今回は、BMW 3シリーズのグレードの違いについて詳しくご紹介します。
プレミアム感とスポーティーな走りで人気なBMW 3シリーズ。
ですが、3シリーズは細かくグレード分けされており、一見どのような違いがあるのかわかりにくいと思ったことがある方も多いのではないでしょうか?
グレードごとにどのような特徴があるのか見ていきたいと思います。
それではBMW 3シリーズのグレードごとの違いについてお届けしていきますので、最後までお見逃しなく!
どうしてこのように細かいのでしょうか?
【目次】
BMW 3シリーズのベースグレードは3種類!
そもそも、欧州車がグレードが豊富なのは様々なニーズに対応できるようにと言う事だそうです。
それぞれどのように異なるのか見てみたいと思います。
3シリーズセダン
3シリーズセダンは欧州で良く利用される車の分類でDセグメントに属するモデルです。
ベンツCクラスや、アウディA4、VWパサート、ISなど強豪揃いの激戦セグメントです。
2005年4月に登場した5代目のBMW 3シリーズセダンは全幅が1800mmを超えてミドルセダンへとサイズアップしました。
エンジンは3L直6ターボを筆頭に3LNA、2.5L直6NA、2L直4NAの4タイプがラインナップされています。
ミッションは駆動方式を問わず6ATを中心に一部グレードに6MTがあります。
最低価格のグレード(318i SE:4,090,000円)と最高価格のグレード(340i M Sport:8,130,000円)を見比べてみると、最高価格は最低価格の二倍近くもの価格になっています。
3シリーズツーリング
3シリーズのツーリングはスポーツ・セダンの走りと十分なラゲッジスペースが融合されたステーションワゴンです。
現行のF31型は、先代のE91型の後を継ぎ2012年に、F30型セダンと共にデビューしました。
先代と比較すると、全長とホイールべースが延長され、全長は4645mm。全長と全幅はセダンと全く同じだが、ツーリングにはルーフレールが装着されている分、セダンに比べ全高は20mm高く1460mmとなっています。
先代と比べ全幅に変更は無いものの、前後のトレッドは拡大、さらにホイールべースも延長されたことで、走行安定性の向上し車内空間が拡大しています。
3シリーズグランツーリスモ
乗り味は基本的に3シリーズと同じです。
同じエンジンを搭載する3シリーズより少し重いものの、5シリーズより軽いため、絶対的な動力性能も全く問題ありません。
強いて言えばホイールベースを伸ばした分だけボディ剛性的に厳しくなったのか、太いタイヤを履いたグレードを選ぶと、路面のデコボコで車体がブルブル震える傾向にあります。
セダンの運動性とツーリングの機能性を高い次元で両立し、スポーティな外観に仕立てあげられたのがグランツーリスモです。
後席の足元の空間は7シリーズに近くなっています。
走りを重視するならばセダン、アウトドアなど荷物を積みたい方にはツーリング、更に高級感を追求するとグランツーリスモと言ったところでしょうか?
