今回はBMW 3シリーズと5シリーズそれぞれの乗り心地の特徴と、実際に乗っている人の評価を比較してご紹介します。
スポーツセダンとして人気を誇る3シリーズと5シリーズです。
5シリーズは3シリーズの上のグレードとなっています。
この5シリーズでは、3シリーズには欠けていた高級感が追加されラグジュアリーな1台となっていますが、乗り心地も異なるのでしょうか?
それでは、BMW 3シリーズと5シリーズそれぞれの乗り心地の特徴と、実際に乗っている人の評価を比較してお届けしていきますので、お見逃しなく!
やはりグレードが高い5シリーズの圧勝なのでしょうか?
【目次】
BMW 3シリーズの乗り心地は硬い?
スポーツ性能を高めた、バランスの良い性能をした3シリーズですが、乗り心地はどう良いのか、どのようなこだわりがあるのか見ていきたいと思います。
使いやすいボディサイズで運転手の乗り心地は良い
日本の道路事情を考えた時に使いやすい車幅は1,800mmといわれています。
車幅1,800mmを超えると駐車場に停められないという事が起きる可能性があります。
少し古い機械式の立体駐車場などがそれです。
ですが、3シリーズは、全長4,645mm、全幅1,800mmというサイズなのでギリギリおさまっています。
また最小回転半径は5.4mなので、小回りに関しても日本車と変わりません。
日本でも不便なく運転しやすそうですね。
エンジンの振動が乗り心地を悪くしている?
現行の F30の320iは低速域のトルクがあり、飛ばさない人であれば十分すぎるパワーがあります。
その代わり低速に割り振った4気筒ということもあり、高回転域のフィーリングが悪く変な揺れやエンジンのガラガラとした音が目立つこともありますが、335iになると全て問題なく、峠から街乗りまで絶大なパフォーマンスを実現してくれます。
ただ、直列6気筒のツインスクロールターボのために燃費が悪化します。
スポーティな走行をする為に硬いの?
3シリーズは1シリーズとプラットフォームを共有しています。
サスペンションは、フロントにダブルジョイントストラット式、リアに5リンク式を採用しています。
装着しているランフラットタイヤも進化し、ノーマルタイヤと比べて5%硬い程度のようです。
その走りはスポーティーそのもので『さすがはBMW』と言いたくなる、シャープなハンドリングです。
低速域での乗り心地が硬い?
前述してきた通り、日本での運転しやすさ、ハンドリングなどの快適さは素晴らしい3シリーズでしたが、乗り心地は硬いようです。
昨今では、スーパーカーまでが当たりの柔らかな乗り心地になっています。
ですが、50km/hあたりまではゴツゴツと硬い乗り心地です。
これには賛否両論があるでしょうが、Mスポーツサスペンションだからこそ硬いようです。
日本でも不便なく運転の可能でシャープな乗り心地が特徴のようです。
その反面乗り心地は硬く、賛否両論がありそうです。
BMW 5シリーズの乗り心地はまさしく高級車?
続いて5シリーズです。
3シリーズに比べ、ボディサイズも大きくなる5シリーズですが乗り心地の特徴はどうなのでしょうか?
余裕のあるエンジン性能が乗り心地に貢献
540iはとことん滑らかで低回転域からレッドゾーンまで非常に滑らかに吹け上がり、ロータリーエンジンよりも気持ち良く加速してゆきます。
直列6気筒でありながら、以前のBMWのV8よりも高級感があるように感じます。
それでいて、少し甲高い音が心地よく窓を開けたまま走りたくなります。
それと比較してN55系は荒々しくゴリゴリと加速する感覚を感じさせてくれますが、この540iに至ってはターボとは思えない滑らかな加速とレスポンスで驚きを隠せません。
この540iに到っては低速から大型バイクのように気持ち良く加速して、6500回転でパワーのピークを迎え心地よい加速を実感させてくれます。
新開発ボディで走行中の安定感が高い
乗り心地はかなり安定感がありスムーズと言えます。
新開発のシャシーとボディはアルミニウムや超高張力銅板などの使用範囲を広げることで軽量化された為、運転していて重さは感じません。
組み合わされるサスペンションは、フロントに新開発のダブルウィッシュボーン、リアに5リンク式で、ホイールベースが2,975mmと長いため、直進走行時の安定感もあります。
メリハリの効いた加速とハンドリングで乗り心地をコントロール
アクセルを踏み込むと、スポーティ・セダンとしての本領が現れます。
各シリンダー内で強烈な爆発エネルギーがピストンを押し下げている様子が思い浮かぶような鼓動感を示しつつ、高回転域まで一気に吹き上がり、メリハリの効いた加速が楽しめます。
また、このような走りをこなしながら4輪はバランス良く路面をつかみ続けるので安定性の高い走りを実感できます。
コーナーを駆け抜ける場面では、ステアリング操作に対しては軽快な操縦性も獲得し、サスペンションが過剰に引き締められているわけではありません。
むしろ、走行モードをコンフォート+にすると乗り心地のしなやかさの方が印象に残ります。
BMWというとスポーティ・セダンとしての価値が注目されがちですが、5シリーズの投入により安全性や環境性能にも高度な配慮をしたエグゼクティブ・セダンとしての評価も上昇しました。
3シリーズとは比べ物にならない乗り心地?
