今回は、CR-Vの前期と後期で全長や全幅に違いがあるのか見ていきましょう。
先代のCR-Vはマイナーチェンジを繰り返しながら、長い期間販売されていましたが、その際にボディの全幅や全高が変わったのか気になりますよね?
また、マイナーチェンジによって機能面での前期と後期の違いもイマイチわからないと思いますので、中古車を購入する時も迷うでしょう。
新型CR-Vが発売された今、先代モデルの中古車価格が下がり狙っている方も多いでしょうから、今回はCR-Vの前期と後期の違いについて紹介していきます。
それでは、CR-Vの前期と後期の全長や全幅の違いについてお届けしていきますので、最後までお見逃しなく!
【目次】
CR-Vの前期型と後期型の違いは何?
出典:https://motor-fan.jp/article/10005583
CR-Vは米国で1997年にデビューして以来、SUVの中で20年近くベストセラーの地位を守り続け、ホンダを代表するグローバルモデルに成長しました。
これまで米国内で累計約400万台の販売台数を記録しています。
駐在員のご家庭でも非常に人気で在庫として入っては売れ、また仕入れるという具合に売れ筋の車種の一つです。
では、そんなCR-Vがみなさまに愛されるのは何故なんでしょうか。
年式によるモデルの違いやグレードによる装備の違いなどをみていきましょう。
はっきりと自分が欲しいと思えるCR-Vに巡り会えれれば最高ですね。
先代CR-Vの前期と後期の違いは?
ホンダのミドルクラスクロスオーバーSUVであるCR-Vは、2014年秋にマイナーモデルチェンジを受けています。
CR-Vシリーズは、1995年発売の初代モデルそして2001年発売の2代目モデルにおいては、比較的コンパクトなサイズのクロスオーバーSUVとして日本市場でも人気があり、その後、3代目以降は北米市場での好みが優先されボディは大型化。
2011年に発売された現行の4代目モデルは、北米では多くの台数を売り上げているが、日本市場では殆ど売れておらず最近では月販100台を超える程度となっていました。
後期型は北米市場向け?
そんな中行われるマイナーモデルチェンジは、主に北米CR-Vに向けたものとなっていました。
グリルデザインの変更により新たなエクステリアが与えられ、後期モデルとしての販売されていましたね。
さらに、パワートレインについても変更があり、従来の直4 2.4Lガソリンエンジンと5速ATのモデルは、直噴化とCVTが採用され燃費性能は向上しています。
日本モデルの後期型については、このパワートレインの変更が盛り込まれなかったですね。
後期型は全長が伸びたって本当?
エクステリアはフロントフェイシア、リアフェイシアやミラー、ホイールデザインなどが改良されています。
ボディも衝突安全性が向上、1.1インチ全長が伸びています。
足回りではサスペンションが改良され、エンジンに合わせてサブフレームも変更されています。
ステアリングレシオは16.7:1から15.59:1になり、ツーリングモデルではCR-Vで初めてパワーテールゲートが採用されたのも特徴的です。
『ホンダセンシング』ブランドの一部としてCMBSやLKASが北米ホンダブランドとして初設定されているんですね。
インテリアではセンターコンソールが改良され、スライドアームレストが採用されています。
CR-Vの前期と後期の全長・全幅を徹底比較!
出典:https://www.autocar.jp/firstdrives/2012/08/31/13171/
大型の高級SUVと位置付けられているCR-V。
北米や欧州にで人気を博している理由の一つは、大柄な欧米人が5人乗っても、室内が広く余裕をもって座れる事ではないでしょうか?
今では販売終了されている、CR-Vの大きさなどのスペックを振り返ってみましょう。
CR-Vの大きさは次の通りとなっています。
全長 | 4,535mm |
全幅 | 1,820mm |
全高 | 1,685mm |
室内長 | 2,125mm |
室内幅 | 1,540mm |
室内高 | 1,215mm |
日本のSUVとしては大きいことがおわかりいただけると思います。
大き過ぎて日本市場では敬遠されている?
