今回は、プリウスPHVの中古車を購入する時の注意点について詳しくご紹介していきます!
2017年2月15日に発表された新型プリウスPHVは、普段は電気のチカラで、電気がなくなったらガソリンで走るエコなプラグインハイブリッドカーです。
PHVとは、プラグインハイブリッド車の事で、自宅でバッテリーに充電して、近距離の移動ならEVとして走れるのがメリットで、とても人気のある車ですね。
そんな人気のプリウスPHV、中古車で購入する場合は、状態のいいものを選んでいきたいですよね♪
それでは、プリウスPHVの中古車を購入する時の注意点について詳しくお届けしていきますので、最後までお見逃しなく!
グレード構成や装備の違いなども、どう違うのか気になりますよね!!
そして、中古車で選ぶ場合は更に、基本ポイントを押さえながら車体まわり、室内、装備機器をチェックしていきたいですし、PHVシステムはもちろん、すべての走行機能の具合も必ず確認したいですよね!!
【目次】
プリウスPHVが中古車でも人気な4つの理由!
4代目プリウスの登場から約1年が経ち、2017年2月15日にようやく新型プリウスPHVが発売されました。
当初は2016年秋の発売を予定していましたが、『より良い車にしたい』というトヨタの想いから発売が約半年延期されたほど、トヨタ自動車のチカラが沢山詰まっている感じがしますよね♪
電池切れになる事がない
プリウスPHVに搭載されているハイブリッドシステムは、次世代のハイブリッドカーと言われています。
ハイブリッドカーより大容量のバッテリーを搭載することで電気だけで走行ができ、まるで電気自動車のような特性を持ち合わせています。
もちろん、ガソリンエンジンも搭載しているため、電気自動車の最大の問題である電池切れの心配がありません。
さらに、家庭用100v電源にも新たに対応しています。
専用の配線工事を施すことなく、既設の回路を使って一戸建て住宅のコンセントから充電できるようになったんです。
満充電までは14時間ほど要するしますが、とくに急いでいなければ、夜のうちにリチャージすることが出来るのは嬉しいですよね。
プリウスPHVは、ハイブリッドカーと電気自動車の両方のメリットだけを組み合わせた車です♪
バッテリーが従来モデルの2倍
プリウスPHVは、従来のモデルより容量が約2倍のバッテリーを搭載しています。
バッテリー容量を大きくするということは、バッテリー自体を大きくするということですから、普通に考えれば居住空間なり、荷室の広さなりに影響が出てきます。
ですがプリウスPHVの新型の場合は、まずリアオーバーハングをプリウスより80ミリ延長するなどの対策で、荷室の高さを77ミリ上昇するにとどまっていますので、心配するほど大きな影響は出ないようになっているみたいです。
しかも、電気のみで走行できる距離が従来モデルの2倍以上に伸び、なんと68.2kmとなりました。
更に新型プリウスPHVでは、高速走行時でもエンジンがかかることなくモーターだけで走行できるようにもなっています。
デュアルモータードライブのおかげで、アクセルを踏み込んでもエンジンがかかることがなくなり、モーター2個分の力強い加速性能を発揮することができます。
急速充電機能が搭載
高速道路にある充電器は急速充電オンリーの場合が多く、また、通常充電は時間がかかるので、従来型プリウスPHVでは使用は考えられませんでした。
今回新たに急速充電機能が搭載されたことによって、使いやすさが格段に上がっています。
急速充電の場合、約20分で満充電量の約80%まで充電が可能になったのは、とても画期的です。
またバッテリーへの充電が家庭用の100V電源でもできるようになったことも、新型プリウスPHVの特徴です。
家庭用のコンセントからでも充電できるため、駐車場に専用電源を引き込む特別な工事をしなくても良くなったのは、嬉しい所ですよね!
ソーラー充電も搭載
プリウスPHV 新型で画期的なのは、ルールに設置した太陽電池で充電するソーラー充電機能です。
最高出力180Wを発電し、駐車中はバッテリーを充電し、走行中はバッテリーの消費を抑えてくれるのです。
ソーラー充電による走行距離は1日2.9キロ、年間1,000キロとそう大きなものではないので、価格を考えると悩ましいところですが、余裕があれば装着してもいいオプションかもしれませんね。
ただ、このソーラー充電機能は、廉価なSかSナビパッケージにしか装着できないようなのです。
車両重量の関係らしいのですが、少し残念なところですね。
プリウスPHV 新型はバッテリー容量は倍増されたうえに、急速充電やソーラー充電などの新しい機能も盛り込まれ、この部分については大きな進化を遂げています。
ただ、装備しない、あるいはオプション設定できないグレードがあるので、このあたりも考えながら、グレード選択をする必要がそうです。
プリウスPHVの中古車相場はいくら?