BMW 3シリーズの基本的なグレードは5種類
このたくさんの中でも、実は基本的なグレードは
- 318
- 320i
- 320d
- 330e iPerformance
- 340i
の5つになっています。
更に『Sport』や『Luxury』『Moderm』と分かれているのですが、これは後ほどご紹介したいと思います。
318iはスポーティと効率の高さを両立
新世代の1.5ℓ直列3気筒 BMW ツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンが搭載されています。
軽量でコンパクトな新ユニットが加わり、街中を軽やかに駆けぬけることができます。
燃費は17.2km/ℓ(JC08モード)を達成しています。
搭載されているエンジンには、数々の最先端技術が凝縮され、心躍る走行性能を発揮するだけではなく、優れた効率を実現しているようです。
4気筒や6気筒のような加速の爆発力はありませんが、発進時から発生する太いトルクを利用した余裕のある走りで、十分日本で走行することができます。
加速を楽しみたい人には向きませんが、そうでない人にはこれで十分と言えます。
320iと320dは人馬一体感を実感
320iは、1,998ccの直列4気筒DOHCガソリンエンジンを搭載しているグレードです。
6気筒と比べて爆発力に不満があるとしている方も多いですが、320iのエンジンは4気筒の中ではとても優秀なエンジンと言えます。
2.0Lとは思えないほどの加速力と、太いトルク、アクセルを踏んだ瞬間のパワフルさがなんとも言えません。
AT車とMT車がありますが、MTなら加速感覚が恐ろしいまでに伝わってきて人馬一体を体感できます。
320dは『d』が付いてるとおり、直列 4 気筒 BMW ツインパワー・ターボ・ディーゼル・エンジンを搭載しています。
全回転域でのダイナミックなパワーと卓越した効率を両立しています。
幅広いエンジン回転域においてパフォーマンスの向上と燃料消費量の大幅な低減を実現しています。
プラグイン・ハイブリッドの330e・iPerformance
330e・iPerformanceは直列4気筒BMW ツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンに電気モーターを搭載したモデルです。
パワフルさと快適性を見事に融合させた、革新的な新時代のプラグイン・ハイブリッドのようです。
市街地では電力だけで走ることを可能とした、最高の効率と高い環境性能を可能にされています
340iは力強い伸び
340iに搭載されたのは、新世代モジュール設計による『B58D30A』型が搭載されています。
動力性能もさすがと言えるものので、前身の335iと比べても大幅にスペックが向上しており、現行の2.0リッターターボとなっています。
330i(252PS/350Nm)でもすでに十分すぎるほどですが、340iはさらに力強く、その差は小さくなく、低速域から力強く加速し、トップエンドまで伸びやかに吹け上がってくれます。
日頃、街乗りしかしない、峠道を走ることもある、燃費を重視したい、など車をどのような場面で乗るかを考えて選びたいですね。
BMW 3シリーズには装備もグレード毎に違うって本当?
グレードを細かく分ける際に数字の後ろについている『Sport』『Luxury』『Moderm』ですが、これらにはどのような装備かと言う意味となっています。
それぞれどのような装備なのでしょうか?
Sport
Sportは内外装ともにスポーティな印象を与えるような装備が多くなっています。
キドニーグリルがクローム仕上げとなり、8本の格子デザインのグリル内部はブラックアウトとなっています。
アルミホイールは17インチまたは18インチで、ダブルスポークデザインとなります。
室内はブラックを基調に、赤がアクセントとしてあしらわれたスポーツシートも標準装備です。
M Sportは、Sportをよりスポーティにしていてグレードによってはサスペンションが異なるなど、根本的にもスポーティにしてくれるものです。
Luxury
Luxuryは高級感と快適性を重視した内外装のつくりになっています。
キドニーグリルが11本の格子デザインとなり、バーはクローム仕上げ、リアバンパーにも、クロームのバーが配置されています。
インテリアは、ダッシュボード中央に、クロームのフレームを採用し、シートは2種類の素材と、4色のカラーが組み合わせられています。
Moderm
キドニーグリルがサテンアルミ仕上げとなるのが特徴です。
リアにも、サテンアルミ仕上げの装飾エレメントが加えられました。
アルミホイールは、17インチまたは18インチのタービンデザインで、室内では、淡い色のダッシュボードに、ダークオイスター色のステアリングホイールが目を引き、メタル系の色や素材で、未来的なイメージのデザインです。
グレードごとの種類も様々あり、コンセプトがわかりやすく自分の好みによって選びやすそうです。
ただ、室内の色やステッチも標準装備となっている為、他のグレードで気に入ったものがあっても、他のグレードには付けられないというのは少し残念かもしれません。
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まとめ
今回は、BMW 3シリーズのグレードごとの違いについてご紹介してきましたが、如何でしたか?
かなり細分化されている3シリーズですが、よく見るといくつかのパターンに分類されていることがわかりました。
走りを重視したいのか、広さやラグジュアリー感を重視するのか、そしてどのくらいパワフルさを求めるかなど、ご自身のお好みで選べますね!
また、その為価格も幅広く設定されていますので、予算によってでも選びやすいのではないでしょうか。
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