本記事では、新型プリウスαに搭載される事が予想されている4WDの燃費・価格について比較していきます。
燃費の良いプリウスに、ミニバン的な性能をプラスしたプリウスαは、2018年にモデルチェンジが行われることが予想されています。
モデルチェンジと同時に、現在はFF車の設定しかありませんが、4WDの設定も出てくると言われています。
4WDが設定されることになれば、雪の多い地方に住んでいる方からの需要も増え、プリウスαの人気が上がること間違いなしですね!
それでは、新型プリウスαに搭載されることが予想されている4WDの燃費・価格について比較していきますので、最後までお見逃しなく!
2011年に使い勝手の良いプリウスαが出て、広く、使い勝手が良くなって便利になりました。
そして待望の4WD登場の噂はどんなものなのでしょうか?!
【目次】
新型プリウスαには4WDが追加される?燃費はどうなの?
現行のプリウスαには2WD・FFの設定しかありませんが、モデルチェンジ後の新型プリウスαには4WDのモデルが搭載されるのではないかという予想が各地で立っています。
4WDが設定されることになれば、冬のレジャー需要や、雪国での人気が増えることに違いありません。
また、との楽しんプラットフォームTNGAに基づいて開発されることも予想されますので、4WD性能、走行性能、燃費とパッケージングが現行プリウスαよりも向上して使いやすい車になりそうですね!
4WD車は燃費が悪くなる?
4WD車は一般的に乾いた路面では1割程度、2WDよりも燃費が悪化すると言われています。
それには、2WDと4WDのパーツの多さが関係してきます。
4WDでは、4輪を駆動させるためにパーツ点数が多くなり、構造も複雑になるので、どうしても車重が増えてしまいます。
車重が増えると燃費が下がるのは当然の事ですので、それにのっとって燃費が悪化します。
また、フルタイム4WDの場合は、乾いた路面の市街地など、必要のない時も4WDで走るので走行抵抗が増えて余計に燃費が悪化してしまいます。
新型プリウスαに採用されると思われている、現行プリウスに用いられている4WDシステムは、トヨタのE-Fourの中でも、小型・低燃費車用に開発された、HV4WDというE-Fourが搭載されています。
これは大型車に搭載の高出力E-Fourよりも、コンパクトで軽量化されている分、燃費の悪化が軽減されています。
E-Fourシステムでは、走行状態に合わせて適切な駆動を選択してくれるので無駄に4WDで走ることが無く、燃費の悪化が低減されています。
新型プリウスαにも、4WDシステムとしてはプリウスと同じ、小型化されたHVE-Fourが使われるとみられます。
雪道だと2WDより燃費が良くなる?
雪道の場合は、必ずしも4WDの燃費が悪いという事が無くなります。
なぜなら、2WD車ではタイヤが空転してしまい、ある距離を走るために4WD車よりもタイヤを回転させることが必要になります。
反対に、4WDでは圧倒的にスリップする場合が少ないので、より少ないタイヤ回転数で距離を走ることが出来ます。
その為、雪道では、4WD車の方が燃費が上がることがあります。
2WD車と4WD車の燃費の関係についてまとめてみると、
- 悪路・滑りやすい凍結路などは4WDの方が燃費が良い
- 雪道でもタイヤが空転しない平坦路では2WDの方が燃費が良い
という事になります。
ですがこれはあくまで一般論ですので、走る場面と、運転の仕方によって変化します。
新型プリウスαに搭載予想の4WDの販売価格はいくら?
同じ車種で比べると、一般的には、2WDよりも4WDの方が価格が高く設定されています。
理由は、パーツ点数が多いこと、構造が複雑な点です。
2WDと4WDの設定があるプリウスを例に取ってみると、
最上位グレードのAプレミアム“ツーリングセレクション”の場合、
- 2WD:3,199,745円
- 4WD:3,394,145円
となっており、差額は194,400円(税込み)となっています。
およそ20万円ほどの違いがあります。
北海道をはじめとして、毎年大雪が降る地域では4WDの発進性能は魅力的ですが、年に数回しか雪が積もらない地域では、販売価格が安くなった分、タクシーなどを利用するのが良いかもしれませんね。
新型プリウスαで4WD車を選ぶメリットとデメリットとは?
ここまで4WD車の仕組みや、燃費についてご紹介してきましたが、具体的に4WD車を選択するメリットとデメリットについて考えていきましょう。
メリット
4WD車のメリットとしては、
- 走破性が高く、悪路に強い
- 坂道発進が楽
- 直進安定性も高い
- コーナリングも安定している
雪道で、特に凍結路や坂道が多い地域では、4WDが圧倒的に運転が楽で、安全性も高いです。
山間部でなくとも、雪が積もって凍結している路面では、2WDでは登れない坂があります。
信号待ちなどで発進する際にスタックして後続車に迷惑をかけてしまう事になるので、4WD車を選択して最低限のリスクマネジメントはしておきたいですね。
さらに、直進の安定性も4WDの方が高いので、雪道での運転は、2WDより安心感があります。
運転が苦手な方であれば、雪国では4WDが必須ともいえるのではないでしょうか?
