今回は、日産車のエンジン警告灯の消し方について、詳しくご紹介していきます!
エンジン警告灯は、エンジン制御系のシステムに何らかのトラブルが起こった際に知らせるランプの事です。
『エンジンチェックランプ』とも呼ばれる事があるそうですね。
そしてこのエンジン警告灯が、突然点いたら焦りますし、このまま運転してても大丈夫なのかどうなのか、とても気になります!
今回は、日産の車にスポットを当てて、エンジン警告灯の消し方について詳しくご紹介していきますので、お見逃しなく!!
日産の車を運転している方も多いはず♪
マーチなどは、女性にも人気の車ですし、可愛いCMも多いですね!
日産車のエンジンの警告灯がついた場合の対処法や消し方は?
日産車のエンジン警告灯が点いた場合の対応について、ここではお伝えしていきます!
エンジン警告灯がついたら最初にどうればいい?
まず、エンジン警告灯が点灯したのを目にしたら、できるだけ早くに走行をやめるようにしてください。
路肩に停めて様子を見るなどして、早急に停車するようにしましょう。
特に、エンジン警告灯が赤色に点灯している場合は直ちに停車してください。
赤色に点灯しているまま走るのは危険です。
オレンジ色に光ってる場合は、走ることは可能ですが、低速で走るなどして、できるだけ負荷のない運転を心がけましょう。
走行中に消える場合もある?
実はエンジンを入れた際、一瞬だけエンジン警告灯がつく仕様になっています。
ですが、特に異常がなければすぐさま消えますので、『エンジンをかけて一瞬点灯したけどすぐに消えた』という場合は正常です。
心配いりません。
ただ、中には『走行中にエンジン警告灯が点灯して、ちょっとしてから消えた』『エンジン警告灯がついてたのに走っていたら消えた』という場合があります。
このような場合は、できるだけ負荷のかからない運転をし、できるだけ早めに整備工場やディーラーに車を持っていって、点検を受けてみましょう。
整備工場やディーラーにある機械に繋ぐと、どういう理由で点灯したのか、過去の分も調べることができます。
エンジン警告灯が点く原因は?
エンジンの警告灯は、エンジン回りの異常をセンサーが感知して点灯させているものです。
基本的には速やかにディーラなどへ点検するものがおすすめです。
このエンジンの警告灯の主な原因として、点火系の異常や排気系が挙げられます。
エンジン警告灯が点灯するということは、どこかに不具合が生じているということです。
車にはたくさんのセンサーが搭載されているので、エンジン警告灯が点灯する原因はさまざまな原因が考えられますね。
※点火系の症状・・・アイドリングが不安定となり、アクセルを踏んでも前に進まない。
※排気系の症状・・・排気ガスが異常に臭く感じ、エンストの症状が続く。
そのほかにも、
- ファンベルトが切れ、オルタネーターが回らずバッテリーの警告灯も同時に点灯
- オーバーヒートを起こし、水温系がMAXに上がり点灯
など2次的に点灯することもあります。
点火系や排気系の修理はコイルやセンサーを交換するだけでほぼ改善できますが、エンジン回りのセンサー類を取り外したり、一度エンジンの警告灯が点灯するとコンピューターをリセットしなければ消すことが出来ません。
日産車のエンジン警告灯の消し方
では、日産車のエンジン警告灯の消し方をお伝えします。
- エンジンは掛けずに、キーOFFからONへ。
- ON後3秒待ってから5秒以内にアクセルON-OFF(全開/全閉)を素早く5回繰り返します。
- 5回踏み終えた後、7秒待ち踏みっぱなしでアクセル全開に。
- 10秒ほど踏みっぱなしでいるとエンジンチェックランプが点滅します。
※20秒待っても点滅しない場合は最初からやりなおしです。 - チェックランプが点滅したらアクセルを抜きます。
- そこからもう一度アクセル全開で10秒ほど待ちます。
※チェックランプは点滅しています。 - キーをOFFにします。
- 再度エンジンを掛ければチェックランプは消えてるハズです。
日産車のエンジン警告灯がついたらTAS学習をしないといけない?
日産車の場合、エンジン回りのセンサーを交換した後、症状が変わらない場合または警告灯が点灯したままの場合はTAS学習というのをしなければなりません。
そのTAS学習をすることでエンジンの警告灯を同時に消すことが出来ます。
目的はTAS学習ですが、エンジンの警告灯を消すためにその方法を行うことも多いです。
TAS学習の方法
- イグニッションスイッチをONにする(エンジンは掛けない)・・・3秒間
- 5秒以内に、アクセル全開・全閉を5回行う
- その7秒後アクセルを踏みっぱなしにする・・・10秒間
- エンジンチェックランプが点灯から点滅に変わる
- アクセルペダルを全開・・・10秒以上
- イグニッションスイッチをOFF
以上の方法でエンジンの警告灯は消えます。
消えない場合は秒数の誤差が考えられますので何度かやり直してください。
一度消しても再び付いてしまうときは?
