今回は、エンジンがかからない原因と対処法について詳しくご紹介していきます。
車に乗っていざ出かけようと思ったときにエンジンがかからない。
走行中に突然エンジンが止まってしまい、エンジンかからなくなってしまった。
また、今現在エンジンがかからない状況に陥ってしまってどうしようか?と焦っている方必見!
エンジンがかからなくなった時、必ずしも車が壊れているとは限らないですよ!
以外にも気付かない単純なミスだったりする事もあるんですよ!
そこで今回は、エンジンがかからない原因とその対処法について詳しくお届けしていきますので、最後までお見逃しなく!
エンジンがかからなくなってしまうのが何よりの恐怖ですよね。
そんなときの為にも、エンジンがかからなくなってしまった場合の原因と対処法を頭の隅に入れておくと安心できますね!
【目次】
出掛けようとした時にエンジンがかからない原因は?
出かけようと車に乗り込んでいざエンジンをかけようとしたときに、エンジンがかからないことが時々あります。
自宅や、出先の駐車場なので落ち着いて対処することが出来ますね!
正常なエンジンはエンジンを始動するときにキュルキュルという音が鳴ってからエンジンがかかります。
このキュルキュル音は、エンジンをかけるときのセルモーターが回っている音になります。
その音がするかしないかで、何が原因なのか絞り込むことが出来ます。
それでは2つのパターンでそれぞれ原因を探っていきましょう。
キュルキュル音がする場合
キュルキュル音がしている場合は、セルモーターを回す電力までは問題なく作動しているという事になります。
プラグ
セルモーターを回して、エンジンに1つめの火を起こすために必要になるのが、スパークプラグと言われる部品になります。
長期間車に乗らない状態や、古い車で長い間交換をしていない場合は、スパークプラグがべたべたな状態になってしまう事があります。
そうなると、先端から火花を飛ばすことが出来ずに、エンジンを回すことが出来なくなってしまいます。
この症状が出てしまったら、スパークプラグを交換する必要があります。
燃料系統に不具合がある
エンジンを回すには、何と言ってもガソリンが必要になります。
ガソリンタンクに入れたガソリンは勝手にエンジンまで運ばれるわけではなく、燃料を運ぶポンプによってエンジンまで移動していくことになります。
この燃料ポンプに不具合が出てしまうと、エンジンがかからなくなってしまいます。
経過年数にも関係してきますが、
- 国産車だと10万キロ
- 欧州車だと5~7万キロ
で燃料ポンプに不具合が発生する可能性が高まるようです。
対処法として、しばらくトライするとエンジンがかかることもあるようですが、調子の悪いまま走行していて走行中に本格的に壊れてしまい、エンジンが全くかからなくなってしまう場合もあります。
燃料ポンプに異常が発生してしまった場合は、必ず車屋さんで修理してもらいましょう。
気温が低い
真冬などの気温が低いときにエンジンがかからなくなってしまうこともあります。
理由としては、温度が低すぎることでバッテリーの性能が落ちてしまい、セルモーターを十分に回すことが出来ない事です。
弱々しいキュルキュル音がする場合は、バッテリーの性能が落ちていることが考えられます。
また、エンジンの内部に流れているエンジンオイルが温度で固くなってしまうことも原因の一つになります。
この場合の対処法としては、まずバッテリーを新品に交換することが一番の解決策になります。
それでもすぐに車を使う必要がある場合は、まず一度エンジンをかけてみて、かからなかったら10分ほど時間を空けます。
10分間時間を空けることで弱っているバッテリーの電気を回復させることが出来ます。
そして再びエンジンを回してみてください。
この時8秒以上セルだけを回し続けるとすぐにバッテリーが上がってしまいますので注意してください。
これを繰り返して、エンジンがかかれば成功です。
エンジンがかからなかった場合は、バッテリーを買ってきて交換するか、他の車から充電させてもらうか、JAFなどのロードサービスでレッカー移動してもらいましょう。
吸気系統のトラブル
吸気系統とは、エンジンに空気を送り込む、入り口、その経路になります。
エアフロメーターとスロットルチャンバーという2つの部品が壊れることがあります。
エアフロメーターとは、空気の吸入口に設置されている、どれくらい空気が入ってきているかを図るセンサーになります。
このセンサーが汚れてしまい、正しくセンサーで計測が出来なくなるとエンジンのふけ上りが悪くなったり、最悪エンジンが止まってしまったりします。
この状態でエンジンをかけようと何回もトライすると、今度はプラグに悪い影響を与えてしまいます。
クルマに詳しい人であれば、エアフロメーターを掃除することで解決することができますが、基本的には車屋さんで修理・清掃してもらいましょう。
スロットルチャンバーとは、空気の流入量を調整する弁になります。
スロットルチャンバーには、初めから小さな隙間が空いており、エンジンをかけるときにはその隙間を通った空気がエンジンに入ってきます。
そのため、スロットルチャンバーの隙間が汚れてしまい、空気が通れなくなってしまうとエンジンがかからないという事になります。
キュルキュル音がしない場合
キュルキュル音がしない場合は、セルモーターが回っていないという事になります。
原因としてはセルモーターの前の工程という事ですね。
考えられる原因を一つずつ見ていきましょう。
スマートキーを持っていない、電池切れ
最近の車では、鍵を持っているだけでドアの開錠・施錠、エンジンスタートまで出来るスマートキーが主流になっています。
スマートキーは鍵の中に電池が入っており、その電池から電気を取って特殊な電波を発しています。
スマートキーから発せられる電波が車内にある場合に、スタートボタンを押すとエンジンがかかるようになります。
ただ、スマートキーが車外にある場合にはエンジンがかからないような仕組みになっています。
ありがちな失敗例として、車で人を送迎して、送迎した人が車のカギを持って行ってしまうパターンがあります。
途中で運転手を交代する場合などでそのまま持って行かれてしまう事には注意してくださいね。
スマートキーの電池が無い場合にもエンジンをかけることが出来ません。
その場合の対処法としては、スタートボタンにスマートキーをくっ付けると、スマートキーから出ている微弱な電波を拾ってエンジンがかかるようになる場合があります。
スマートキーの電池は自分で簡単に交換できるので、『メーカー スマートキー 電池交換』で検索して調べてみてください。
コンビニにも電池が売っていますよ!
