今回は、シャランとノアを運転のしやすさで比較していきます。
国産ミニバンを購入するか、外車ミニバンを購入するかで悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
実際にディーラーに行き試乗してみるのがおすすめですが、近くにディーラーがないという方もいると思いますので、そんな方はここでの情報を参考にしていただければ幸いです。
今回比較するのはフォルクスワーゲンのシャランと、トヨタのノアになりますが、運転のしやすさや燃費性能など気になる所を見ていきますので、ぜひご覧くださいね!
それでは、シャランとノアを運転のしやすさを比較してお届けしていきますので、最後までお見逃しなく!
シャランとノアを運転しやすさを徹底比較
新型シャランはアルファード/ヴェルファイア、ノア、ボクシーのいるサイズのミニバンなのですね。
つまりフォルクスワーゲンは、『ゴルフ』や『ポロ』の高支持に加え、日本のミニバン市場でも販売台数を増やし、結果シェアを拡大しようという戦略に出ています。
またトゥーランのユーザーがサイズアップ=買い替えを図ろうと考えたときの受け皿的な車種がこれまではなかったが、これからは他メーカーで購入するケースも減るのではないかと期待されていますね。
ただ、日本市場で育ち、世代を重ねてきた国産ミニバンは、やはり手ごわいライバルとなるでしょう。
ノアとシャランの基本的な情報を比較
トヨタ ノア | フォルクスワーゲン シャラン | |
---|---|---|
218万円~336.3万円 | 新車時価格 | 360万円~492.8万円 |
ミニバン | ボディタイプ | ミニバン |
4695×1695×1825 他 | 全長x全幅x全高(mm) | 4855×1910×1750 他 |
1797~1986 | 排気量(cc) | 1389~1394 |
99~152 | 最高出力(馬力) | 150 |
FF、4WD | 駆動方式 | FF |
6名、7名、8名 | 乗車定員 | 7名 |
— | 10.15モード燃費 | 14km/L |
ノアは5ナンバーサイズミニバン?
人気の5ナンバーサイズ背高ミニバンの3代目。
広くて使いやすい箱型の魅力はそのままに、よりエモーショナルなデザインとなっています。
フロントフェイスは親近感と誠実さが表現され、アンダーグリルと連続する大型フロントグリルの採用などによって、堂々とした佇まいとなっているのが特徴ですね。
インテリアでは、メーターパネルフードが低く設定されるなど、見晴らしの良さと広々感が演出されています。
また、ラゲージの床下収納スペースが拡大されるなど、ユーティリティ性能も向上させ、エンジンは2Lのガソリンに加え、1.8Lアトキンソンサイクル+モーターのハイブリッドが新たに用意されていますよ。
燃費性能も改善されており、JC08モード燃費は前車が16.0km/L(2WDモデル)、後車は23.8km/Lを達成しています。
シャランはサイズが大きく安全装備が満載?
15年ぶりのフルモデルチェンジとなったラージサイズミニバン。
ディメンションは、全長4855mm×全幅1910mm×全高1750mmという堂々たるサイズとなっています。
組み合わされるエンジンは、1.4LのDOHCにスーパーチャージャーとターボという2つの過給機が組み合わされたダウンサイズユニットで、『Start/Stop (スタート&ストップ)システム』や『ブレーキエネルギー回生システム』など、同社の環境技術『ブルーモーション テクノロジー』が、日本向けに初めて導入されています。
また装備も充実しており、リアドアはパワースライド式を採用。9エアバッグシステム、ESP(横滑り防止装置)、パークディスタンスコントロールなどの安全装備は、全モデルに標準装備されますよ。
シャランとノア実燃費が良いのは?
シャランの燃費は4.9m×1.9mのフルサイズボディで1.8tを超える車両重量を考えますと、市街地で7km/L前後、高速道路など条件が整えば13km/L前後という実燃費は非常に優秀ではないでしょうか。
ただ、ユーザーによって、それが良いと感じる人、イマイチと感じる人に分かれる傾向があるようです。
シャランにどの程度の燃費を求めるかは人それぞれかと思いますので、一概には言えない面もございますが、1.4L TSI&DSGは大変優秀な経済性を発揮するのがポイントと言えるのではないかと思います。
ノアのグレード毎の実燃費は?
