今回は、走行距離10万キロのプリウスの下取り価格相場についてお届けします。
新車購入時の旧車の下取り価格は、以降の支払いに直結するので、値引き以上に重大な要素でもあります。
もし、下取り車がプリウスのような高級車であれば、下取り価格によっては、次の車のグレードにもひびいてくる問題です。
また、そのプリウスが走行10万キロだとしたら、下取り価格にどのくらい影響するのか、とても気になるところです。
今回は、その走行距離10万キロのプリウスの下取り価格相場について解説してまいります。
だから相手の言い値で決められる事がほとんどです。
でも、下取りで10万円以上差が出るって聞いた事もあるけど、本当かしら。
【目次】
プリウスの下取り価格相場はいくら?
出典:http://xn--4gq0d90rub692di5k90inv0fs5d123aumg.com/toyota-souba/PRIUS.html
プリウスの下取り価格相場を知る為に、中古車の相場から追いかけてみます。
プリウスの中古車相場は高い方?
プリウスは海外では人気の車であり、日本では見られなくなった初代プリウスにもプレミアがついて、オークションでは状態が良ければ20万円から30万円で取り引きされる事もあるそうです。
日本では、ほとんど価格が付かないような車も、異国ではこのように全く異なる価値観で見られる事もあります。
これは特別としても、プリウスは国内でも中古車相場は高い車種に分類されます。
もちろん、現行モデルが4代目になりますから、各モデルや年式、走行距離や状態によって価格は変わりますが、相対的に見て需要のある商品ですので、高値で取り引きされています。
中古車相場が高いと言う事は、買取り価格や下取り価格も高くなります。
それだけ高く売れるという事と、売れる商品だから高く買取りされるのです。
高く下取ってくれるプリウスの特徴は?
高く下取りされるプリウスの特徴を見てみましょう。
但し、これは日本に限った傾向です。
人気カラーは高い!
人気色と不人気な色があるようです。
中古車では、『人気が無い=売れにくい=価格が下がる』という事になります。
売れないものは価格を下げないと売れないからです。
価格を下げないといけないものを高く下取ったり、買い取る人はいないでしょう。
ですから人気カラーはリセールバリュー『再販価格』が高いと言われる由縁です。
人気色は、ガンメタ・パール・黒・グレーなどで、不人気な色は、グリーン・ダークブルー・ブルー・水色という傾向だみられ、他の要素もあるでしょうが、販売価格に結構な金額で繁栄されているようです。
定番であるホワイトとシルバーは全体のなかでは平均ぐらいです。
売り買いのどちらでも無難なカラーですね。
ブロンズ、ゴールド、ベージュ、レッドといった個性的なカラーのなかでも、一部のグレード限定のカラーは査定額が高めです。
それぞれの相場が10万円単位で違っている事から、ご自分の車を査定する際に参考にしてみても良いでしょう。
ノーマルがベスト!
中古車市場では純正オプションならOKですが、社外オプションを付けていたり、カスタマイズされている車は査定価格が低くなる傾向があります。
純正パーツを保管しているのであれば、取り換えるまではいかなくても、持っているものを見せるようにしましょう。
特にプリウスは、若年層からシニア層まで買い求める年代層が広いのが特徴ですので、車高調整やインチアップなどがされているものより、ノーマルの方が売りやすいので、注意が必要です。
下取りでは、見た目で判断される事が多い為、純正部品に交換して見せた方がいいでしょう。
もし、買取りであれば交換せずとも、交換できる純正部品を見せれば対応してくれるでしょうし、社外品についても別で査定してくれて値段を付けてくれる事もあるので、カスタマイズした車は、買取り店の方が思った以上の高値がつく事も多いと思います。
新しい年式が有利!
前の初代プリウスの話は別として、年式は新しいものに高値が付くのが普通です。
もちろんグレードや状態にもよりますが、多くはその傾向にあります。
特にハイブリッド車であるプリウスは、そのハイブリッド機能が年々進化しているため、新しい年式のものの方が、進化した機能を搭載されていると判断されるからです。
プリウスの下取り価格相場は?
プリウスの買取相場の平均は112万円です。
下取り価格は買取り価格の10万円~15万円安が平均のようです。
ですから、プリウスの下取り価格相場は、ちょうど100万円といったところでしょう。
この数字は全ての平均ですので、年式、グレード、走行距離、状態等を加味すると、かなり範囲は拡大されます。
一つの目安として捉えておきましょう。
新型が出たら旧車の相場は下がるの?