特に車幅が1,820mmというのはセカンドシートに3人座っても十分余裕があるほど広いのです。
室内も大柄な欧米人でも余裕をもって5人乗ることができる広さです。
さらにトランクルームは、5人乗ったうえでもゴルフバッグが二つ余裕をもって乗せることができ広さであり、アウトドアのレジャーではキャンプ用品を十分積み込めるだけの広さを有しています。
また、2人乗りであれば、自転車を2台立てて積むことができます。
ややもすると、日本の道路事情には合わない大きさであったがゆえに、日本市場では受け入れられなかったのかもしれません。
特に車幅が1,820mmというのは、都会の駐車場には入らないサイズなので、街乗りには不向きだったのでしょう。
ライバルと大きさを比較してみよう
日本のSUVとしては大きいCR-Vですが、アウトドアSUVとしてのライバル車と比べるとどうなのでしょうか?
車格は異なりますが、日本ではポピュラーな日産のエクストレイルやスバルのフォレスターと比較してみましょう。
CR-V | エクストレイル | フォレスター | |
全長 | 4,535mm | 4,690mm | 4,625mm |
全幅 | 1,820mm | 1,820mm | 1,815mm |
全高 | 1,685mm | 1,740mm | 1,730mm |
室内長 | 2,125mm | 2,005mm | 2,110mm |
室内幅 | 1,540mm | 1,535mm | 1,545mm |
室内高 | 1,215mm | 1,270mm | 1,270mm |
代表して、日産自動車が生産する『エクストレイル』、SUBARUが生産する『フォレスター』とのサイズを比較してみます。
エクストレイルと比較すると?
日産自動車が生産するSUV『エクストレイル』のサイズは、全長4,690mm、全幅1,820mm、全高1,730mmです。
『エクストレイル』はCRーV同様のスポーティーなフォルムですが、現行モデル同士でサイズ比較すると全長が85mm、全高は50mmエクストレイルが大きく、一方で全幅はCR-Vのほうが35mm大きくなっています。
車室空間の配置等が工夫されていることから乗車時には、ほぼ同様のサイズ感と言えるでしょう。
ハイブリッドモデルを追加したCR-Vと次世代ハイブリッドである『E-POWER』モデルのエクストレイルではどちらも引けを取りません。
フォレスターと比較すると?
SUBARUが生産する『フォレスター』のサイズは、全長4,625mm、全幅1,815mm、全高1,715mmです。
現行モデルのフォレスターと比較すると、全長が20mm、全高が35mmフォレスターが大きく、全幅のみCR-Vが40mm大きくなっています。
フォレスターの場合、CR-Vと比較するとフォルムの違いがあり、同社のフラッグシップ車両でもある『レガシィ』の流れを引き継いだデザインでセダンやステーションゴン同様のフロントイメージとなります。
現行モデルは大型化している?
現行の5代目モデルは全長4,605mm、全幅1,855mmと初代と比べても大型化されていますが、全高のみが1,680mmと20mmと低く設定されています。
大型ショッピングモールや分譲マンション等の機械式立体駐車場への格納も可能なサイズです。
機械式立体駐車場は危険?
ただし、旧型の機械式立体駐車場の場合は厳しいこともあるでしょう。
近年は国産車の大型化やミニバン・SUV、ステーションワゴン人気となったことで、機械式立体駐車場のサイズも大型車の格納が可能なサイズ感に変わってきました。
そして、フルサイズのSUVと比べて決して大きいとは言えないミドルクラスでありながら、キャビンやラゲッジルームは広く設計されゆとりのあるサイズ感です。
4WD仕様は全高が少し高い?
4輪駆動車とFF車を生産していますが、FF車に比べて4輪駆動車が10mm地上高が高く設定されています。
ラゲッジルームは荷物の積み下ろしがスムーズにできる高さに設定され、ラゲッジの広さと利便性の両方のメリットを得ています。
リアシートを倒すとフラットデッキとなり、長尺物のや多くの荷物が搭載できるため、バーベキューやマリンスポーツ、ウインタースポーツとアクティビティのシーンでも活躍します。
シートを倒さない状態でもスーツケースが縦に3つ楽々搭載でき、人と荷物の移動に便利なゆとりのあるサイズです。
先代モデルである4代目モデルと比べてもアップサイジングされていながらホイールベースはほぼ同様で、大型化されながらハンドリング操作がしやすくモデルチェンジされています。
CR-Vの前期・後期もグレードによって大幅に違いがあるって本当?