アのグレードごとのカタログ燃費と実際の燃費を算出しました。
高速道路と一般道では差があるので、分けて書きました。
カタログ燃費 | 実燃費平均 | 高速道路 | 街乗り | |
---|---|---|---|---|
ハイブリッド | 23.8km/l | 16.6km/l | 19.0km/l | 14.2km/l |
ガソリン2WD | 16km/l | 11.2km/l | 12.8km/l | 9.6km/l |
ガソリン4WD | 14.8km/l | 10.3km/l | 11.84km/l | 8.8km/l |
※実際の燃費は乗車人数やエアコンの有無、走り方によって燃費消費率が異なります。
ノアには、X・G・Siと3つのグレードがありますが、どのグレードも燃費は同じなので、ひとまとめています。
ほとんどの方が、普段は買い物や送迎などの一般道を多く使っていると思います。
そうすると、ガソリンタイプでは10km/lを切るくらいの燃費なので、『燃費悪いなぁ』と感じる方が多いと思います。
ハイブリッドタイプなら、街乗りでも14km/lほどなので、ミニバンとしてはなかなかいい数字です。
ただ、車両価格が高く、その分をガソリン代でペイするには20万キロ以上走る必要があるのがネックでしょう。
シャランとノア運転しやすさはどちらが上?
日本の道路事情に合わせた車、運転のしやすさで比較するとどうなるのでしょうか?
ノアは日本にピッタリのサイズ感?
ノアの最小回転半径は、5.5mです。
コンパクトカーのヴィッツ(売れ筋の1.0Fで4.5m)と比べると、1m大きい事になります。
これは、交差点をUターンしたり、駐車の時に違いを感じる部分です。
数値が少ないほど小回りが利くので、当然ヴィッツの方が狭い場所での駐車などがしやすくなります。
ヴィッツなら1回の切り返しで駐車できる所を、ノアなら2回か3回切り返しが必要になる場面があるかもしれません。
ただ、ノアの最小回転半径は、4WDのSUV車やアルファード/ヴェルファイアと比べれば数値は小さいので、小回りが利かなくて不便な場面はそれほど多くはないでしょう。
ミニバンでありながら見晴らし良好?
ノアはミニバンなので、ボディ形状が箱型(四角い)です。
フロントもスクエアな形状となっているので、フロントガラスの視界が広く、四角いボディと相まって、フロントの見切りは良くなっています。
特にフロントのAピラーが細くなり、根元の三角窓+ドアガラスが広いおかげで右左折時の歩行者の確認が容易になっています。
シャランは走りの評価が高い?
ステアリングの取り付け剛性が高く、スムーズかつ高精度なフィール。
操舵に対する反応も自然で、上質感を伴った気持ちの良さがあります。
中立付近の遊びがやや大きいものの、そこを過ぎれば正確に反応して、イメージしたラインを外すことはありません。
エンジンをフロントミッドシップ(ボディ中心寄り)低い位置に搭載しているため、優れた重量バランスによってセダンライクな身のこなしをみせます。
最小回転半径は、5.8mとノアとり少々大きめ。
ボディサイズ(全長4855mm、全幅1910mm)も大きく、街中や狭い路地では取り回しに苦労するかもしれません。
固すぎない足回り?
適度に引き締まったしなやかな乗り味。重厚感を伴ったタッチの良さが気持ち良いです。
MQB以前の古いプラットフォームですが、長年に渡って地道な改良が続けられ熟成の域に達しています。
目地段差や橋脚ジョイントでは、路面の衝撃をキレイに減衰して車内に不快な衝撃を伝えません。
リアの接地性が高くコーナリング中も高い安定性をしめします。
ハンドリングと安定性のバランスが絶妙で、高速域でのフラット感が強く、ハンドルを取れられて進路を乱すこともありませんよ。
シャランとノアの自動車税を徹底比較
車を維持するうえで欠かせないランニングコストについて紹介していきましょう!
シャランの自動車税は?
自動車税は毎年4月1日時点の車の保有者(ローンで購入した場合、使用者)が必ず支払う必要がある税金になります。
フォルクスワーゲン・シャランの場合、総排気量1リットル超1.5リットル以下に該当しますので、自動車税は、年間34,500円が必要になってきます。
自動車重量税と自賠責保険料につきましては、新車登録時からは3年後、それ以降は2年ごとに必要になってきます。
自動車にかかる税金については、エコカー減税やグリーン税制が適用になることがありますので、詳しくはディーラーなどにお尋ね下さい。
大きさの割に税金が優遇?
VWシャランは日本車ではアルファード&ヴェルファイア級のラージミニバンです。
となる普通の人がイメージする排気量は自動車税年間4万5000円の2.5リッターくらいとなりそうですが、シャランのエンジンはVWが得意とするダウンサイジングターボの1.4リッターとなっていますので、税金がかなり安くなっています。
トランスミッションもシフトスピードが速い上に動力伝達効率も優れるDSGなので、動力性能はアルファード&ヴェルファイアと遜色なく、これで自動車税3万4500円はお得でしょう。
ノアの自動車税は?
