今回は、プリウスαの冬の燃費と、燃費向上のテクニックについて詳しくご紹介していきます。
プリウスαは燃費の良さが売り物ですが、冬場には燃費が悪くなると多くのユーザーから指摘されています。
プリウスαもモデルチェンジして販売から6年が経過し、そろそろフルモデルチェンジの時期となっています。
プリウスαがフルモデルチェンジするのは、予想ですが2018年後半ではないでしょうか。
新型プリウスαは、改良型エンジンも搭載することによってより使いやすい車へと進化します。
そこで、新型へとフルモデルチェンジするプリウスαの燃費や冬の使用時の燃費向上などについて紹介します。
そしてプリウスαは2018年にフルモデルチェンジも予想されています。
どんな車に進化するのか楽しみですね!
関連記事:新型プリウスα値引き額の限界値はいくら?【2018年最新】
【目次】
新型プリウスαは雪道にも強い?
新型プリウスαには4WDが設定されるという噂も上がっています。
4WDが設定されることになれば現行のプリウスαよりも確実に雪道での走破性は向上します。
まずは4WDが設定される可能性についてみていきましょう。
新型に4WDが設定される?
プリウスαのフルモデルチェンジ後には、4代目プリウスと同様のプラットフォームであるTNGAが採用されるようです。
このことによって、現在のプリウスに搭載されている4WDシステムの『E-Four』が搭載できるのではないかと考えられます。
初代のプリウスαの駆動方式にはFFの2WDしかありませんでした。
4WDシステムは雪国に住んでいるプリウスα乗りのかたにとって待望の駆動方式ではないでしょうか。
4WDモデルのイメージはば燃費が悪くなるということですが、4代目プリウスのE-Fourモデルの燃費は34.0km/Lを記録しています。
予想としてフルモデルチェンジするプリウスαも、30.0km/L以上の燃費を実現してくるものと期待されます。
2WD車は雪道に弱いの?
現在流通していて自動車の最も多くで採用されているのが、FF駆動方式です。
雪道には比較的強いと言われている駆動方式です。
理由は、車の前にエンジンが搭載されているために、駆動輪に適切な摩擦力がかかることで駆動力が確保され、タイヤが空転し難いという所です。
最近はスタッドレスタイヤの性能の向上も相まって、FFでも問題なく雪道を走行することができる様になっています。
ですが、FF車の雪道での弱点は、『上り坂に弱い』という所です。
理由は、上り勾配では、車の前(駆動輪)にかかっていた重さが弱まるために、駆動力がうまく伝達されずに前輪が空転してしまうケースもあります。
大した勾配でなくても、路面が凍結した状況で登ることができずに立ち往生をしているFF車を冬場はよく見かけます。
4WDは多くの人が最も安全性が高いと考えているように、『最も雪道に強い駆動方式』となります。
雪道に強いというのは、雪道でスタックしない点にあって、ブレーキ性能などは2輪駆動車も4輪駆動車も全く同じになります。
ブレーキ性能は同じですが、発進性能だけを見てみれば、4輪で地面に駆動力を伝えることが出来るので比べ物にならないほど発進性能は高くなっています。
FF車と4WD車の雪道性能を比較すると4WD車の方が雪道には強くなります。
FF車が雪道に弱いという訳ではなく、4WDの方が更に雪道に強いという事ですね!
4WDだからといってブレーキ性能も高いと過信してカーブで曲がり切れないという事故も発生しているので、4WD車に乗るときはしっかり注意する必要があります。
更に、4WD車には2WDとの切り替えボタンがある場合もありますので、雪道の乗車前に4WDの設定になっているか確かめてくださいね!
ブレーキに関しては確かにどの駆動方式でも同じ仕組みなので4WDだからと過信してカーブにスピードを上げて突っ込むようなことはしたくないですね。
荷物はどれくらい入る?
現在のプリウスαには5人乗りと7人乗りの2種類があります。
トランクの広さを比較すると、5人乗り仕様では
- トランクの容量が535L
- リアシートをたたむと1070L
の広さとなります。
また7人乗り仕様は
- トランクの容量が200L
- 3列目のシートをたたむと505L
- 2列目のシートをたたむと1035L
の広さになり、3列目のシートを使っている場合の実に約5倍の広さとなります。
7人乗り仕様は、通常のステーションワゴンより室内が高い為に、比較的たくさんの荷物を搭載することができるのが特徴です。
スキー・スノーボードには行ける?
プリウスαは2列仕様にすることで後席のラゲッジスペースの容量がかなり大きくなります。
スノーボードの板も斜めに収納することが出来ます。
ですが4人乗車で4人分のスノーボードを全部積み込むことは難しいでしょう。
室内の頭上空間に柵を作って乗せる方法や、ルーフキャリアを使うことで大人数乗車でもスノーボードに出かけることが出来ます。
また、1列目だけの2人乗り仕様にしてしまえば、長物をまっすぐ収納することができるので、2名分の荷物もバッチリ積み込むことが出来ます。
ゴルフバッグは積める?
ゴルフバックの積み込みですが、兄妹者のプリウス(5人乗り・2列シート)は、荷室の容量が457リットルあります。
この容量で9インチのゴルフバッグを横向きで3個積み込むことができます。
なお、3代目プリウスの荷室容量446Lから4代目プリウスは502Lに容量がアップしているので、新型プリウスαのラゲッジスペースは、590Lほどになるのではないかと言われています。
そうなれば、ゴルフバッグを3つはもちろん、4つ目を積み込んで4人でゴルフに出かけることも出来そうですね!
