本記事では、ランクル200新型のディーゼルエンジンの実燃費は悪いのか?ライバル車の実燃費と比較していきます。
トヨタのランクル200新型は、ガソリンエンジンだけでなくディーゼルエンジンも展開されており、かなり人気の車種なんですよね。
とはいえ購入を検討したときに気になるのは実燃費ではないでしょうか。
ランクル200新型の実燃費でWeb検索すると、燃費が悪いなんていうキーワードも見かけますが、本当に燃費が悪いのでしょうか?
他のライバル車の実燃費との違いなども気になってしまうところではないでしょうか。
そこで今回は、ランクル200新型のディーゼルエンジンの実燃費は悪いのか?ライバル車の実燃費と比較していきますので、最後までしっかりとご覧ください。
【目次】
ランクル200新型のディーゼルエンジンの燃費は悪いの?
ランドクルーザー200系にフルモデルチェンジ計画、新型300系へ https://t.co/nGYLLI0ZlB #クルマ #自動車 pic.twitter.com/HYs6sIOyTE
— yu_ps13 (@yu_ps13) 2018年8月7日
ランクルは、2020新型のみならず”燃費を重視する車”でないことは百も承知。
しかしながら、エンジン性能に対する燃費効果やライバル車との燃費差などを考えてしまうと、悩んでしまうところではないでしょうか。
そこで、まず始めに妥当な燃費数値などを見て行きましょう。
妥当な燃費数値はどれくらい?
- ZX・AX“Gセレクション”:JC08モード 6.7km/L
- AX・GX:JC08モード 6.9km/L
2018年12月現在、トヨタの車の中で最も燃費数値が悪いのがランクルとなっています。
だからといって出力やトルクの桁違いな数字を見れば、そこまで驚くことはないですよね。
- 排気量:4.6L
- 最大出力:234kW(318PS)/5,600r.p.m.
- 最大トルク:460N・m(46.9kgf・m)/3,400r.p.m.
ミッションは全グレード『6 Super ECT』で6速のギアから成り立ちます。
スタートから加速までストレスのない爆発的な走り×加速のある走りができる車というのが魅力ですよね。
また乗車定員も『GX』を除いて8人乗りというのも、人気の理由の一つです。
人数が増えれば重量が重くなってしまう時もあり、それが燃費数値にも関わってくるのです。
そこで、実際にランクルを所有されている方の燃費を詳しく見ていきましょう。
ランクルに乗るなら燃費を気にしてはいけない?
- ZX・AX“Gセレクション”:実燃費平均値 8.507km/L
- AX・GX:実燃費平均値 7.185km/L
ランクルの実燃費を調べるにあたってe燃費やみんカラなどの口コミをもとに平均値をとってみました。
走行環境・季節や天候にも左右されてしまいますが、基本的には上記の数値になりました。
やっぱりJC08モードのカタログ燃費数値だけだと、実際に走行した時の燃費には差が請じてしまいます。
ランクルは本格クロカン車でありながらもクロスオーバーから、住宅街・高速で走行されるなんていう方も少なくはありません。
また燃費を気にしない!をモットーに走っている方がほとんどかと思います。
しかし、近年の低燃費カーが流行傾向から考えると5km/Lに近い燃費数値を聞くと耳を疑う方もいるようです。
でもそれはエンジン性能に対する燃費を考えた場合です。
それでは、ライバル車よりもトータルして性能は上なのでしょうか?
ランクル200新型と、その他のライバル車を比較していきましょう。
ランクル200新型のライバル車の実燃費を徹底比較!
先日お伝えした新型ランクルの件ですが、「200系」の新型としてお伝えしましたが、日本で言うところの「ランドクルーザープラド」の新型の誤りでした。訂正してお詫びいたします。 – トヨタ、新型ランドクルーザーをまもなく公開(※訂正あり) https://t.co/Ws70xfyA6j pic.twitter.com/Z0Ek4Qnqho
— carview!(カービュー!) (@carviewcojp) 2017年9月5日
ライバル車と言っても8人乗りのSUVやランクル200系級の走行性に近い車は下記で紹介するレクサスLX・パジェロ・ベンツGLSなどです。
また他にも
- BMW X5
- グランドチェロキー
- ハリアーハイブリッド
- スカイラインクロスオーバー
- エクスプローラー
などとなっており、現行車種でない車やエンジン・走行性能・ボディサイズ等が大きく違っているものは省いています。
レクサスLX570と実燃費や走行性能を比較!
