今回は、プリウスの燃費向上させる方法や燃費のいい走り方についてご紹介します!
普通車の販売台数ランキング1位を誇るプリウス、街中でも頻繁に目にしますよね。
世界初の量産ハイブリッド車として華々しくデビューしましたが、どんなカタログ上で燃費の良い車でも、無茶苦茶な運転をすれば実燃費は下がってしまいます。
どうせ燃費の良いプリウスを乗るならば、燃費向上テクニックを駆使し性能を最大限引き出したいですよね!
それでは、プリウスの燃費向上テクニックや、燃費のいい走り方についてお届けしていきますので、最後までお見逃しなく!
何も気にせず乗っていても、それなりに燃費のいい車ですが、どうせ乗るならもっと燃費よく運転してみましょう!
どこまで燃費を伸ばせるのでしょうか!
【目次】
新型プリウスの実燃費は旧型と比較するとどう?
2018年12月17日にマイナーチェンジし発売されたばかりのプリウスですが、こちらの新型の実燃費はまだ情報が上がっていませんが、カタログ上の燃費は旧型の34.0~40.8km/lから、37.2~39.0km/lと大きな変化もなく、実燃費はほとんど変わらないと思われます。
また、旧型プリウスでは実燃費が24~26km/lくらいでしたので、新型もそのくらいになりそうですね!
寒冷地仕様車や4WDの実燃費は?
プリウスの4WDは『E-Four』と呼ばれ、SシリーズとAシリーズのみの販売です。
JC08モードでは34.0km/ℓと公表されていますが、やはり4WDなので実燃費は21km/ℓくらいとなってしまうようです。
4WDの普通車だとハイブリッド車でも20km/ℓに届かない車が多い中21km/lくらいと言うのは4WDにしても、かなり低燃費な方です。
寒冷地仕様車には、バッテリー、オルタネーターの容量が普通仕様車よりも大きくなっていたり、エアコンやワイパー、スターターモーター・リアデフォッガーや防錆性が強化されています。
また、ロングライフクーラント、ウインドウォッシャー液にも不凍液が使われており、ウインドウォッシャー液は成分割合の変更とタンクの大容量化が行われ、寒冷地でも常に使用ができるよう計算されています。
このように、通常のモデルよりも手が加わってる分車両重量も増えているので、少し燃費は落ちてしまうようです。
冬は実燃費が悪くなる?
プリウスには、2代目以降冷媒用に電動コンプレッサーが装着されているので、エンジンが止まっていても、エアコンを作動することが出来ます。
このエアコンの電力はハイブリッドバッテリーの電力からおこなっているので、燃費の低下には影響が小さいのが特徴です。
ですが、ヒーターは別です。
でも、プリウスはほとんどの場合はエンジンがかかっていないので、熱エネルギーがありません。
ガソリン車のように熱が余っていない状態の為、熱をつくり上げるしかありません。
その為、エンジンを常に回して、ガソリンを大量に消費して熱を作ります。
なので、寒冷地に住んでいるユーザーのプリウスは燃費はガクっと落ちるんです。
ですが、寒冷地仕様車のプリウスはPTCヒーターと言った補助ヒーターを搭載していますので、多少の燃費悪化を抑えることが可能です。
実燃費30km/lは達成できる?
やはり実燃費は20km/l台と言う声を多く見受けられますが。
ですが、30km/lも可能な燃費なようです。
実燃費30km/lをクリアしている方の多くは、以前よりもハイブリッドカーを乗っていた方や、以前もプリウスを乗っていた方が多いようです。
その為、燃費を向上できるテクニックを実践されているのだと思われます。
せっかくプリウスに乗っているのならばこのくらいの低燃費をぜひ目指したいですね!
また、寒冷地仕様についてもPTCヒーターで燃費の低下を抑えられるのは嬉しいポイントですね。
新型プリウスの燃費のいい走り方は?
では、元々燃費の良いプリウスですが更に低燃費で走る為にはドライバーの腕にかかってきますよね!
実燃費を向上するテクニックを身につけ、更に低燃費を目指しましょう!
