今回は、ハリアーのムーンルーフがいらないと言われる理由のきしみ音や雨漏りの原因・対処法についてご紹介します。
ハリアーを購入した方からは、オプションで装着したムーンルーフがかえって迷惑でいらないという声を聞くことがあります。
その迷惑だと感じる理由が、ムーンルーフからのきしみ音や雨漏りだというのです。
せっかく高額なオプションを付けたのに不満が溜まるようであれば、その分をほかのオプションに回すほうが満足度が高いかもしれませんよね。
それでは、ハリアーのムーンルーフがいらないと言われる理由のきしみ音や雨漏りの原因・対処法についてお届けしていきますので、お見逃しなく!
高級オプションの不具合も気になります。
原因がわかって、キチンと直ればいいですね。
【目次】
ハリアーにムーンルーフはいらない?
出典:https://car.watch.impress.co.jp/img/car/docs/623/285/html/HARRIER3rd_060.jpg.html
自らオプションで『ムーンルーフ』を装着されたかたから、ムーンルーフで困ったという話が聞こえてきましたので、まとめてみました。
そもそもどうしてムーンルーフを付けたの?
付けた方の感想では、名前通りに夜空や月が見えそうで付けてみたとか、開放感があるという意見がありました。
他でも、ハリアーにサンルーフが付いているだけで格好良いとか、サンルーフを開けて走ると、ちょっとしたオープンカー感覚になれるという、ハリアーユーザーらしい豪華な意見も聞けました。
また、サンルーフが付いているハリアーは下取りの時に高めに買い取ってくれるとも言われているようです。
ムーンルーフとサンルーフの違いは?
これには諸説あります。
1つ目は、サンルーフは日中に太陽光が差し込むため、色を入れた板状の透明なものがサンルーフで、ガラス状のものがムーンルーフという説です。
2つ目は、ルーフが開くのがサンルーフで、開かないものがムーンルーフという説です。
3つ目は、どちらも全く同じ物で、日産で作ったものが『サンルーフ』で、トヨタでは『ムーンルーフ』と、呼び名だけが異なるという説です。
他にもあるようですが、3番目の『トヨタ・ムーンルーフ説』が一番本質を突いているように思えます。
実際に、このハリアーのムーンルーフには色が入っており、開くことも可能です。
よって、1と2は否定されます。
一説では、サンルーフを日産が先に開発し、後発のトヨタが同じ称号を使いたくない為に、新しい名前を付けたといわれています。
本当かは定かではありませんが、納得いく部分が多く、この説が有力だと思います。
実際に他社では別の名前の、ガラスルーフやパノラマルーフ、スカイルーフと名乗っているものもあり、2つの名前よりは有名になっていませんが、そういった事実もあるようです。
ムーンルーフがいらない理由は暑さ?
夏場は車内が地獄のような暑さになる上に、天井がガラス張になりますので、暑さは更に増幅するとの事です。
見た目の涼しさとは真逆のようですね。
また、ムーンルーフを取り付けると車内の天井が4cmほど低くなります。
ですが、これは身長が180cm以上ある人が座っても全く圧迫感を感じないので、気分的な問題だけのようです。
特に、ハリアーのようなSUVは車高が高いので全く圧迫感は感じません。
ルームランプが付けられない?
他では、通常だと後部座席の足元らへんにルームランプがつきますが、ルーフがあるとルームランプが取り付けられませんので、後部座席の頭とトランクの間に付ける事になります。
操作は前のスイッチで操作できるので問題ないのですが、点けても後部座席の足元が見えないので、ルームランプの役割りを果たせないとの事もありました。
後部座席用のモニターが付かない?
