今回は、新型CR-Vの乗り心地や走行性能に対する評価について紹介していきます!
見事に復活を果たしたCR-Vですが、乗り心地や走行性能が気になりますよね。
一番は試乗するのがベストですが、近くに試乗車がない場合や、なかなか試乗する時間がさけないという方もいるでしょうから、ここでは客観的な評価を紹介していきます!
各社が力を入れるSUV市場ですので、新型CR-Vの乗り心地や走行性能の評価がどうなっているのか注目ですね!
それでは、新型CR-Vの乗り心地や走行性能に対する評価についてお届けしていきますので、最後までお見逃しなく!
【目次】
新型CR-Vの乗り心地に対する評価はどう?
出典:https://gqjapan.jp/car/review/20180930/honda-cr-v
新型CR-Vの運転席に座ると、全幅が1855mmに達するので、ボディが相応にワイドに感じますね。
ボンネットは着座位置を高めに設定しても、手前だけが若干見える程度だから、車幅やボディの先端位置が分かりにくいです。
インパネの上端部分も少し高く、小柄なドライバーが購入する時は前方の見やすさを確認したほうがいいでしょう。
サイドウインドウの下端も高めで、側方視界はあまり良くないですね。
ボディ側面のウインドウが3分割され、荷室の左右にも備えたから斜め後方の視界を確保するが、見やすいとはいえないです・・・
真後ろのウインドウも左右が少し狭く、購入する時は、販売店の試乗車で縦列駐車や車庫入れを確認すると安心です。
質の高い乗り心地を実現している?
新型CR-Vでチロルの山道を走り始めると、足回りの感触の柔らかさに『これが本当にヨーロッパ仕様?』と驚かれる方がいるかもしれません。
けれども、アウトバーン育ちの最新ドイツ車も昨今は意外にも快適性重視となっています。
それでも優れた高速安定性を確保できる技術が確立されたからこそ、そういう味付けが可能になったのですが、一般道を軽く流すペースで走っていると、新型CR-Vからも同じような感触が伝わってくるのです。
つまり、芯のない柔らかさではなく、質の高いしなやかな乗り心地に感じられるようになっています。
お誂え向きのコーナーが続くワインディングロードでは、ステアリングを切り込んでも急激にノーズの向きを変えないおだやかなキャラクターとなっています。
しかも、低速域ではソフトな手触りに思えた足回りが、コーナリングでは思いのほかしっかりと踏ん張ってくれるので安心感は強いです。
おまけに4本のタイヤは波打つような路面を捉えて放さない。ロードホールディングも良好です。
足の固さも程よくセッティングされている?
クルマへの信頼感が深まったところでさらにペースを上げてみますが、新型CR-Vがアゴを出すようなことはありませんでした。
コーナリング中のボディの傾き(ロール)もしっかり抑え込まれているので、どこまでも攻められそうな錯覚を覚えます。
1度だけ、タイトコーナーでわざとフロントタイヤのグリップを失わせるような強引なコーナリングを試してみたけれど、ノーズが不必要にアウト側に膨らんでいくこともなく、まずまず狙いどおりのラインをトレースできるようになります。
快適な乗り心地にしては、コーナリング性能は思いのほか高いと評価できるのではないでしょうか。
高速道路に舞台を移しても乗り心地のよさは相変わらず。
直進性も良好で不満を覚えなかったです。
合流や上り坂でパワー不足?
ただし、高速道路での本線合流や急な上り坂での追い越しでは、もうちょっとエンジンにパワーがあればと思わなくもなかったですね。
ヨーロッパ仕様のCR-Vに搭載される1.5ℓターボ・エンジンは高回転まできれいに回りきるけれど、追い越し加速時の反応が穏やかというか、ガツンとくるようなパンチ感が物足りない感じです。
この辺は、ヨーロッパで導入されている最新のエミッション規制に対応した最新モデルに共通した傾向で、CR-Vだけが特別トルク感が薄いわけではないことを明記しておきたいです。
デザインはかなり高評価?
エクステリアは約9割の人が『良い』と口コミで支持しています。
新型CR-Vのエクステリアに満足した人は
- サイズとデザインのバランスが良い
- フロントマスクがシンプル
- 存在感があってカッコいい
主にこの3点を評価。
新型CR-Vはどこから見てもバランスが良くてカッコいいと好評です。
特にフロントに満足している人が多くいます。
また、残り1割の人はエクステリアを『悪い』と評価しているものの、これといった欠点はありませんでした。
価格が割高な点は欠点になっている?
