新型スープラ 最新情報と感想は?

新型スープラ 最新情報と評価
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本記事では、新型スープラの最新情報と価格や納期について詳しくご紹介していきます。

新型スープラが、2019年5月17日いよいよ正式発表・発売となりました。

17年ぶりの復活ということなのですが、早くも「買えない事態」になっているとの情報が一部で囁かれていました。

また2019年モデルの一部グレードはデリバリー分を受注完了していることが明らかとなったらしいのですが、どういうことなのでしょうか。

そこで今回は、新型スープラの最新情報と価格や納期について詳しくお届けしていきます。

 

新型スープラの最新情報を知りたい!!

41年前の1978年に初代スープラといえる「セリカXX」が登場し、そこから数えて5体目となる今回の新型。

日本のスポーツカーの歴史に燦然と輝くビックネームと言えるスープらが、17年ぶりに復活モデルと販売されました。

さらにTOYOTA GAZOO Racingのモータースポーツ活動で得たテクノロジーやスピリットを注ぎ込んだ“GR”シリーズで初のグローバルモデルとして位置付けられています。

近年のトヨタは“もっといいクルマづくり”というスローガンを掲げており、その中で走らせる楽しさをひとつのテーマに据えていることは実感として伝わってきています。

しかし、そういった意味では新型スープラの存在は別格といえます。

絶対に外すわけにはいかない、重要なモデルであるということなんですよね。

 

トヨタのバッジをつけたBMWではない!

 

“スープラ=直列6気筒エンジン+後輪駆動”でありながら直6ユニットを持っていなかったトヨタ。

そして「Z4」というオープンスポーツカーの次期型を自社のみで開発することにいくつかの問題意識を持っていたBMW。

その思惑が一致したことから、プロジェクトは具体的にスタートしていきました。

そして検討を重ねていくうちに、両社の理想を満たすためには従来のモデルから構造体を流用するのではなく新しいプラットフォームを作り上げるべき、という結論に達した。

そこでトヨタがこだわったのは、ホイールベースとトレッドの比率と重心高の低さでした。

この3点のバランスが、クルマの物理的な運動特性を決定づける基本となるからです。

トヨタが提案したのは、トレッドに対してホイールベースが極端に短い、いわゆる“超ショートホイールベース”型でした。

つまり徹底してよく曲がる特性やクルマが俊敏に動く特性を重視した、ということなんです。

しかし同時にそれはまっすぐ走るときの安定性において不利に働き、曲がることに関しても神経質な動きを見せがちになることを意味しています。

その気難しさを打ち消すためのもっとも大きな策が、「電子制御式アクティブディファレンシャル」の採用でした。

後輪左右のロック率を0から100の範囲でシームレスに変化させ続けること。

これにより直進や高速走行時のコーナーリング・ブレーキングの安定性、加速時の駆動力・曲率の大きなコーナーでの回頭性といった要素を並立させるという仕組みです。

それを実際に2シリーズ・クーペの車体をベースにホイールベースを縮めるなどでトレッドとの比率を合わせ、全高を切り詰め重心高の高さまで合わせた実験車を使って徹底的に検証を行ったうえで、クルマとしての成り立ちが決定しています。

その後、トヨタとBMWは互いにまったく干渉し合うことなく、自分たちの流儀に沿ってクルマを仕上げていったというのだから面白いですよね。

わかりやすいところでいうなら、サスペンションやアクティブデフのセットアップ、細かなところならそうしたパートを支える部位の素材のチョイスなどです。

必要と思われる個所に、それぞれ独自の考え方をふんだんに盛り込まれています。

例えるなら同じ素材を用いた料理でも調理する人の違いで使う調味料が違えば、でき上がる料理はまったく別の味になるということ。

それと同じように“トヨタのエンブレムをつけたBMW”と考えるのは間違っているという明快な理由があるんです。

かくして、新しいBMW「Z4」は、「Z3」の時代から続くこれまでの流れのなかで、最もスポーツカーらしい運動性能を持つモデルとなっています。

もちろん、BMWらしい腰のしっかりと座ったフィーリングは健在です。

またトヨタ 新型スープラは誤解を恐れずに言えば、その基本的な運動性能の高さを自在に“曲がる楽しさ”へと昇華させたと言えるんですよ。

 

異なる3つのグレードがラインアップされている

新型スープラは、3つのグレードで構成されています。

3リッター直列6気筒ツインスクロールターボを搭載する「RZ」、2リッター直列4気筒ツインスクロールターボを積む「SZ-R」「SZ」です。

RZは、これまでの“直列6気筒エンジン+後輪駆動”というスープラの伝統をそのまま受け継ぐフラッグシップモデルとなっています。

最高出力は340ps/5,000rpm、最大トルクは500Nm/1,600-4,500rpm。車重は1,520kgで、電子制御のアダプティブバリアブルサスペンションとアクティブディファレンシャルが標準装備されています。

