今回は、ディーラーローンとは何なのか、審査落ちの可能性や保証人が必要なのかについてご紹介していきます。
最近の車は最新技術の搭載で価格も上がってきていますので、購入の際はローンを検討される方も多いと思います。
ローンを組むにも、ディーラーローンや銀行ローンなどの種類があり、それぞれ金利や審査基準、保障品の有無が変わってきます。
そこで、一番多くの方が利用しているディーラーローンについて今回は詳しく見ていきます。
それでは、ディーラーローンとは何なのか、審査落ちの可能性や保証人が必要なのかについてお届けしていきますので、お見逃しなく!
その為ローンで購入している方も多いと思いますが、ディーラーローンは一体どのようなものなのでしょうか?
【目次】
ディーラーローンとはどのような仕組みなの?
ディーラーローンのお陰で車を購入出来たという話を聞いたことはないでしょうか?
ですが、そもそもディーラーローンがどのようなものなのか、仕組みを見ていみたいと思います。
ディーラーローンとは?
ディーラーローンとは、ディーラーが紹介する信販会社=クレジットカード会社が提供するローンのことです。
その為、ディーラーが直接運営しているわけではなく、『オリコのオートローン』や『トヨタファイナンス』などが有名ですね。
信用情報に問題がない限り通過する、とまで言われているくらい比較的審査に通りやすい自動車ローンですが、その理由は購入する自動車がローンの担保となるからです。
担保とは借金のカタとなるもののことで、ディーラーローンを1ヶ月以上滞納すると、自動車は取り上げられ、売却されてしまいます。
返済が終わるまで、その車は厳密には信販会社のものとなるので、それを嫌う人は一定数いるようですね。
中古車の購入でもディーラーローンを選択できる
中古車の場合には、新車と比べて販売価格が低くなりますよね。
その為、ローンの元金も低くなる傾向にあるために、ローン金利は高めに設定されていますがディーラーローンを組むことは可能です。
例えば、トヨタ系ディーラーの場合、6%から9%で金利が設定されています。
中古車通常金利は5.9%など、新車ローン金利よりも高い傾向にあります。
ディーラーローンの手続きは簡単!
非常に簡単な手続きで契約が可能です。
面倒な手続きや書類準備などは、ほとんどディーラーが代理で行ってくれます。
その為、銀行ローンなどに比べ平日に銀行に出向かないといけないと言う事もありませんし、新車の購入と並行して行う事が可能です。
金融機関のマイカーローンと比べると審査が通りやすく、特定の車種に限り特別金利なども用意されていることなどもディーラーローンの特徴になります。
ディーラー側にはキャッシュバックがある
ディーラーは提携ローンを利用することで、提携している信販会社からディーラーにキャッシュバックが入る仕組みとなっています。
ディーラーと提携信販会社の契約が大きく関係をしてきます
その為、ディーラーはディーラーローンを勧めてくる場合も多いと思います。
ディーラーローンの契約の流れ
ディーラーローンでは、この購入手続きの時間を利用して、ローンの申し込みと審査を行います。
申し込みや審査は土日でも対応していることが多く、ディーラーが直接信販会社に問い合わせてくれるので、審査結果が出るまでの時間も短めです。
ほとんどの手続きはディーラーが行ってくれるので、収入証明書や本人確認書類など必要なものを用意しておけば、特別どこかに出向く必要もありません。
タイミングによって異なりますが、だいたい1時間程度で審査結果が分かるケースが多いようです。
ディーラーローンの審査基準は?
比較的通りやすいディーラーローンですが、もちろん審査基準もありますし、落ちることもあります。
どのような審査基準なのか詳細は公表されていませんが、大まかにでも基準がわかれば少しは不安なく申し込めるかもしれませんよね。
継続的な年収があること
パート・アルバイト・派遣社員や自営業の方であっても、継続的な収入があれば問題ありません。
自動車ローンは総量規制の対象外の為、年収の1/3 以上のローンを組むことも可能です。
ですが、返済することが大前提ですから返済していけないほどの額を借りることはできません。
金額面の目安としては『すべてのローンの合計返済額が、年収の35%以内におさまるように契約する』です。
ただ一人暮らしの場合は、生活費などを支払いの上、毎月の自動車ローンを支払えるだけの収入が必要です。
もちろん、生活保護を受けながらのローン返済はできません。
職業や勤務年数
ディーラーローンは18歳から申し込みは可能ですが、現実的には勤務年数の短い20代前半では審査通過が難しくなっています。
ですが、18歳から働いていて勤務年数がある場合は通る可能性もあります。
また、アルバイトやパート、専業主婦では審査が通りにくい可能性があります。
やはり、収入の安定性が重要となってきます。
ですが、連帯保証人や頭金を用意することで通る可能性もあります。
金融事故を起こしていると審査に落ちる
これはディーラーローンに限ったことではありません。
過去に遅延などで金融事故を起こしている場合は審査に通りません。
最近では要注意なのが、携帯の分割払いです。
車に比べると携帯は安価な為、安易に考えがちですがこれも遅延などがあるとひかかってしまいます。
また、他のローンやキャッシングなど多数の借り入れがある場合も不利になりますので完済済みだったり、利用していないキャッシング・カードローン・クレジットカード等があったら、解約しておきましょう。
嘘の申告をしないこと
これは当たり前ですが、大変重要なことです。
稀に審査に通るように年収などサバを読む方がいるようです。
ですが、嘘の申告をしてもバレますし、決して許されません。
当たり前ですが正しく申告しましょう。
心配なく通る方が多いと思います。
ただ、見栄を張ったりなど嘘の申告は絶対にやめましょう。
ディーラーローンに審査落ちしてしまった時の対処法は?
