015年11月~2016年 | 179.0万円 | 71.8万円~95.2万円 |
買取相場の上位にランクインしているライダー、MEDALIST 、NISMOの3タイプは、ノートのカスタムグレードで、SやXにはない装備が備わっています。
新車価格が高いことに加え、人気の影響もあって、ノートにおいては総じてカスタムグレードの買取相場が高くなっています。
買取価格アップ要素とは?
ノートは、以下の各条件で買取金額がプラスなる要素があるのでチェックしてみましょう。
- 人気のグレード『e-POWER ニスモ』『e-POWER X』『e-POWER メダリスト』
- 人気のカラー『ブリリアントホワイトパール』『スーパーブラック』
- 人気のオプション『LEDヘッドランプ』『インテリジェントルームミラー』『アラウンドビューモニター』
ノートの買取相場が高いグレードは、e-POWERに集中しています。
特にe-POWERニスモの買取相場が高く、3年落ち3万キロでリセールバリュー60%以上は期待できるでしょう。
他のグレードでは、3年落ち3万キロで以下の新車価格に対する買取相場の割合となっています。
リセールバリューが高いグレードとは?
- ノート e-POWERニスモ 60%以上
- e-POWER X 59.0%
- e-POWER メダリスト 53.6%
- 1.2X 45.2%
- 1.2メダリストX 42.2%
- 1.2X DIG-S 38.3%
高く売れるボディカラーは、ブリリアントホワイトパールとスーパーブラックです。
ノートの場合、他色と比較すると、5年以内の売却で10~15万円前後のプラス査定が期待できます。
プラス査定になるオプションは、純正ナビ+アラウンドビューモニターや、同等性能の社外品ナビ、後付けできないメーカーオプションのLEDヘッドランプやインテリジェントルームミラーは、元は取れませんがプラス査定になります。
ディーラーオプションのフロアマットやドアバイザー、ETC、車内LED照明等小物類などは、残念ながらノートを売る特にプラス査定にはなりません。
新車・中古車を買う時の下取り車を高く売る方法は?
新車・中古車を安く買うには、値引きをしてもらうのが圧倒的に早いですが、あなたに下取り車があるのならば、その車を下取りに出せば更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ここで注意すべき事は、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」という事。
また、
と言ったセールストークに誤魔化され、あやうく損するといった場面も見受けられます。
やっぱり、1円でも高く下取りに出したいですよね?
そのためにも、ある程度の今あなたの乗っている車がいくらで売れるのか相場を知っておく必要があるのです。
そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。
そこで、下取りに出したい車を一括査定してもらって買取価格の相場を知ってその見積書を提示して、それより高くしなければ下取りに出しませんとあなたの下取り車を高く売るために交渉する最大の武器となります。
私もディーラーに車を下取りに出した時、ラブ4の初めの提示金額は40万と言われました。
そこで、車買取査定サイトから無料査定をしてもらった結果、57万円という買取金額が出て唖然としました。
あやうく17万円を損するところでした!
その後、私は再びディーラーへ行って車買取査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えたところ、車下取り価格を17万円+1万円UPしてくれました。
初めから相場以上の金額で対応してくれよと思いながらも、車買取査定サイトを知らなくては損するのは当たり前ですね。
だからこそ、下取り買取金額を出してもらう前に、利用していくのを忘れないようにして下さいね。
かんたん車査定ガイドでは、かんたん車査定ガイドで申し込み後、買取相場が表示されます。
ディーラーの下取り買取価格と比較したい方・すぐに相場を知りたい方は、無料ですぐに利用できるのでお早めに利用してくださいね。
かんたん車査定ガイド
まとめ
今回は、ノートe-POWERの値引き額の相場や限界値引き価格をご紹介してきましたが、如何でしたか?
販売当初は全く値引きをしてくれなかったようですが、最近では価格の高いグレードにおいて多少値引きをしてもらえるようです。
同車格でのライバル車も魅力的な車が多いので、少しでも迷っていれば引き合いに出してみてください。
直接的な値引きだけでなく、サービスしてもらう形での値引きもノートe-POWERには多いみたいなので、値切り交渉が不発でも諦めないでくださいね。
かんたん車査定ガイド