カーセンサー
- 中古車相場 →75~423万円
- 中古車平均価格→158.1万円
グーネット
- 中古車相場 →74.8~499万円
- 中古車平均価格→163.3 万円
車選び.com
- 中古車相場 →89.8〜469.0万円
- 中古車平均価格→154.2万円
中古車相場にはかなり幅がある?
プリウスは現在、中古車に出回っている台数も非常に多く、グレードや年式で差があるため、中古車相場には幅が出ています。
また未使用車が多くあることも最高額を引き上げている原因です。
プリウスPHVは基本の新車価格を高めに設定していることと、登場時期がまだ新しいこともあり、中古車最低価格は80万円~120万円台という実情です。
プリウスは2015年のフルモデルチェンジで中古車の相場も大きく変わったみたいです。
もしどれにしようかと迷っている方は、それぞれの特徴と中古車相場を加味して選んでいただくのが良さそうですね♪
自分に合ったプリウスPHVを選んでいきたいですね。
プリウスPHVの中古車購入における7つの注意点とは?
上記では、中古車プリウスPHVの選ぶ方についてお伝えしていきました。
ここでは、購入する時の気を付けなければならない注意点、チェックポイントをまとめました!
まずは相場を知る
中古車を購入する場合、一番最初に確認しなければならないことは、相場を知ることです。
一般的には、値引きが期待できても100万円の車両本体価格に対して10万程度が限界とされており、2~5万でも上々と言われます。
100~150万円あたりの中古車なら、最高値引き額10万円を目指して値引き交渉をするのがベストと言えるでしょう。
たとえ欲しい中古車が見つかっても、上記のような車両に対して20万・30万の値引きを要望するのは販売店側から嫌がられる可能性があります。
せっかく見つけた車との縁が切れてしまわないように注意しましょう!!
走行距離だけで判断しない!
中古車を購入する際に、走行距離を気にする方はかなり多くいらっしゃいますが、走行距離が短いといって『その車はいいな』と思わないようにすることです!!
東京などの都心部に住んでいる人と車を必要とする地域に住んでいる人とでは、車の使用頻度が違いますよね。
車を所有している人の年間走行距離は、約8,000㎞~10,000㎞だと言われています。
ということは、仮に5年前に登録された車が販売されていて、走行距離が80,000㎞だったとします。
その車が複数人で所有していたかにもよりますが、年間で約16,000㎞の走行があったと予測できます。
逆に、走行距離が20,000㎞の場合は、年間で約4,000㎞の走行があったと予測できますよね。
走行距離が長いのであれば、『整備はきちんとされているか』、『タイヤの溝はあるか』など確認するべきでしょうし、走行距離が短いのであれば、あまり乗っていないので『バッテリー等の消耗品』の確認をするべきです。
つまり、走行距離で車の判断をしてはいけないということです。
ですが、その車を数年で売ろうと思っている人は走行距離を短い車を選んだほうが得になるかもしれません。
必ず現車を確認する
中古車販売店で購入する場合は、実際に店舗を訪問し、現車確認を行います。
インターネット上に掲載されている中古車は、洗車や車内の清掃によってきれいに掲載されていることが当たり前です。
業者を疑うわけではありませんが、車体の傷の具合やシート汚れ、タイヤの溝、スイッチ類の不具合など、実際に見て触ってみてご自身で判断をするべきです。
基本的な箇所をチェック
基本的な中古車を確認するポイントをお伝えいたします。
- 『タイヤ溝』→スリップサインが出ているか、ひび割れや裂けが無いかの確認
- 『バッテリー』→バッテリーの製造年月日と電圧の確認
- 『ボンネット』→ボンネット内の確認。とくにラジエター部分の漏れが無いか、オイルのにじみが無いか、パワステオイルの残量などの確認
- 『オイルの汚れ』→オイル量のチェックとオイルの汚れの確認
- 『ウインドウの開け閉め』→ウインドウの開け閉めが正常に動くかの確認
- 『各スイッチの不具合』→壊れているスイッチがあるかないかの確認
- 『ワイパーゴム』→フロントワイパーや、リアワイパーのゴムが裂けていないかの確認
- 『ブレーキパッド』→ショップの方に、ブレーキパットの残量は大丈夫か?と聞いてみる
- 『エアコン』→エアコンの聞き具合、夏場はとくに冷房が効くかどうかの確認
