今回は、新型CR-Vハイブリッドの実燃費は悪いのか?について詳しく見ていきます。
そもそもカタログ値と実燃費が違うことはご存知でしょうか?
カタログ通りの燃費になることはほとんどなく、外の気温などによって燃費はカタログ値よりも下回ることが多いです。
そこで気になるのが、新型CR-Vの実燃費ですよね!
ハイブリット仕様も発売されるそうですが、購入してから燃費が悪いと気づいても遅いですから、ここでの情報を参考にしてくださいね。
それでは早速、新型CR-Vハイブリッドの実燃費は悪いのか?について解説していきます!
【目次】
ハイブリッドも採用の新型CR-Vは実燃費が悪いって本当?
出典:https://carvel.xyz/cr-v-nenpi
ホンダCR-Vがいよいよ日本で復活ですね!海外ではこれまで高い評価を受けてきた車種であるだけに、完成度は高いはずです。
日本ではまずガソリン車が発売、さらにハイブリッド車という流れで発売が決定しました。
で、気になるのが、ホンダ新型CR-Vの実燃費についてです。
実際のところどうなのか?ですね。
試乗会で乗ってみたうえで、お店の方に聞いてみた新型CR-Vの実燃費を紹介していきましょう。
そもそも実燃費とカタログ値って何?
燃費でよく聞く言葉が、
- カタログ燃費
- 実燃費
の2つです。
『カタログ燃費』とは、自動車メーカーのカタログへ記載されている燃費のことです。
カタログ燃費には計測方法によって『10・15モード燃費』と『JC08モード燃費』の2つがあります。
実燃費の方がリアルな数値?
『実燃費』とは実際に走行した燃費なのですが、実燃費はカタログには記載されておらず、メーカーが公表している値でもありません。
『実燃費』は、例えば一般ユーザーの方、自動車雑誌、自動車Webサイトなど特定・不特定に関わらず、『ユーザーが実際に車を運転した時の燃費』の値になります。
では、メーカーが公表している『カタログ燃費』とユーザーの『実燃費』、どちらを参考にすればよいかということですが、これは『両方』を参考にすると良いでしょう。
まず『実燃費』はユーザーが運転しているため、
- 車の状態
- ドライバーの運転方法
- 道路状況
が異なるため、同じ車種・グレードだとしても実燃費の値がバラバラなことが良くあります。
そのため、実燃費を参考にするときには『どんな車で』『どんな運転で』『どんな状況で』運転したかを確認して、それが自分の状況と似通っていれば、とても参考になるでしょう。
新型CR-Vの実燃費はどれくらい?
平均実燃費、平均燃費達成率を整理してみました。
燃費 | CR-V(2WD) | |
1.5Lガソリンターボ | 2Lハイブリッド | |
カタログ燃費 | 15.8km/L | 25.8km/L |
実燃費(平均) | 12.1km/L | 16.2km/L |
燃費達成率 | 76.9% | 62.8% |
ガソリンターボとハイブリッドそれぞれの実燃費とカタログ燃費との差は3km/L以上です。
実燃費に大きく関係している燃費達成率はガソリンターボが76.9%、ハイブリッドは62.8%。
これは全車種の平均燃費達成率73.1%と比べてガソリン車は平均並なものの、ハイブリッド車は10%程悪い数字です。
しかし、この数字はめちゃくちゃ悪いというわけではありません。
このクラスのSUVでは平均的な数値のようです。
カタログ値はどうなの?
ちなみに新型CR-V(1.5Lガソリン車)グレード別のカタログ燃費(JC08モード)は、
- EX(FF)5人乗り 15.8km/L
- EX(FF)7人乗り 15.4km/L
- EX(4WD)5人乗り 15.0km/L
- EX(4WD)7人乗り 15.0km/L
- EX・Masterpiece(FF)5人乗り 15.4km/L
- EX・Masterpiece(FF)7人乗り 15.4km/L
- EX・Masterpiece(4WD)5人乗り 15.0km/L
- EX・Masterpiece(4WD)7人乗り 15.6km/L
このようなカタログ数値です。
で、ホンダの営業マンにダイレクトに新型CR-Vの実燃費はどのくらいなのかを聞いてみると
『実燃費は11~12km/Lぐらいですね』との答えが返ってきました。
正直なところ、まだ発売されてから日が経っていないので、今の段階での実燃費の目安と考えていたらよいかと思います。
良いとは言い難いが、逆に悪いとも言えない燃費の数値ですね。
まぁ、これだけの大きさがあるのでガソリン車となれば、このくらいの実燃費かなと思います。
新型CR-Vのハイブリットの実燃費以外の評価はどうなの?
出典:http://newcar-news.com/?p=32727
ホンダの欧州部門、ホンダモーターヨーロッパは9月27日、フランスで10月に開催されるパリモーターショー2018において、新型『CR-Vハイブリッド』の欧州仕様車を初公開すると発表しています。
初のホンダSUVハイブリットになる?
ホンダのハイブリッド技術がSUVに搭載されるのは、欧州では新型『CR-V』が初めてだそうです。
『i-MMD』(インテリジェント・マルチモード・ドライブ)と呼ばれる新世代のハイブリッドシステムは、エンジンがアトキンソンサイクルの2.0リットル直列4気筒ガソリン『i-VTEC』
これに2個のモーターを組み合わせたもの。
スペックは、最大出力が184ps、最大トルクが32.1kgm。
このハイブリッドシステムでは、従来のトランスミッションが不要で、単一の固定ギア比となっており、ハイブリッドシステムのトルクを滑らかに伝達します。
走行モードは、ゼロエミッションのEVドライブ、ハイブリッドドライブ、エンジンドライブの3種類を、走行状況に応じて自動で切り替えてくれます。
都市部の走行状況では、ほとんどがハイブリッドドライブとEVドライブとなり、燃費を追求します。
エンジンドライブは、力強い加速や効率的な高速走行のために、必要に応じて作動します。
バッテリーは、リチウムイオンで、FF仕様車の場合、NEDC計測による欧州複合モード燃費は18.9km/リットル、CO2排出量は120g/kmとなるそうです。
3つのモードがあるって本当?
