本記事では、レガシィのエンジンがかからない原因と対処法について詳しくご紹介いたします。
レガシィは1989年に誕生して以来、運転の楽しさをどこまでも追求し、スバルのフラッグシップとしての歴史をつくってきました。
レガシィは、細部までこだわって設計されたエクステリアやインテリア、そして水平対向エンジンを採用することで安定した走行を実現し、日本だけでなく世界でも高く評価されています。
そんなレガシィですが、突然エンジンがかからなくなってしまうというアクシデントに見舞われてしまうこともあるかもしれません。
そこで今回は、エンジンがかからなくなる原因は何か、そしてこのような緊急事態にどのように対処すればよいのかについてご紹介していきます。
レガシィは、重厚感があって外装も内装も落ち着ついていて、走りにも安定性があるので気持ちよく走行できるところもいいですね。
そんなレガシィに限らず、どんな車でもエンジンが突然かからくなってしまうとビックリして、思わぬ行動をしていまいそうです。
そんなときのためにも、エンジンがかからなくなる原因と対処法をきちんと把握しておくことも大切なことだと思います。
【目次】
レガシィってどんな車?
レガシィは、スバルのセダンやステーションワゴンのブランドとして1989年に登場し、現在はセダンの『LEGACY B4』とクロスオーバーの『LEGACY OUTBACK』の2グレードとなっています。
低重心の水平対向エンジンと4WDを組み合わせたエンジンシステムで、雨や雪の日でも安定した走行を実現し日本だけでなく世界でも高く評価されており、4WDの性能が強く出る寒冷地で非常に人気を博しています。
また、エクステリアやインテリアも細部までこだわっており、落ち着いた重厚感のあるデザインになっています。
レガシィは、運転が好きな方や車での旅行を趣味としている方、寒冷地で暮らしている方などにオススメです。
グレード別販売価格はいくら?
レガシィのグレードと販売価格は以下のようになります。
- LEGACY B4 3,024,000円
- LEGACY B4 Limited 3,240,000円
- LEGACY OUTBACK 3,294,000円
- LEGACY OUTBACK Limited 3,564,000円
こうしてみると、それぞれLimitedとの差額は20~30万円前後となっていますね。
売れ筋グレード:「LEGACY OUTBACK Limited」
レガシィの中で一番売れているグレードは、『LEGACY OUTBACK Limited』のようです。
レガシィはB4よりもアウトバックのほうが人気のようで、アウトバックの中でベースグレードとLimitedグレードのどちらが人気かというと、Limitedのほうが人気が高いようです。
Limitedグレードではパワーリヤゲートやフロント&リヤバンパーガードなどが標準装備となっており、18インチアルミホイールやスタブレックスライドを採用していて、快適に走行することができるところが高く評価されているようです。
外装の特徴は?
LEGACY B4の外装は、立体的なフロントグリルとメッキ調のフロントバンパースカート、シルバー塗装タイプのリヤバンパーディフューザーが、スポーティで高級感のあるセダンスタイルが特徴です。
LEGACY OUTBACKの外装は、樹脂のクールな質感のSUVデザインを採用したブラックのカーゴステップパネルとホイールアーチ、ボディサイズに合わせた幅広タイプのボディサイドモールディングとともに、アウトバックのワイド&ラギッドな印象が特徴です。
そして、視界の妨げを軽減できるようにフロントのピラー形状やサイドミラーの位置を最適化して、三角窓をドアに取り入れることで視界をしっかりと確保できます。
内装の特徴は?
レガシィの内装では、ベースグレードもLimitedグレードも肌触りのよい滑らかな本革シートを採用しており、アイボリーカラーが室内空間を開放的に見せてくれます。
この本革シートはアイボリーとブラックの2つから選択でき、ステアリングホイールとシフトレバーも同様に本革で仕立てているので、全体的に重厚な質感に仕上がっており高級感があります。
そして、フロントシートは形状から体圧分布に至るまで最適化して、乗り心地とサポート性を高め、運転時の疲労を軽減し快適な走行ができます。
安全装備はついてるの?