量産モデルで世界一重いクルマってLexus LX570なんだな
車両重量 2730kg
一体何が詰まってんのやら……。 pic.twitter.com/0hUAOqOwR3— いろは6 (@Kaz3647M3) 2017年9月21日
- カタログ燃費:JC08モード 6.5km/L
- 実燃費・実燃費平均値:5.0km/L
レクサスが3代目から日本でも発売された”ランクル200新型のライバル車”といえます。
全長がランクル200新型より115mm長くなっており、全幅は1980mmとランクル200新型と同じとなっています。
ただ、車両重量が2,730kgと、ランクル200新型で最も重たいZXの2,690kgよりも重く、最も軽いGXは2,430kgと300kgも違ってしまいます。
その分
- 排気量:5.7L
- 最大出力:277kW(377PS)/5,600r.p.m.
- 最大トルク:534N・m(54.5kgf・m)/3,200r.p.m.
エンジン性能ではややレクサスLXの方が上となっていますが、実燃費でいうとランクル200新型の方が上となっています。
しかし、走行性に対する燃費効果はレクサスの方がいいのは確かといえます。
しかしレクサスLX570の価格は1100万円越えとなっており、ランクル200新型は約500万~700万円と価格に大きな差があるようです。
その他装備や質感ではレクサスなのですがが、価格に対する走行性×燃費効果を考えてしまうとランクル200新型の方が優れておりコスパが高いといえるでしょう。
パジェロと実燃費や走行性能を比較!
ブラジル仕様の「パジェロHD」。
めちゃくちゃシコい pic.twitter.com/nEC9a1bCQT— ふりかけごはん (@WRX502) 2018年9月21日
カタログ燃費(JC08モード)
- クリーンディーゼル 10.0~10.4km
- L・ガソリン 8.0km/L
実燃費平均値
- クリーンディーゼル 9.25km
- L・ガソリン 6.46km/L
三菱のパジェロというと、悪路での走行性が良く全グレード7人乗りのラージサイズSUV車となっています。
価格帯も400万円~500万円の幅とランクル200新型・レクサスLXよりも安価でファミリー層にも優しい価格となっています。
ただ、ランクル200新型より全長が50mm短く、全幅は100mmほど小さくなっています。
重量も2,200kgほどで、ガソリン車はV型6気筒となっており、クリーンディーゼル車が直列4気筒エンジンで以下のようになります。
排気量
- クリーンディーゼル 3.2L
- ガソリン 3.0L
最大出力
- クリーンディーゼル:140kW(190PS)/3,500r.p.m.
- ガソリン:131kW(178PS)/5,250r.p.m.
最大トルク
- クリーンディーゼル:441N・m(45.0kgf・m)/2,000r.p.m.
- ガソリン:261N・m(26.6kgf・m)/4,000r.p.m.
燃費とエンジン性能からも分かるように、7人乗りのSUVでパワーは無いが燃費はまだ良い!という印象がありますね。
ガソリン車だけでなくて、クリーンディーゼル車もラインナップされていることから、新しいラージサイズSUVの見方としてはかなり良さそうです。
ランクル200新型と比較してみると性能対燃費効果が薄いようにも感じてしまいます。
しかし価格も高すぎるということがありませんので、検討するのには悪くないかもしれませんね。
ベンツGLSと実燃費や走行性能を比較!
哀川翔さんのベンツglsクラスとベンツgクラスを持ってます哀川翔さん‼️ pic.twitter.com/wOnlZ9lu53
— Makoto (@Makoto06174250) 2018年4月6日
カタログ燃費(JC08モード)
- GLS 350d 4MATIC:12.4km/L
- GLS350d 4MATIC スポーツ:12.4km/L
- GLS550 4MATIC スポーツ:8.2km/L
- AMG GLS S63 4MATIC:7.4km/L
実燃費平均値
- GLS 350d 4MATIC:11.3km/L
- GLS350d 4MATIC スポーツ:10.6km/L
- GLS550 4MATIC スポーツ:7.2km/L
- AMG GLS S63 4MATIC:5.4km/L
グレードによってエンジンも違っており、GLS 350d 4MATICとGLS350d 4MATIC スポーツはディーゼルエンジンとなっています。
またGLS550 4MATIC スポーツとAMG GLS S63 4MATICはガソリンエンジンとなっているんです。
ディーゼルエンジンであれば低燃費で、エンジン性能もそこそこありエコカー減税もあるというのはとっても魅力的ですよね。
どのグレードにしても1000万円は超えてしまいますが、街乗りや高速など”オンロードであればディーゼルエンジン2つのグレード”がおすすとなっています。
そしてガソリンエンジンは馬力もトルクも大きいのが特徴です。
排気量
- GLS 350d 4MATIC 3.0L
- GLS350d 4MATIC スポーツ 3.0L
- GLS550 4MATIC スポーツ 4.7L
- AMG GLS S63 4MATIC 5.5L
最大出力
- GLS 350d 4MATIC 3.0L:190kW(258PS)/3,400r.p.m.
