今回は、オートマ車はエンジンブレーキの使い方次第で、燃費が悪くなるのかついて、詳しくご紹介していきます!
最近は、車の運転が楽だという事で、ミッションよりもオートマで運転されている方が増えていますね。
そして、オートマは運転の仕方で燃費が悪くなる事があったり、良くなったりする事があるのはご存知でしょうか?
教習所で習ったけど忘れてしまっている方も多くいらっしゃると思います。
なのでここでは、オートマ車はエンジンブレーキの使い方次第で燃費が悪くなるのかについて詳しくご紹介していきますので、お見逃しなく!!
ですがもう忘れてしまってます…(笑)
どうせ同じ距離を運転するのであれば、燃費良く運転していきたいですね♪
どんな方法があるのか、知りたいです!
【目次】
オートマ車の3種類のブレーキと燃費の関係
まず車のブレーキには、『フットブレーキ』、『パーキングブレーキ』、『エンジンブレーキ』の3種類あります。
まずは今回の主役であるエンジンブレーキについてお伝えします。
エンジンブレーキはその名の通り、エンジンの摩擦を使って速度を落とします。
車を運転している時に、アクセルを戻すとだんだん速度が落ちていきますよね?
あれは空気抵抗やエンジンの抵抗によるものです。
そこで、エンジンの回転数を意図的に上げることによってより高いエンジン抵抗を得て、制動するものがエンジンブレーキです。
一般的には、シフトレバーやハンドルの後ろについているパドルシフトでエンジンブレーキをかけます。
エンジンブレーキ意外のブレーキ
フットブレーキ
フットブレーキとは、いわゆる『ペダルを踏むブレーキ』の事です。
車輪と一緒に回るローターを油圧の力で抑えることで制動します。
この時に大量の熱が発生します。
仕組みとしては、自転車のブレーキと似たようなもの、と考えるとわかりやすいですね。
余談ですが、普通はフットブレーキには2系統あり、もし片方が壊れても、もう片方の機能により止まることができるようになっています。
『X配管方式』という系統分けがよく使われているそうです!
パーキングブレーキ
パーキングブレーキとは、サイドブレーキやハンドブレーキといった名称でも知られており、駐車中の車の位置を保持するのに用いられます。
『ラチェット機構』が使われています。
エンジンブレーキの使い方で燃費が悪くなる?!
エンジンブレーキを使うとエンジンの回転数が上がり、燃費が悪くなってしまうのではないかと感じている方も多いのではないでしょうか?
まずエンジンブレーキを使用する際のメリットとして、
- 燃費が良くなる
- ブレーキパッドの寿命が伸びる
ということがあります。
結論を言ってしまえばエンジンブレーキを使うことで燃費が悪化することはありません。
ただ、エンジンブレーキを正しく活用しないと、燃費は良くなりません。
基本的な使いかたは、長い下り坂や遠くの信号が赤色で、ブレーキを踏んで減速しなければならない時です。
普通はこれらの時に
『うわっ、止まらない!』
『信号赤だ。ブレーキを踏んで止まろう』
という考えになります。
そんな時に、例えばオートマ車なら『D』レンジから、1段階ギアを落としてあげます。
坂道ではアクセルもブレーキ操作も必要なく、一定の速度をキープできます。
また、平たい道路では、信号までの距離でゆっくり減速する事ができるので、ブレーキの使用頻度も少なくなります。
このように、エンジンブレーキを賢く使う事で、燃費も良くなり、ブレーキパッドの消耗も遅らせる事ができます!
ただ、ギアを下げたまま信号で停車して、そのまま気付かないでいると…
信号が青になっても進み始めても『あれ?前に進まない…』となるのでご注意くださいね!
エンジン高回転で唸りながら走ってた…なんてことになります(笑)
これでは、いつも以上にガソリンを使用するので勿体無いですよね。
エンジンブレーキを使っている時って、車はどんな状態なの?
エンジンブレーキがきいている時は、ガソリンの供給が停止しています。
車のコンピュータの中で、燃料カットが働き、エンジンが惰性のみで回転している状態になるんですね。
なので、エンジンブレーキをかけてる時は燃料を消費しない為、燃費が良くなる!
ということです。
『じゃあ、燃料を使うのはどんな時なの?』
車が停止しているアイドリング状態や、走行中にアクセルペダルを踏んだ時に燃料が使われます。
長い直線や、信号待ちでギアをニュートラル『N』にするとどうなるか?
これは、ガソリンたれ流し状態になり、燃費が余計悪くなるのでオススメ出来ません!
エンジンブレーキのデメリットは?
