今回は、BMW4シリーズクーペの決算期を狙った最大値引きはいくらなのか?についてお届けします。
BMW4シリーズクーペはダイナミックな外観と、他のドイツメーカーにはないエレガントさが際立つスポーツクーペです。
日本においてもBMW4シリーズクーペは、輸入車の中でも大人気の車であり、そのハンドルを握る事はステータスシンボルでもあります。
その理想のクーペを購入したいと考える方も多い事と思います。
今回は、そのBMW4シリーズクーペの決算期を狙った最大値引きについて、解説してまいります。
でも日本車だって高くなったから、全く手が出ない訳でもないんじゃないですか。
でも、どうやって値引き交渉すればいいのでしょうか。
【目次】
BMW4シリーズクーペの値引き相場はいくら?
出典:https://mycar-review.com/bmw4/
BMW4シリーズは、BMW3シリーズをベースに作られたモデルになります。
外国車も日本車と同様に新しい車は旧車に比べて値引きが少なく、古いモデルは価格が下がるのが普通です。
ですから、BMW4シリーズクーペの値引きは厳しい事が予想され、逆にBMW3シリーズは価格が落ちていくと考えられます。
まずは、4シリーズクーペの新車価格と値引き相場を見ていきましょう。
グレード別のカタログ価格は?
4シリーズクーペのグレード別カタログ価格を下記に記載しました。
グレード名 | 新車価格 |
420i Coupe M Spirit | 573万円 |
420i Coupe Sport | 596万円 |
420i Coupe Luxury | 615万円 |
420i Coupe M Sport | 617万円 |
430i Coupe Sport | 722万円 |
430i Coupe Luxury | 725万円 |
430i Coupe M Sport | 742万円 |
440i Coupe Luxury | 858万円 |
440i Coupe Luxury 『左ハンドル』 | 858万円 |
440i Coupe M Sport | 875万円 |
440i Coupe M Sport 『左ハンドル』 | 875万円 |
値引き交渉のための参考にして下さい。
まだ新しいから値引きは渋い?
4シリーズクーペは2013年発売ですが、2017年5月にマイナーチェンジしていますから、新モデルになって、まもなく2年になるところです。
日本車でも1年間は値引きが渋い状態が続きますから、これからが4シリーズクーペにも値引きの動きが大きくなり始める頃だと考えます。
但し、4シリーズクーペ自体の流通量が日本では少なく、人気でも4ドアのグランクーペの方が日本で人気があるようです。
地元ドイツでは、2ドアのクーペも4ドアクーペも同じ価格のようです。
イギリス等ではその差額は3%程度だそうで、日本でも同様に3~5%程度の価格差があり、金額で20万~30万円の価格差になります。
それでも高いグランクーペに人気が集まるのは、日本人が4ドア好きな証拠でしょう。
そのように通常の2ドアクーペよりも4ドアに人気があるので、クーペの値引きが進みそうですが、インポーターも心得たもので、売れるものばかりを大量に輸入します。
ですから日本車のように売れない車は安くなるということも、一概には言えないのです。
しかし、1台とて在庫に抱えたくないのも事実ですから、在庫車と要望の車が合致すれば交渉次第で安く買う事も可能でしょう。
指名買いだから値引きは渋い?
もし、こちらがBMW4シリーズクーペの指名買いだと営業マンに判断されれば、もちろん値引きは渋くなるでしょう。
何と言っても、この車しか眼中にないのだなとバレてしまっているのですから困ります。
しかし、こんな時は逆に、私はどうどうしても『4シリーズクーペ』のハンドルを握りたいんだという熱意を営業マンに見せて、心を動かしましょう。
下手なごまかしは無用です。
この際には直球で勝負しましょう。
打たれたら、別の代理店に行くつもりで交渉した方が、結果は良い方向にいくと思いましょう。
最後は人間同士の会話ですから、腹を割って話せば思いが伝わる事も多いのです。
開き直りも肝心と切り替えてください。
特に4シリーズクーペの購入者には指名買いが多いと営業マンに情報が流れているようですから、小細工が効かないと思ったら正直に予算を言って、この金額以上では買えないとハッキリ伝えるのがいいでしょう。
相手も分かり易く返答も早いので、次の行動にも素早く動けるというように、良い方向に考えるようにしましょう。
値引き相場は?