SZ-Rは、スープラでは初となる4気筒エンジンを搭載した高性能モデルです。

最高出力は258ps/5,000rpm、最大トルクは400Nm/1,550-4,400rpmで、車重はRZよりも70kg軽い1,450kgです。

こちらも電子制御のアダプティブバリアブルサスペンションとアクティブディファレンシャルが標準で備えられています。

SZは最もベーシックなモデルとなっており、エンジンはSZ-Rと基本は同じながら、過給圧などの違いによって最高出力197ps/4,500rpm、最大トルクは320Nm/1,450-4,200rpmを発生させます。

車重はSZ-Rよりもさらに40kg軽い1,410kgとなっています。

 

悩んでしまいそうなグレード選び

 

3つのモデルを試乗し言えることは、新型スープラはどのモデルを選んでも間違いなく楽しいスポーツカーであるということです。

RZは“これぞスープラ!”と言える走りを見せ、SZ-Rは活発な走りに向いているといえます。

そして、SZは自然で素直な気持ちよさを持つ走りを体感することができます。

“スープラは直列6気筒エンジン+後輪駆動であるべき”とトヨタみずからがうたっており、開発もRZを柱として進められてきた感がありますよね。

けれど、いっぽうで新型スープラは無視することのできない個性を持つ、ふたつの魅力的な4気筒モデルを生み出されています。

しかも困ったことに、価格はRZが690万円、SZ-Rが590万円、SZが490万円と、それぞれきっちり100万円違いという設定なのです。

こうなると、信念を持って6気筒を選ぼうとしていたのに気持ちが揺らぐ、という人も出てくるかも知れませんよね。

「おまえは、どうなんだ?」と問われたとしても、私自身も即答するのは難しいですね。

41年前、セリカをベースに初代スープラが生み出されたことの逆をたどって、いっそ4気筒モデルを「セリカ」の名前で売りしたらまだ選びやすかっただ……。

なんてことを思わず考えてしまうほどの悩ましさです。

それくらい、3つのグレードはそれぞれ甲乙つけがたい魅力を持ち合わせているといえます。

 

新型スープラの価格や納期は?

それでは、気になるスープラの価格や納期についてをご紹介していきますので、購入時の参考にしてくださいね!

 

グレード別 新車価格

グレード パワーユニット 価格(円)
RZ 3.0L直6ターボ 6,900,000
SZ-R 2.0L直4ターボ 5,900,000
SZ 4,900,000

 

納期は今買っても約1年待ち!?

 

発売は2019年5月17日となっていますが、予約受注は3月上旬に開始しています。

注文を早めに募っておけば、人気グレードなどの販売動向がわかり、生産や納車も効率良く行えますよね。

ところがスープラは、メーカーが予想した以上の人気車だったといえます。

直列6気筒3Lターボエンジンを搭載する「RZ」は、3月上旬に(つまり数日間で)、2019年の受注枠を使い切ってしまったんです。

直列4気筒2Lターボエンジン搭載グレードの「SZ」や「SZ-R」も、2019年4月上旬には、各販売会社とも「残りの台数はわずか」という状態になってしまいました。

そして、販売店は3月中旬から4月にかけて、「RZ」の購入を希望するユーザーには「2020年に入らないと受注できない」と案内しているという状況なんです。

状況が変わったのは2019年5月17日の発表においてでした。

「本日より受注を再開できることになった」という案内が行われました。

改めて販売店に尋ねてみたところ、

「日本向けのRZを1500台上乗せしたらしい。お客様の反応を見ると、RZが圧倒的に人気だから、生産台数の上乗せもRZで行っている」

という返答がかえってきました。

それでも納期は「2020年に入ってから」ということなのですが、以前は受注可能になるのが2020年だったから、大幅に縮まったと考えられます。

結局のところスープラの納期は、8か月から1年少々と考えれば良いということになります。

その一方で“マットストームグレータリック”に塗装された「RZ」は、全国で24台の抽選になってしまうということなんです。

それは生産台数に限りがあるためだそうで「2019年5月17日から6月14日に、抽選販売専用サイトで受け付ける」としています。

 

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まとめ

今回は、新型スープラの最新情報と価格や納期について詳しくお届けしてきましたがいかがでしたか?

注目度の高い新型スープラですが、3つのグレードをはどれも魅力的でしたね。

性能もさることながらどれも甲乙つけがたい仕様になっているだけに、購入検討をしている方は試乗して決めることをおススメします。

そして気になる納期ですが、8か月から1年少々ということでした。

納期としてはかなり待たされてしまうこととなりそうですが、新型スープラの人気がそれだけ高いともいえるわけで、こればかりは仕方のないと言ったところ。

何はともあれ、新型スープラを購入しようと検討している方は、納期のことも検討しつつ早めに動いた方がよさそうですね。

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