新型車が発売されると、ユーザーの目は新型に向きますから、余程の不具合でもないかぎり、旧車の人気は落ちます。
また新型への買い替えにより、旧車が中古車市場にドッと流れ込みます。
需要よりも供給が増えるので価格が下がるのが普通です。
この流れまでに2~3か月位がかかるので、そのくらいの時期で大きく価格が下がるのが一般的な傾向です。
これはプリウスにおいても同じ事が言えるでしょう。
但し、これも国内の市場での話です。
人気は価格のバロメーターだから、中古でも高値だって事ですね。
じゃあ下取り価格も高くつけてくれるはずですね。
でも新型が発売されると、旧型の価格は急激に下がる事もあるみたいですよ。
走行距離10万キロのプリウスの下取り価格相場は?
出典:https://ameblo.jp/otsuka17/entry-12260440600.html
走行距離10万キロのプリウスにいくらの下取り価格がつくのでしょうか。
プリウスの下取り価格の相場をいろんな方向から見てみました。
走行距離別の下取り相場は?
走行距離5万キロと10万キロのプリウスの下取り相場です。
3年落ち『2015年式 グレードA 2WD』走行距離 5万キロ 120万円
5年落ち『2012年式 グレードS 2WD』走行距離 5万キロ 70万円
3年落ち『2015年式 グレードA 2WD』走行距離 10万キロ 110万円
5年落ち『2012年式 グレードS 2WD』走行距離 10万キロ 60万円
今回の調査では、バッテリー性能の向上と高燃費のおかげなのか、走行距離による大きな値下がりはないように見えます。
しかし昔ながらの慣習か、やはり10万キロ手前か超えているかで査定額が10万円も違う事例が複数ありました。
年式別の下取り相場は?
走行距離10万キロ超えプリウスの年式別の下取り金額も調べてみました。
- 平成22年式『2010年式』 90,001~100,000km … 105万円
- 平成20年式『2008年式』 110,001~120,000km … 55万円
- 平成19年式『2007年式』 110,001~150,000km … 65万円
- 平成18年式『2006年式』 140,001~150,000km … 40万円
- 平成17年式『2005年式』 100,001~110,000km … 30万円
- 平成16年式『2004年式』 110,001~120,000km … 48万円
10万キロを超えても年式が新しいものには、100万円以上の値がつく事も多く、年式が古くても、普通車では見られない価格がプリウスでは出ています。
グレード別の下取り相場は?
プリウスで人気のグレードは、手頃な値段で安全装備が充実しているグレードAです。
特にツーリングセレクションは人気があり、金額でも10万円程度の差がありました。
新車価格時点での価格差もありますが、スポーツタイプは平均して人気があり、通常のグレードより値崩れしづらい傾向にあります。
下記に、グレード別の下取り価格を載せてみました。
年式 グレード名 走行距離 下取り金額
2010年 S LEDエディション 80,000km 42〜53 万円
2010年 G LEDエディション 80,000km 48〜70 万円
2012年 S ツーリングセレクション 60,000km 59〜77 万円
2012年 S ツーリングセレクション・G’s 60,000km 72〜124 万円
2015年 A 30,000km 116〜172 万円
2015年 S ツーリングセレクション 30,000km 96〜137万円
それでもプリウスは、他の車に比べると高値で下取りされているようですね。
車検ごとに下がるって聞いた事もあります。
じゃあ、車検を控えている人は考えた方がいいですね。
走行距離10万キロのプリウスは下取りより買取りの方がお得?
出典:http://saintdisco.com/
旧車のプリウスは、下取ってもらう他に、買い取ってもらうという選択肢もあります。
具体的に『下取りと買取り』はどう違うのか、どちらが得なのかを考えてみましょう。
下取りと買取りの違いは?