レガシィの安全装備についてですが、アイサイトが装備されています。
主な機能はステレオカメラで常に前方を監視し、認識と制御をしてくれます。
このカメラは、車や歩行者、白線などを識別できるほか、広い視野角と死人距離、カラー画像によるブレーキランプを識別できるなど、高い認識性が特徴です。
その認識した情報と走行状況をもとにソフトウェアが判断し、状況に合わせて車を必要に応じて制御をして、ドライバーの走行を支援してくれます。
衝突の可能性があるとシステムが判断した場合には、ドライバーに段階的に注意を喚起し、回避操作がなければ自動的にブレーキ制御を行い、減速または停止します。
また、センサーによって後側方から接近する車両を検知し、衝突の危険があるとシステムが判断した場合には、ドアミラー内側のLEDインジケーターや警報音でドライバーに注意を促してくれます。
燃費はどのぐらい?
レガシィの燃費は、どちらも14.8km/Lとなっており低燃費を実現しています。
『アクティブグリルシャッター』を採用し、状態に応じてフロントバンパー内のシャッターを自動的に開閉し、空気抵抗を減らして空力性能を高め、エンジンの暖気・冷却の効率化をして、さらなる低燃費を実現しています。
その他にも、フォルムを後方に向けてルーフを絞り込んで、バンパーやドアミラー、床下アンダーカバーなど、ボディ全体の形状を最適化してて燃費性能を高めています。
ボディサイズはいくつ?
LEGACY B4のボディサイズが、 全長 4795 mm、全幅 1840 mm、全高 1500 mm、ホイールベース 2750 mmで、室内サイズは室内長 2030、室内幅 1545、室内高 1220mmとなっています。
LEGACY OUTBACKのボディサイズが、全長 4820mm、全幅 1840 mm、全高 1605mm、ホイールベース 2745 mmで、室内サイズは室内長 2030mm、室内幅 1545mm、室内高 1240mmとなっています。
こうしてみると、アウトバックのほうがクロスオーバーなので全体的にも少し大きくなりますね。
トランクの使い勝手はどう?容量は?
LEGACY B4のトランクルームは、525Lとワゴンにも匹敵する大容量を確保しており、9インチのゴルフバッグ4つなど、多くの荷物を積載することができます。
LEGACY OUTBACKのトランクルームは、559Lという大容量を確保しており、隅々まで効率よく使うことができるフラットな空間になっています。
また、床下に大型サブトランクという収納スペースを確保しており、荷物の汚れなども気にすることなく積むことができます。
レガシィは、雨の日や雪の日でも安定して走行できるのが魅力的だと思いました。
エクステリアやインテリアも重厚で落ち着きがあり、高級感に溢れていて美しいですね。
『LEGACY B4』よりも、『LEGACY OUTBACK』のほうが少し値段が高めですが、室内空間も大きいですし、収納できる容量も多いので魅力的だと思います。
アイサイトという安全性能も標準装備されていて、自動で状況を判断し車を制御する機能は安全性が高く、より安全に運転することができるのもいいですね。
レガシィのエンジンがかからない5つの原因と対処法は?
