今回は、オデッセイのハイブリッド車のエンジン音を改善するために、どのような対策をするべきか?について詳しくご紹介します。
ハイブリッド車の特徴といえばその燃費性能と静粛性ですが、オデッセイハイブリッドはエンジン音がうるさいといわれることがあります。
車高も低く、走りにも手を伸ばしているオデッセイハイブリッドが、他のハイブリッド車と同等に『困る程の静寂性』を発揮できるのか、他車や同じオデッセイのガソリン車と比較してみます。
更に、オデッセイハイブリッドの静寂性を極めるアイテムや方法などもご紹介していきます。
それでは、オデッセイハイブリッドのエンジン音を改善するために、どのような対策方法があるのか?についてお届けしていきますので、最後までお見逃しなく!
ガソリン車も販売されていますが、静寂性はどの位違うのでしょうか。
エンジンの音がうるさいと感じたら対処する方法を知りたいですね!
【目次】
オデッセイハイブリッドはエンジン音がかなりうるさい?
出典:https://carview.yahoo.co.jp/article/column/20151228-05000021-autocone/3
多くの利用者から、高速域でのエンジンノイズの指摘がありますが、それをスポーティーサウンドと考える人もあります。
しかしハイブリッドと銘打っている以上、その特性の一つの静音性は評価の重要な1材料ですので見逃す訳にはいきません。
他車と比較しての感想では、やはり高速域でのノイズは気になるようですが加速時の反応は良好で、どちらを選択するかという事になるでしょう。
音に関しては個人により許容範囲が異なるため絶対的な評価はできませんが、マイナーチェンジ後は思った程の悪い評判は少ないようです。
ガソリンモデルと比べると?
ホンダの製造部門によると、オデッセイのハイブリッド車は、ガソリン車を上回る静粛性の追求が行われており音振対策が図られているとの事です。
ハイブリッド車はモーターとエンジンでの併用による駆動となり、モーター音はエンジン音に比してかなり静かですから、エンジン音との差が静寂性のポイントとなります。
ハイブリッド構造は、高速時はエンジンをモーターが補助する役目を果たすので、同じサイズの同車種でも排気量の小さいエンジンを積んでいます。
排気量が小さければ、一般的に発生するノイズも小さくなるので、ガソリン車に比べると同等の大きさでの静寂性はかなり高いものとなります。
但し、登りや路面状況の悪いエンジンでのみでの走行時は条件が同じになり優位性は少なくなります。
モーター走行時の静寂性が大きいが為に、エンジンのみの走行時では音が気になってしまうとも言えます。
モーター音はどうなの?
電源を入れた時はモーターでの始動となりますが、微振動もほとんどないとの意見もあり、好印象が多数で静かで快適との事です。
全体の印象では、他車との比較でも静粛性は高く評価も同等の評価を得ています。
モーター音は消すこともできる?!
モーターの電磁騒音はエ ンジンが停止する事で、エンジン系の騒音が無くなり特に気になるようなります。
モーター制御機能自体は、日々進化しておりモーター本体から発する騒音を軽減するように研究されています。
防音の為に車内の構造にも手を加えて振動音等を少なくしていますが、モーターが稼働する以上は、全くの無音とすることは考えられません。
どうして高級車のエンジン音は静かなの?
騒音の第一の根源は『エンジン音の漏れ』とされています。
よく『この車のエンジンは静かだ』と言う事がありますが、通常は大きな車や高級車ほど排気量の大きいエンジンなのにどうして静かなのでしょうか。
エンジン本体はボンネットの中にあり、エンジンの音はボンネットの中で反響して車内に進入します。
また、高速になるほど音は大きくなっていき、車内で聞こえる騒音もうるさく感じられます。
この対策には一般車であっても、吸音材が最初からボンネットに貼られています。
高級車にはこの吸音材がふんだんに使用されており、一般車のそれはかなり少なく、車内にまで響く音に違いが出るのです。
また、外からの風切り音等は密閉性の違いで、密閉性の高い高級車は外の音を遮断して静音性を保ち、一般車は隙間が多いために外の音を多く入れるのでうるさいと言われるのです。
高級車には遮音材がたくさん使われていて、密閉性も良いからエンジンが大きくても静かなんですね。
モーターも技術の向上で、少しづつ静音設計が進んでいるのですね。
オデッセイハイブリッドのエンジン音を鎮める2つの対策
出典:https://minkara.carview.co.jp/userid/395843/car/305377/2859196/parts.aspx
エンジン音の原因は前述しましたように、ボンネット内からエンジン音が漏れて車内に流れ込む事ですから、これを防止したり緩衝する対策がとられています。
ボンネットに吸音材を貼り付ける!
