今回は、ディーラー営業マンの本音やノルマがきつい現実についてご紹介していきます!
ディーラーに限らず営業職といえば、きついノルマ設定が想像できますが、それは車でも例外ではないのです。
特に車は大きな買い物ですから、通販なんかとはまた違った営業マンとしてのスキルが求められ、豊富な知識やコミュニケーションスキルは必須といえるでしょう。
毎日沢山の商談を重ねるディーラー営業マンの本音では、やはりノルマがきついという声があるのでしょうか?!
それでは、ディーラーの営業マンの本音を聞き出しながら、きついノルマ事情を詳しくお届けしていきますので、お見逃しなく!
実際はどれくらいのノルマがかけられているのでしょうか?!
【目次】
ディーラーの営業マンの本音はどうなの?
皆さんはディーラーの営業マンにどのようなイメージを持っているでしょうか。
ディーラーの営業マンと言えば、ノルマや沢山の事務仕事があり、激務なのではないかというイメージを持っている方も多いのではないでしょうか?
確かに、ディーラーでは常に社員を募集しているようなところも見たことがありますよね!
ディーラーの営業マンが避けられる理由は?
ディーラー営業マンという仕事が敬遠されるには、色々な理由が考えられます。
- 営業ノルマがある
- お客様からのクレーム対応が大変
- そもそも営業が嫌い
これらの理由から、人手不足な状況に陥っていると考える事が出来ます。
当然営業マンなので、自動車を販売する必要があります。
そして、営業という仕事には販売目標という名のノルマが必ず存在しています。
また、当然自動車は売ったら売りっぱなしという訳にはいきません。
販売した後の点検や修理、事故した時の対応やリコール等、新車を販売するよりも後の仕事の方が沢山あります。
本音で言えば一番きついのはクレーム?
営業マンとして活躍して、多くの車を販売すれば販売台数に比例してクレームが飛んでくる可能性も上がります。
実際に、売買契約の内容や車のトラブルによってクレームの電話がかかってくることもよくあります。
クレームが入るたびにお客さんとの間で対応するのが担当営業マンの仕事で、実際に車のトラブルは自分のミスではないのですが、丁寧に対応する必要があります。
お客様のタイプに合わせたコミュニケーションが求められる
車を買いに来るお客さんには、若い人からお年寄りまで様々なタイプの人がいて、冗談が通じるタイプや真面目な話しか出来ないタイプと、そのお客さんに合わせたコミュニケーションの取り方をしなければなりません。
話していて明らかに癖が強いお客さんに対しては、慎重に対応しなければならないのでコミュニケーションも探り探りになります。
癖の強いお客さんはクレーマーになる可能性も高いので、当然です。
値引き交渉も一苦労?
自分が車を売れるか売れないか、その鍵となるのが値引き交渉ではないでしょうか。
車を売っているのは1つのメーカーだけでは無いので、当然沢山のライバル車種が居る中で自分の会社の車を販売しなければなりません。
そこで、お客さんは値引き交渉をして少しでも安く購入しようと考えるのです。
値引き交渉をしてくる人の中には横柄な態度で値引きしろと言うような態度の人もいるようですが、そういったタイプの人は敬遠されるようです。
当然営業マンも人間なので人間として見下してくるような人には値引きしたいと思いませんよね。
言葉には出しませんが、イライラして値引きも出さないでしょう。
かといって逆にお願いしますと下手下手で言われるのもあまり効果的ではないですね。
楽しく会話できるお客様には値引きアップ?
値引きをしてあげたいと思えるお客さんは、仲良くフレンドリーにコミュニケーションをとってくれる人ですね。
営業マンとしても話がしやすいですし、親身になって相談に乗れますので。
売った後のお付き合いも考えると、仲良くさせて頂けそうなお客さんと関係を持ちたいですよね。
売った後も、オイル交換や、車検、場合によってはリコールなどもあり、売ったままもう会わないという事はほとんどありません。
なので、お互いに苦手意識がある関係性よりも仲良くフレンドリーな関係を築ける方が、お互いにとって良いですね。
契約成立後の値引きの本音は?