上述したようにとても性能の高いレガシィですが、ある日突然エンジンがかからなくなってしまうこともあるかもしれません。
こちらでは、レガシィのエンジンがかからない時の原因と対処法を5つご紹介していきます。
ガス欠
一旦ガス欠状態になってしまうとエンジンをかけることができませんので、こまめにガソリンの状態を確認してガス欠状態にならないようにしてください。
万が一、走行中にガス欠になってしまった場合には、まずハザードランプを付けて、焦らずに余力で車を進めながら速やかに安全な場所に移動してください。
もしガソリンスタンドが近くにあるようであれば、ガソリンスタンドで携行缶を借りて給油することもできますが、最近はセルフスタンドも増えてきているので、携行缶が用意されていない場合もあります。
また携行缶を自分で持っている場合でも、セルフスタンドで携行缶に自分でガソリンを入れるのは法律で禁止されているので、気を付けてください。
最終的には、迷わず保険のロードサービスに頼って、JAFや保険のロードサービスを呼んで対処してもらうことをオススメします。
プラグ
プラグとは、エンジン内でガソリンと空気を混ぜ合わせて燃やす部品のことです。
バッテリー容量が十分あり、セルは回るのにエンジンがかからないような時は、何らかの理由でプラグに大量のガソリンが付着して火を付けづらくしてしまっている可能性があります。
このような場合には、アクセルを数秒だけ全開に踏み込んでセルを回し続けてみて、エンジンがかかりそうであれば、アクセルを戻したり踏み込んだりを繰り返して様子をみてください。
エンジンがかからない時は、プラグをガソリンで湿らせて余計にかかりにくくしてしまうので、少し時間を置いてから再チャレンジしてみましょう。
また、プラグが劣化してくると、アイドリングが不安定になったり、停車中にエンジンが震え出したりという初期症状が出てき始め、劣化が進むとエンジン内で着火することが出来なくなり、エンジンがかからなくなりますので、このような場合にはプラグの交換を行う必要があります。
セルモーターの故障
セルモーターとは、エンジンで最初の爆発を起こすために、クランクシャフトを電動で回転させるためのパーツのことを言います。
エンジンが始動する時に、『カシャカシャン』『キュルキュル』という音が鳴らない場合は、セルモーターが故障している可能性があります。
セルモーター本体を棒などで直接叩きながらキーを回すとエンジンがかかる場合があります。
ですが、叩いたら必ずしもエンジンがかかる訳ではなく、セルモーター自体が叩きやすい場所にある訳ではなく、別の部品を叩いてしまう可能性があるのであまりオススメしません。
このような場合には、故障の初期症状ですので早めに交換・修理に出すことをオススメします。
燃料ポンプの故障
燃料ポンプとは、燃料を送る装置のことです。
セルモーターは回るのにエンジンがかからない場合に、プラグと合わせて故障の原因としてあげられるのが燃料ポンプです。
このポンプが故障してしまうとエンジンがかかりませんが、燃料ポンプの内部が汚れで詰まっているだけの場合は、詰まりの原因となっている汚れが沈殿してエンジンがかかる場合もあります。
このような場合には、燃料ポンプを交換する必要がありますので、速やかに修理・交換に出しましょう。
電気系統の故障
ヒューズとは、何らかの原因で過電流が流れた時に電気回路を守るために回路を遮断する役割をするパーツのことです。
電装系に漏電などの異常があり、電流が流れ過ぎてヒューズが切れてしてしまい、セルが回らなくなってしまうことがあります。
そのような場合には、数ヵ所にあるヒューズボックスからヒューズを取り出して交換しましょう。
ただ、ヒューズを新しく交換しても、切れてしまうもとの過電流の原因を解決しないとまたすぐに切れてしまうことがあり、場合によっては火花が出たりして危険な状態になってしまう可能性もあるので早めに修理しましょう。
ある日突然エンジンがかからなくなってしまう、ビックリしてつい慌ててしまいます。
このようにエンジンがかからなくなる原因と対処法について知っておけば、いざという時にも対処できるので安心できます。
エンジンがかからなくなってしまうのはとても危険なことなので、日常的に車の状態を確認して点検をしておくことは非常に大事だと感じました。
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まとめ
この記事では、レガシィのエンジンがかからない原因と対処法についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
レガシィは、重厚感があるエクステリアやインテリアと、安全性能が高まってきているところや、雨や雪の日でも安定して走行できるところが魅力的ですね。
また、突然エンジンがかからなくなってしまうとビックリしてしまいますが、この記事を読んで、エンジンがかからなくなってしまった時のトラブルシューティングにお役立ていただければと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
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