デメリット
これだけメリットがある4WDのデメリットとは何でしょうか?
- 2WDに比べ車重が重く、燃費が悪くなる(乾燥路面)
- 2WDに比べて価格が高い
- パーツ点数が増え、4WD独自の故障がある
- パーツ点数が増え、故障の修理代が高くなる傾向がある
- 2WDよりも地上からの最低地上高がやや低い
4WD車は、燃費や価格といった面で不利なところがありますね。
ちなみに、現行プリウスの場合、Aプレミアム“ツーリングセレクション”のJC08モードでの燃費比較では、
- 2WD:37.2km/l
- 4WD:34km/l
となっています。
走る場面によって、一長一短なので、どういうシュチュエーションで乗るのかがとても大切なんですね!
自分の住んでいる地域の特徴に合わせて選択したいです。
新型プリウスα以外の4WD性能に優れた車はある?
新型プリウスαに4WDが設定されることになれば、国産の4WD性能に自信を持っている車がライバルとなります。
4WDを検討している人は、4WDの性能を重視するので、ライバル車のチェックは欠かせません!
トヨタ ランドクルーザー
日本車の中でも最も長い伝統を持つトヨタランドクルーザーは、国産SUVでは最高峰の名車ですね。
大型で頑丈な作りのボディーに高出力エンジでは、日常生活においてはオーバースペックなほどですが、ハードなオフロード走行では、その強さを発揮します。
どんな悪路でも走破性は抜群、山道は勿論のこと、ザクザク雪の悪路でも、余裕の走りです。
そして室内は広く高級感があり、全てにおいて余裕と安心感を感じさせますね。
ボディーが大きくても、視界が広く、運転がしやすいです。
反面、燃費は、クリーンディーゼルタイプで、11.8km/Lなので、お世辞にも良いとは言えませんが、このサイズでは健闘していると言えるでしょう。
スズキ ジムニー
発売は1970年。
抜群の走破性と強靭なシャシー性能で、軽自動車にも関わらず本格的クロスカントリー四駆車として不動の地位を誇る異色の存在です。
愛好家は『ジムニスト』と呼ばれるほどの人気があります。
今年2018年7月、長らく待ち望まれていたフルモデルチェンジがなされ、新型では、マイルドハイブリッド車モデルも発売されることになりました。
電気走行のみは不可ですが、電気によってエンジン出力を増し、燃費を向上させています。
フルモデルチェンジで、顔つきは可愛らしさが加味され、オンロード性能も上がっているとの評判です。
新型ジムニーの燃費は、S-エネチャージモデルだと、22~23kmです。
プリウスαには及びませんが、小さいボディと悪路に対する強さが魅力ですね。
勿論雪道走行にも強みを発揮します。
三菱 デリカD:5
1968年以来、50年に渡って愛されている『オールラウンダーミニバン』が三菱デリカです。
ミニバンでもSUVでもない独特な地位で人気の車ですね。
高剛性を誇るボディと、パワフルな走りを実現する電子制御4WDを搭載。
4WDオートモードでは、路面状況に応じて前後の駆動力を適切に配分するので、場面によって走行性の高さと燃費の良さを使い分けできます。
クリーンディーゼルエンジンモデルがありますが、ハイブリッドモデルはありません。
燃費は、クリーンディーゼルエンジンのJC08モードで、13km/L、ガソリンエンジンで10.6km/L~13km/L
なので、あまり燃費が良いとは言えませんが、オフロード仕様のミニバンとしては、唯一無二の価値があります。
2007年式から11年が経って、そろそろフルモデルチェンジが期待されていますね。
更に、高級ミニバンから見ると装備や内装の豪華さは期待できません。
それでもデリカを選ぶユーザーが居るという事は、それほど性能を評価されているという事でしょう。
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まとめ
本記事では、新型プリウスαに搭載されることが予想されている4WDの燃費・価格について比較してきましたが、如何でしたか?
2WD、4WDのメリットデメリットを考えてみると、どちらにも優れている点があり、一概にはどちらが良いとは言えません。
ご自分のライフスタイルと、車の特徴を良く摺り合わせることで一番最適な駆動方式を選ぶことが出来ます。
この記事を参考に、どちらの駆動方式を選択するか、検討してみてくださいね!
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