今回は、キューブのエンジン不調の理由と原因、鍵が不調な時のエンジンのかけ方とリコールの情報についてお届けしていきます。
発売開始より20年を迎えた日産キューブは、その箱型の独創的なデザインで個性派ユーザーを虜にしました。
一時はかなりの人気を博したキューブですから、現在でもたくさんの愛らしい顔を見かけます。
そんなキューブから、エンジンの不調を訴える声が多く聞こえているようです。
それでは、キューブのエンジン不調の理由と原因を検証して、鍵が不調な時のエンジンのかけ方とキューブのリコールの実態についてご説明していきますので、最後までお見逃しなく!
エンジンに不具合が起きたらパニックになりそうです。
自分の鍵でドアが開かなくなったり、エンジンがかからなくなるなんて想像もしていませんでした。
【目次】
キューブのエンジン不調の症例と原因は?
出典:https://item.rakuten.co.jp/krosslink/59703k/
キューブのエンジンの不調報告では、発進時のもたつき、走行時の加速不良、不安定なアイドリング等の症状が報告されています。
エンジン警告灯が点く場合もあるようですが、そうで無い場合も報告されています。
アクセルを踏んで回転数を上げると症状がおさまってスムーズになるのが特徴のようです。
発進時にもたつく
発進時のもたつきは、O2センサーに問題がある事が多いようです。
O2センサーとは、酸素濃度を検出してその濃度によって供給するガソリンの量を微調整する重要な役割をしています。
これが故障するとガソリンの供給量の調整が上手くいかなくなり、エンジンの回転が不安定になり、高回転が連続し続けたり反対になったりと、エンジンの不良につながります。
故障してO2センサーの電圧が低くなると、エンジンコンピュータは混合気が薄いと判断し、濃くしように作動するため、不安定なアイドリングという症状につながるのです。
また、エンストも発生し、プラグがかぶりやすくなったりもします。
因みにO2センサーは、常に高熱にさらされるために、ある一定期間で交換しなければいけないものです。
目安として、5年、8万キロでは交換が必用とされています。
特に日産のものは、寿命が短いとの報告もありますので、症状があるようでしたら疑って見てください。
基本的には、不良時にはエンジン警告灯が点灯するようです。
その場合には、ディーラーの測定器で調べてもらうと良いでしょう。
追記として、車検に出す際や中古車を購入するときには、O2センサーの点検の有無を事前に確認しておくのが良いでしょう。
O2センサーの修理代は?
修理代はセンサーと工賃で2万程度との報告が多いようです。
純正品でなければ工賃も合わせて半分の金額位で済むようですので、工場の方とも相談してみて下さい。
因みにO2センサーは常に高熱にさらされるために、ある一定期間で交換しなければいけない部品のようです。
アイドリング回転数が低い
ボンネット内のエアフィルターが詰まっていると、充分な空気がエンジン内部に送り込まれず、不完全燃焼につながります。
フィルタ―以外の吸気部分にも経年等により、汚れで詰まってしまうと同様の事が起こります。
定期的なフィルタ―交換及び吸気系のメンテナンスを行いましょう。
二次吸気してしまっている?
吸気系統にヒビや割れ、接合部分のゴム等に劣化が生じると空気が漏れ、この漏れた二次エアをエンジンが吸うと、吸気空気の量を計測するエアフロを二次エアは通過していない為、エンジンに供給される燃料が少なくなり、アイドリングの回転数が低く不安定になったりパワーが出ない等のエンジンの不調がおこります。
車のゴム類は定期的な交換が必要?
ゴムは消耗品です。
経年により、硬くなったりヒビや割れなどを起こし、そこから漏れが生じると故障につながります。
定期的に交換しましょう。
ススや汚れが溜まっていくと、空気や諸々の循環が悪くなって不具合を起こすので、メンテナンスが必用ですね。
オイルだけでなく、ゴム製品やユニット自体にも消耗するものがあるから、気を付けないといけませんね。
キューブはエンジン不調でリコールが出ている?
出典:http://221616.com/car-topics/a_0000084939.html
キューブは以下のようにエンジンの不具合に至るリコールが出ています。
購入の際やご使用中の方は、日産のホームページでご覧になったり、ディーラーにご相談下さい。
エンジン制御用電源リレーのリコール
キューブは、エンジン電気装置リレーに不具合があり、導通不良によりエンジン始動不良や走行中にエンストの恐れがあるために、2010年にリコールの届け出がされ、対象車両のエンジン制御用電源リレーを対策品と無償で交換を行う旨の報告がされています。
電気系統が故障してもエンジンにまで影響が出て、動かなくなる事まであるんですね。
購入する時にはリコール等の対応が終わっているのかも確認しなければいけませんね。
キューブの鍵の調子が悪い時のエンジンのかけ方は?
