今回は、日産・セレナの値引き交渉で、45万、70万、80万を獲得した方の声から最大値引き額を引き出す方法についてご紹介します。
日産・セレナのルーツは『ダットサン・サニーキャブ』にまで遡る事になり、四半世紀以上の歴史を持ち、現在でもミニバンの首位をひた走っています。
また一方では、福祉車両として特化した特別使用車もラインナップしており、使用目的も多岐にわたります。
国内外のユーザーから長く愛されている日産セレナが、いくらで手にいれられるのか。
それでは、日産・セレナの値引き交渉で、45万、70万、80万を獲得した方の声から最大値引き額を引き出す方法についてお届けしていきますので、最後までお見逃しなく!
販売台数もミニバンではずっと首位を走ってきた人気なモデルですね。
外観も内装も大きく変わって、昔以上に人気もあって魅力的だけど、価格の面が心配ですね。
どの位の値引きがしてもらえるかが、購入の鍵になりそうです。
【目次】
セレナの値引き相場は45万円が最大なの?
出典:https://carmuse.jp/serena-fullmodelchange
ざっくりと言ってしまえば、値引きの相場は、40万円強といったところでしょうか。
但し、グレード別での値引き幅も大き、販売数も考慮すると、この数字が的を得ているとは思えませんので、あくまでご参考までとして下さい。
車両本体値引きは車体の1割が相場なの?
通常の新車であれば、車両本体の1割が売り手の利益とされているので、赤字のラインが車体本体の1割引きという事になります。
という事実から、よっぽどの切羽詰まった理由が無い限り、営業マンが赤字ラインを提示する事はありませんので、車体割引きの相場ではなく、値引きの限界が1割弱と考えるべきでしょう。
では、値引き予想と目標をたてる為に、e-Powerを除くグレード別の販売価格を列記致します。
- S:2,440,800円
- X:2,504,520円
- G:2,853,360円
- ハイウェイスター:2,683,800円
- ハイウェイスターG :3,016,440円
- X VセレクションⅡ:2,662,200円
- ハイウェイスター VセレクションⅡ:2,874,960円
オプション値引きを狙えるものは何?
まずは、大物の純正ナビの値引きをねらいましょう。
ナビは30万円以上の高価なパーツですから、ここで大きく値引きを狙いましょう。
最近はキャンペーンなどで、ナビ10万円引き等も行っていますので、利用するのも良いでしょう。
また交渉が上手くいかなければ、社外品をつけてもらうという手もあります。
機能が同等でも、5万円近く安くする事も可能です。
その他では、ドアバイザーやフロアマットなどといった小物のオプションも交渉次第では無料サービスで付けてくれます。
フロアマットだけでもセレナのような車格があって、シート数も多ければ、純正なら7万円~8万円の恩恵を受ける事になります。
この分だけ、値引きができたのと同じ効果を得られるのですから進んで交渉しましょう。
下取り車があれば日産で出すべき?
普通では販売店で下取りしてもらうのが最高だと考えがちですが、実情はそうではありません。
販売店は新車の販売を目的にしているので在庫管理に必要な金額を差し引いて下取り金額を提示します。
それに対して買取り業者は次への転売を目的としており、在庫する意識が元よりありませんので、買取り業者の方が高い金額を提示する事が多くなっているのです。
ですから、ディーラーの提示する金額に満足できなければ、できるだけ多くの買取り店に見積もってもらいましょう。
販売網を多く持つ買取店では、思わぬ金額を提示してくる事もあるでしょう。
オプションでも本体値引きと同じ位の値引きが期待できる事もあるみたいだから、きちんと交渉しないといけませんね。
下取りは新車を買う所が一番高く値段をつけてくれると思っていましたが、本当は違うんですね。
自分の車の買取り額をきちんと計算して交渉に臨まないと、大損してしまう事もあるんですね。
セレナの限界値引きは最大で70万?80万円も目指せる?
それでは、実際に『80万円の値引き』を獲得した方のレポートから、どうして80万円もの値引き額を引き出すことが出来たのか、見ていきます。
80万円の値引きを獲得した人のレポートをご紹介!
