今回は、エクストレイルハイブリッド燃費が悪いのか、安全性についてもご紹介します。
エクストレイルハイブリッドは2017年に行われたマイナーチェンジによって安全性能が格段に向上しています。
普段の町乗りからレジャーまで幅広く使える車として、購入を検討している方も沢山いる車種になります。
そして、ハイブリッド車を選ぶ方は燃費を気にしてハイブリッドを選んでいることでしょう。
それでは、エクストレイルハイブリッド燃費が悪いのか、安全性についてもお届けしていきますので、最後までお見逃しなく！
更に燃費が良ければ御の字ですが、実際はどうなのでしょうか？
【目次】
エクストレイルハイブリッド燃費レポート！実燃費は悪いの?
エクストレイルハイブリッドの口コミを見ていると、こんなことを言っている方がたくさんいます。
実際に知り合いでエクストレイルハイブリッドを購入した人から聞いた話でも、『ハイブリッド車でもそれほど燃費は良いと思えない』という事を言っていました。
そんなエクストレイルハイブリッドの燃費は実際に悪いのか、良いのかご紹介します。
カタログ燃費はかなり良い？
エクストレイルハイブリッドの公式カタログでは、燃費がこのように表示されています。
- 2WD：20.8km/l
- 4WD：20.0km/l
20.8km/Lという燃費は、1Lのガソリンで20.8km走行することが出来るという意味です。
エクストレイルハイブリッドのガソリンタンクは60Lなので、カタログ燃費を基に計算すると航続距離は1,248kmという事になります。
4WD車を見てみると、カタログ燃費は20.0km/Lとなっており、満タン時には1,200km連続で走行できるという事になります。
この距離は、東京-大阪間を無給油で往復できるという数値になっています。
街乗りと高速道路での実燃費はどれくらい？
これだけ航続距離の多い車は少なく、魅力的ですが実際の実燃費は違っているのです。
カタログ値と実燃費が全く同じという車種は少なく、エクストレイルハイブリッドの実燃費は
- 街乗り：約13km/L
- 高速道路：約16km/L
程度になっているようです。
実燃費から満タン時の航続距離を計算してみると、
- 街乗り：780km
- 高速道路：960km
走れる計算になりますが、これだと途中で給油しないと四国一周は難しいですね。他の車種のハイブリッドの燃費に比べてもエクストレイルはそこまで良いとは言い切れません。
実燃費が悪くなってしまう理由は何？
エクストレイルハイブリッドの最大の利点は、ハイブリッドだからと燃費だけを追求せずに妥協しなかった
- パワー
- 滑らかな加速
にあると考えられます。
この『パワー』と『滑らかな加速』を得るために、低速域においての走行をモーターのパワーを使って行うことで低速域からの滑らかなパワーのある加速を実現しています。
そのため、ストップ＆ゴーの多い日本の道路事情では電気を多く使うため、発電する為に多くの燃料を使うという循環になっています。
発進時にモーターを使ったら残り電池残量が少なくなり、エンジンが必死に発電します。
そのため、燃費が悪くなってしまっているのです。
結局のところ、エンジンでガソリンを使って電気を発生させてその電気をマックスで使うという自転車操業的な状態になってしまっているのです。
さらに、急発進、急加速を多用する乗り方をしていれば更に多くの電気をバッテリーからモーターへ流す必要があるので、より燃費を悪化させてしまっている状態になります。
結果的にモーターによるパワフルな駆動がバッテリーの電池を減らし、充電するためにエンジンを回すことで燃費が悪くなってしまうという事になっています。
そして、友人はいつも『燃費が悪い』と嘆いています。
荒い運転は車にも悪いですし燃費にも悪いので、ジェントルマンな運転を心がけましょう。
エクストレイルハイブリッド燃費を伸ばして乗っている人もいる？！
エクストレイルハイブリッドの実燃費が悪いことが分かりましたが、中には燃費を伸ばしている人もいるようです。
パワーのある走りを楽しむのももちろん良いのですが、『どれだけ燃費を伸ばせるのか』という面で楽しんでいる方も多いようですね。
燃費を向上させる運転方法とは？
エクストレイルハイブリッドの燃費を向上させるためには、このような運転方法があるようです。
- アクセル、ブレーキはゆっくり踏む
- スピードを出しすぎない
- エアコンはあまり使わない
- タイヤの空気圧は定期的に点検する
- 重い荷物を積みすぎない
これらの方法を見てみると、燃費を伸ばすための運転方法はそれほど難しくありませんね。
目的地まで急いだり、急ブレーキを踏まないように時間に余裕を持った運転を心がけるだけでも燃費がかなり向上するのではないでしょうか。
エクストレイルハイブリッドを買ったはいいけど、燃費が悪くて嫌気がさしている。
そんな方には普段の運転を見直して、ここにご紹介した燃費をよく走らせる方法を試してみてくださいね！