あまり販売実績が多くないため参考にしずらいのですが、グランクーペの値引きが20万円程度と考えると、クーペの値引きは25万円が相場と判断します。
売り手は同等額の値引きを提示するでしょうが、人気もなく高い車を売りたい売り手の心情を考えれば、妥当な数字といえるでしょう。
売れないからって、日本車みたいに在庫を抱えてしまう訳でもないから、値引きは進まないんですね。
そもそもこの金額くらいの車になると、レクサスみたいに値引き無しが普通になってくるんじゃないですか。
BMW4シリーズクーペの最大値引き額は?
出典:http://driverlayer.com/img/emblem/19/any
値引き相場と、販売歴から最大値引き額を算出してみます。
値引き相場から見る最大値引きは?
値引き相場が25万円と考えれば、輸入車で在庫数も少ないことなども考慮すると、35万円が最大値引きであり、目標値引き額と考えます。
これも在庫車の関係や、交渉時期も影響しますが、このくらいの金額の値引きができれば御の字と考えます。
もちろん、オプションなどの値引きも含んでの『35万円』が目標値引き額です。
最大値引き相場の実態は?
値引き相場に合わせるわけではないのですが、正直言って4シリーズクーペの値引き報告もグランクーペの値引きも統計をとるほどには販売報告がありません。
かろうじてグランクーペの方が報告は多く、平均で30万円弱になっていますので、やはり実態からもクーペの最大値引き相場は『35万円』と考えます。
最大値引きを引き出す方法は?
やはり、本体値引きが厳しい車ですので、値引きの常套手段は外国車でも同様に効果があると考えて、可能性のあるものは全てチャレンジしてみましょう。
1.決算時期を狙う
まず、最大の好機である決算期を狙います。
また、同様に半期決算期も狙ってみましょう。
2.ライバル車との競合
ライバル車も絞った方が良いでしょう。
簡単な所では、ベンツのCクラス、アウディーのA5クーペあたりが価格が近いので競合はさせ易いのですが、グレードでの金額幅が大きいので他の選択肢もあります。
ですが、外国車の場合は好みがハッキリと分かれる傾向が多いので、こちらの考えを見透かされることが多いと思います。
また、他社で簡単に見積もりをとる事も難しいので、1車種位に絞って競合させた方が良いと思います。
思い切ってレクサスあたりと競合させた方が、現実味もあり情報もある程度は持っているでしょうから、交渉には使い易いかもしれません。
3.グランクーペとの競合
これが一番効き目があると期待します。
グランクーペの方が売れていて4ドア好きの日本人です。
在庫で余ったというのは失礼ですが、抱えていていつ売れるか分からないクーペに安値を付けてくれる事を期待します。
在庫の確認と、自分の欲しいグレードやカラーなども確認しておいた方が良いでしょう。
受注予約になれば、値引きはほぼゼロになるでしょう。
ある程度の妥協をしなければ、値引きができないのが外国車値引きの現実ですので、覚悟だけはしておきましょう。
4.オプション値引き
本体値引きが渋い時の鉄則です。
本体がダメなら、オプション値引きか、オプションサービスの交渉を忘れずにおこないましょう。
本体値引きではかたく断わったとしても、オプション品のサービスを快くしてくれる事もありますので、交渉だけは必ずしましょう。
本体で値引きが無理だったら、オプションで値引きですね。
チャレンジしてみないと値引き目標の達成はかないませんよね。
BMW4シリーズクーペの最大値引きは決算期が狙い目?
出典:http://www.allingoodtime.uk.com/hive-productivity-home/
日本車の決算期と外国車の販売店の決算期は異なることもあるそうです。
どちらにしても決算期に値引きが大きくなる傾向は同じようで、狙ってみる価値はありそうです。
BMWジャパンの決算は12月?