結論から言いますと、エンジンブレーキのデメリットはあまりなさそうです。
エンジンブレーキは高回転で回す事になるので、『エンジンやトランスミッション(変速機)にダメージを与えてしまう』とも言われています。
例えば、高速道路を90キロで走行してて、エンジンの回転数が3000rpmだったとします。
前方が混み合ってきたので、減速しようと『D』レンジから一気に低いレンジにシフトチェンジします。
すると、エンジンの回転数が6000rpmぐらいまで上昇してしまいます。
一般的に、この急激な回転数の変化が、エンジンによろしくないと言われています。
私自身も以前は、エンジンが唸ってるたびに、車が壊れるんじゃないかな?などとビクビクしてました。
でも、知り合いの方の話を聞いて、その心配はなくなりましたね。
その方曰く、回転数を表示するタコメーターに赤くなってるゾーンがありますよね?
車にもよりますが大体6500~8500rpm以降がレッドゾーンと呼ばれます。
この回転域まで回したら、『エンジンが危ないよ~』というラインです。
サーキットなどで、このレッドゾーン付近まで回転数を上げて走ると、普通の道でも、『何か車の調子が良い!』ってなるらしいです!
『たまにはレッドゾーン前までエンジンを回してあげないと、車がなまっちゃうよ?』
とその方に言われたのを覚えています。
確かに、メーカーが車の機能テストを十分に行った上で決めたレッドゾーンなわけですから、そこまでは回転数上げても問題ない事は感じますね。
それに普通に運転していて、ギアを一気に下げても、回転はレッドゾーンまで行かない場合がほとんどなので、深く考える必要はなさそうですね。
エンジンブレーキと上手く使うことで、結構燃費がよくなるんですね♪
普段フットブレーキが多い方は、フットブレーキを使いながらエンジンブレーキも使ってみると良いかもしれませんね!
オートマ車でエンジンブレーキを使うとエンジンに負荷がかかるって本当?
上記でお伝えしたように、エンジンブレーキがエンジンやオートマシステムに負担をかける事にはなりますが、心配するほどではないとお伝えしました。
そしてシフトダウン可能な回転数になっていなければ、シフトダウンしようとしてもできないようになっているので、耐久性に関しても心配する必要はないと思います。
レブマッチングシステムのように上手にシフトダウン可能な回転数まで上げてくれます。
ドライブレンジでも燃料カットができる?!
ドライブレンジにシフトを入れている状態でもアクセルを離せば燃料カットをすることが出来ます。
ですがそれは、車によって細かな違いはあるので注意が必要です。
車によって様々ですが、だいたい2500r/min.以上のときだけですね。
それ以下では場合によって(不意に上り坂になったりとか)はエンジンストールしてしまう可能性があるためアイドリング時程度の燃料消費があります。
なので、下り坂であったり普通に減速する場合でも、2500r/min.以上になるようなシフトを選択しないと燃料がカットされません。
その1回だけであればわずかな量ですが、1回のドライブでいったい何度減速するのかと考えると、積み重ねていくと軽視できない量になりますよね。
峠道などに行ったとき、下りで2~4速を使い分け、いっさいアクセルを踏まずに下れると、とてもいい気分になります♪
ほとんど燃料消費してない!!って嬉しくなります。
実際は上りでかなり消費しているんですけどね。
スピードが落ちすぎたら?
また、スピードの落ちすぎを懸念する方がいますが、落ちすぎたと思ったらシフトを上げれば大丈夫です。
そうしている間に自然に『このくらいのスピードであればこのくらいからシフトダウン』と身につきます。
DとNやPやRを繰り返して変えているわけでもないので、それほどダメージがあるとは思えません。
エンジンとギヤほど車で忙しく動いている場所もないと思うので、相当頑丈に造っているものと思いますし。
それにブレーキをあまり使わなくてよくなるので、ブレーキバッドの減りも少なくなりますよ。
そして時と場面によって、シフトチェンジすることで、燃費がカット出来ますね♪
積み重ねていくと軽視できない量になるので、エンジンブレーキなどをよく理解してエコ運転を心がけたいです♪♪
オートマ車のエンジンブレーキを上手く使った上手な運転方法とは?
エンジンブレーキの使い方などで、燃費がよくなるやり方などは分かってきましたね♪
なのでそういった事を踏まえながら、更に運転が楽しくなる方法をお伝えします!