信号待ちで先頭に立つとつい加速したくなってしまいますが、燃費を気にするなら絶対にやっちゃいけませんね。
地球と車と財布に優しい運転を心がけていきたいです。
エクストレイルハイブリッドの安全性は悪いの？
エクストレイルハイブリッドは2017年に行われたマイナーチェンジによってより高性能になった自動ブレーキを装備し、より予防安全性能が向上しました。
ブレーキの性能的には、同じく日産セレナと同じく性能テストで満点を獲得しています。
前後に壁やガラスなど障害物のある場所でアクセルとブレーキを踏み間違えた時に車が飛び出さない為に、前後バンパーにソナーが装備されています。
これによって、コンビニに突っ込んだり、ビル式の駐車場のフェンスを破って落下するような事故を未然に防ぐことが可能になっています。
また、駐車をサポートする『インテリジェント パーキングアシスト』などの先進機能も搭載されています。
高速道路での安全性能を見てみると、日産の半自動運転技術『プロパイロット』を装備することも出来ます。
渋滞時で先行車が居る10km/h以下の走行であれば、速度だけではなく、ハンドル操作も連続して行ってくれるので、渋滞で気が緩んだことによる衝突事故を防いでくれます。
また、プロパイロットは10km/h以上になっても、ハンドルに触れているだけで車線の中央をキープするというアシスト機能を持っているので、万が一居眠りをしてしまったときでもある程度安全性を保つことが出来ます。
そして進化した2000ccエンジンがエクストレイルハイブリッドに搭載されています。
新型エクストレイルの安全装備の欠点はある？
エクストレイルハイブリッドは、自動ブレーキやBSW(後側方車両検知警報)など、十分に満足できる安全装備を備えています。
性能的には満足できるエクストレイルハイブリッドの安全装備ですが、多くの安全装備が標準装備ではなく、メーカーオプションの設定になっているのです。
安全装備をアピールしているCMも打ち出しているだけあってその安全装備がメーカーオプション設定になっている点がエクストレイルハイブリッドの安全装備に関する欠点だといえます。
標準装備されている安全装備機能
- インテリジェント オートライトシステム
- 自動ブレーキ(インテリジェント エマージェンシーブレーキ)
- 踏み間違い衝突防止アシスト
- LDW(車線逸脱警報)
- 運転席/助手席エアバッグ
メーカーオプション設定になっている安全装備機能
- ハイビームアシスト
- インテリジェント ルームミラー
- インテリジェント パーキングアシスト
- インテリジェント アラウンドビューモニター
- インテリジェントLI(車線逸脱防止支援システム)
- インテリジェントDA(ふらつき警報)
- BSW(後側方車両検知警報)
- RCTA(後退時車両検知警報)
- 運転席/助手席サイドエアバッグ
- カーテンエアバッグ
ライバル車では標準装備の内容がオプションになっている？
エクストレイルハイブリッドのライバル車であるCX5を見てみると、上記ほとんどの装備が標準装備となっています。
特に安全に大きくかかわるカーテンエアバッグや運転席や助手席のサイドエアバッグがメーカーオプション設定になっていることは残念です。
そして、販売価格に惹かれて見積りを取ってみると、安全装備システムをある程度装備すると、オプション価格だけで約50万円近くになってしまいます。
このように、安全装備を付けようとしたときのオプションの高さもエクストレイルハイブリッドの欠点になっています。
マイナーチェンジによって新たに安全装備も強化されているエクストレイルハイブリッドは、装備できる安全装備が増え、充実したことは良かったのですが、
皆が欲しがる装備でさえもメーカーオプション設定になっているのは残念だと感じる方も多いようですね。
このように、安全装備がメーカーオプション設定になっている点が大きな欠点として挙げられています。
車両本体価格を見るとかなりライバル車の中でも安い金額となっているのは、こういったからくりがあるということですね。
CMでも大きく宣伝している装備がオプション設定なのは少し騙された気もしてしまいますよね。
特にエアバックは購入した後から付けられる装備では無いので標準装備にしてもらいたいですね。
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まとめ
今回は、エクストレイルハイブリッド燃費が悪いのか、安全性についてもご紹介してきましたが、如何でしたか？
エクストレイルハイブリッドの実燃費はカタログ燃費と比べるとかなり落ちてしまう事が分かりました。
ですが、運転の方法ひとつでも燃費を効果的にアップさせることが出来るので、燃費が悪いことで悩んでいる方は普段の運転を見直してみてくださいね。
また、安全装備を求めて見積りを取る方は見積りの金額に驚かない様に心構えて見積りをもらってくださいね！
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