外国車および外資系のメーカーの決算期は、圧倒的に12月が多いようです。
日本におけるBMWの輸入、販売を手掛けるBMWジャパンの決算期も12月となっています。
但しBMWジャパンは、あくまでインポーターであって、販売は各ディーラーで行われます。
ディーラーの決算は日本企業と同様に3月となるため、やはり3月の決算期に力が入ります。
実際に3月も傾向を見ると販売台数が伸びており、日本車との競合もあり、日本車の決算に負けないような取り組みが行われているようですから、3月は絶好の値引きの狙い目となるでしょう。
またインポーターBMWジャパンの決算期の12月にも在庫整理の動きが出るのか、直系のディーラーではキャンペーンが行われる事も多く、値引きが表立って行われます。
ボーナスシーズンでもありBMWジャパンの決算期である12月は、3月の決算期同様に絶好の値引きの狙い目と言えるでしょう。
決算期には大幅値引きが狙える?
冒頭で申し上げましたように、外国車も決算期には力が入るようです。
時期が異なる為、全く同じようには考えずらいのですが、12月は年度末であるとともにインポーターの決算期が重なるとすれば、日本車の決算期である3月以上に値引きが見込めるようにも思えます。
まして日本ではボーナスシーズンでもあり、好事情が3つも重なり、これ以上のタイミングは無いと言えるでしょう。
もし希望が末期モデルの3シリーズなら、3桁の値引きは間違いないと言い切っている営業マンもいるくらいです。
但し狙いは、大人気の4シリーズクーペですから、そこまでは全く無理だとしても、通常以上の最大値引きを狙いましょう。
他に値引きが狙える時期は?
好タイミングと言えるのが、4Seriesの低金利ローンが始まった時です。
低金利を打ち出すということは、売りたい在庫車があると考えてもよいでしょう。
これも好みの車と合致するかは分かりませんが、買い時の合図です。
12月が決算月なら、値引きが期待できそうな気がします。
ちゃんと12月の売り上げに間に合うスケジュールで交渉しないといけませんね。
新車・中古車を買う時の下取り車を高く売る方法は?
新車・中古車を安く買うには、値引きをしてもらうのが圧倒的に早いですが、あなたに下取り車があるのならば、その車を下取りに出せば更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ここで注意すべき事は、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」という事。
また、
と言ったセールストークに誤魔化され、あやうく損するといった場面も見受けられます。
やっぱり、1円でも高く下取りに出したいですよね?
そのためにも、ある程度の今あなたの乗っている車がいくらで売れるのか相場を知っておく必要があるのです。
そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。
そこで、下取りに出したい車を一括査定してもらって買取価格の相場を知ってその見積書を提示して、それより高くしなければ下取りに出しませんとあなたの下取り車を高く売るために交渉する最大の武器となります。
私もディーラーに車を下取りに出した時、ラブ4の初めの提示金額は40万と言われました。
そこで、車買取査定サイトから無料査定をしてもらった結果、57万円という買取金額が出て唖然としました。
あやうく17万円を損するところでした!
その後、私は再びディーラーへ行って車買取査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えたところ、車下取り価格を17万円+1万円UPしてくれました。
初めから相場以上の金額で対応してくれよと思いながらも、車買取査定サイトを知らなくては損するのは当たり前ですね。
だからこそ、下取り買取金額を出してもらう前に、利用していくのを忘れないようにして下さいね。
かんたん車査定ガイドでは、かんたん車査定ガイドで申し込み後、買取相場が表示されます。
ディーラーの下取り買取価格と比較したい方・すぐに相場を知りたい方は、無料ですぐに利用できるのでお早めに利用してくださいね。
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まとめ
出典:http://car-me.jp/articles/5144
ここまで、BMW4シリーズクーペの決算期を狙った最大値引きについて解説してまいりました。
BMWの象徴でもあるキドニーグリルの4シリーズクーペは、BMWの中でも特に人気があり、精悍なフォルムとスポーティーな走りで、多くの人を魅了しています。
BMWの車は一度乗ったら、その乗り味を忘れられなくなるといいますが、4シリーズクーペはそれ以上とも言われます。
その1台を格安で購入する方法を順序立てて考えてまいりましたが、大きな値引きは期待できそうもないのが現状です。
しかし、完璧なクーペと評される『4シリーズクーペ』を何とか安値で手に入れて、その優雅な乗り味をご堪能下さいね!
かんたん車査定ガイド