今回はディーラーでバッテリーを変えると高い理由について詳しくご紹介します。
車を所持していると必ず必要なバッテリー交換ですが、皆さんどのように交換されてますか?
ご自身で交換する方も、カー用品店や民間の整備工場など様々だと思います。
その中でも、部品代も高い、工賃も高いと言われるディーラーでの作業ですが、バッテリー交換についてはどうなのでしょうか?
それでは、ディーラーでバッテリーを変えると高い理由について詳しくお届けしていきますので、お見逃しなく!
【目次】
ディーラーでバッテリーを変える時の費用は高い?
まずはディーラーでバッテリーを交換するといくらぐらいするのかを見てみたいと思います。
ガソリン車とハイブリッド車でも異なってきますし相場はどのくらいなのでしょうか?
ガソリン車のバッテリーを変える場合の相場
ガソリン車のバッテリーの価格は幅広くあります。
その為5,000円~50,000円くらいまででありますが、バッテリー自身もメーカーだけではなく、車種によってもわけられているな為、価格は様々です。
ですが、ディーラーではあまり種類を置いていない為、10,000円代がのものが多いようです。
また、工賃は500円~1,500円程度かかりますのでバッテリー本体代+工賃で20,000円くらいになることが多いようです。
ハイブリッド車には2種類のバッテリーが搭載されている?
ハイブリッド車はガソリン車と少々異なります。
ハイブリッド車には、ハイブリッドバッテリーと、補機バッテリーと言う2種類が搭載されています。
ハイブリッドバッテリーは10年近く寿命があるのですが、補機バッテリーは一般的な使い方で4年くらいが寿命となります。
その為、もしかするとハイブリッドバッテリーは交換を経験しない場合もあるかもしれませんが、補機バッテリーは2度目の車検あたりで交換となることが多いようです。
ハイブリッドシステムは、システムの駆動自体はハイブリッドバッテリーで行いますが、起動には補機用バッテリーからの電力を使用しています。
その為、ハイブリッド車は補機用バッテリーが使用不可になると基本的に車の起動が不可能になってしまいます。
これはガソリン車と同じですよね。
補機バッテリーを変える場合の相場
補機用バッテリーは4年くらいが寿命ですが、長く稼働しても6年くらいが最大だと言われています。
また、走行距離が5万㎞を超えている場合にも交換しておくべきと言われています。
補機用バッテリーは基本的にパーツ代、交換費用合わせて『40,000円~50,000円』くらいの費用が必要です。
と思われる方も多いですが、ハイブリッド車の補機バッテリーは車種によっては交換することで一部システムが初期化される事もあり、システム異常が出てしまう事もあるので注意が必要です。
ディーラーとカー用品店でバッテリーを変える費用を比較するとやはり高い!
ディーラーでのバッテリー交換の相場はわかりました。
では、これが高いのかどうかカー用品店などディーラー以外で交換した場合の価格と比較してみたいと思います。
カー用品店のバッテリー交換の相場
バッテリー自身の種類は様々販売されていますよね。
その為、パーツ代は5,000円~50,000円くらいまで幅はありますが、メーカーや価格ご自身に合ったものが選べます。
また、工賃については無料のところもあり、有料でもほとんどのところが1000円以下でやってもらえそうです。
ディーラーの方が工賃も高い!
カー用品店では幅広い種類からパーツも選べますし、工賃もディーラーに比べカー用品店の方が若干安いですよね。
これらを比較すると、やはりディーラーでバッテリーを変えるのは高くなりそうですね。
バッテリーの選択肢も少なく、高いのなら他で交換しようかと思ってしまいますよね。
費用が高いけどディーラーでバッテリーを変えるメリットは大きい?
ここまでで、ディーラーのバッテリーの交換費用は高くなることがわかりました。
ですが、『高いけどやっぱりディーラーで!』と支持している方もたくさんいらっしゃいます。
どのようなメリットがあるのでしょうか?
何よりも安心感が高い
バッテリー交換と言うのは、十分な知識を持って行わなければ感電の可能性もある作業です。
また、ナビやパワーウィンドウなどバックアップを取っておかなければエラーが出てしまう事もあります。
ハイブリッド車ではシステムエラーが起きてしまうことさえあります。
ですが、ディーラーでプロに依頼することでこれらの不安は全て解消されます。
ディーラーの整備士はもちろん非常にたくさんのバッテリー交換をしてきていますから、短時間で安全にバッテリー交換を行ってくれます。
良いバッテリーを使っているから高いように見えるだけ?
漠然と総額だけを見れば、ディーラーでのバッテリー交換は高いように思えます。
ですが、内容をよく見てみてください。
工賃は、1,500円くらいまでとカー用品店などとは1,000円ほどの違いですよね。
大きな価格差は、バッテリー本体の価格によるものです。
その為、同クラスのバッテリーをカー用品店で購入・交換すればたった1,000円しか変わらないという事です。
ディーラーではバッテリーの種類の少なさから高くなりがちですが、高いバッテリーはそれなりにメーカーだったりと安心度の高い商品ではないでしょうか?