価格は約7割の人が『良い』と評価しています。
新型CR-Vの価格に満足した人は
- 内外装に高級感がある
- 装備内容を考慮すると割安に感じる
主にこの2点を評価しています。
Honda SENSINGやナビが標準装備されている上に、内外装は価格以上に高級感があると満足しているようです。
しかし、残り3割の人たちは価格に不満を持っています。
ミドルクラスSUVの中では本体価格が高い
新型CR-Vの価格を『悪い』と評価した人は、SUVの中では本体価格が高いと感じていました。ライバルのハリアーやCX-8と比べてみると
CR-V | ハリアー | CX-8 | |
駆動方式 | 4WD | ||
グレード | ハイブリッドEX | ハイブリッド エレガンス |
XD |
本体価格 | 400万円 | 377万円 | 343万円 |
差額: | +57万円 | +34万円 | – |
57万円CR-Vの方が高い結果に。
なので、CR-Vの本体価格は高いと感じるようです。
新型CR-Vは総額で400万円近くとなっており、本体価格の高さが影響しているといっても過言ではないです。
新型CR-Vの走行性能に対する評価はどうなの?
出典:https://gqjapan.jp/car/news/20180830/the-all-new-honda-crv
現行型CR-Vはサスペンションにフロントがマクファーソンストラット式。
リアにマルチリンク式を採用しています。
ショックアブソーバーにはシーンに応じて、最適な減衰特性を発揮する振幅感応型ダンパーを搭載していますね。
このダンパーはフラットな路面などでの小さな入力に対しては1つのピストンバルブが作用し、低い減衰力で乗り心地を確保、タイトなコーナーなどの大きな入力に対しては、2つのピストンバルブが作用し、高い減衰力によって車両姿勢を安定させます。
新しいエンジンはホンダらしい高回転型?
新しいCR-Vの1.5リッターターボエンジンは、1800回転以下では駆動力が落ち込みます。
この回転域では少し耳障りなノイズも発生するが、アクセルペダルを踏み増すとCVT(無段変速AT)が即座に変速を行うのです。
エンジン回転が2000回転付近まで高まり、パワー不足を解消します。
従って頻繁に違和感が生じるわけではないが、エンジン回転が下がった状態で素早くアクセルペダルを踏んだ時などは、反応の遅れが気になりますね。
若干の時間を経た後にエンジンが2000回転付近に高まり、そこから本格的な加速が始まるという感じです。
この低回転域を除けば、ターボを装着しない自然吸気の2.4リッターエンジンに近い感覚で運転でき、実用回転域の駆動力に余裕があり、高回転域の吹き上がりも活発ですね。
CVT採用でもストレスはない?
アクセルペダルをフルに踏み込むと、エンジン回転が6000回転まで高まった後、5000回転に下がり、再び上昇を開始します。
Dレンジでもこのステップ変速制御が行われます。
無段変速のCVTに、有段変速風のメリハリのある運転感覚を与えるのがねらいだそうです。
一般的にステップ変速は歯切れが悪く、余計なことはせずに加速効率が最も高い回転域を保って欲しいと感じますが、CR-Vのステップ変速はけっこうリアルです。
CVTの変速感覚が嫌いなユーザーには、相応のメリットがあるでしょう。
有段式の疑似変速が可能なパドルシフトも備わり、峠道などでは運転の楽しさを味わえます。
安全性能も充実?
安全装備ではホンダの安全運転システム、ホンダセンシングを全グレードに標準装備しています。
ホンダセンシングはミリ波レーダーと単眼カメラという2つの異なるセンサーを使用し、安心・快適な運転をサポートしてくれる先進の安全装備です。
ホンダセンシングは車両や歩行者を検知して、衝突の危険性がある場合にブレーキをかけて衝突を回避する衝突軽減ブレーキ(CMBS)をはじめ、渋滞追従機能付きアダプティブ・クルーズ・コントロール。
誤発進抑制機能、車線維持支援システムなど9つの機能がセットになっています。
さらにCR-Vはリアバンパー内側に設置したレーダーにより、後速報に接近するとドラミラー上のインジケーターが点灯し、車両の存在をしらせるブラインドスポットインフォメーション。
またドライバーのステアリング操作に応じて、居眠り運転や不注意運転を検知。
メーター内の運転注意レベルの表示や警告音とステアリングの振動などによって休息を促すドライバー注意力モニターをホンダ車として国内初採用しています。
新型CR-Vのライバル車との評価の違いは?どっちに軍配が!?
