今回は、ノート e-POWERの燃費比較や高速での走行性能について詳しく見ていきます!
プリウスやアクアといった競合が多いハイブリット車市場ですが、ノートe-POWERはそれらとは機能面で違うので、燃費比較するとどちらが優れているのか気になりますよね?
もちろん、ノートe-POWERも超低燃費を売りにしており、カタログ値でみればアクアと同等かそれ以上の燃費性能を謳っていますが、大切なのは実際に乗った時の燃費だと思います。
電気自動車は高速道路が苦手と言われていますが、燃費や走行性能も気になりますよね!
それでは、ノートe-POWERの燃費比較や高速での走行性能についてお届けしていきますので、最後までぜひご覧ください。
【目次】
ノートe-POWERをライバル車と燃費比較
出典:https://kuruma-news.jp/post/92772
e-POWERとガソリン車を比べた場合、e-POWERの価格が高いのは分かりますが、実際にガソリン車との差額を燃費の良さ等で補えるのかどうか中々計算しにくい要素だと思います。
市街地での燃費比較は?
Dレンジで市街地を走ったノートe-POWERの燃費は21.7km/Lでした。
そしてエコモードでは25.0km/Lと、Dレンジでは郊外路の燃費を市街地が上回ったのに対し、エコモードでは市街地の燃費が郊外路に劣ったのは、交通状況の悪化もありますが郊外路より交通量の多い市街地ではブレーキランプの点き方もあり、後続車を気にすると回生制動によるバッテリーへの電気の戻しがしにくくなるためといえるでしょう。
ライバル車との比較は?
- 日産ノートe-POWER(Dレンジで走行)/21.7km/L
- 日産ノートe-POWER(エコモードで走行)/25.0km/L
- 日産ノート 1.2リッタースーパーチャージャー/13.7km/L
- トヨタアクア/25.0km/L
- ホンダフィットハイブリッド/26.0km/L
- マツダデミオディーゼル(AT)/19.7km/L
エコモードを使えば、ハイブリッドの2台と同等の燃費を記録したノートeパワーの市街地の燃費は、車重が重いことも考えれば及第点以上といえるでしょう。
アクアとノートe-POWERの燃費比較は?
燃費性能はどちらもハイクラスな車になっていますね。
ともに優秀な燃費性能です。
数字のみで見ると『ノート e-power』の方が一歩リードしていますが、実燃費としては『アクア』の方が上回っているという声もあり、厳密に比較するのは難しいところです
カタログ表記と実燃費には数値から乖離がある場合も少なくないようです。
カタログ値の比較は?
日産『ノート e-power』の燃費性能:37.2km/L
トヨタ『アクア』の燃費性能:34.4km/L
ノートe-powerが一歩リードしている結果になっています。
リーフと燃費比較した場合はどうなの?
ノートとリーフと比べると圧倒的に航続可能距離が違います!
ノートe-powerの航続可能距離はカタログ値でいくと燃費37km/ℓでタンク容量41ℓです。
単純計算で行くと1500km以上にもなります。
これはもう驚異的な数字です。
実走行燃費でみても約700~800km程度あります。
エアコンをガンガンにかけて、かなり乱暴にアクセルを踏んでも燃費は13km/ℓ程度ありました。
エアコンはかけたまま少し丁寧に走るだけで燃費は簡単に20km/ℓまでのびます。
タンク容量を掛け算すると500~800kmであるのがわかりますね。
これだけ航続可能距離があれば大阪~東京だって移動できてしまいます。
また、航続可能距離を延ばすためには通常のガソリン車と同じようにガソリンスタンドで給油するだけです。
なので今までガソリン車に乗っていた人でも全く違和感なく乗り換えができると思います。
リーフは充電に難あり?
対するリーフはカタログ値で400㎞程度であり実燃費でいくと200~300km程度です。
しかもバッテリーが劣化するとさらに走行可能距離は減少します。
航続可能距離を回復させるためには長時間の充電が必要です。
目的地に到着していれば問題ないですが、途中で航続可能距離を回復させるためには充電スポットを探し、1時間程度の充電が必要です。
- もし充電スポットがいっぱいだったら?
- もし急ぎの場合だったら?
リーフがダメというわけではありませんが、用途が限られてしまうため一般人が日常で使用する、ガソリン車の代替には成りえないと思っています。
例えば上高地のような、
- 排気ガスを嫌う
- 短距離の固定区間の往復
という特定の条件だったらうまくいくでしょうね。
ノートe-POWERは高速で走行すると燃費が悪化するって本当?
高速走行での燃費も比較していきましょう!
90km/h巡航でアクアやフィットHVの10%落ち程度のイメージといったところでしょうか。
したがって高速巡航ばかりしているような使い方だと、ライバルに燃費で届かないですよ。
しかし高速道路を基本的に使わないような使い方をしているなら、燃費同等となりますね。
それでいて走りの素直さで大きく勝るでしょう!
ワンペダルドライブはどうなの?
好き嫌いの評価が分かれそうなのは『ワンペダルドライブ』ですね。
燃費を引き出すには『ECOモード』を選ばなければならなず、その状態だと『ワンペダルドライブ』をしなければなないのです。
『アクセル踏むと加速』なのは同じながら、戻すとブレーキを弱く掛けた時と同じくらい減速するので、慣れないとギクシャクしてしまうでしょうね。
逆に上手に使いこなせばアクセルペダルだけで走り出し、ブレーキペダルを踏まないで停止できるようになります。
これを『いいね!』と感じれば、ノートe-POWERの燃費性能をフルに引き出せるのではないでしょうか?
クルーズコントロールで走れば燃費が向上する?