ジェントルマンな運転を心がけよう
運転者にとっては、エンジンブレーキは燃費がよくなるので良いとは思うのですが、同乗者がいる場合は、少し使い方を考えた方がいいかなと思います。
実は、日常的にエンジンブレーキを多用する運転は、同乗者にとって心理的なストレスになる可能性があるんです。
オートマをDからSにすると、多少はショックが来ますし、エンジン音も『ブイ~~ン』と大きくなりますよね。
しかもドライバーは、まだブレーキを踏んでいなかったりします。
同乗者は、ちゃんと止まれるのかな、大丈夫かなと、少し心配になります。
同乗者が女性なら、余計に心配されることが多いと思います。
それよりも、通常はシフトダウンによるエンジンブレーキは使わず、前車の動きをよく見ていて、アクセルOFFだけの軽いエンジンブレーキで速度を調整した方が、ずっとジェントルな運転になります。
滑らかな発進が、車や同乗者にも好評!
また、フットブレーキを踏む時は、高速エレベーターが徐々に減速するように、減速Gの変化が出ないようスムーズに止まるようにしましょう。
魔法の絨毯を運転しているような気分で!
これが一番エレガントです。
極力フットブレーキを使わない理由は、恐らく、『よりスムーズな運転をしたい』『運転が上手に見られたい』あるいは『ブレーキパッドを減らしたくない』かと思います。
しかし現実には、そういう運転は、同乗者にとってはあまりスムーズではありません。
エンジンブレーキの多用よりも、無駄な加速を抑えた方が、パッドだけでなくガソリンの節約にもなりますよ♪
エンジンブレーキの注意点
エンジンブレーキを有効に活用することで、燃費も良くなり、ブレーキの寿命も伸びる事がわかっていただけたと思います。
最後に、気をつけていることを紹介します。
まずば、後続車を確認することです!
エンジンブレーキは足で踏むブレーキと違い、赤くランプが光りません。
後続車がブレーキランプで減速を判断する人なら、追突される危険があります。
なので、エンジンブレーキを使う時には、後ろの車との距離が狭くないかを確認してからギアを下げると安全ですよ。
もう1つは、ギアの戻し忘れを確認する事です。
信号前でエンジンブレーキを使うと、停車する時には『S』や『B』などDレンジより低いギアになっています。
この状態のまま走り出すと、エンジンが唸りを上げ、周りからも注目されます。
しかも、燃費も大幅に低下してしまいます。
なので、信号で止まったらギアを戻すように意識しておくと良いですよ!
エンジンブレーキは燃費がよくなるので、使っていきたいですが、スムーズエンジンブレーキが使えるようにしていきたいですね!
あと盲点ですが、エンジンブレーキの時は後続車の確認は大切です!!
新車・中古車を買う時の下取り車を高く売る方法は?
新車・中古車を安く買うには、値引きをしてもらうのが圧倒的に早いですが、あなたに下取り車があるのならば、その車を下取りに出せば更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ここで注意すべき事は、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」という事。
また、
と言ったセールストークに誤魔化され、あやうく損するといった場面も見受けられます。
やっぱり、1円でも高く下取りに出したいですよね?
そのためにも、ある程度の今あなたの乗っている車がいくらで売れるのか相場を知っておく必要があるのです。
そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。
そこで、下取りに出したい車を一括査定してもらって買取価格の相場を知ってその見積書を提示して、それより高くしなければ下取りに出しませんとあなたの下取り車を高く売るために交渉する最大の武器となります。
私もディーラーに車を下取りに出した時、ラブ4の初めの提示金額は40万と言われました。
そこで、車買取査定サイトから無料査定をしてもらった結果、57万円という買取金額が出て唖然としました。
あやうく17万円を損するところでした!
その後、私は再びディーラーへ行って車買取査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えたところ、車下取り価格を17万円+1万円UPしてくれました。
初めから相場以上の金額で対応してくれよと思いながらも、車買取査定サイトを知らなくては損するのは当たり前ですね。
だからこそ、下取り買取金額を出してもらう前に、利用していくのを忘れないようにして下さいね。
かんたん車査定ガイドでは、かんたん車査定ガイドで申し込み後、買取相場が表示されます。
ディーラーの下取り買取価格と比較したい方・すぐに相場を知りたい方は、無料ですぐに利用できるのでお早めに利用してくださいね。
まとめ
今回は、オートマでのエンジンブレーキの使い方次第で、燃費が悪くなるのかついて詳しくご紹介していきましたが、如何だったでしょうか?
エンジンブレーキの使い方次第で、燃費は変わることが分かりましたね!
ただ正しく使用しないとエンジンブレーキの燃費は悪くなるので、使う場所などに気をつけたいですね。
基本的には、長い下り坂や遠くの信号が赤色で、ブレーキを踏んで減速しなければならない時なので、気軽にやってみるのもオススメです♪
ただ後続車や、ギアの戻し忘れには気を付けてくださいね♪
かんたん車査定ガイド