今まで、『下取り』と『買取り』という言葉を2つ使ってきました。
では実際にはどう違うのでしょうか。
本来は、どちらも古い車を買い取る訳ですから『買取り』です。
但し、これに『新規購入』というもう一つの大きな要素が加わると『下取り』になる訳です。
新規購入が新車であればディーラーでの『下取り』となり、中古車購入であれば中古車販売店での『下取り』となります。
通常は前者の『新車購入に伴う下取り』が多く使われます。
言葉を見ればわかるように『新車購入』があっての下取りです。
ついでではありませんが、新車を買ってくれるなら、お金を払って買い取ってあげましょうという買取りです。
『買取り』は次の販売で利益を求めるための仕入れなので、『下取り』とは意気込みが違います。
次の販売を考えながら仕入れ、つまり『買取り』をするわけです。
下取りは、あくまで新車販売が目的であり、下取り車はディーラーの中古車店等に移されて販売されたりする為に維持費が発生します。
基本的な『買取り価格』が両者とも同じであっても、下取りでは相応の維持費を計上しなければいけません。
つまり、維持費の分だけ安い金額になってしまうという事です。
ですから、最近では『下取り』より『買取り』の価格が高くなる事が普通になっています。
走行距離10万キロのプリウスは買取りが断然お得!!
では、走行距離10万キロのプリウスはどうなのかを考えてみます。
海外ではとても人気の高いプリウスです。
日本では走行距離10万キロで下取り価格に大きく影響するようですが、海外では走行距離よりも状態を優先します。
ならば海外で売れば良いでしょう。
と思うのが自然ですが、どうすれば海外で安全に売る事ができるのでしょうか。
簡単な方法は、海外に拠点を持つ『買取り店』で買ってもらう事です。
ディーラーではそんな面倒で人手のかかる事はしませんが、『買取り店』は中古車を高く売る事が目的なので、希望に応えてくれます。
但し、海外に拠点を持った買取り店をピンポイントで探すのはかなり難しい事です。
どうすれば良いか。
それは、たくさんの『買取り店』で見積もってもらう事です。
10店あたれば1店は高値を付けるでしょう。
もっと回れば、理想の買取り店にヒットして、大幅な金額アップも望めます。
是非、あきらめずに多くの店舗にあたってみましょう。
今は、買取りの方が下取りより高い金額がつくようですね。
新しい車を買うからって、どうしても買う店で下取りしなきゃいけないって事ではないんですね。
新車・中古車を買う時の下取り車を高く売る方法は?
新車・中古車を安く買うには、値引きをしてもらうのが圧倒的に早いですが、あなたに下取り車があるのならば、その車を下取りに出せば更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ここで注意すべき事は、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」という事。
また、
と言ったセールストークに誤魔化され、あやうく損するといった場面も見受けられます。
やっぱり、1円でも高く下取りに出したいですよね?
そのためにも、ある程度の今あなたの乗っている車がいくらで売れるのか相場を知っておく必要があるのです。
そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。
そこで、下取りに出したい車を一括査定してもらって買取価格の相場を知ってその見積書を提示して、それより高くしなければ下取りに出しませんとあなたの下取り車を高く売るために交渉する最大の武器となります。
私もディーラーに車を下取りに出した時、ラブ4の初めの提示金額は40万と言われました。
そこで、車買取査定サイトから無料査定をしてもらった結果、57万円という買取金額が出て唖然としました。
あやうく17万円を損するところでした!
その後、私は再びディーラーへ行って車買取査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えたところ、車下取り価格を17万円+1万円UPしてくれました。
初めから相場以上の金額で対応してくれよと思いながらも、車買取査定サイトを知らなくては損するのは当たり前ですね。
だからこそ、下取り買取金額を出してもらう前に、利用していくのを忘れないようにして下さいね。
かんたん車査定ガイドでは、かんたん車査定ガイドで申し込み後、買取相場が表示されます。
ディーラーの下取り買取価格と比較したい方・すぐに相場を知りたい方は、無料ですぐに利用できるのでお早めに利用してくださいね。
かんたん車査定ガイド
まとめ
出典:http://blog.livedoor.jp/zzcj/archives/51890990.html
ここまで、走行距離10万キロのプリウスの下取り価格相場についてお届けしてまいりました。
プリウスは日本はもちろん、海外でも大人気の車です。
日本では走行10万キロは、中古車査定の査定基準ラインになっているようですが、海外ではそのような見方は殆どなく、車の状態を優先します。
日本という小さな枠の中では、プリウスの本当の価値を見失ってしまいます。
もっと外へ目を向けて、全く価値観の異なる人たちに、あなたの愛車を評価してもらいましょう。
かんたん車査定ガイド