稀に、契約書にサインした後に、そこから値引きを迫るお客さんがいます。
契約書にサインしたという事は、その時の条件で同意したという事になるので明らかにルール違反です。
値引き額が大きくなるごとに、上司に値引き額のOKを貰うために相談することになっています。
その相談の様子を見せる事は出来ませんが、実は裏でシビアな話し合いが行われているのです。
営業マンはどうしても買ってもらいたいので、上司にいくらまで値引きすればサインしてもらえるからと相談して、OKが出てようやくサインを貰う事が出来ます。
お客さんからすれば値引きを獲得して嬉しい瞬間ですが、営業マンとしてはようやく確定することが出来たと安堵する瞬間でもあります。
そこでお互いに決着がついて一安心と思っていると、値引き交渉に成功して良い気になったお客さんが更なる値引きを求めてくる事があります。
一度決まった約束を破るという事になるので、営業マンとの関係にひびが入るのは間違いありません。
ネガティブな印象しか与えない
そんな交渉をしていると、担当の営業マンだけではなく、OKを出した上司からの印象も悪くなります。
また、別のパターンとして後から電話で値引き交渉をかけてくるお客さんもいます。
交渉している時には得したと思いますが、その後の関係に確実に悪影響を及ぼすのでその点は理解してくださいね。
ディーラーの営業マンはノルマがきついって本当?
ここからは営業職の付き物のノルマについて紹介していきます!
ディーラーの営業マンの月平均販売台数は約3台といわれているそうで、そこら辺がノルマの数値になってきそうです!
昔より営業がマイルドになった?
ひと昔前は、気になる車をディーラーへ見に行くと、その後営業マンが自宅まで電話をかけて来たり、直接訪問してくるという事があったようです。
買う気はないけど車を見てみたいと思っていただけという方は、後からのアポをどう断ろうかと工夫していたようですね。
ですが、最近ではこのような後からアポを取る営業の方法はなくなり、自宅に営業マンが来ることもめったになくなったようです。
営業できない営業マン?
近年アポ電や自宅へ飛び込み営業といった一昔前の主流だった営業が出来なくなりました。
ディーラーにいるベテラン営業マンは、その昔飛び込み営業で車を販売していた経験がありますが、若い営業マンはその経験もないという事になります。
飛び込み営業もやらずに、値引きも決まっている上限以上はやらないというスタイルが主流です。
その為、残業時間も少なくなり、営業は来場誘致活動に専念しています。
その半面で、必要以上の営業マンを採用せずに、少数精鋭で営業しているディーラーが多いですね。
給料も安く、たくさん売ってもインセンティブが安いので、営業マンというよりは、アパレルショップの様な店員と変わらない立場になってしまったような気がします。
ノルマはどれくらいなの?
営業方法が変わって楽になったからと言って、販売台数のノルマが少なくなったわけではありません。
当然、これまでのように台数は売らないといけません。
ノルマが無いという噂も出回る事がありますが、それは間違いなく嘘です。
仮にノルマがないディーラーが存在するとすれば、営業マンもやる気が出ませんし、確実に儲かりません。
ディーラーは新車をどんどん販売し続けないと利益が上がらないので、いずれ会社が無くなってしまいます。
車1台売れる時に発生する利益は莫大?
どうしてここまでノルマを課すかと言うと、新車1台売ることによって、付随して様々な所から利益が発生するからです。
車体購入代金以外にも、割賦手数料・点検代・車検代・保証修理・板金修理・保険・紹介など、様々な利益ポイントが存在しています。
特に保険の紹介をする事で、代理店であるディーラーに入ってくる手数料はかなり高額になるようですよ。
ノルマ台数は何台?
これはディーラーによっても違いますし、メーカーなどによってもまちまちです。
毎月の車の販売台数に関しては、新人のは月に3台販売すると、まずまずいい成績です。
ただ、3年ほど働いているのにも拘らず月に3台程度の販売だと次第に少ないんじゃないかと言われるようになっていきます。
3年ほど働いた営業マンは、月に5台程販売するのがノルマとなるようです。
優秀な営業マンと比べられるノルマ?
営業マンの中には、月に7台、10台も販売する人もいます。
そんな人たちと比べてしまうと月に5台でも少なくなってしまい、もう少し売れるんじゃないかとプレッシャーをかけられます。
後輩の方が先輩よりも多く売っていればその先輩は上司に指導されるでしょうし、仕事が終わった後も呼び出されて指導されることがあるようです。
ノルマ未達成だとどうなってしまうの?
ノルマ達成の未達成で何が起こるかは、各店舗の上司次第と言ったところでしょうか。
当然、怒りっぽい人種もいるので、そういった上司の場合には怒られやすいのは当然です。
怒りっぽい人種としては、
- 氷河期世代の競争大好きスーパーマン(一番まとも)
- 自己中心的ヒステリックなキャリアウーマン
- 怒鳴ることしかできない体育会系
が考えられます。
ノルマ達成は上司のアドバイスが近道?
単に怒るだけの上司も沢山いるわけですが、ノルマを達成できなかった原因を分析してアドバイスをくれる上司もいます。
上司になる人たちは、自分が現役時代にノルマを乗り越えたからこそ管理する立場に立っているので、車を販売する方法は確実に知っているはずなのです。
ノルマを達成できなかった時に、怒られるのは仕方ありませんが、そこでどうやったら車を売れるのか教えを乞う姿を見せれば、上司も認めてくれるようになるでしょう。
しっかり車を売りたい気持ちはあるんだという事をアピールしていくことが重要です。
ディーラーの営業マンで売り上げトップの人の特徴は?