その他にも整備に関しては、『点検記録簿の確認』や『どんどんショップの方に聞く』ことをおすすめいたします。
車検・保証の確認
やはり、保証のついている中古車を選ぶのがオススメです。
以前は、保証制度は新車がメインでしたが、ユーザーのニーズに応えて、保証を設ける中古車販売店が増えてきました。
一方、販売店保証の内容はお店によって様々ですので、気になった中古車については必ず保証内容を確認しましょう。
期間について、半年より長い販売店保証は中古車ではあまり見かけませんが、有償プランに変更すれば保証期間を延長することももちろん可能です。
また中古車には、車検が残っていない車も多くあります。
車検があるクルマと無いクルマとでは購入時の登録諸費用に違いが出ます。
今日決める意志を伝える
中古車販売店で購入する場合は、まず来店時に『正直何店舗か回って探したいが、今日しかまとまった時間がないからどの店にするにしても今日決めるつもり』という旨を話してみます。
これがどう有効かと言うと、中古車販売の営業マンは『当日即決』を狙う傾向が強く、それが値引きの根拠になる事が多くあります。
また『この店以外にも見る』と名言することで『頑張れば今日ウチで決めてくれそうだ』と思ってもらうのです。
この『頑張れば今日決めてくれる』見込みが重要で、『値引きしなくても決めてくれそう』では値引きは引き出せません。
営業マンにとって『今日決めて欲しい』というアピールを最も効率よくできるのが値引きですので、この人は今日決める意志があると明確に伝わることが中古車選びの第一歩です。
中古車を買う際に走行距離の短い車を選ぶことに重点をおいてる方も多いですが、それだけでは失敗するリスクもあるそうですね。
まず第一にメンテナンスがしっかりしているどうか、そして、購入後の維持費がどのくらいかかるのかも確認してみると良いですね。
安くはない買い物なので、しっかりと納得して購入していきたいですね♪
新車・中古車を買う時の下取り車を高く売る方法は?
新車・中古車を安く買うには、値引きをしてもらうのが圧倒的に早いですが、あなたに下取り車があるのならば、その車を下取りに出せば更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ここで注意すべき事は、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」という事。
また、
と言ったセールストークに誤魔化され、あやうく損するといった場面も見受けられます。
やっぱり、1円でも高く下取りに出したいですよね?
そのためにも、ある程度の今あなたの乗っている車がいくらで売れるのか相場を知っておく必要があるのです。
そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。
そこで、下取りに出したい車を一括査定してもらって買取価格の相場を知ってその見積書を提示して、それより高くしなければ下取りに出しませんとあなたの下取り車を高く売るために交渉する最大の武器となります。
私もディーラーに車を下取りに出した時、ラブ4の初めの提示金額は40万と言われました。
そこで、車買取査定サイトから無料査定をしてもらった結果、57万円という買取金額が出て唖然としました。
あやうく17万円を損するところでした!
その後、私は再びディーラーへ行って車買取査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えたところ、車下取り価格を17万円+1万円UPしてくれました。
初めから相場以上の金額で対応してくれよと思いながらも、車買取査定サイトを知らなくては損するのは当たり前ですね。
だからこそ、下取り買取金額を出してもらう前に、利用していくのを忘れないようにして下さいね。
かんたん車査定ガイドでは、かんたん車査定ガイドで申し込み後、買取相場が表示されます。
まとめ
今回は、プリウスPHVの中古車を購入する時の注意点について詳しくご紹介してきましたが、如何でしたか?
プリウスPHVはやはり、EVと同じくコンセントから充電できる機能を持ったガソリン車ですので、将来的にエコカーの中心になる気がする車ですよね。
長い目でみたら、他のプリウスより、プリウスPHVの方がお得な感覚がしますね。
そんなプリウスPHVだからこそ、良い状態の中古車を選びたいですね!
色々な注意点に気をつけながら、ご自分に合った車を選んでみてください♪
かんたん車査定ガイド