エンジンとモーターを合わせて加速する
『エンジンはある程度、高回転の方が効率が良い。エンジンが稼働したら効率の良いところまで回す』と開発に携わったかたが、そう言っているそうです。
ハイブリット車でもエンジンは効率良く使うのが燃費向上に繋がります。
まずは、走りたい速度になるまで加速しますが、速度が到達するとアクセルを踏むのをやめます。
そうするとエンジンの稼働だけの走行から、モーターでの走行とエンジンでの走行を使い分けるようにします。
少し加速したいときや下り坂ではアクセルを踏まずにモーター走行をするようにします。
ですがエンジンの不必要な稼働は燃費を悪くさせてしまいます。
その為逆に加速したいときや上り坂ではアクセルを踏んで、エンジンでの走行をします。
目安はメーターのECOの文字です。
Cの部分がだいたい真ん中になるので、真ん中よりも下なら『モーター走行』『真ん中より上になるとエンジン』を稼働するように使い分けをしましょう。
加速後はアクセルを戻してモーター走行
一定の速度まで達したら、アクセルを全部戻して、エンジンを停止させましょう。
その後は、必要に応じて、モーターとエンジンを適宜使い分けて走ります。
それほど強い加速が必要でない場合は、モーターで走ります。
モーターのみで加速するには、インジケーターの半分以下のところで加速することでエンジンはかかりません。
もちろん、強い加速が必要になったら、エンジンで走ります。
エンジンを回すには、インジケーターの半分を越えるところまでアクセルを踏み込みます。
バッテリーが少なくなったらエンジンで走行しよう
ここまで読むと『エンジン走行を減らせば燃費向上になるじゃないか!』と思うかも知れませんが、バッテリーの充電も必要です。
その為バッテリーのメモリが3つを目安にしましょう。
目盛が2つになるとモーター走行ができないだけでなく、停車中でも充電のためにエンジンが稼働してしまいます。
充電するためだけにエンジンを稼働させてしまえば当然、燃費にも影響は出ます。
エンジン走行以外での充電は、かなりの下り坂で軽くブレーキを踏んだり信号などで停車する際に早めにブレーキを踏み始めて止まる方法がありますが、どちらも後続車に配慮しておこないましょう。
Bレンジは使わない方が燃費が良い?
Bレンジは『急な下り坂など、強いエンジンブレーキが必要な時』と取扱説明書に記載されています。
また『※燃費向上や騒音の低減のために、通常はDを使用してください』とも但し書きされています。
Dレンジでは減速時にエンジンは停止し、回生ブレーキでエネルギーを走行用バッテリーに貯めますがBレンジの働きは、ある程度回生ブレーキが働くものの、エンジンを回転させてその抵抗でエンジンブレーキをかけますので燃費は悪くなってしまいます。
ブレーキの踏み方で回生ブレーキをフル活用!
プリウスで発電量を増やすためには、回生ブレーキの使い方も大切です。
回生ブレーキによって発電することができますが、発生したエネルギーの全てを発電に使えるわけではないからです。
モーターの許容量以上のエネルギーは、そのまま捨てられてしまいます。
その為回生ブレーキを利用して最も効率よく発電を行うためには、下り坂で加速しすぎないようにあらかじめ減速しておくことが必要です。
また、交差点など停止することがあらかじめ予測できる時は、早めにアクセルを離すと回生ブレーキで効率良く発電できます。
クルーズコントロールは燃費向上に役立つ?
運転時のスピードを一定に保つと燃費の向上につながりますが、自分の感覚だけでコントロールするのは難しいですよね。
加速を繰り返すとそのたびにエネルギーを消費するので燃費が悪くなってしまいます。
ですが、高速道路であればクルーズコントロールを使い、簡単にスピードを一定に保ち、急加速を防ぐことができます。
プリウスはGグレード以上であれば標準装備となっています。
こんなにもテクニックがあるならば、知らないのは勿体ないですね。
装備されている性能は、最大限活用しましょう!
新型プリウスの燃費向上させる方法はある?
加速や減速の燃費向上テクニックを見てきましたが、これらもすぐ実践は出来ますが、運転技術にも関係しますし慣れが必要ですよね。
では、他にも燃費を向上する為にすぐ実践出来ることはないのでしょうか?
暖房をこまめに消すと燃費向上効果アリ?
冬場になってくるとプリウスで発電しながらエンジンを温める方法も燃費の向上に良いかもしれません。
コツとしてはプリウスαのバッテリーが満タンの時は暖房を消してエンジンを止めます。
プリウスαのバッテリーが満タンでないときは暖房を入れてバッテリーを充電します。
こうすることで充電のついでにエンジンを温めることができるので快適さに燃費の向上をすることが出来ます。
タイヤの空気圧をチェックして燃費向上?
これはプリウスに限りませんが、タイヤは少しずつですが、空気を通しますので、一か月間タイヤの空気圧をチェックしないと指定の空気圧が保たれず燃費が悪化してしまいます。
また、こまめなチャックが面倒だと言って空気圧を高めにすると転がり抵抗が減少して燃費は向上するものの、乗り心地は悪くなってしまいます。
さらに、タイヤのセンターだけが編摩耗し、タイヤ本来の寿命を縮めてしまい経済的負担が増えてしまう事も。
これならいますぐにでも実践できますね!
こまめな判断で、燃費を向上させましょう。
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まとめ
今回は、プリウスの燃費向上させる方法や燃費のいい走り方についてご紹介してきましたが、如何でしたか?
元々燃費の良いプリウスでも、これだけも燃費向上を図れるテクニックがあるんですね!
これは、ただそのまま乗っているだけでは勿体ないですね。
ぜひ、プリウスの性能を最大限引き出して、燃費の良い運転をしていきましょう!
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