この記事では、エンジン警告灯がついてしまった時に起きるガタガタの原因について詳しくご紹介します。
エンジンの故障は車の運転の中でも一番と言っていいほどの焦るポイントですよね?
車の知識がないと警告灯の種類もわからないし、原因がわからないならば対処のしようもありません。
エンジントラブルへの知識を付けて焦らなくてもいいようにしましょう!
それでは、エンジン警告灯が点灯する原因とエンジンがガタガタなってしまう要因についてお届けしていきますので、最後までお見逃しなく!
車を運転する上で一番の不安はエンジントラブルですよね。
いざ車が止まってしまったり見覚えのない警告灯がついてしまうと焦ってしまって冷静に対処できなくなります。
エンジントラブルの主な原因と対策について知っておけばいざという時に役に立つのでぜひとも覚えておきたいです!
【目次】
エンジン警告灯がつく原因は?
エンジン警告灯とは、エンジンに関係するセンサーに異常が起きた時に点灯する警告灯です。
エンジンには出力、排気ガスなどたくさんのセンサーがついています。そのセンサーに異常が発生すると通常どおりの運転を行うことが危険な場合があるために警告灯でその危険を知らせてくれるようになっています。
エンジンをかけるときにはそれらの警告灯は一斉につきますがそれは一時的なもので、正常にランプが付くのかどうかをチェックするためにエンジン始動時に一度すべてのランプが付くので注意が必要です。
そもそもエンジンの仕組みは?
エンジンはどのような仕組みで動いているのでしょうか?
エンジンは燃料と空気を混ぜて爆発させることで爆発のエネルギーを利用してタイヤに動力を伝えて車を動かします。
エンジンはほとんどが『4サイクル』という方式を採用しており、シリンダーの中でピストンが往復してその運動を回転運動にかえて動力にします。
このサイクルは『吸入→圧縮→燃料→排気』の工程で動作します。
この一連の流れをきっかけをつくるのが点火プラグ(スパークプラグ)です。これによって気化した燃料に着火してエンジンが始動します。
エンジンの仕組みなんて考えたこともありませんでした。いつものように鍵を回した時にあんなたくさんの事が行われているのには驚きです。
いつもエンジンを始動させる時についていたランプにも意味があったのですね?
エンジンの異常に直結するエンジン警告灯の種類は知っておくべきですね!
エンジンがガタガタしている時の怪しい原因は何?
エンジン警告灯がついている時によく聞くものとしてエンジンからのガタガタという異音があります。
これが起きているとエンジン内で何かしらの不具合・故障が出てきている可能性があります。
考えられそうな要因をピックアップしていくのでチェックしてみてください!
センサー類の故障
上記したエンジンに関するセンサーに異常が検知された時にエンジン警告灯が点灯する可能性があります。
その中でも異常を検知しやすいセンサーは以下になります。
O2センサー | 一番警告灯が付きやすいセンサー。マフラーにある有害物質を取り除く触媒に異常が発生して一定の酸素濃度を超えるとセンサーに反応します。放置するとマフラーが高温になり引火の恐れがあります |
エアフローセンサー | エンジンへ送る空気の量を測るセンサーです。エアクリーナーやエレメントの汚れがひどくなっていてもエンジンへ送る空気量は減ってしまいエンジン警告灯がついてしまいます。 |
クランク角度センサー | クランクの角度を測るセンサーでクランクは高速で動いているために正常な位置からズレてしまうことがあります。これがズレてしまうと燃費に大きな影響を与えると言われています。 |
イグニッションセンサー | エンジン点火系のセンサーです。点火のタイミングはすべて電子制御されている事が多いのでこの点火タイミングがずれるとエンジン警告灯がついてしまいます。この異常が出てしまうとエンジンが震えるようなガタガタした振動を起こします。 |
アクセル開度センサー | アクセルの踏み込み量を測るセンサーです。放置しすぎるとギアが変わりにくくなったりアクセルがあまり効かなくなるような現象が起きてしまいます。 |
バッテリーセンサー | バッテリーが上がってしまい復帰したあとに良くつきます。自分でバッテリーを交換した際に端子の繋ぎが甘かったりするとエンジン警告灯が点灯することがあります。 |
プラグの故障
プラグの故障によってエンジン警告灯が付いてしまいます。
故障の原因はほとんどが『プラグかぶり』によって起きてしまいます。
プラグはエンジンを点火させるために必要なものでこのプラグが濡れてしまう状態を『プラグかぶり』と言います。
これは燃料を入れすぎているときや、エンジンを掛けてすぐ切ってしまうことで起きることがありあります。
イグニッションコイルが劣化している?
イグニッションコイルとはエンジンの始動に必要な火花を作るための電気を供給する装置です。
このイグニッションコイルが故障すると電気が供給されないことでエンジンが始動しなくなってしまいます。
このイグニッションコイルは経年劣化で悪くなります。寿命は大体10万キロ走行だと言われていますのでこれに近づいてきたら交換したほうが良いでしょう。
インジェクター・エアクリーナーが壊れている?