一旦はチェックランプが消えたけど、再点灯する場合はやはりどこかしらの異常が検出されています。
なのでその場合は、速やかにディーラー等で診断することをオススメします。
これまでにご紹介した方法は自己判断にはなりますが、まずはやってみるといいかもしれません。
自己診断機能を使って消す方法は?
自己診断モードに変更する
通常使用時はモード1という状態になっています。
警告灯を消すためにはまず、モード2と呼ばれる自己診断モードにする必要があります。
手順は以下の通りです。
- エンジン停止・キーOFF状態・アクセル全閉。キーON。
- 3秒待つ
- アクセル全閉-全開をすばやく5秒以内に、5回繰り返す。
- アクセル全閉状態。
- 7秒待つ。
- 踏みっぱなしで、アクセル全開。
- 10秒待つ。
- エンジン警告灯が点滅し始めたらアクセル全閉。
※10秒以上経過しても点滅しない場合は最初から行います。
この方法でモード2の自己診断モードに変更になります。
エンジン警告灯の点滅回数を読み取る
モード2の状態で、エンジン警告灯の点滅回数を読み取ります。
0.6秒間隔の点滅と0.3秒間隔の点滅。
0.6秒が1セット、0.3秒が3セットあり、4セットそれぞれの点滅回数で4ケタのコードが確認できます。
※10回点滅は「0」という意味です。
例えば、0.6秒点滅が10回、0.3秒が1回・3回・10回だとしたらエラーコード「0130」となります。
複数の異常を検出してる場合は、4セット点滅が続きで出てきます。
異常がひとつの場合は同じ4セットを繰返して点滅しています。
エラーコード一覧
- 0000:異常無し
- 0107:吸気圧センサー信号(断線)
- 0108:吸気圧センサー信号(短絡)
- 0112:吸気温センサー信号(短絡)
- 0113:吸気温センサー信号(断線)
- 0115:水温センサー系統
- 0120:スロットルセンサー信号
- 0121:アクセルセンサー信号
- 0130:O2センサー信号(断線)
- 0134:O2センサー信号(短絡)
- 0135:O2センサーヒーター信号
- 0171:空燃比リーン異常
- 0172:空燃比リッチ異常
- 0300:複数シリンダのミスファイヤ
- 0301:シリンダ1ミスファイヤ
- 0302:シリンダ2ミスファイヤ
- 0303:シリンダ3ミスファイヤ
- 0304:シリンダ4ミスファイヤ
- 0325:ノックセンサー信号
- 0335:POSセンサー信号(クランク角)
- 0340:PHASEセンサー信号(カム角)
- 0500:車速信号
- 0605:ECU異常
- 1000:CAN通信(排気性能系)
- 1001:CAN通信(排気性能以外)
- 1065:ECU電源系統
- 1110:CVTC制御信号(目標と実角度のズレ)
- 1111:CVTC制御信号(回路短絡・断線)
- 1121:電スロ制御信号(アクチュエータ)
- 1122:電スロ制御信号(フィードバック)
- 1123:電スロ制御信号(モーターリレー)
- 1171:吸気系異常
- 1211:TCS C/U系統(4WDのみ)
- 1212:TCS通信系統(4WDのみ)
- 1217:オーバーヒート
- 1320:点火信号系統
- 1611:イモビC/U
- 1706:ニュートラルSW信号
- 1720:A/T車速センサー信号(4WDのみ)
- 1805:ストップランプSW信号
トリップと警告灯点灯で異常が分かる?
エンジン始動から停止をトリップと言います。
2トリップに1回警告灯が点く異常と、1トリップに毎回点く異常、自己診断で点滅するけどモード1(通常時)は警告灯が点かない異常があります。
ちなみに、同じエラーコードでも少し意味が違う場合があります。
点火系・スロットル系はディーラーで診断機に繋いでもらった方が良いかもしれませんね。
エラー消去する場合は、モード2の状態でアクセル全開、10秒間踏みっぱなしを行ってみてください。
アクセル全閉にして、点滅が全部10回ならエラー消去成功です!!
一旦キーをOFFにし、再度キーON、エンジン掛けて警告灯が消えるのを確認します。
ただ、まだ故障箇所が直ってなければまた点いてしまいます…。
ただエンジン警告灯はあまり見かけるものじゃないので、点いたらビックリしてしまう方が多いと思いますが、まずは走行をやめて、安全な場所で止まるのが1番ですね♪
そこで今の車の状態を見て、正しい判断していきたいですね!
ですが悩んで困ったときは、速やかにディーラー等に相談しましょうね!
日産車はエンジン警告灯が点きやすい原因は何なの?
実は日産車、他のメーカーよりも、電気系に弱く、故障が少し多いようです。
ここでは、日産車の特徴などについて詳しくお伝えしていきます!