ルームランプと同じ理由でフリップダウンモニターがつけられません。
フリップダウンモニターとは後部座席の人がテレビなどを見るために天井につけるモニターです。
これがつけられないので、後部座席の人用にモニターが欲しい方は、ヘッドレストにつけるタイプを選ばないといけないようです。
また、春と秋には開けると気持ち良い時がありますが、夏は日差しが暑いし冬は寒いので殆ど開けることはないとの意見もあります。
電動で動かすタイプは、壊れたときの修理代が高い、ガソリンスタンドでサンルーフまでは拭いてくれないため油断するとサンルーフがどんどん汚れてくるという声もありました。
ムーンルーフをハリアーに付ける時は、メンテナンスを小まめにする覚悟が必要です。
ムーンルーフを付けても良い事はない?
ルーフを開けるのは、年に数回ですが、春の桜の時期は最高です。
トップがガラスのため室内が明るく、後部座席の景色は絶景です。
高速道路で窓を開けると音がうるさいですが、ムーンルーフがあれば、少しあけておくだけで、うるさくないし換気ができて便利だとの声もあります。
あまり多くの意見は聞けませんでしたが、付けた方の意見を総合すると、殆どの方が付けて良かったと感じていらっしゃるようで、不便はあるもののあっても困るものでは無く、どちらかと言えばあった方がいいと思っている方の方が多いようです。
苦情を言う方も多いようですが、結構役にも立っているようですね。
結果的には、あった方がいいって言う人が多いようだから好き嫌いって事ですかね。
ハリアーのムーンルーフはきしみ音が鳴りやすい?
出典:http://minkara.carview.co.jp/userid/267479/car/160716/710134/parts.aspx
2003年から製造された『ハリアー30系の前期型』で、ムーンルーフからの不良が報告されていますので、ご紹介します。
ムーンルーフからのきしみ音
複数の方から、ハリアーのムーンルーフから、きしむような音が聞こえるとの報告があります。
音は人によっても聞こえ方が違うので表現が難しいのですが、、ギシギシ音やカタカタ音が聞こえると言われます。
油切れのような音という方もいらっしゃいました。
きしみ音が鳴る原因はボディ剛性?
現在のところ、原因ははっきりと解明されてはいないようですが、ハリアーはもともとボディ剛性がそれほど強くないと言われていて、ムーンルーフを付けることでさらに剛性が低下し、ボディやリールの歪みが生じて音が発生するようです。
絶対的な対策は無い?
もし根本的な原因がボディやリールなどの変形だとしたら、全体の歪みを修正しなければいけないので、かなり大掛かりな事になってしまうでしょう。
今の所は、自分でゴムパッキン等をはさんでごまかすしかないようです。
原因が判然としないため、対策もとられていないようですが、このモデルの後では不良の報告がないようですから、メーカー側では何らかの措置をマイナーチェンジから行ったのであろうと推測します。
原因不明っていわれるが最も困るし恐ろしいです。
もし原因がわかったのなら、正直に教えてほしいですね。
ハリアーのムーンルーフは雨漏りしやすい?
出典:https://minkara.carview.co.jp/userid/455478/car/1846866/6621705/parts.aspx
こちらも30系ハリアーの不良です。
本当にハリアーの話なのか、信じられません。
新車でも雨漏りする事がある?
今回は新車で買って半年での不良です。
台風で大雨が降った翌朝に、車に乗ったら運転席Aピラーが湿っていましたので、すぐにディーラーに持って行き見てもらったのですが原因不明だったとの事です。
他にも多くの方から同じような報告がありますが、買って半年というのはあまり無いようです。
パッキン不良が原因?
上の例では自動車ガラス店で原因が判明したそうで、サンルーフパッキンの当たり具合が悪かったようです。
大量の水をかけないと水が進入してこないとの事で、ディーラーでも原因がはっきりとは分からなかったのでしょう。
他の方もパッキンの不良が原因でしたが、もっと時間が経過してのパッキンの劣化が多く、今回のように購入から数か月でも起こりうる不良であることが分かりました。
パッキンを交換すればすぐ直る?
ゴムパッキンの不良が原因なので、ゴムパッキンの交換で直るようです。
他の方もパッキンの交換で対策されました。
修理費用は?