新型CR-Vハイブリッドに搭載される『SPORT HYBRID i-MMD』は、新型ステップワゴンスパーダハイブリッドにも搭載されている、ホンダの最新の物となる。
特長は、2モーターハイブリッドシステムで、
- EVドライブ
- ハイブリッドドライブ
- エンジンドライブ
と、上記の3つのモードを使い分ける事により、燃費性能や走行性能に貢献してくれる事となります。
新型CR-Vに搭載される『SPORT HYBRID i-MMD』が搭載されている車種は、
- アコード
- ステップワゴンスパーダ
となっています。
また、新型CR-VにはPHVモデル(プラグインハイブリッド)誕生の情報もあり、その場合は日本市場では三菱のアウトランダーと競合する事となるでしょうね。
ハイブリットの4WD仕様もあるって本当?
SPORT-HYBRID i-MMDに初の4WDを設定し、雪道での発進やコーナリング、登坂などさまざまなシチュエーションで頼れる走破性を発揮します。
ガソリンモデルでは、吸排気デュアルVTCを備えた直噴1.5リッターVTEC TURBOエンジンの採用に加え、専用開発したターボチャージャーにより、2.4リッター自然吸気エンジン同等のトルクとパワフルで心地よい加速フィーリングを実現しています。
ハイブリット4WDは走破性抜群?
ハイブリッドの4WD車においては前後荷重配分が58:42とバランスに優れているというのも、新型CR-Vの素性の良さですね!
CR-Vのハイブリッド4WD車(海外仕様)を雪上試乗すると分かりますが、前後バランスの良さを活かしたナチュラルな走りは、スリッピーな路面などでの安心感につながっています。
さらに、4WD車には前後駆動力をリアルタイムに表示する機能(特許出願中)も搭載。
時代に合わせて、クロスカントリー性能もアピールするSUVとして生まれ変わりましたね!
新型CR-Vハイブリッドの実燃費をライバル車と比較
パワートレインは1.5L VTEC-TURBOと2.0L Sport Hybrid i-MMDの2タイプが用意され、いずれも駆動方式としてFFと4WDが選択できる、新型CR-V。
3列シート7人乗り仕様は1.5L VTEC-TURBO搭載モデルのみに用意されています。
FFモデルの車両価格は、1.5Lターボの5人乗り仕様が323万0280円~359万1000円、同7人乗り仕様が342万1440円~381万4560円となっており。
2.0Lハイブリッドは5人乗り仕様のみで378万4320円~414万5040円となっていますね。
4WDモデルはこれらFFモデルに対し、21万6000円高で設定されます。
ライバル車と比較しても割高感がある?
CR-Vの全長は約4587mm(北米仕様)同クラスのクロスオーバーSUVのライバル車は、
- 日産・エクストレイル(全長4690mm)
- スバル・フォレスター(全長4615mm)
- マツダ・CX-5(全長4545mm)
といった感じになっています。
FF 5人乗り ガソリンエンジン車の価格は、
- エクストレイル2.0L:219万7800円~
- フォレスター2.5L:280万8000円~
- CX-5が2.0L:249万4800円~。
- エクストレイル7人乗りガソリンモデル:262万1160円~
- エクストレイル5人乗りハイブリッドモデル:258万9840円~
- フォレスター:309万9600円~
となっています。
これらとの比較では、CR-Vの割高感は否めないですよね。
CR-Vはホンダセンシングが標準装備となるが、それでも価格競争力という面では国内で太刀打ちできそうになさそうです。
実燃費を比較した結果
平均燃費と達成率を比較した結果です。
燃費に関係する要素も合わせて比較しました。
燃費 | CR-V | ハリアー | CX-8 |
駆動方式 | 4WD | ||
エンジン | 2Lハイブリッド | 2.5Lハイブリッド | 2.2Lディーゼル |
カタログ燃費 [JC08] |
25.0km/L | 21.4km/L | 17.0km/L |
実燃費(平均) | 16.2km/L | 12.6km/L | 10.7km/L |
燃費達成率(平均) | 62.9% | 58.9% | 62.9% |
重量 | 1,660kg | 1,770kg | 1,860kg |
エンジン最大出力 | 145馬力 | 152馬力 | 190馬力 |
モーター最大出力 | 184馬力 | フロント:143馬力 リア:68馬力 |
– |
CR-Vの実燃費はライバルの中で1番優秀です。
エンジン出力が抑えられている上に、重量がライバルより100kg以上軽いことが燃費が良い理由だと思います。
また、ハリアーの実燃費は2番目に良いです。
トヨタのハイブリッドシステムが優れていることと、排気量が大きい割にエンジン出力が抑えられているため、燃費が伸びるのでしょう。
そして、CX-8の実燃費はライバルの中で1番悪いです。
しかし、エンジン出力は高いので走りを優先させたいならCX-8が良いと思います。
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まとめ
今回は、新型CR-Vハイブリッドの実燃費は悪いのか?についてご紹介してきましたが、如何でしたか?
実際にはライバル車と比較しても遜色ない程度の燃費性能になっており、新型CR-Vの燃費はまずまずといえそうですね。
とはいえ、ホンダ車のSUVで初となるハイブリットなので、期待値はかなり高いのではないでしょうか?
実燃費もカタログ値とかけ離れているというわけではないので、ある程度は信用できると思います。
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