- GLS350d 4MATIC スポーツ 3.0L:190kW(258PS)/3,400r.p.m.
- GLS550 4MATIC スポーツ 4.7L:330kW(455PS)/5,250-5,500r.p.m.
- AMG GLS S63 4MATIC 5.5L:430kW(585PS)/5,500r.p.m.
最大トルク
- GLS 350d 4MATIC 3.0L:620N・m(63.2kgf・m)/1,600-2,400r.p.m.
- GLS350d 4MATIC スポーツ 3.0L:620N・m(63.2kgf・m)/1,600-2,400r.p.m.
- GLS550 4MATIC スポーツ 4.7L:700N・m(70.4kgf・m)/1,800-3,500r.p.m.
- AMG GLS S63 4MATIC 5.5L:760N・m(77.5kgf・m)/1,750-5,250r.p.m.
ランクル200新型どころか、レクサスLXの1.5倍ものパワーを兼ね備えているというのは凄いですよね。
ただ、最上級グレードであるAMG GLS S63 4MATICの価格は2000万円近くなってしまいます。
その分、走行性能に対する燃費効果はかなり高くなっています。
またインテリアも凝ってて素晴らしいところなのですが、価格を見ると渋い数値と機能となっていますね。
新車・中古車を買う時の下取り車を高く売る方法は?
新車・中古車を安く買うには、値引きをしてもらうのが圧倒的に早いですが、あなたに下取り車があるのならば、その車を下取りに出せば更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ここで注意すべき事は、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」という事。
また、
と言ったセールストークに誤魔化され、あやうく損するといった場面も見受けられます。
やっぱり、1円でも高く下取りに出したいですよね?
そのためにも、ある程度の今あなたの乗っている車がいくらで売れるのか相場を知っておく必要があるのです。
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そこで、下取りに出したい車を一括査定してもらって買取価格の相場を知ってその見積書を提示して、それより高くしなければ下取りに出しませんとあなたの下取り車を高く売るために交渉する最大の武器となります。
私もディーラーに車を下取りに出した時、ラブ4の初めの提示金額は40万と言われました。
そこで、車買取査定サイトから無料査定をしてもらった結果、57万円という買取金額が出て唖然としました。
あやうく17万円を損するところでした!
その後、私は再びディーラーへ行って車買取査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えたところ、車下取り価格を17万円+1万円UPしてくれました。
初めから相場以上の金額で対応してくれよと思いながらも、車買取査定サイトを知らなくては損するのは当たり前ですね。
だからこそ、下取り買取金額を出してもらう前に、利用していくのを忘れないようにして下さいね。
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ディーラーの下取り買取価格と比較したい方・すぐに相場を知りたい方は、無料ですぐに利用できるのでお早めに利用してくださいね。
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まとめ
ランドクルーザー200系にフルモデルチェンジ計画、新型300系へ https://t.co/cpbVxPFyZi pic.twitter.com/nevBk4lWXy
— 車まとめ更新速報 (@get2ch_car) 2018年8月7日
今回は、新型ランクル200のディーゼルエンジンの実燃費は悪い?ライバル車の実燃費との違いは?について詳しくお届けしてきましたがいかがでしたか?
大きさや重量もある車種なだけあって、実燃費が良いとは言い難いのが現実ではあります。
しかし他の条件が近いライバル車と比較してみると、そこまで悪いとは言えない気もしますね。
だからこそどんな車を選ぶにせよ、実燃費を気にするなら日頃からの丁寧な運転やメンテナンスの方を気にした方がいいのかもしれませんね。
かんたん車査定ガイド