バッテリー上がり
意外と多いのがバッテリー上がりです。
バッテリーが上がってしまうとセルモーターを回す電力を供給できないので、鍵を回しても、スタートボタンを押しても何も起きません。
確認方法は、ヘッドライトを付けてみて、つかなければバッテリー上がりの可能性が高いです。
対処法としては、
- ジャンプスターターを使う
- ブースターケーブルで他の車から充電させてもらう
- ロードサービスを呼ぶ
事が挙げられます。
まずはバッテリーを上がらせない様に気を付けてみてくださいね!
室内灯のつけっぱなしも、バッテリー上がりの原因になりますよ!
ヒューズ切れ
意外と見落としがちなのは、ヒューズ切れになります。
ヒューズは、突発的な高電流がバッテリーや電装部品に流れないようにする部品で、一定以上の電圧がかかると電流を断ち切るために自分が切れてしまいます。
後付けで沢山電装部品を付けている方は、ヒューズ切れの可能性も疑ってください。
車にはヒューズボックスというヒューズの集まっているボックスがあるので自分で確認することも出来ます。
グローブボックスの裏や運転席の足元、Aピラー付近などにあることが多いです。
車の説明書に書いてありますので、一度場所を確認しておくのが良いと思います。
任意保険にロードサービスが付帯していることも多いので、車が止まってしまったら保険屋さんに電話をして聞いてみるのも良いかもしれません。
もしかしたら、保険屋さんが対処法を知っているかもしれませんしね。
走行中にエンジンが止まってしまった原因は?
ここまでは、車を動かそうとしたときにエンジンがかからない原因を紹介しましたが、走行中に突然エンジンが止まってしまうこともあります。
走行中にエンジンが止まってしまったら非常に怖い思いをすることになります。
高速道路の追い越し車線でエンジンが止まってしまうと考えたら、かなりの恐怖ですよね。
そこで、走行中にエンジンが止まってしまう原因と、対策、予防方法についてもご紹介します。
突然エンジンが止まってしまった場合
走行中にストンと突然エンジンが止まってしまった場合には、電気系統の不具合でスパークプラグが発火していない可能性があります。
この場合は、バッテリーやバッテリーから繋がるケーブルに不具合が考えられますので、すぐに復帰することは出来ません。
車を安全な場所まで極力移動させて、助けを待ちましょう。
予防方法としては、定期的に点検をしっかり受け、必要な時にバッテリーなどを交換しておくことです。
点検でバッテリーが弱っていると言われても、値段を気にして交換しない人も多いと思います。
ですが、走行中に止まってしまい事故にでもなれば出費は比べ物になりません。
車を運転する責任として、適切に消耗品の交換を行う事が必要になります。
エンジンがガクガク震えてから止まった場合
エンジンがガクガクと震えてから止まってしまった場合は、燃料系統のトラブルが考えられます。
まず一番多いのがガス欠です。
今時の車で燃料系が付いていない車は無いと思いますが、給油ランプがついてからも長距離運転しているとガス欠になってしまいます。
対策は、ガソリンを給油すること。
予防法は、早めに給油することになります。
ガソリンがあるのにガクガク震えてからエンジンが止まってしまった場合は、ガソリンタンクからエンジンに行くまでの工程に不具合が考えられますので、燃料ポンプやフィルターの目詰まりをチェックしてみてください。
こちらも予防方法は、定期的に点検を受ける事、適切に交換・修理を行うことです。
1年点検などを受けない方も多いようですが、車を動かす以上は他人に迷惑をかけないためにも毎年点検を受けることは必須になります。
実際に壊れてから交換となると、壊れていなかった場所も一緒に壊れてしまう事もありますので、予防交換は大切なんですね!
新車・中古車を買う時の下取り車を高く売る方法は?
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しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ここで注意すべき事は、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」という事。
また、
と言ったセールストークに誤魔化され、あやうく損するといった場面も見受けられます。
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初めから相場以上の金額で対応してくれよと思いながらも、車買取査定サイトを知らなくては損するのは当たり前ですね。
だからこそ、下取り買取金額を出してもらう前に、利用していくのを忘れないようにして下さいね。
かんたん車査定ガイドでは、かんたん車査定ガイドで申し込み後、買取相場が表示されます。
まとめ
今回は、エンジンがかからない原因と対処法についてご紹介してきましたが、如何でしたか?
エンジンが突然止まってしまって、車が壊れたと悲観になる必要はありません。
以外にも簡単な原因でエンジンがかからなくなってしまっていることもよくあります。
少しでも突然エンジンがかからなくなる原因を減らすには、日頃から正しい点検を受けて、必要な部品を交換していくことですね。
車の部品は全て消耗品です!
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