インジェクターとは液体の燃料を気化させるスプレーの役割を果たすノズルです。
このインジェクターがダメになると燃料が噴射されないのでそもそもエンジンがかかりません。この故障はインジェクターにゴミが溜まったりすると起きてしまいます。
またエアクリーナーとはエンジンが外から取り入れた空気にゴミやチリが入り込まないようにするためのフィルターです。
このエアクリーナーは消耗品なので、定期的に交換が必要です。基本的には5~6年で交換が必要なのでどれくらい劣化しているかは確認をしておきましょう。
可能性が高いのはセンサー類の故障!?
エンジン警告灯が点灯する時一番可能性として疑うべきなのはセンサー故障です。ちょっとしたことで警告灯が点灯する可能性があります。
センサー故障の中でも特に多いのは『O2センサー』の故障です。整備士の人が一番始めに疑う箇所でよく起きる故障の1つだと言われています。
O2センサーは排気ガスに含まれる酸素濃度を測定する部品なのでこれが故障すると最適な量の燃料を測れなくなることで燃費は悪くなります。
ですが、今すぐに修理がいるようなものではないですし放って置いても危険はないです。
ですが燃費が悪いままだし警告灯ランプは消えないので治したほうが良いですね。
O2センサー故障の対処法は?
O2センサーの故障の対処には中々素人には難しいです。
自分で点検するにはスキャンツールが必要です。この装置は整備士などになると持っていますが普通の人ではまず持っていません。
そうならないための対処としては無理なふかしや過度な急加速や急停止をして車を酷使しないことです。
何もせずとも経年劣化で5年ほどで寿命を迎えますがそれよりも早く壊れないように車を乱暴に扱わないようにしましょう。
O2センサーは思ったよりもすぐに異常がでる部品です。
O2センサー故障の修理費用はいくらかかる?
自分で修理を行う場合、部品代で25,000円から35,000円くらいの金額が必要になります。
しかし自分で修理をするのであれば専門的な知識と検査するためのスキャンツールが必要になります。
整備士に頼むとこの部品代にプラスして5,000円~7,000円くらいの工賃を取られます。
しかし自分で行うには専門的すぎるので整備士に頼むことをおすすめします。
エンジンの故障の原因って結構たくさんあるんですね。
よく起こり得るエンジントラブルは事前に知っていれば対処のしようがあります。
O2センサーの故障はすぐにどうにかしないといけないものだとわかりましたが警告灯がつきっぱなしなのは不安なので私ならすぐに修理をお願いしますね。
ダイハツタントはクランク角センサーが壊れやすいって本当?
ダイハツのタントのクランク角度センサーが壊れやすいという話をよく聞きますが本当なのでしょうか?
そもそもタントは軽自動車の中でも特にファミリー向けに開発された広さが売りの人気車種です。
大きな特徴は助手席側のセンターピラーレスですね。ピラーレスとは助手席と後部座席の間の柱が無い造りのことでこれにより乗り降りや荷物の出し入れがしやすくなり開放感も出ます。
助手席のドアと後部座席のスライドドアを開けるとかなりの開放感があります!
燃費性能もよくカタログ燃費で26.0km/Lは走ると言われています。
そんなタントですが、クランク角センサーが壊れやすいという報告があっているようです。
不具合の原因に関してはリコールが出ているみたいなのでリコール内容の説明でしたいと思います。
リコールにもなっている?
このリコールはタントを含めた10車種で起こっているようです。エンジンのクランク角センサーで内部のコイルの耐久性が不足しているために低速ギアで急加速走行をしたり、高回転の運転をしすぎるとセンサー異常が起こるとの事です。
部品の交換をすることで改善ができるらしいのでタントに乗られていてリコールを知らない人は一度見てもらったほうが良いかもしれません。
これによってエンジン警告灯がつくはずなので警告灯がついている人はすぐにリコールを疑いましょう。
他のクランク角センサーがリコールになっている車種は?
このクランク角センサーが原因でリコールが出ている車種は以下になります。
- エッセ
- ムーヴ
- ミラ
- タント
- タントエグゼ
- ムーヴコンテ
- ミラココア
- ハイゼット
- ハイゼットデッキバン
- アトレーワゴン
が対象の車種ですのでご自分の車が該当する場合はエンジン警告灯に注意しましょう。
ダイハツのタントって最近街中でよく見かけるので乗っている人がかなりいるみたいなのでこの不具合で困った人多そうですね。
このリコールの対象車種もかなり有名な車ばっかりなのでエンジン警告灯にびっくりした人は焦ったはずです。
リコールってハガキで来ることが多いので中々気づかないままになってしまう人多いので情報はこまめに収集しておく必要がありますね。
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ここで注意すべき事は、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」という事。
また、
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まとめ
今回は、エンジン警告灯がついてしまった時に起きるガタガタの原因について詳しくご紹介してきましたが、如何でしたか?
エンジン警告灯は警告灯の種類の中でも最も点灯しやすい警告灯です。
何故警告灯がついてしまったのか原因がある程度絞れているだけで焦りは減ります。
いざエンジンに問題が起きた時にしっかり対処ができるような万全の準備と知識を持って車に乗りましょう!
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