自動車税の金額は排気量ごとに決まっています。
ノアの排気量は2000ccなので、その場合の自動車税の金額は3.95万円になります。
ノアは燃費基準をクリアしたエコカー減税対象車なのですが、残念ながら自動車税の減税はありません
ガソリン代は、2000ccの箱型ミニバンの燃費としては、良い方ではないでしょうか。
ハイブリッドならもっと実燃費は良くなってガソリン代の負担は減りますが、購入時の価格がガソリン車より高いので、比較が難しいですね。
車検代金は、お店によって金額に差が出るので、ディーラーの他にも見積もりをして、料金を比較することをお勧めします。
維持費が掛かるのは仕方ないのですが、出来るだけ節約して安い維持費でノアに乗って行きたいですね。
維持費を安くするには自動車保険を見直す?
ノアの自動車保険料は年齢や等級、車両保険の有無などで大きく変わってきます。
年間数万円の人も居れば、年齢制限なしで車両保険も入れば年10万~15万円以上の人も居るでしょう。
また、保険会社によっても保険料が変わってきます。保険会社は上手に選びたいですね。
自動車保険は一年ごとの更新が必要です。その間無事故無違反なら等級が上がり、保険料も年々安くなっていきます。
この更新の時に一度自動車保険を見直すと、保険料がかなり安くなることがあります。管理人も二度ほど保険を見直しました。
等級もかなり上がって保険料も大分安くなっていたので、保険料は年払いで払っていました。
そこで更新の時に複数の保険会社の見積もりを取ってみたら、年額4万8000円の保険料が最高で約3割引きの3万4000円まで安くなりました。
また別の車では、年払い3万5000円の保険料が2.5割引きの2万6000円まで安くなりました。保障内容はすべて同条件です。
どちらも新しい保険会社に乗り換えました。外資系の保険会社ですが有名な会社で、今までの保険会社となんら変わりありません。
更新が来たら是非一度自動車保険を見直す事をおすすめします。
新車・中古車を買う時の下取り車を高く売る方法は?
新車・中古車を安く買うには、値引きをしてもらうのが圧倒的に早いですが、あなたに下取り車があるのならば、その車を下取りに出せば更に安く買えますよね。
しかし、ディーラーの下取り金額に騙されてはいけません!!!
ここで注意すべき事は、「ディーラーは下取り金額を低めに見積もっている」という事。
また、
と言ったセールストークに誤魔化され、あやうく損するといった場面も見受けられます。
やっぱり、1円でも高く下取りに出したいですよね?
そのためにも、ある程度の今あなたの乗っている車がいくらで売れるのか相場を知っておく必要があるのです。
そんな時に役立つのが、かんたん車査定ガイドになります。
そこで、下取りに出したい車を一括査定してもらって買取価格の相場を知ってその見積書を提示して、それより高くしなければ下取りに出しませんとあなたの下取り車を高く売るために交渉する最大の武器となります。
私もディーラーに車を下取りに出した時、ラブ4の初めの提示金額は40万と言われました。
そこで、車買取査定サイトから無料査定をしてもらった結果、57万円という買取金額が出て唖然としました。
あやうく17万円を損するところでした!
その後、私は再びディーラーへ行って車買取査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えたところ、車下取り価格を17万円+1万円UPしてくれました。
初めから相場以上の金額で対応してくれよと思いながらも、車買取査定サイトを知らなくては損するのは当たり前ですね。
だからこそ、下取り買取金額を出してもらう前に、利用していくのを忘れないようにして下さいね。
かんたん車査定ガイドでは、かんたん車査定ガイドで申し込み後、買取相場が表示されます。
ディーラーの下取り買取価格と比較したい方・すぐに相場を知りたい方は、無料ですぐに利用できるのでお早めに利用してくださいね。
かんたん車査定ガイド
まとめ
今回は、シャランとノアの運転しやすさを比較してきましたが、いかがでしたか?
やはり日本の道路事情を知り尽くした国産ミニバンが良いと思った方も多いでしょうし、しっかりとした作りで安全性にも定評があり、しかもラージサイズで税金が安いシャランに惹かれた方もいるかもしれません。
それぞれ、生産しているメーカーが全く違うのでコンセプトも当然違ってきますので、両方に一長一短があるでしょうね。
車選びで大切なのは、自分が求める性能をしっかり見極めるということに尽きるでしょう!
かんたん車査定ガイド