ゴルフバックも3つも積むことが出来るなんて嬉しいです。
新型プリウスαもこの最低容量は下回らないでもらいたいです!
ハイブリッド車は冬の燃費が悪くなる?
ハイブリッド車は冬の燃費が間違いなく悪化します。
ハイブリッド車の燃費が良い仕組みは、可能な限りエンジンを停止させて燃料消費を減らしている事からきています。
しかし、暖房に使う熱は通常エンジンから発生する熱を利用するので、極力エンジンをかけないハイブリッド車では暖房が利かなくなってしまいます。
そのため冬場になると、普段はエンジンが停止している場面でもエンジンが熱を作るために動くことがあります。
余計な場面でエンジンがかかっている状態になる為、冬場は格段と燃費が悪化してしまうのです。
ハイブリッド車は燃費性能が優れているので、冬場の燃費を見て10km/l台だと燃費が悪くなった!と顕著に感じてしまうのですね。
プリウスαの燃費が気温の低下とともに落ちる理由には、
- 暖機運転はある一定の水温まで続く為、気温の低下によって下がっている水温が上がるまでに時間がかかってしまう。
- 暖房を入れると上記の『ある一定の温度』がより高く設定される。
- 暖房を入れると水温が下がりやすくなり、『ある一定の温度』の温度を下回りやすくなる。
などが挙げられています。
冬の燃費レポートは?
実際に冬場にプリウスaで燃費を検証した方々の検証結果を紹介します。
- 市街地:19km/L~
- 幹線道路:27.8km/L~25km/L
- 高速道路:26km/L
市街地は燃費が悪く、幹線道路・高速道路では同じような燃費を記録しています。
冬の燃費を向上させる方法はある?
それでは冬場の燃費を向上させるためにはどんな方法があるのでしょうか?
燃費を悪化させる原因が無駄なアイドリングだとすれば、燃費を向上させる方法はなるべくエンジンを切ること。
これが、ハイブリッドカーの燃費を向上させる仕組みになります。
しかし、エンジンをかけなければ車は動きません。
そこで、エンジンがかかりながらも出来る、車を動かすうえでの燃費向上の方法を紹介します。
ゆっくりとアクセルを踏む
ハイブリッド車のコンピューターは、アクセルを踏み込んだ分だけ運転者が加速を求めていると判断します。
モーターだけでは加速力が足らない範囲までアクセルを踏み込むと、コンピュータの判断で、エンジンが掛かってしまいます。
しかし、だからと言って、他の車に迷惑のかかるようなノロノロ運転はご遠慮ください。
もちろんゆっくり走ることでバッテリーだけのEV走行ができますが、まず制限速度まである程度の加速をして、その後にアクセルをほとんど踏まない運転方法『滑空』をマスターするのが良いと思います!
車の速度は控えめにする
車の速度が高いと空気抵抗が増え、モーターの力だけでは走行できなくなってしまいます。
また、速度が早いとモーターの回転数も高くなっていまいます。
そうすると、モーターの回転数を押さえるためにエンジンを掛けなくてはならないとコンピューターが判断します。
車の速度が早いとモーターのパワーが必要なくてもエンジンが掛かるのです。
制限速度を守って、速度の出し過ぎに注意して下さい。
ブレーキをゆっくり踏む
ハイブリッドのコンピューターは、ブレーキを強く踏むと運転者が早く車を止めたいと判断します。
すると回生ブレーキと摩擦ブレーキを作動させます。
ブレーキをゆっくり踏むことで、回生ブレーキの強さを制御しながら停止まで持って行くことが出来ます。
このことからハイブリッド車ではほとんどブレーキを消費しないのでブレーキパッドの交換費用なども掛かりにくくなっています。
タイヤの空気圧を点検する
車の転がり性能が著しく悪くなる原因にタイヤの空気が少ないことがあげられます。
タイヤの空気圧を保つように月に一回でも点検すことを日心がけてください。
また、空気圧は燃費以外の面でも重要です。
高速走行時に空気が少ないとバーストの危険性が生じます。
タイヤは空気が少ないといびつな減り方をして、タイヤの寿命が短くなります。
これらのことからも、タイヤの空気を正常に保つことは大切なことです。
他にも、『荷物をあまり積まない』という事も重要になります。
タイヤに掛かる重量も増えますので、結果的にタイヤ交換が早く来てしまう原因になります。
常時、トランクにゴルフバックなど積まれていませんか?
車が重たくなればそれだけ発進、加速時にエネルギーを使用して燃費を消費します。
ご紹介した色々な方法も実践して、燃費を良くしていきたいですね。
車内の荷物もしっかり減らして、無駄なガソリンを消費しない様にしたいです。
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まとめ
この記事では、プリウスαの冬の燃費と、燃費向上のテクニックについてご紹介してきましたが、如何でしたか?
2018年にモデルチェンジが予想されている、新型プリウスαに4WDが追加される事も期待されています。
4WDの車が本領を発揮する冬場で燃費を向上させる方法は、知っているのと知らないのとではかなり影響を与えるので是非実践してみてください。
新型プラットフォームと改良型エンジンを手に入れる新型プリウスαは、冬場もより活躍する車となりそうです!
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