2014年にフリードを購入してまだ3年経過していませんでしたが、3列目シートの狭さと子供の自転車と三輪車を同時に積むことができなかったので、Mクラスのミニバン『ステップワゴン、セレナ』の購入を考えていました。
昨年の8月に発売の新型セレナが以前から気になっていたので、家の近くのディーラに飛び込みで行きました。
店に到着後、出迎えてくれた営業担当者に展示車のハイウェイスターを案内され、外装のカッコよさに一目ぼれしてしまいました。
車内もフリードとは比べ物にならないくらい広く、荷室スペースも子供用自転車を積むには充分すぎるスペースがありました。
セレナ購入度が一気に沸いてきたところで見積もりを行い、必要オプションを選択した状態の支払い金額の表示を依頼しました。
付けたオプションは、両側電動スライドドア+セーフティパックA、純正ナビ『7型』等でした。
1回目の見積もりの諸費用を含めた支払い金額は、値引きしてもらった状態で330万円を超えていました。
担当いわく4月の販売台数が少ないのでもっと値引きはがんばれます、とのことでした。
その後、下取り額が大幅にアップが可能だといわれたので、購入意欲はピークに達していました。
2回目の見積もり時には、諸費用のカットとさらに追加オプションをかなり増やしてもらいました。
この内容で本契約をしようと思いましたが、既に夜の9時近くになっていた事と、一晩もう一度熟慮したかったので後日本契約を行う事になりました。
次の日の夜にディーラに行きました。
追加オプションとして、ナビを社外ナビ『8型』に変更、寒冷地仕様、その他数点を追加してもらいました。
さすがに無料で全オプションを追加は厳しく、5万円負担して欲しいといわれたので、+5万円自己負担になりました。
それでも値引き額は脅威の85万円以上となり、新型セレナでは破格額であり、先代の末期のセレナでもなかなか見ることが出来ない額だと思います。
非常に大満足な購入だったと思います。
セレナの納車が楽しみで仕方がありません。
本体値引き461,114円+オプションサービス417,139円=878,253円
因みにこちらの方は下取りなしでの値引き総額です。
下取りについても、当初の105万円から最終的には121万円のアップに成功されています。
80万円値引きを獲得した決め手は何?
分析させていただきますと、決めては『時期』と『粘り』のこの二つだと考えます。
では年度末でないのに何故時期がよかったのかといいますと、これはあくまで推測ですが、この営業マンは前年もノルマを達成していなかったのだと思います。
この状況で4月は是が非でもノルマを達成しなければいけなくなっていたのです。
店長にとっても前年の結果を踏まえて、当年の初月は大切な月であったのでしょう。
いろいろな好状況が重なって『4月』というのは特別な月になっていたのだと思います。
また、1日で決断せずに一度持ち帰った事が功を奏したと言えるでしょう。
時間をあける事で、お互いに考える時間ができて、手応えを感じていた営業マンは販売意欲が一層増して、どうしても売ろうと判断したのでしょう。
どんな会話をすれば、こういう結果になるのか教えてほしいです。
粘るっていっても相手が嫌な顔をしたりすると気分悪いから、一旦持ち帰るっていうのはいいですね。
諸経費を削ろうという思いも、相手の心を動かしたのかもしれませんね。
セレナの値引き額80万円を目指すための戦略とは?
他には決算期の3月の滑り込みで80万円の値引きに成功した方の報告も入っています。
決算期はセールスマンも上の統括者も、使っていい経費を余さず使ってでも売りたい『時期』ですから、絶好の購入時期と言われています。
粘れるだけ粘って、条件を小出しにして最安値をねらいましょう。
値引きを引き出しやすいグレードは?
実際の値引きの実態では『ハイウェイスターVセレクション』がナンバー1で、『ハイウェイスターG』が2番手のようです。
売れ筋も同様になっています。
たくさん売れる車は数を売るののが必須の目的となりますので、高く売れる時もあれば、安くたたかれる時もあるという事です。
そういう意味からも、数が売れる商品には金額に幅をもたせる事ができるのです。
よって、値引きしやすいのは、『ハイウェイスターVセレクション』と『ハイウェイスターG』という結論になります。
今回の販売事例に当てはまらない部分もありますが、一般的にはこのように考えられます。
購入する時期も重要?