日産車は電気系に弱い?!
日産車の弱点と言われている電気系についてご説明します。
おおまかに電気系といってもいくつもの部品がありますが、よく故障する部品の代表にあがるのはエアコン系とオルタネータです。
またエンジンのO2センサーなども筆頭にあげられます。
O2センサーの故障
O2センサーはエンジンの排気ガスを調べるセンサーの事です。
走行距離100,000kmまでのどこかで交換が必要になる部品です。
しかし日産車は走行距離がもう少し短く80,000kmぐらいからトラブルが出ることが多いようです。
O2センサーは常に高温の排気ガスにさらされている部品で、部品の劣化が激しい部位におかれています。
それでも長距離の走行に耐えられるよう設計されていますが、日産車のものは条件によってはトラブルがでてきます。
トラブルが出ると運転席の警告灯がつくのですぐにわかります。
O2センサーが壊れやすい部品というのはあらかじめわかっていて交換も楽な構造になっていますので、交換費用はそこまで高くなく15,000円〜20,000円といったところです。
日産車に限らずトヨタ車でも現れるトラブルですが、前述したイメージのこともあり日産車に多いと思われているようですね。
O2センターが原因でエンジン警告灯が点く場合が多い?
エンジン警告灯が点灯するということは、どこかに不具合が生じているということです。
車にはたくさんのセンサーが搭載されているので、エンジン警告灯が点灯する原因もいろいろと考えられます。
- O2センサー
- エアフローセンサー
- カム・クランク角度センサー
- アクセル開度センサー
- 各メーターのセンサー
- 電気系統系センサー
- バッテリーセンサー
エンジン警告灯が点灯する理由として、O2センサーのトラブルはよく起こっています。
O2センサーとは、排気ガス中に含まれる酸素を測定する機械で、有害物質を削減するために必要な部品です。
排気ガスの酸素濃度を測定することによって最適な燃費状態を測っており、センサーの故障か酸素濃度の測定値が一定を超えた場合にエンジン警告灯が点灯します。
もし、このO2センサーが故障したり異常があった場合、有害物質をうまく取り除いてくれなくなるため、燃費が悪くなってしまいますが、『急に車が動かなくなった』という事態に陥ることはないのでご安心ください。
ただ、最悪の場合、マフラーの媒体部分が高温になるため発火する恐れがあり、近くに燃えやすいものがある場合は引火の可能性があるので大変危険です。
できるだけ早めに部品の交換をした方が良いでしょう。
日本には色々な自動車メーカーがあるので、きっとさまざま特徴がありますね。
ただ車を安心して運転するためには、何か異常があったら、専門家に相談してみるのが1番ですね♪
新車・中古車を買う時の下取り車を高く売る方法は?
新車・中古車を安く買うには、値引きをしてもらうのが圧倒的に早いですが、あなたに下取り車があるのならば、その車を下取りに出せば更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ここで注意すべき事は、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」という事。
また、
と言ったセールストークに誤魔化され、あやうく損するといった場面も見受けられます。
やっぱり、1円でも高く下取りに出したいですよね?
そのためにも、ある程度の今あなたの乗っている車がいくらで売れるのか相場を知っておく必要があるのです。
そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。
そこで、下取りに出したい車を一括査定してもらって買取価格の相場を知ってその見積書を提示して、それより高くしなければ下取りに出しませんとあなたの下取り車を高く売るために交渉する最大の武器となります。
私もディーラーに車を下取りに出した時、ラブ4の初めの提示金額は40万と言われました。
そこで、車買取査定サイトから無料査定をしてもらった結果、57万円という買取金額が出て唖然としました。
あやうく17万円を損するところでした!
その後、私は再びディーラーへ行って車買取査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えたところ、車下取り価格を17万円+1万円UPしてくれました。
初めから相場以上の金額で対応してくれよと思いながらも、車買取査定サイトを知らなくては損するのは当たり前ですね。
だからこそ、下取り買取金額を出してもらう前に、利用していくのを忘れないようにして下さいね。
かんたん車査定ガイドではかんたん車査定ガイドで申し込み後、買取相場が表示されます。
ディーラーの下取り買取価格と比較したい方・すぐに相場を知りたい方は、無料ですぐに利用できるのでお早めに利用してくださいね。
まとめ
今回は、日産車のエンジン警告灯の消し方について詳しくご紹介していきましたが、如何だったでしょうか?
日産車のエンジン警告灯の消し方は、簡単に出来そうなのでもしランプが点いた場合は、自分でも気軽にやってみることが出来そうですね♪
ただ不安な方は、速やかにディーラーや自動車屋さんに持っていって、見てもらうのが良さそうです!
そして日産車の特徴なども分かったので、次に愛車を購入する時の参考にしてみるのもいいかもしれませんね♪
かんたん車査定ガイド