新型CR-Vは日本でいうところのミドルクラスで、スバル『フォレスター』、日産『エクストレイル』、マツダ『CX-5』、三菱『アウトランダー』など市場には競合ライバルも多いですよね。
CR-Vはそれら魅力あふれるライバルたちとどう戦っていくのかも興味深いところであります。
価格面ではライバルに軍配?
- CR-Vの1.5Lターボ車
- CX-5の2.5Lガソリン車
と
- CR-Vの2.0Lハイブリッド車
- CX-5の2.2Lディーゼル車
をそれぞれ比べても、CR-Vの方が結構高いです。
CR-Vの方はカーナビが標準装備で比較的装備は充実しているとはいえ、EXグレードでも、CX-5の最上級グレード、Lパッケージよりも高く、価格で選ぶならCX-5の方がお得だということができます。
CR-Vを選ぶなら、何か価格以上の価値を感じる部分が欲しいですね
CR-Vは標準装備が豪華?
新型CR-Vは高級車と言われているハリアーと同等の車体価格となっています。
ハイブリッド車に関しても同じ傾向が見て取れます。
驚いたのがPHEV車であるアウトランダーよりも車体価格が高い事です。
確かに車体価格だけ見れば新型CR-Vは高すぎると考えてしまっても無理はないと思います。
しかし、思い出して欲しいのが新型CR-Vの標準装備の数!
車に必須な装備はほぼ全て揃っており、他にオプションとして買うとしたらマットなどの細々したものとなりそうですが、ライバル車ではそうはいかないです。
燃費性能はどうなの?
新型CR-Vの燃費は、スポーツハイブリッドi-MMDでは、ライバル車と比較しても低燃費であることがわかりました。
ガソリン車に関しても5車種中では、3位の燃費性能でした。
燃費だけを考えて購入するのであれば、ハイブリッドの方が得になるケースが多いです。
ガソリンエンジンとハイブリット車では、燃費にかなりの差がありますからね。
購入の際には、自分の走る年間走行距離や何年乗るのかを考えて計算をし、車を選ぶことが重要でしょう。
ただ、燃費は走行の仕方で変わってきますから、運転次第では、燃費が良くも悪くもなることを知っておくことも必要ですね。
新車・中古車を買う時の下取り車を高く売る方法は?
新車・中古車を安く買うには、値引きをしてもらうのが圧倒的に早いですが、あなたに下取り車があるのならば、その車を下取りに出せば更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ここで注意すべき事は、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」という事。
また、
と言ったセールストークに誤魔化され、あやうく損するといった場面も見受けられます。
やっぱり、1円でも高く下取りに出したいですよね?
そのためにも、ある程度の今あなたの乗っている車がいくらで売れるのか相場を知っておく必要があるのです。
そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。
そこで、下取りに出したい車を一括査定してもらって買取価格の相場を知ってその見積書を提示して、それより高くしなければ下取りに出しませんとあなたの下取り車を高く売るために交渉する最大の武器となります。
私もディーラーに車を下取りに出した時、ラブ4の初めの提示金額は40万と言われました。
そこで、車買取査定サイトから無料査定をしてもらった結果、57万円という買取金額が出て唖然としました。
あやうく17万円を損するところでした!
その後、私は再びディーラーへ行って車買取査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えたところ、車下取り価格を17万円+1万円UPしてくれました。
初めから相場以上の金額で対応してくれよと思いながらも、車買取査定サイトを知らなくては損するのは当たり前ですね。
だからこそ、下取り買取金額を出してもらう前に、利用していくのを忘れないようにして下さいね。
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ディーラーの下取り買取価格と比較したい方・すぐに相場を知りたい方は、無料ですぐに利用できるのでお早めに利用してくださいね。
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まとめ
今回は、新型CR-Vの乗り心地や走行性能に対する評価について見てきました!
走行性能はホンダらしい高回転型エンジンで、とても気持ち良く加速してくそうですが、若干パワー不足もあるようですね。
また、乗り心地も固すぎず柔すぎずで、バランスがとられている印象なので、ある程度のスポーツ走行も堪能できるのではないでしょうか?
ライバル車と比較した場合には、かなり価格が高いので思い切った価格設定といえるでしょうが、それだけの価値がある車ではないでしょうか。
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