重複しますが『時期』は最大の要素です、タイミングというのも『時期』と捉えてください。
最高のタイミングで、最高の値引き額を引き出しましょう。
ライバル車との競合も有効?
ライバル車との競合は有効です。
競合相手に負ける事は、他社にみすみす300万円なりを渡すようなものですから、比較検討していると言うだけで相手の目つきは変わってくるでしょう。
では、セレナと競合させるライバル車を紹介します。
ステップワゴン
出典:http://car-moby.jp/185334
昔から、セレナとは色んな意味でしのぎを削りあった『ステップワゴン』です。
必ずと言って良いほど、比較される2台ですが、今回も一長一短で甲乙つけ難くなっています。
特徴の一つである『底床設計』は、昇降のし易さ、居住性や走行安定性に優れています。
上記の写真のステップワゴンのカスタムグレードである『スパーダ』は、フロント部分に目立つメッキデザインが特徴で、スポーティな雰囲気となっています。
- 価格:245.5万円~
- 値引き相場:45万円
上記の『スパーダ』が人気車種となっています。
ヴォクシー
出典:https://www.lineup-car.com/blog/5066.html
こちらはトヨタ3兄弟の『ボクシー』です。
この3兄弟もセレナの引き合いに出される定番になっています。
トヨタのミニバンの中でも最も売れているのはこのトヨタ・ヴォクシーです。
運転しやすい高い視点と大人4人が乗り込んでも広々とした室内が好評価を受けている秘密です。
- 価格:255.3万円~
- 値引き相場平均:45万程度
ZS煌が人気車種です。
売れ筋の商品が値引きしてもらいやすそうなので安心しました。
他社も意識しているのか、価格帯も似ていますね。
似ているから、交渉の材料には使い安いかもしれません。
新車・中古車を買う時の下取り車を高く売る方法は?
新車・中古車を安く買うには、値引きをしてもらうのが圧倒的に早いですが、あなたに下取り車があるのならば、その車を下取りに出せば更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ここで注意すべき事は、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」という事。
また、
と言ったセールストークに誤魔化され、あやうく損するといった場面も見受けられます。
やっぱり、1円でも高く下取りに出したいですよね?
そのためにも、ある程度の今あなたの乗っている車がいくらで売れるのか相場を知っておく必要があるのです。
そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。
そこで、下取りに出したい車を一括査定してもらって買取価格の相場を知ってその見積書を提示して、それより高くしなければ下取りに出しませんとあなたの下取り車を高く売るために交渉する最大の武器となります。
私もディーラーに車を下取りに出した時、ラブ4の初めの提示金額は40万と言われました。
そこで、車買取査定サイトから無料査定をしてもらった結果、57万円という買取金額が出て唖然としました。
あやうく17万円を損するところでした!
その後、私は再びディーラーへ行って車買取査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えたところ、車下取り価格を17万円+1万円UPしてくれました。
初めから相場以上の金額で対応してくれよと思いながらも、車買取査定サイトを知らなくては損するのは当たり前ですね。
だからこそ、下取り買取金額を出してもらう前に、利用していくのを忘れないようにして下さいね。
かんたん車査定ガイドでは、かんたん車査定ガイドで申し込み後、買取相場が表示されます。
ディーラーの下取り買取価格と比較したい方・すぐに相場を知りたい方は、無料ですぐに利用できるのでお早めに利用してくださいね。
かんたん車査定ガイド
まとめ
出典:https://www.youtube.com/watch?v=5UrQJ0icOPU
今回は、日産・セレナの値引き交渉で、45万、70万、80万を獲得した方の声から最大値引き額を引き出す方法についてご紹介してきましたが、如何でしたか?
実際に80万円以上の値引きに成功した方のレポートを見てみると、値引きには効果的なやり方があり、運も重要だという事が分かりました。
この方は運が良かったかもしれませんが、分析する事で、何故その偶然が起ったか、推測も半分ですが理解できたように思います。
日産セレナを少しでも安く手に入れる為に、『待つ』、『粘る』、そして最後に英断を下してくださいね!
かんたん車査定ガイド