最初の方は、メーカーも来ていたとのことで、内装も外装も傷だらけにされてクレームをつけたらしく、報告は聞いていませんが無料ですんだのだと思います。
あいだに自動車ガラス店が入っているので、証人にもなってくれるので助かったでしょう。
他の方は自腹で直している人が殆どのようです。
因みにゴムパッキンの交換で、工賃込みで1万円~1.5万円を負担されているようです。
雨漏りの原因が経年劣化によるパッキンの消耗とされると、消耗品扱いとなり、メーカーは補償しなくても良くなるので、自己負担になってしまったのでしょう。
先にお話ししました『きしみ』と同様に、車体に歪みが生じると雨漏りがする事は良くあるそうですから、それが根本的な原因かもしれません。
現に2つの症状が発生した方もある事からも、そう考えてしまうのも仕方ないでしょう。
しかし、どちらの件もディーラーさんの対応はお粗末なようですね。
こんな事では顧客を失うだけでなく、信用まで無くしてしまいます。
他に不具合はないの?
実は、同じ30系の前期型で、ヘッドライトに水が入るという事例も聞きました。
これは、メーカーの耳にも入っているようで、原因はまたもゴムパッキンのようなものであり、無償で修理してくれるらしいですが、実際に水が入ってライトが点灯しなくなると、原因が分からなくなるせいか、自己負担になってしまうそうです。
この場合は、5万円位の費用を負担しなければいけないそうなので、中古車購入の際のは気を付けた方が良いでしょう。
あまり納得はいきませんが、現行モデルでは起きていない事象なので、これ以上は追求する事ができませんでした。
しかし、全てが2003年から生産の『30系の前期型』で起きているのは気になります。
原因が分かってもリコールとかにはならないんですね。
人命に危険が及ばないからリコールにならないんですかね。
でも車が歪んでいるんなら、危険なんじゃないですか。
新車・中古車を買う時の下取り車を高く売る方法は?
新車・中古車を安く買うには、値引きをしてもらうのが圧倒的に早いですが、あなたに下取り車があるのならば、その車を下取りに出せば更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ここで注意すべき事は、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」という事。
また、
と言ったセールストークに誤魔化され、あやうく損するといった場面も見受けられます。
やっぱり、1円でも高く下取りに出したいですよね?
そのためにも、ある程度の今あなたの乗っている車がいくらで売れるのか相場を知っておく必要があるのです。
そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。
そこで、下取りに出したい車を一括査定してもらって買取価格の相場を知ってその見積書を提示して、それより高くしなければ下取りに出しませんとあなたの下取り車を高く売るために交渉する最大の武器となります。
私もディーラーに車を下取りに出した時、ラブ4の初めの提示金額は40万と言われました。
そこで、車買取査定サイトから無料査定をしてもらった結果、57万円という買取金額が出て唖然としました。
あやうく17万円を損するところでした!
その後、私は再びディーラーへ行って車買取査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えたところ、車下取り価格を17万円+1万円UPしてくれました。
初めから相場以上の金額で対応してくれよと思いながらも、車買取査定サイトを知らなくては損するのは当たり前ですね。
だからこそ、下取り買取金額を出してもらう前に、利用していくのを忘れないようにして下さいね。
かんたん車査定ガイドでは、かんたん車査定ガイドで申し込み後、買取相場が表示されます。
ディーラーの下取り買取価格と比較したい方・すぐに相場を知りたい方は、無料ですぐに利用できるのでお早めに利用してくださいね。
かんたん車査定ガイド
まとめ
出典:http://japaneseclass.jp/dictionary/
今回は、ハリアーのムーンルーフがいらないと言われる理由のきしみ音や雨漏りの原因・対処法についてご紹介してきましたが、如何でしたか?
ムーンルーフは結局あった方が良いということで決着がついたようです。
しかし、ムーンルーフの不具合は恐ろしいですね。
乗っている人の頭上にある部分ですから尚更怖くなります。
楽しませてくれるはずのオプションから、不気味な音が聞こえてきたり、水が滴るとは気持ちの良いものではありません。
トラブルがあった際にはディーラー、購入店にすぐに見てもらってくださいね!
かんたん車査定ガイド