ディーラー車検のメリットは?受けるのはどこでもいいの?

ディーラー 車検 メリット どこでもいいの
Pocket

今回は、ディーラーで車検を受けることのメリットや車検を受けるのはどこでもいいのかについてご紹介します。

車を所持していると避けては通れない車検ですが、費用も高額ですからどこで受けようか悩む方も多いと思います。

ですが、ディーラーで購入した車はディーラーで受けた方がいいのかも?なんて思われている方も少なくないですよね。

購入した店舗以外で車検を依頼するのは嫌がられることもあるのでしょうか。

それでは、ディーラーで車検を受けることのメリットや車検を受けるのはどこでもいいのかについてお届けしていきますので、最後までお見逃しなく!


ディーラーとは長い付き合いになることが多いですが、不信感などを持ってしまったり、ディーラーを変えたいなと思う事もあるのではないでしょうか?

そんな時いきつけのディーラーって変えてもいいものなのでしょうか?

ディーラー車検のメリットは安心感だけ?

ディーラー 車検 メリット どこでもいいの

やはり、ディーラーで車検を受けていると言う方は多いと思います。

ディーラーで車検を受けることにはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか?

 

安心して乗れる為の予防整備を行う

ディーラー車検では、車検に通すための点検整備以外にも、車を安全に長く乗るための予防整備が行われます。

車が故障してからの修理では、費用も高くなりがちですし、1つの故障が他への影響が出てしまう可能性もありますし、もちろん故障のタイミングが悪ければ大事故に繋がりかねません。

これを未然に防いで安全に、そして安心して車に乗るための予防整備を車検と一緒に行ってくれます。

予防整備によって車検後の2年間も安心して愛車に乗る事が出来ます。

 

自社の車に対する専門性と経験が豊富

上記の予防整備が出来ると言うことは、それだけその車種を知っているという事になります。

主に自社の車の整備ですから、この年式のこの車種では、このような不具合や故障が出やすい。

このくらいの走行距離になったら、交換がオススメなど特徴をよく理解していますし、社外秘の整備マニュアルも持っていますし、何よりも経験数です。

多くの自社の車を見ているからこそ見逃さない症状もたくさんあります。

また、最近の車はコンピューター診断により異常を見つけることができるため、一般的に車種の個別情報が多いディーラーの方が有利と言われていますし、メーカー専用のコンピューター診断はディーラーでしか行えません。

その為、安心度の高い整備を受けることが可能です。

 

ディーラー車検のデメリットは?

 

車検費用が高くなりがち

上記に記載した予防整備を行えばその分の、部品代などの料金が追加されますし、工賃も民間車検よりも少し高くなっています。

民間の整備工場や車検専門店では、価格を重視し予防整備を行っていなかったり、工賃が割安になっているため、車検費用の合計金額が安くなっている傾向にあります。

 

時間がかかる

フランチャイズ展開している車検専門店では、ホリデー車検や数時間で車検を終えれる1日車検など、短時間で車検を行える店舗も増えてきました。

通勤や仕事で車を使われる方には短時間で終わると助かりますよね。

ですが、ディーラー車検には、数日かかることが多いです。

繁忙期では1週間ほどかかることもあり、代車の在庫と自分のスケジュール的に日程が合わなければ、ディーラーと日程の調整が必要です。

ただ、ディーラー車検でも多少の融通は利く場合もあるようですので、一度相談してみるのも良いかもしれません。


ディーラー車検にもメリット・デメリットがありました。

ただ、予防整備などを考えると日頃こまめに点検を受けていなかったり、車の知識はあまりないから全部お任せしたい!

と言う方にはディーラー車検がオススメかもしれません。

 

ディーラーで購入した車の車検を受けるのはどこでもいいの?

ディーラー 車検 メリット どこでもいいの

新生活に向けて車を購入されるケースは多数あります。

その場合春に車検を迎えますが、またその時期は転勤や移動と言った引っ越しも多い時期ですよね。

その為引っ越し時期と車検が重なってしまった…などと言う可能性もありますよね。

そんな場合、車検証に記載されている住所と、現住所が異なる為に元の住所のところでしか車検を受けられないのではないか?や、車検の前に登録を変えなくてはいけないのではないか?など不安に思われるかもしれません。

このような場合、県外では車検を受けられないのでしょうか?

手続きが必要なのでしょうか?

 

日本全国どこでも車検は受けられる!

結論を言うと、車検は日本全国どこでも受けられます!