3シリーズの硬い乗り心地から比べるとかなり良好です。
高級車に乗っていると実感させてくれるような快適性を味わうことができます。
サスペンションの硬さも抑えられて、段差や路面状況が悪い道でも快適に走れます。
また、高速走行中の安定性が非常に高いです。
ホイールベースが伸びたというものありますが、このシリーズの用途が長距離の移動が中心というのも考えられており、そういったフィーリングに割り振られています。
ただ、快適性を重視したゆえに、軽快性にはやや劣ります。
軽快性と快適性というのは相反するもので、ハンドリングのキレを重視すると、普段から余計にハンドリングを取られたりと弊害がでます。
その為、5シリーズは快適性を重視している為、スポーツ性能とハンドリングの軽快性さが少なくなってしまったようです。
3シリーズと比べて落ち着いたスポーティーさがありそうです。
BMW 3シリーズと5シリーズの乗り心地に関する評価を比較!
実際に3シリーズや5シリーズを乗られた方の、乗り心地に関する口コミも気になりますよね!
いくら言葉や装備で、良いとわかっていてもやはり実際乗ってみて良さが実感できることもあると思います。
それぞれの口コミを見てみましょう。
3シリーズの乗り心地に関する口コミ
高速時の安定性も抜群で、これぞ、BMWの本領発揮!セダンのベンチマーク的存在になっているのもうなずけます。
SPORTはノーマルサスなので、乗り心地はとても良く、専用シートの座り心地もなかなかのものです。
前車のダコタレザーシートは表面の硬さが気になったのですが、それよりも良い感じです。
250馬力の車に乗っていましたが、それを使い切る事はほとんど無く、3シリーズに乗り換えてから大人の運転になりました。
絶妙な足の動きと車の動きを感じながら運転する時間は、さながら一流寿司店で回転寿司との違いを感じる様な時間です。
これは、8ATの恩恵ですよね。
ターボも、アクセルを踏むとレスポンス良くかかり、車体重量関係無く加速していきます。
燃費重視なら『ECOPRO』、走りたい気分なら『SPORT』と、走りがガラリと変わるのも楽しいです。
傷んだ路面では若干横方向への揺さぶられ感があることが気になりましたが、普通に乗る分には問題ありません。
純正のタイヤは18インチ、コンチスポーツコンタクトですが、交換すればまた印象が変わるかもしれませんよね。
5シリーズの乗り心地に関する口コミ
ただ適度にロールしつつもヒラリヒラリとコーナーを抜けていく様はやはり『駆け抜ける喜び』のBMWです。
中立付近がナイーブではないおかげで直進の保持がしやすく安定性も増したように感じます。
楽しさは少しスポイルされているような気もしないではないですが今のBMWの高級サルーンとしての味付けなのかもしれませんね。
音だけで言えば、マツダやボルボが静かですが、パワー感とフィーリングはBMW にはかないません。
意のままにコントロールできるエンジンですね。
予想外にステアリングの感覚からか、乗り味が軽い感じでとても乗りやすいです。
硬めながら突き上げは無く、フラットでスーっと路面を滑走しているようです。
また、8段ATがとても賢く働き、普段は2000回転以上回ることは少ないですが、スポーツモードに切り替えると回転数を高めに維持するので、山道などもとても身軽で快適です。
高回転だとゴキゲンな音がします。
ランフラットタイヤでなければ、もう少し振動、騒音とも減るかも。
どちらも、BMWならではの駆け抜ける喜びを体感させてくれそうです。
これは実際に運転した人でしかわかりえない、歓びですね!
新車・中古車を買う時の下取り車を高く売る方法は?
新車・中古車を安く買うには、値引きをしてもらうのが圧倒的に早いですが、あなたに下取り車があるのならば、その車を下取りに出せば更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ここで注意すべき事は、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」という事。
また、
と言ったセールストークに誤魔化され、あやうく損するといった場面も見受けられます。
やっぱり、1円でも高く下取りに出したいですよね?
そのためにも、ある程度の今あなたの乗っている車がいくらで売れるのか相場を知っておく必要があるのです。
そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。
そこで、下取りに出したい車を一括査定してもらって買取価格の相場を知ってその見積書を提示して、それより高くしなければ下取りに出しませんとあなたの下取り車を高く売るために交渉する最大の武器となります。
私もディーラーに車を下取りに出した時、ラブ4の初めの提示金額は40万と言われました。
そこで、車買取査定サイトから無料査定をしてもらった結果、57万円という買取金額が出て唖然としました。
あやうく17万円を損するところでした!
その後、私は再びディーラーへ行って車買取査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えたところ、車下取り価格を17万円+1万円UPしてくれました。
初めから相場以上の金額で対応してくれよと思いながらも、車買取査定サイトを知らなくては損するのは当たり前ですね。
だからこそ、下取り買取金額を出してもらう前に、利用していくのを忘れないようにして下さいね。
かんたん車査定ガイドでは、かんたん車査定ガイドで申し込み後、買取相場が表示されます。
ディーラーの下取り買取価格と比較したい方・すぐに相場を知りたい方は、無料ですぐに利用できるのでお早めに利用してくださいね。
かんたん車査定ガイド
まとめ
今回はBMW 3シリーズと5シリーズそれぞれの乗り心地の特徴と、実際に乗っている人の評価を比較してご紹介してきましたが、如何でしたか?
どちらもBMWらしいスポーティーな乗り心地をベースにスムーズな加速やハンドリングなどドライブを楽しめそうですね。
スポーティーかつ細やかかな運転がお好みの方には3シリーズを、安定感と高級感がお好みの方には5シリーズがオススメではないかと思います。
それぞれ、ご自身のお好みに合わせたミドルセダンを選びたいですね。
かんたん車査定ガイド