高速では車の流れが良い状態でした。
そのため左車線を約90km/hで走り続けられ、燃費にかなり良い環境だったと思います。
特に渋滞することもなく、高速道路を降りた直後に燃費計をチェックすると
『22.4km/L』と表示されていました。
高速走行中はインテリジェントクルーズコントロールを使用し、無駄なアクセル操作を抑えたことが良い燃費に繋がったと思います。
ドライバーが設定した車速(約30~100km/h)を上限として走行し、先行車との車間を保つよう追従走行してくれますね。
少しでも燃費アップさせたい方は?
郊外を中心として総距離60kmを走ったところ、平均燃費は20.2km/Lだったので、ネットに書かれている実燃費とほぼ同じ数値を確認できるでしょうね。
ノートe-POWERの燃費向上させる為のコツはあるのでしょうか?
高速は22.4km/Lと燃費がかなり伸びましたが、カタログ燃費との差は11.6km/Lもあります。
エアコンOFFで燃費向上?
私はこの数字では満足できなかったので、帰り道はエアコンOFFで走行してみたんです。
- 市街地:17.6km/L→18.5km/L
- 郊外 :20.5km/L→21.5km/L
- 高速 :22.4km/L→23.5km/L
平均して燃費を約5%アップさせることに成功しました。
やはりエアコンはかなり燃費に影響するようです。
季節によって完全にOFFにすることは難しいと思うので、設定温度を少し控えめにするだけでも効果があるのではないでしょうか。
ノートe-POWERの高速での走行性能はどうなの?
出典:https://blog.goo.ne.jp/ibepochi/e/45f837f84032be5286bacff287d50d7b
ノートe-POWERで高速道路を運転しましたが、街中での運転と同様に快適に運転する事ができました。
ノートeパワーは競合車・ライバル車のトヨタ アクアよりも若干固めの乗り心地になっているものの、しっかりとサスペンションが効いているためか段差(ジャンクション)を乗り越えた時の衝撃もそれ程気になりませんよ。
また、コンパクトカーと言う事で横風の影響なども受けにくく、時速80km/h程度で走行している限りでは、直進安定性も良く、運転がしやすい印象を持ちました。
このように街中での運転と同様に概ね満足しているのですが、高速道路を試乗いていて、次のような点が気になりました。
防音対策が甘い?
ノートe-POWERで高速道路を運転していて気になるのは、ロードノイズです。
高速道路を運転すると、エンジンが発電をするシーンが多くなるのですが、発電中もエンジン音がとても静か。
メーターを見ないと、エンジンの作動に気づかないくらい静かです。
この発電中も静かなエンジン音はとっても良いのですが、エンジン音が静かな分、
高速道路を運転していると、スピードと比例して大きくなる風切り音やクルマの
下から侵入してくるロードノイズの大きさが余計に気になってします。
ホンダから発売されている人気コンパクトカー『フィット3ハイブリッド』も比較的ロードノイズは大きいので、致命的な欠点・不満と言う訳ではありません。
ただ、街中の運転での静寂性が良い分、高速道路を運転した時のロードノイズや風切り音の大きさは気になってしまいがちでしょう。
合流時の加速は3リッタークラスって本当?
ここまでノートe-POWERが好調に売れた要因としては、動力性能、特に『加速力』によるところが大きいですよね。
ノートe-POWERはシリーズ方式のハイブリッド車で、直列3気筒の1.2リッターエンジンはホイールを直接駆動せず、発電機を作動させ、そこで生み出された電力で、モーターがホイールを駆動する仕組みです。
モーターだからこその瞬発力?
ノートe-POWERの優れた加速性能には、モーターの『性格』も影響しているでしょう。
ガソリンエンジンの場合は低回転ではパワーが出ず、回転上昇に伴ってトルクや出力を徐々に高めていくが、モーターは低回転から瞬時に高いパワーを発揮できるのです。
そのためにドライバーのアクセル操作に対する反応が機敏で、巡航中に追い越しをする時などにはモーターの本領を発揮しますよ。
この差は大きく、ノートe-POWERやリーフの加速感覚は、自然吸気のノーマルエンジンでいえば『3リッター並み』だと感じるでしょう。
最高出力、最大トルクの数値から判断すると2~2.5リッターが当てはまりますが、モーターならではの反応の素早さが動力性能を高めるうえで有利に働くからですね。
加速を支えるボディ剛性も合格点?
良いポイントとして、ボディ剛性の高さがありますね。
ステアリングを切った瞬間、また、段差を越えた瞬間の安定性は、普通のノートe-POWERでは感じられない、とてもしっかりとしたものです。
そのうえ、パワーアップしたNISMO SがNISMOと共通の剛性や足回りということなので、元々の素性が非常に高いことがうかがえます。
乗り心地に関しても硬めではあるが、決して不快ではないです。
それは、ボディの剛性が高くきちんとショックを受け止めているので、サスペンションが本来のストロークをさせることができるからに他なりません。
また、オプション設定のレカロシートは、ホールド性も高く、スポーティーな雰囲気を十分に楽しめるものであった。
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あやうく17万円を損するところでした!
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初めから相場以上の金額で対応してくれよと思いながらも、車買取査定サイトを知らなくては損するのは当たり前ですね。
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まとめ
今回は、ノートe-POWERの燃費比較や高速での走行性能を紹介してきましたが、如何でしたか?
ライバルとの燃費比較においては、高速ではやや劣るものの、街乗りに関して言えば同等の燃費性能を発揮すると言えるでしょう。
また、エアコンを控えたりすると約5%の燃費向上がみられるので、とにかく燃費を稼ぎたい方は、エアコンをOFFにしてエコ運転を心がけましょう。
さらに、高速での走行もノイズが気になるものの、及第点といえるのではないでしょうか。
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