ですが、普通に車検を受けるには注意しなければいけないことがあります。

  • 県外ナンバーのままで車検を受ける場合
  • 住民票を移していない場合

 

普通に車検を受ける際に必要な書類

  • 自動車検査証:切れている場合でも必ず必要です。
  • 自賠責保険証明書:加入が義務付けられていますので、加入している証明です。
  • 自動車納税証明書:納付が義務です。きちんと納付している事の証明になりますので紛失しないようにしましょう。
  • 自動車重量税納付書:ディーラーで受ける際はディーラーが準備しますので、ユーザーは必要ありません。
  • 自動車検査表:ディーラーで受ける場合はディーラーが準備します。
  • 継続検査申請書:ディーラーで受ける場合はディーラーが準備します。

 

住民票を移している場合に気を付けること

一番問題になるのが、『自動車納税証明書』です。

自動車納税証明書を発行してもらうためには、自宅に『自動車税納付書』が届く必要があります。

その為、新しい住所に届きますので納付が出来ないことはありません。

ただ、一つ必要なのは『車庫証明』です。

車を違法なところに停めていませんと言う証明です。

車庫証明はあなたの住んでいるエリアを管轄する警察署で申請すれば取ることが出来ますが、その場で発行してもらうことは出来ませんので、車検を受ける前に、時間に余裕をもって車庫証明を取っておきましょう。

 

住民票を移していない場合に気を付けること

住民票を移していない場合は、自動車税の納付のために必要な自動車税納付書が届かない可能性があります。

これがないと車検が受けられませんので、郵便局に郵便物の転送依頼をし必ず受け取るようにしましょう。


県外でも、関係なく車検が受けられるのならば引っ越しと時期が重なっても安心ですね!

ただ、自動車税納付書だけは紛失してしまいやすいですし、その場合再発行が必要ですので、注意しましょう。

 

どこで購入した車でもディーラー車検は受けられる?

ディーラー 車検 メリット どこでもいいの

敷居が高く感じてしまいがちなディーラーですが、購入店舗なら来店しやすいですよね。

ですが、中古車専門店などで購入しやっぱりメンテナンスは安心なディーラーで受けたい!と思っても、そのようなことは可能なのでしょうか?

 

他店で購入した車でもディーラー車検は問題なし!

昔は自社で購入した車しか整備しない!と言う敷居の高い店舗もあったようです。

ですが、今は違います。

国産車の場合『同一メーカー系列』だと喜んで点検修理して貰う事が出来ます。

また、点検整備に関しては、板金塗装・各種オイル交換・プラグ交換等(純正部品に拘らない)は、『他メーカー車でも喜んで!』というディーラー系整備工場も増えてきていますし、町の整備工場、大手カー用品店整備工場と同じ感覚になっています。

 

購入したディーラー以外で車検を受ける人が多い?

意外と多くの方が、購入したディーラー以外で車検をうけているようです。

  • 自分のディーラーの接客が悪い
  • サービスが悪い
  • 何かトラブルがあって行きにくくなった
  • 違うディーラーからうちで車検を出さないかと勧められた

など、様々な理由があります。

このように意外と皆さん購入店舗以外でも車検を受けているようですね。

ディーラーを乗り換えても接客の良いディーラーであればむしろ今後のためにいつもよりも丁寧に接客や対応をしてくれると思います。


購入したディーラー以外で受けるのも問題ないのですね!

ディーラーと言えど、やはり人付き合いなので変えたいと思う事もあるかもしれませんし安心ですね。

 

購入したディーラー以外で車検を受けるのは迷惑?

ディーラー 車検 メリット どこでもいいの

購入したディーラー以外でも車検は受けられることもわかりましたが、実際に他で購入した車を持っていくと嫌がられたりしまったりしないのでしょうか?

少し不安ですよね。

 

現ディーラー整備士に実際に質問してみました!