具体的には、ボンネットの裏にインシュレーターと言う『遮音材』を裏打ちしたり、フェルトの量を増量してボンネット内で音が共鳴するのを防いでいます。
ダッシュインシュレーターの増厚も図り、ドアロワカバーへのインシュレーターの追加のほか、Aピラーまわりやサイドライニングなどの内装材にもインシュレーターを追加しています。
これらの遮音材の追加や増量により、音振対策を施すことによって、ボンネット内から出るエンジン音を緩衝して、上質な静粛性を保つように改善しています。
自分でもできる?
多少の手間はかかりますが、100円ショップ等で売られているゴムマットを利用する方法で改善できたという例もあります。
一般には専用の吸音材が販売されており、簡単に作業できるように工夫してありますので充分に自分で一人で出来るはずです。
材料費の相場は?
上記のように100均のゴムマットを使用したという人もいました。
大変安価ですが、それでいて『効果絶大なので是非試してみてください』との事ですから、やってみる価値は大有りです。
その他に、上記のように専用の吸音シートも販売されています。
大体、1メートル四方の正方形で、2,000円~4,000円で売られています。
フロアマット交換も効果アリ!?
騒音を低減するフロアマットも販売されています。
フロアマット自体の材質や厚みが遮音性能を持った素材や形状であったり、フロアマットの下に貼るタイプのマットもあります。
衝撃音を和らげるとともに外部からの音や揺れによる騒音防止や、下部部品の隙間を上から抑え込む事により隙間音を低減します。
特別な材料を使わないで、自分で対策する事もできるんですね。
フロアマットで車内が静かになるのなら、手っ取り早いですね。
オデッセイハイブリッドの車内を改善する2つの対策方法は?
出典:https://minkara.carview.co.jp/userid/254958/car/147936/228138/note.aspx
ハイブリッド車の登場により、静音性能も手に入れたオデッセイですが、更なる静寂性を求める静音対策を考えてみました。
ドアの内張に吸音材を取り付ける?!
ドアにはオーディオ用のスピーカーが埋め込んである車もありますが、ドアの内貼り部分に吸音材を張る事により、外部からの音を遮断して車内を静音に保つ事ができます。
また、内部からも音が外に漏れないという相乗効果も発生します。
トランクスペースも遮音化しよう!
以前はトランク下にスペアタイヤがあったようですが、現在のハイブリッド車ではパンク修理キッドを装備しているようです。
この部分にの遮音化には、ラゲッジトレイやラゲッジマットという既成の商品で効果を発揮できることができます。
純正の物は高価になりますから、大きさの合ったマットを敷くだけでも効果が出るでしょう。
隙間を減らしたり、緩衝材を入れたり、物同士がぶつかる雑音を防ぐものは、全て遮音に役立ちます。
高級タイヤでロードノイズを低減させることができる?
タイヤは路面状況を直接に車に伝える部分ですから、路面ノイズ減少をタイヤによって軽減する事が可能です。
オデッセイのタイヤサイズと相場は?
スポーツタイヤは走行性能を重視しており、乗り心地や静音性は二の次に考えたタイヤです。
静音性を第一に求めるのであれば、コンフォートタイヤが無難でしょうか。
どのメーカーでも使用目的によってパターン分けされ、個別の名前を付けていますので説明書き等を見ると大体想像がつきます。
コンフォートタイヤは静寂性と快適な乗り心地を求めたタイヤですので、走りより静音を重視するなら最適なタイヤです。
金額はメーカーにより開きがありますが。
オデッセイの標準タイヤサイズは16インチの216/60Rです。
このサイズであれば国産の最高の部類で、1本で18,000円位でしょうか。
もちろん4本必要となり組換え工賃が1本につき2,000円位と考えると、1本2万円で4本で約8万円位と計算できます。
外国産となると、有名メーカーは別として国産上級品の4分の1で買えてしまう事もありますが、ゴムの質や溝の形状などが大きく異なり品質もピンキリとなっています。
またインチアップしていれば、タイヤサイズも大きくなりますから、1本の価格も増加して、4本では万単位で変わる事もあるでしょう。
静音性に適したタイヤを購入したいですけど、結構いいお値段がしますね。
組み換え工賃もかかるから、そのあたりも予算に入れておかないといけません!