ここでは先代のCR-Vと新型CR-Vのグレードで比較していきましょう。
先代CR-Vのグレードを紹介
20Gと24Gの違いについて見ていきます。
グレードの違いが最もわかりやすく現れるのが、装備やインテリア・エクステリアです。
エクステリアはあまり違いが出ないこともありますが、インテリアの利便性や機能性などは異なる場合が多い傾向があります。
2つのグレードの装備内容に、31万円の価値はあるのでしょうか。
20Gグレード
- 本革巻ステアリングホイール
- 本革巻セレクトレバー
- プロジェクタータイプディスチャージヘッドライト(HID)(ロービーム、オートレベリング/オートライトコントロール機構付)
- 自発光メーター(イルミネーションコントロール付)
以上のような装備のほかにも、さまざまな物が装備されており、20G専用装備というものはありません。
20Gの装備はすべて24Gとも共通しています。
ただ装備が24Gと比べてグレードダウンしているということはなく、24Gと同等の装備が付いているということは、20Gを選ぶ大きなメリットです。
24Gグレード
- 6スピーカー(4スピーカー+2ツィーター)
- パドルシフト
- インストルメントパネル・ガーニッシュ(メタリックフィルム)
- サングラスボックス(室内確認用ミラー付)
20Gの装備で述べた物は、24Gにも共通して装備されています。
それに上記のような装備をプラスして、24Gというグレードが作られているのです。
パドルシフトは操作面に影響を与える装備なので、とても大きな違いと言えるでしょう。
その他の装備については、利便性の向上というよりはインテリアの快適性を向上させるといったものが多いですね。
この装備に31万円の価値があるかどうかは個人の価値観によって判断が変わるでしょうが、基本的に必要な装備はすべて共通装備となっていますし、それだけで十分快適に便利に運転することができます。
24Gというグレードの独自性は、あまり無いと言えるのではないでしょうか。
新型CR-Vのグレードは?
CR-Vの販売タイプ別構成比は以下の通りとなっています。
- HYBRID EX 15%
- HYBRID EX Masterpiece 28%
- EX 23%
- EX・Masterpiece 34%
CR-Vのグレード構成としてはハイブリットモデルが、43%、ガソリンモデルが57%と若干ガソリンモデルが優勢ですね。
上級グレードが人気?
ガソリンモデルのみ7人乗りが設定されているのと1.5リッターダウンサイジングターボエンジンやハイブリッドに比べて価格が50万以上安いのが要因かもしれませんね。
EXと上級のEXマスターピースに比率はEXが38%、EXマスターピースは62%と上級グレードのEXマスターピースを選ぶ方が多いようですね。
Masterpiece 専用装備としては
- ハンズフリーアクセスパワーテールゲート(イージークローザー/挟み込み防止機構付)
- 電動パノラミックサンルーフ
- 本革シート&専用インテリア
- 助手席4ウェイパワーシート(スライド/リクライニング)
- ルーフレール
が標準装備となります。
36万円くらいの価格差ですが、本革シートや専用インテリアはかなり質感もアップするので魅力ありますし、電動パノラミックサンルーフは広大でかなり開放感もあるので積極的に選びたい装備ですね。
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また、
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あやうく17万円を損するところでした!
その後、私は再びディーラーへ行って車買取査定サイトで表示された買取相場をディーラーへ伝えたところ、車下取り価格を17万円+1万円UPしてくれました。
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まとめ
CR-Vの前期・後期で全幅や全長に違いがあるのか?について紹介してきました!
先代のCR-Vでは後期型の方が全長が長くなっており、ボディ剛性や車内空間が見直されるビッグマイナーチェンジが行われたようです。
しかし、北米市場向けのマイナーチェンジだったようで、マイナーチェンジ後も日本での売れ行きはそれほど上がらなかったようですね。
全幅や全高をライバル車と比較しても、突出して大きいとは言えないので、試乗してみることをおすすめします。
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