上記の通りディーラーのサービスとしては、他で購入した車を持ち込まれるのは問題ない店舗が多いようですが、実際作業をされる整備士さんはどのように感じられているのか実際に現在某カーディーラーで働いている整備士さんに質問してみました。

筆者

筆者
直球ですが、実際に自社で購入された車以外が車検や整備に来られると迷惑でしょうか?
整備士さん

整備士さん
いえ!全く迷惑だなんて思いません。

どこで車検や整備を受けるかを選ぶのはお客様の自由ですよ。

また、お客様との新しいご縁が出来ることで今後のお付き合いにも関わってきますので、全く問題ありませんし、整備士としては他のお客様と何ら作業は変わりません。

筆者

筆者
では、実際にそのように持ってこられる方は多いのでしょうか?
整備士さん

整備士さん
そうですね。

店舗によって異なりますが、当社はお客様とのお付き合いを大切にしていますので、基本的に自社メーカーだけでなく他メーカーの車でもお受けしています。

その為、『うちはどこのディーラーだ?』なんて思ってしまうくらい様々なメーカーの車をお預かりしている時もあります。

また、他メーカーの車では自社では対応できない整備や部品もあります。

そのような場合は、私たちが近くのお付き合いのある他メーカーへ出向き対応をお願いしたり、部品を仕入れたりして作業を行います。

筆者

筆者
ディーラーは敷居が高いイメージでしたが、意外となんでもお任せ出来るんですね!助かります!
整備士さん

整備士さん
そうですね。

当社は特に昔ながらの人と人とのお付き合いを大切にしていますので、お茶を飲みにでもショールームに来てください!とお伝えしているくらいフランクなお付き合いをさせて頂いています。

どのような整備や車検でも、是非1度ご相談ください!

筆者

筆者
ありがとうございました!

実際に整備士さんの意見を聞けて安心しました。

敷居が高く感じがちなディーラーでも、1度問合せてみるのがよさそうですね。

 

新車・中古車を買う時の下取り車を高く売る方法は?

新車・中古車を安く買うには、値引きをしてもらうのが圧倒的に早いですが、あなたに下取り車があるのならば、その車を下取りに出せば更に安く買えますよね。

しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!

ここで注意すべき事は、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」という事。

また、


値引きは限界です。その代わり下取り金額に10万円上乗せしたので、これで契約してください!

と言ったセールストークに誤魔化され、あやうく損するといった場面も見受けられます。

やっぱり、1円でも高く下取りに出したいですよね?

そのためにも、ある程度の今あなたの乗っている車がいくらで売れるのか相場を知っておく必要があるのです。

そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。

そこで、下取りに出したい車を一括査定してもらって買取価格の相場を知ってその見積書を提示して、それより高くしなければ下取りに出しませんとあなたの下取り車を高く売るために交渉する最大の武器となります。

私もディーラーに車を下取りに出した時、ラブ4の初めの提示金額は40万と言われました。

そこで、車買取査定サイトから無料査定をしてもらった結果、57万円という買取金額が出て唖然としました。

あやうく17万円を損するところでした!

その後、私は再びディーラーへ行って車買取査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えたところ、車下取り価格を17万円+1万円UPしてくれました。

初めから相場以上の金額で対応してくれよと思いながらも、車買取査定サイトを知らなくては損するのは当たり前ですね。

だからこそ、下取り買取金額を出してもらう前に、利用していくのを忘れないようにして下さいね。

かんたん車査定ガイドでは、かんたん車査定ガイドで申し込み後、買取相場が表示されます。

ディーラーの下取り買取価格と比較したい方・すぐに相場を知りたい方は、無料ですぐに利用できるのでお早めに利用してくださいね。
かんたん車査定ガイド
 

まとめ

ディーラー 車検 メリット どこでもいいの

今回は、ディーラーで車検を受けることのメリットや車検を受けるのはどこでもいいのかについてご紹介してきましたが、如何でしたか?

どうしてもディーラーの敷居の高さから、一見さんでは入りにくく感じますが全く問題ありませんので、気兼ねなく整備依頼・車検をお願いしてよさそうですね。

ただ、これは常連さんでもですがまず電話で問い合わせてから来店する方が更に安心かと思います!

何らかのトラブルが起きた際なども、気兼ねなく相談しましょう。

かんたん車査定ガイド

関連記事

ディーラーローンとは 審査落ち 保証人

ディーラーローンとは?審査落ちの原因・対処法

ディーラーローン 金利交渉 審査 流れ

ディーラーローンの金利交渉の仕方&審査の流れ

ディーラー 車検費用 高い どれくらい

ディーラーの車検費用は高い?どれくらいなの?

ディーラーローン 審査 甘い 通りやすい

ディーラーローンの審査は甘い?通りやすい理由は?

ディーラーローン マイカーローン 違い

ディーラーローンとマイカーローンの金利・審査基準・手続きの違い

ディーラー 持ち込み ドラレコ

ディーラーは持ち込みでドラレコ取り付け可能?費用・注意点も紹介