オデッセイハイブリッドをローンで購入していてもエンジン音対策をしても良いの?
出典:http://www.hondacars-ryomo.co.jp/home/zankure.html
基本的に残額クレジットローンの場合は、改造やカスタマイズはできないとされていましが、戻す際に元通りに直せば良い場合もあります。
その場合には、外した部品は取っておいて、直せる部分だけに手を加えるという事が前提となるので、心しておかなくてはいけません。
ホンダの残価設定のルールは?
通常の残価設定の場合の『基本的ルール』は、まずは契約終了時に車を元の状態にもどさないといけないという事です。
オプションなどを付ける場合は契約の最初に設定する必要があります。
契約期間の途中で『新たにオプションをつけたりカスタマイズ』した場合は、乗換えか返却を選ぶ時にオプションなどを外して車を『最初の状態と同じ』にしないといけません。
契約終了後の選択で買い取りを選ぶ場合はオプションをつけたり、カスタマイズしても元に戻さなくても大丈夫です。
将来において、買い取りが前提ならば別ですが、利用者の殆どが数年後の新車乗りかえを想定されている人だと思いますから、この購入方法を選択した場合には充分な注意が必用です。
でもやっぱり、新車にのりたいからこの残クレは魅力ですよね。
将来の車のあり方で支払い方法も、カスタマイズも考えないといけませんね。
新車・中古車を買う時の下取り車を高く売る方法は?
新車・中古車を安く買うには、値引きをしてもらうのが圧倒的に早いですが、あなたに下取り車があるのならば、その車を下取りに出せば更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ここで注意すべき事は、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」という事。
また、
と言ったセールストークに誤魔化され、あやうく損するといった場面も見受けられます。
やっぱり、1円でも高く下取りに出したいですよね?
そのためにも、ある程度の今あなたの乗っている車がいくらで売れるのか相場を知っておく必要があるのです。
そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。
そこで、下取りに出したい車を一括査定してもらって買取価格の相場を知ってその見積書を提示して、それより高くしなければ下取りに出しませんとあなたの下取り車を高く売るために交渉する最大の武器となります。
私もディーラーに車を下取りに出した時、ラブ4の初めの提示金額は40万と言われました。
そこで、車買取査定サイトから無料査定をしてもらった結果、57万円という買取金額が出て唖然としました。
あやうく17万円を損するところでした!
その後、私は再びディーラーへ行って車買取査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えたところ、車下取り価格を17万円+1万円UPしてくれました。
初めから相場以上の金額で対応してくれよと思いながらも、車買取査定サイトを知らなくては損するのは当たり前ですね。
だからこそ、下取り買取金額を出してもらう前に、利用していくのを忘れないようにして下さいね。
かんたん車査定ガイドでは、かんたん車査定ガイドで申し込み後、買取相場が表示されます。
ディーラーの下取り買取価格と比較したい方・すぐに相場を知りたい方は、無料ですぐに利用できるのでお早めに利用してくださいね。
まとめ
出典:https://www.youtube.com/watch?v=N6_sgjgN4kU
今回は、オデッセイ・ハイブリッドのエンジン音を静音化する具体的な対策方法をご紹介してきましたが、如何でしたか?
オデッセイ・ハイブリッドは、ホンダがハイブリッド車であっても、敢えて『超低床ボディー』を強調して作り上げた逸品です。
その秀逸なボディーとは相反する『静寂性』を実現させ、ウイークポイントを克服する事で、本当の意味で人と地球に優しい最高のハイブリッドが完成するでしょう。
ミニバンには無い走りの楽しさと、家族で使える実用性を兼ね備えた車なので、車内にエンジン音が入ってこない様にしてドライブを楽しんでくださいね!
かんたん車査定ガイド