中途半端に価格だけを重視し、あまり周知されていない物や社外品を使うと、誤作動を起こしてしまう可能性も多いにあります。
ですので、ディーラーでは安いバッテリーを選ぶと言う選択肢がないだけで、商品の品質などを考えるとさほど『高い!』と言う事ではないのではないかと思います。
実際この場合は、バッテリーが破損しておりオイルが漏れだし3分の1近く無くなっていたことがあります。
安さを重視してしまってはいけないと言う事を痛感しました。
ディーラーでバッテリーを変える時に費用を抑える方法はあるの?
数万円かかってしまうバッテリー交換ですが、少しでも価格を抑えることは出来るのでしょうか?
少しでも安くなれば嬉しいですよね。
持ち込みでのバッテリー交換
デイーラーでは常備しているバッテリーの種類が少ないとご紹介しました。
では他でお気に召したバッテリーを購入し、ディーラーに持ち込みで依頼しよう!と言うことです。
お付き合いのあるディーラーが持ち込みを受け付けてくれるか、どうかはディーラーによって異なりますので1度問合せをする必要があります。
持ち込みでの作業を受けてくれるところが見つかれば、どのバッテリーにするかです。
カー用品店で実物を目で見て購入するも良し、値段を重視するのならばアマゾンなどのネットショッピングでの購入が最も安くなるかと思います。
実際に、ネットで購入し持ち込みをされた方の実例では30,000円近く安くなったと言う場合もあります。
ただ、持ち込みが可能でも通常よりも工賃が高くなってしまう場合もあります。
ですが、ハイブリッド車だけでなくアイドリングストップ機能のある車種も、システムのリセットに必要性などがある場合もあるので、これが1番お得に交換できる方法かもしれませんね。
充電で交換時期を遅らせることもできる?
今月はどうしてもこれ以上出費を増やせないけど、バッテリーが弱ってきている気がして不安…!なんて時もあると思います。
バッテリーが駄目になってしまうと、いざ車を使おうとした時にロックが開けられない!エンジンがかけられない!となってしまいますから、通勤などに使用している場合は一大事ですよね。
そうならない為にも定期的な交換が大切ですが、もし少し交換時期を遅らせたい場合は『充電』と言った方法もあります。
点検などの際に『今度交換するから、今回は充電させてよ。』なんてお願いすると、無料~2,000円程度で充電してもらえる場合も多いです。
ただ、充電してもすぐに調子が悪くなる場合はすぐにでも交換してくださいね!
安く購入出来て、安心なプロの手で変えてもらえるのは助かります。
ただ、型式などご自身の車に適合するバッテリーかどうかは念入りにチェックが必要です!
新車・中古車を買う時の下取り車を高く売る方法は?
新車・中古車を安く買うには、値引きをしてもらうのが圧倒的に早いですが、あなたに下取り車があるのならば、その車を下取りに出せば更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ここで注意すべき事は、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」という事。
また、
と言ったセールストークに誤魔化され、あやうく損するといった場面も見受けられます。
やっぱり、1円でも高く下取りに出したいですよね?
そのためにも、ある程度の今あなたの乗っている車がいくらで売れるのか相場を知っておく必要があるのです。
そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。
そこで、下取りに出したい車を一括査定してもらって買取価格の相場を知ってその見積書を提示して、それより高くしなければ下取りに出しませんとあなたの下取り車を高く売るために交渉する最大の武器となります。
私もディーラーに車を下取りに出した時、ラブ4の初めの提示金額は40万と言われました。
そこで、車買取査定サイトから無料査定をしてもらった結果、57万円という買取金額が出て唖然としました。
あやうく17万円を損するところでした!
その後、私は再びディーラーへ行って車買取査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えたところ、車下取り価格を17万円+1万円UPしてくれました。
初めから相場以上の金額で対応してくれよと思いながらも、車買取査定サイトを知らなくては損するのは当たり前ですね。
だからこそ、下取り買取金額を出してもらう前に、利用していくのを忘れないようにして下さいね。
かんたん車査定ガイドでは、かんたん車査定ガイドで申し込み後、買取相場が表示されます。
ディーラーの下取り買取価格と比較したい方・すぐに相場を知りたい方は、無料ですぐに利用できるのでお早めに利用してくださいね。
かんたん車査定ガイド
まとめ
今回はディーラーでバッテリーを変えると高い理由について詳しくご紹介してきましたが、如何でしたか?
価格だけを見ると高いですが、ディーラーに在庫としてあるバッテリーの価格層が狭いために高くなってしまうようでした。
その為、安心と低価格を取るならば、持ち込み依頼を受けてくれるディーラーを探すことになります。
一度お付き合いのあるディーラーにご相談してみてくださいね!
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