売り上げトップの営業マンってどんな特徴があるのか気になりませんか?
スーツが高そう?イケメン?など特徴について見ていきます。
優秀な営業マンの特徴は?
良い営業マンの共通ポイントです!
- 背筋が伸びて明るい態度
- 絶えず視線を合わせて気持ちを読み取ろうとする
- 服装ふくめ全体がキチンとした身だしなみ
- 客の意図を絶えず理解しようとし、適切であろう質問と返答をしてくれる
- 車用途でも多方向からアドバイスをくれる、お節介にならない程度に
- どんな質問もはぐらかさずに答えてくれる (即答出来ない質問には後日に答えをくれる)
- 簡単な口約束でも約束したことは必ず履行する
- 購入後のアフターサービスや万が一の対応ふくめ時間をかけて説明してくれる
- 万が一の故障や事故対応の素早さと的確さ
- 購入後で何年経過しても不定期に「お車の調子はどうですか」の連絡をくれる
何か多く書いてしまいましたが、こんな人が良い営業マンです、キッパリ。
知識の豊富さもトップ営業マンには必須
身なりや言葉遣い、滑舌なども、営業マンの努力が分かるポイントです。
また、車の良いところばかりではなく、デメリットもきちんと伝えられる営業マンであるかどうかということです。
また、他社の製品をどう言うかも重要です。
自社製品の良いところしか言わず、他社製品を悪く言うような営業マンは、クルマに精通していない可能性も高いです。
きちんと研究して、広い視野で商品を理解し、お客様にとって適切なものを提案できるかどうかは重要なポイントです。
嘘を付かずに正直に話をしてくれる方が、信用できる営業マンだと言えます。
トップ営業マンはどんどん顧客が増えていく?
ある程度信頼を集めている営業マンは、人脈だけで営業活動が行えてしまうようになります。
見聞も広くなるから情報量も多くなり、それだけで人間としても磨かれます。
お客さんの要望を聞いて、お客さんにとって他社の車がピッタリだと思えば人脈で他社の営業マンを紹介することもあります。
自社の車を売りつけるだけではなく、お客様にとって本当に良い買い物をしてもらうことで自分の信用も高まる事で、周り回って自分に帰ってくるという事です。
新車・中古車を買う時の下取り車を高く売る方法は?
新車・中古車を安く買うには、値引きをしてもらうのが圧倒的に早いですが、あなたに下取り車があるのならば、その車を下取りに出せば更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ここで注意すべき事は、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」という事。
また、
と言ったセールストークに誤魔化され、あやうく損するといった場面も見受けられます。
やっぱり、1円でも高く下取りに出したいですよね?
そのためにも、ある程度の今あなたの乗っている車がいくらで売れるのか相場を知っておく必要があるのです。
そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。
そこで、下取りに出したい車を一括査定してもらって買取価格の相場を知ってその見積書を提示して、それより高くしなければ下取りに出しませんとあなたの下取り車を高く売るために交渉する最大の武器となります。
私もディーラーに車を下取りに出した時、ラブ4の初めの提示金額は40万と言われました。
そこで、車買取査定サイトから無料査定をしてもらった結果、57万円という買取金額が出て唖然としました。
あやうく17万円を損するところでした!
その後、私は再びディーラーへ行って車買取査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えたところ、車下取り価格を17万円+1万円UPしてくれました。
初めから相場以上の金額で対応してくれよと思いながらも、車買取査定サイトを知らなくては損するのは当たり前ですね。
だからこそ、下取り買取金額を出してもらう前に、利用していくのを忘れないようにして下さいね。
かんたん車査定ガイドでは、かんたん車査定ガイドで申し込み後、買取相場が表示されます。
ディーラーの下取り買取価格と比較したい方・すぐに相場を知りたい方は、無料ですぐに利用できるのでお早めに利用してくださいね。
かんたん車査定ガイド
まとめ
今回は、ディーラー営業マンのきついノルマの実態や本音をご紹介してきましたが、如何でしたか?
ノルマ達成もなかなか大変なようですが、それだけではなくクレーム処理等も行わなければならないので、営業だけに集中できないことも大変な理由ですね。
とはいえ、営業職のノルマを達成するとそれに見合った報酬もいただけるので、やりがいのある仕事には違いないでしょうね。
自分たちが車を購入する際には、営業マンの気持ちも考えながら商談していきたいですね!
かんたん車査定ガイド