出典:http://key.boo-log.com/e358891.html
スマートキーの電池が切れたときや、使用環境によりスマートキーと車の通信が正常に行われないときには、次の手順でエンジンを始動してください。
セレクトレバーをPに入れます。
ブレーキペダルを踏み込みます。
スマートキーをエンジンスイッチに接触させます。
と、同時にブザーが鳴ります。
ブザーが鳴ってから10秒以内に、ブレーキペダルを踏み込みながらエンジンスイッチを押します。
エンジンが始動します。
このの手順でエンジンを始動すると、スマートキーが車内にあってもKEY警告灯が黄色で点滅しますが異常ではありません。
警告灯の点滅を止めるには、再びスマートキーをエンジンスイッチに接触させます。
ドアの施錠・解錠は、メカニカルキーを使って行ってください。
メカニカルキーはスマートキーに内蔵されています。
下の電池交換の説明でメカニカルキーの外し方を記載しましたのでご覧下さい。
メーター内のKEY警告灯が緑色で点滅しているときは、できるだけ早く電池を交換してください。
この操作方法で始動できない場合は、早めに日産販売会社へ連絡してください。
なお、メカニカルキーを使って解錠した場合、盗難防止のアラームが鳴る事があります。
アラームはエンジンがかかると止まります。
『落ち着いて、上記の手順でエンジンの始動を行って下さい。』
スマートキーは電波干渉を受けやすい?
スマートキーはUHF帯の電波を使っているため、地デジなどの電波を受けやすくなっています。
アンテナにブースター等をつけていると受信アンテナから電波を発信してしまうことがあり、その電波が干渉する可能性も考えられます。
超短波をうまく遮蔽出来れば干渉が防げるかもしれませんが、反射波もあるので万全な対処方法は今のところは無いようです。
スマートキーの電池の寿命はどれくらい?
大体のスマートキーの電池の寿命は1年が目安となっています。
1年以上もつ事も多いですが、電池が切れる前に交換しておいて方が良いでしょう。
100均の商品で充分に1年持つはずです。
電池交換は自分でもできる?
電池の交換は自分一人で充分にできます。
まず、裏側のロックを横にずらしたままで、メカニカルキーを引き抜きます。
次に、このメカニカルキーを抜いた隙間にマイナスドライバーを差し込み、ひねるようにして爪を外していきます。
少しずつつ、隙間にドライバーをさしこんで、全体の爪をゆっくりと外しましょう。
このとき、ドライバーにテープや布をまいておくと、キーにキズが付きにくくなるので有効です。
ある程度、爪が外れたら、手で『パカッ』と空きます。
二つに分かれたら、中から電池が見えます。
電池は押さえの金具で止まっているだけなので、下にドライバーを潜らせるようにして電池を外します。
電池を外すと下に電池の型式とプラス『✙』の字が見えます。
この型式と同じ電池を用意して下さい。
大体は100均で売っていますので、型式の数字と同じものを必ず使って下さい。
そしてプラスの文字に電池のプラス側を向けて手ではめ込んでください。
プラス・マイナスを間違えると作動しませんので注意して下さい。
電池は手で触ると電池の性能を弱めるので、手袋などを使用すると良いでしょう。
電池を入れたら、外した二つの爪を合わせて手で簡単にはめ込む事ができます。
くっついたら、メカニカルキーを差し込んで完成です。
傷つけるのが絶対にイヤだという方は、ディーラーでもやってくれますが、相応の金額・1千円弱をとられると思いますのでご注意下さい。
なお、ネット等で交換の仕方の動画も配信されており、各メーカーごとに詳しく説明されていますので、見ながら行えば簡単に安価でできる作業となっています。
電池が切れてからでは、面倒な事になりそうだから、早めの交換の方が良さそうですね。
電池交換ぐらいなら自分でもできそうだし、毎年ディーラーでやるのも勿体無いからやってみます。
新車・中古車を買う時の下取り車を高く売る方法は?
新車・中古車を安く買うには、値引きをしてもらうのが圧倒的に早いですが、あなたに下取り車があるのならば、その車を下取りに出せば更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ここで注意すべき事は、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」という事。
また、
と言ったセールストークに誤魔化され、あやうく損するといった場面も見受けられます。
やっぱり、1円でも高く下取りに出したいですよね?
そのためにも、ある程度の今あなたの乗っている車がいくらで売れるのか相場を知っておく必要があるのです。
そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。
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私もディーラーに車を下取りに出した時、ラブ4の初めの提示金額は40万と言われました。
そこで、車買取査定サイトから無料査定をしてもらった結果、57万円という買取金額が出て唖然としました。
あやうく17万円を損するところでした!
その後、私は再びディーラーへ行って車買取査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えたところ、車下取り価格を17万円+1万円UPしてくれました。
初めから相場以上の金額で対応してくれよと思いながらも、車買取査定サイトを知らなくては損するのは当たり前ですね。
だからこそ、下取り買取金額を出してもらう前に、利用していくのを忘れないようにして下さいね。
かんたん車査定ガイドでは、かんたん車査定ガイドで申し込み後、買取相場が表示されます。
ディーラーの下取り買取価格と比較したい方・すぐに相場を知りたい方は、無料ですぐに利用できるのでお早めに利用してくださいね。
まとめ
出典:http://response.jp/assistance/catalog/model/NI/S017/F002/M001/G019/
今回は、キューブのエンジン不調の原因と、鍵が不調な時のエンジンのかけ方とリコールの実態についてお届けしきましたが如何でしたか?
本年で20周年を迎えたキューブも、来年には『モデルチェンジ』という話も聞こえてきています。
現状では他車と同様にいくつかの問題をかかえてきたキューブですが、斬新で個性的な形で一時代を築いたことは事実です。
モデルチェンジでどのように変化するかも楽しみなところですね!
かんたん車査定ガイド