上記のような審査基準がありますが、もし審査に落ちてしまった場合は車の購入を諦めるしかないのでしょうか?
他にも方法は無いのでしょうか?
連帯保証人や頭金を用意する
25歳以下の方や、年収が200万円以下、専業主婦の方、アルバイト・パートの方、新卒内定者の方などは連帯保証人を付けることで審査に通る可能性があります。
連帯保証人になれるのは、安定した収入のある、65歳未満の正社員か会社経営者、と決められています。
また、ローン額が希望額に届かなかった場合は差額を頭金として入れることで審査に通る可能性があります。
同じ条件で他のディーラーで審査を受けても難しい
ディーラーローンごとに大きな審査基準の違いはありません。
その為、同じ条件で、2社目、3社目を受けても通らない可能性が高いです。
ディーラーローンに落ちてしまう理由の多くが信用情報など、すぐには解決できない問題も多いです。
ですが、嘘の申告をしてしまった為に通らなかったり、連帯保証人や頭金を入れるなど条件を変更して、再度受けるのは通る可能性もあります。
ですが、基準の低いディーラーローンに落ちた場合は他のローンも難しいかもしれません。
ディーラーローンの審査落ちしないためには保証人が必要?
ディーラーローンは原則保証人は不要です。
ですが、保証人を求められる場合もあります。
どのような場合に保証書が必要なのでしょうか?
保証人と連帯保証人の違いは?
保証人と連帯保証人と2種類ありますが、違いをご存知ですか?
まず違いをご紹介します。
保証人
- 債権者(金融機関)から、請求があったときは契約者に請求してほしいと、断ることができる
- 契約者が返済能力があるにも関わらず、返済を拒否した場合必ずしも支払いの義務はない
- 複数人の保証人がいる場合は、保証人同士で分割払いすることが出来る
連帯保証人
- 債権者(金融機関)から、請求があったときは支払いの義務がある
- 契約者が返済能力があるにも関わらず、返済を拒否した場合も支払の義務がある
- 複数人の連帯保証人がいる場合、全員が満額支払う必要がある
このように連帯保証人の方が保証人に比べ責任は重く、契約者と同等の義務を負う事になります。
支払い能力が不十分な場合に保証人は必要
勤続年数が1年以下の場合や、契約者が未成年のときに保証人が必要となります。
他にも、フリーターやアルバイトの方、フリーランスや自営業の方、ローンの金額に対して収入が少ないと判断された方で必要になることが多いです。
特に、契約者が未成年者の場合、確実に保証人が必要となります。
その為未成年の方は、事前に保証人を決めておきましょう。
保証人を求められた理由が勤続年数や年齢にあった場合、1年待つことで保証人なしで審査通過となる可能性があるようです。
保証人になるにはサインや捺印だけで手続きが出来ますが、ローンの滞納や支払能力が無くなった場合は全ての責任を被ることになりますので注意が必要です。
新車・中古車を買う時の下取り車を高く売る方法は?
新車・中古車を安く買うには、値引きをしてもらうのが圧倒的に早いですが、あなたに下取り車があるのならば、その車を下取りに出せば更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ここで注意すべき事は、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」という事。
また、
と言ったセールストークに誤魔化され、あやうく損するといった場面も見受けられます。
やっぱり、1円でも高く下取りに出したいですよね?
そのためにも、ある程度の今あなたの乗っている車がいくらで売れるのか相場を知っておく必要があるのです。
そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。
そこで、下取りに出したい車を一括査定してもらって買取価格の相場を知ってその見積書を提示して、それより高くしなければ下取りに出しませんとあなたの下取り車を高く売るために交渉する最大の武器となります。
私もディーラーに車を下取りに出した時、ラブ4の初めの提示金額は40万と言われました。
そこで、車買取査定サイトから無料査定をしてもらった結果、57万円という買取金額が出て唖然としました。
あやうく17万円を損するところでした!
その後、私は再びディーラーへ行って車買取査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えたところ、車下取り価格を17万円+1万円UPしてくれました。
初めから相場以上の金額で対応してくれよと思いながらも、車買取査定サイトを知らなくては損するのは当たり前ですね。
だからこそ、下取り買取金額を出してもらう前に、利用していくのを忘れないようにして下さいね。
かんたん車査定ガイドでは、1分ほどの入力で申し込み後、買取相場が表示されます。
ディーラーの下取り買取価格と比較したい方・すぐに相場を知りたい方は、無料ですぐに利用できるのでお早めに利用してくださいね。
まとめ
今回はディーラーローンとは何なのか、審査落ちの可能性や保証人が必要なのかについてご紹介してきましたが如何でしたか?
人生で家の次に大きな買い物となる車の購入ですので、現金一括でと言うのは難しいこともあると思いますので、審査基準も最低限なディーラーローンは有難いですよね。
ただ、金利が他のローンに比べ高めに設定されているなども理解しておきましょう。
どのローンもですが、無理のない範囲で利用するようにしましょう。
かんたん車査定ガイド